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今さらながらPathFinderアクティベート

2009-02-10 Tue[Apple/Mac]

会社のみならず家でもメインでMacを使うようになり、手になじむようになってからまだ数年しか経っていませんが、そんなウェブ屋が愛用のアプリケーションを紹介していこうと思いますですよ。Windows読者の方、申し訳ないですね。

Windowsオンリー使いだったころは自らのWeb制作的環境に満足していて、Macじゃこの快適環境をどうあっても代替するのは無理だよと思っていたものですが、こういうものは慣れですね。今では逆のことを思ってしまうんですから。

ま、よく言われているけどどっちがいいか優れているかなんて議論は本当に不毛なことで、例えば「紙を切る」という目的にハサミを使うかカッターを使うかみたいなことだと思うんで、比較をしたいわけではございません。

というわけでPathFinder。

書きたいことを詰め込んだら例によって長くなってしまいました。私には文章をまとめる力がないんです。諦めました。フレーズで検索していらしたどなたかのお役に立ちますように。

PathFinderアイコンPathFinderとはなんぞや。と問われますとこれはファイルブラウザ。純正で言えばWindowsでは「エクスプローラ」、Macでは「Finder」にあたるものです。では、純正のものがあるのになぜわざわざ違うソフトを入れるのか。

それはおそらく純正以外のアプリケーション全般に言えることだと思いますが、もうちょっとこうだったらいいのになとか、これができたらさらに便利なのにな、という機能を満載してくれているからなんです。別にFinderについては、とりたてて不満はなかったんだけれど。

で。Macでファイルブラウザ、ファイラーというと、絶対出てくるのがこのPath Finder(公式サイト)という名前。そんなにいいなら使ってみたいな、でもシェアウェア3,000円台は勇気の要る値段だよなと。お試しでちょっと使ってみたのですが、面倒なので今年に入ったぐらいですかね、ついにアクティベートしてしまいました。例によってPaypalでお支払い。

時は円高。先日も韓国の免税店やブランドショップが日本人でごった返しているというニュースが流れましたが(これはウォン安のせいだけどね)、この手のニュースには自分には関係ないと思っていました。だがしかし、PathFinderのお値段は34米ドル。=購入当時のレートで88円。お買い上げは約3,200円でした。20円違えば600円くらい違うわけだから、こういった海外製ソフトの買い時って重要だよね。

PathFinderのよいとこ。

  • ウィンドウがタブ型であること。例えばFFFTPのような2ペイン型でないのは、家用途だとあまり支障がない。(逆に会社だと仕事にならないんでmuCommanderを併用しているんだけど)
  • 画像ビューワとして使える点(後述スクリーンショット)。実は画像ビューワを探していたんだけど、これならいらねーやと思っちゃった。
  • 文書ビューワとしても使える点(後述スクリーンショット)。HTML文書やテキストのプレビューもできるからいちいち開かなくても済む。スタイルシートやパスもそのままに、普通に表示確認ができる。最終的にはブラウザだけど。
  • プレビューは、左ドロワー(ウィンドウからビヨンと伸びる)をプレビューに使うこともできるし、シェルフの中のプレビューも使えるし、幅を細く開けば携帯用のページもいい感じにプレビューできる。左、中、右、あらゆるところに好きなメニューを表示させることができるんで重宝してます。全部ドロワーを開くとガンダムみたいになるのが素敵。か?
  • 見え方や操作のカスタマイズができる点。コンテキストメニューやフォルダの表示のしかた・色など、見え方のカスタマイズがすげえ。アイコンにラベルが付けられるのもいいね。なつかしOS9。(アイコン自体が色が変わる訳じゃなく、ちょっと見え方違うけど)
  • 「ドロップスタック」というファイルの一時置き場が重宝する。ファイルをひとつ、違うディレクトリに持っていくくらいならコピペやドラッグで用が済むんだけど、これと、この階層のコレと…なんていうときはこれがすごく役に立つ。ドロップスタックに入れたものを圧縮して、もしくは圧縮して添付するなんて使い方もできる。
  • enterキーでファイル名変更という、Windowsのエクスプローラと同じ使用感がデフォルトで得られるのがいいな。メニューのキーカスタマイズ(メニューキー・エディタ)ができるのもポイント高いわ。
  • 検索が速い。
  • 常駐しているメニューバーのアイコンが、ランチャーとしても使える(後述スクリーンショット)。
  • Finderではサイドバーにあたる「シェルフ」を何通りも作れる。家ではあまり切り替えることがないけれど…
  • 細かいけど、Windowsのように「新規テキスト」が作れるのがエライ。

とにかく、書ききれないくらい多機能でコマンドが豊富なんですよね。おそらく100%はとうてい使いこなせないな。

スクリーンショット

PathFinderのウィンドウ(クリックで拡大します)

何ができるのかおもちゃ箱のようなファイラー

写真をモバイル端末で見る]画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

PathFinderのウィンドウです。リストの下に情報ウィンドウとプレビューウィンドウを出していますが、これは出したり引っ込めたり。

リスト表示の方法や色、カスタマイズもズンドコ効きます。見えているもののカスタマイズはほとんどできると言っていい。

PathFinder-html書類をプレビュー(クリックで拡大します)

ほとんどブラウザと変わらないプレビューができる

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html書類をプレビューしたところ。ほか、プレビューできたのはtxt、pdf、html、js、php、psd、ai、eps、jpg、gif、png、csv…もろもろ。(拡張子や関連付けが一緒でも見られないファイルもある)

PathFinder-画像フォルダをプレビュー(クリックで拡大します)

実家のぬこです。

写真をモバイル端末で見る]画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

画像が入っているフォルダをアイコン表示して、左ドロワーにプレビュー。…などと、カスタマイズによって、かなり使いやすくなると思います。自分的にすごく評価の高い部分。

PathFinder-メニューバー(クリックで拡大します)

キャプチャって何に使うんだろう

写真をモバイル端末で見る]画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

メニューバーにも常駐。アプリケーションフォルダへのアクセス、PathFinderウィンドウのキャプチャ、起動しているアプリケーションの切り替えなどができます。意外にこれ重宝するのよね。

よくないところ

調子にもよる?のだけど、重いことがたまにあるんですよね。あとはメモリ喰い。こいつはなぜか家のMac(PPC)のほうがマシに動いて、会社のIntelMacでクソクソ重くて本当に使い物にならなかったんでアンインストールしたことがありました。

その後、アクティベートしたらそこそこ普通に動くようになったりしたので意味わからん。トラップ?

あとはやっぱり、ちょっと高いよね。…しようがないか。

それでも自分がこれを使おうと思ったのは、最初に書いたように、こうあったら便利という機能が満載で、使えば使うほどに便利になっていくから。いろいろ評価はあるだろうけど、やっぱり自分にとって使いやすいか否かですよね。

自分の場合はこれをFinderの代替えという風には考えていなくて、ところどころFinderが出てくるのは構わんと思ってるんです。なんだかんだいって速いのはFinderだったりするわけだから。環境ではなく、あくまでもアプリケーションとしてとらえていますね。

ただひとつ、杞憂があるとすれば、最新版のPathFinder5からはOSX10.5対応なんですよね…。実は自分が愛用しているもう一つのアプリケーションの最新版も、OSX10.4Tigerが切り捨てられてしまったのです。むーん、Leopardへ行き時なのでしょうか。

さて次回は、自分が使っているWeb制作ソフトについて触れてみたいと思いますので(どなたか)こうご期待。

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