私が新居での生活資材をどこで購入・入手したかという内訳表を作ったとしたら、ダントツで多いのは100円ショップザ・ダイソーの商品だろう。何度通ったかしれない。優に50点は超えているダイソーの商品たちが、主不在の新居を守ってくれている…とまでは言わない。安物だし。次に多いのがホームセンター・ディスカウントショップの商品。次がベルメゾンの通販と続く。

昔は100円ショップの商品といえば、安かろう悪かろうが相場だった。こんなものも100円で？という喜びもあったが、品質については目をつぶる。それが100円ショップのイメージだった。みなさんもご存じの通り。

でもこのごろの商品はといえば、市販されているものと同等のクオリティを持つ商品も揃えられている。食材も、前はプライベートブランドがほとんどだったが、今では普通にスーパーに売っているメーカーの商品が並んでいる。そんな100円ショップを、今では「100均（ひゃっきん）」と親しみを込めて呼ぶそうな。貧乏人の味方、使わない手はない。ていうか使え。

ここで買いそろえたものは、食器（大皿以外）、木べら・鍋返しなどの調理用具、洗濯用品（洗濯ばさみ大小や木製のフトンたたき）、書類ケース、カーテンの金具など。特に、下の３つはすこぶる実用的でお買い得の一品ということで写真付きでご紹介。

しょうがとかニンニクとか、小さいものおろし。これはすごい。おろしのキレがすさまじいほど最高。小さい陶器のおろしのように、繊維が穴に絡まってほじくり出すということもない。おろされたものは周囲の皿部分にたまるのでさらにおろしやすい。本人比で６割、体感速度向上。

【追記】…あ、すみませんちょっと誇張しすぎました。今日また使ったら、繊維が全く絡まらないということはありませんでした。あと、ちょうど手のひらサイズなのでちょっとしたものをおろすにはいいけど、大量だと手がつりそうになりました。

前々から100均の洗顔用泡立てネットは愛用していて、これで３代目。今まではてるてる坊主のスカート部分みたいな網だったのが、画像のように改良型が出た。どうかなーと思っていたが、使ってみてびっくりだ。本人比で1.8倍の泡立ち増加である。婦女子のみなさんはもちろん、油っぽい男子のみなさんもお試しあーれ。

何の変哲もない、陶器のマグカップ。これは派遣時代から愛用していて、今の会社でも使用している一品。使い勝手が良いので家用にも購入。４ミリ厚くらいあるので、まず落としても割れないし丈夫。二つ写っているが、両方とも自分用。（どっちかは使ってたり流しで洗われる待機中だったりする）

ちなみに100円ショップではキャンドゥというチェーン店もあるが、ここの商品はちょっと品質的に落ちる気がする（ただし化粧品等の品揃えはなかなかよいので、小・中学生向きかもしれない）。

注意すべき点としては、タッパーウェア。大小取りそろえてかなりの品揃えだが、100均で購入したタッパのうち、いったん閉めたら開けにくくて手首をひねりかけたもの、あるいはフタがガバガバで密封されないものがあった。これに関しては、買うときにちゃんと確認しておけば恐れることはない。

またこういった100均の商品、包装のないものはとにかくいろいろな人の手を経るせいか、とにかく汚い。100均を堪能して店を出てくると、手が黒くなっているのが見て取れる。食器やタッパなど、水に濡らしてみるとヌルっとするのがわかる。洗えるものはとにかく洗う。これが鉄則。

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