←サル、大阪襲撃(1)

そういうわけで、バスは雨のしとしと落ちる梅田へ。
とりあえず大阪駅の構内へ入る。改札の中を見ると、行き先別の電光掲示板に関西らしい地名が並んでいて、「うーん、大阪だ…」と実感する。構内を通り抜けると見える阪急と阪神の百貨店らしき建物。阪神と阪急か…とやはりここでも「大阪なのねえ」と感慨を覚える。

携帯の時計を見ると、まだ7時前。
TAKAさんに迎えに来てもらう約束はあるものの、いくらなんでも早すぎるよなあ…と少しだけぶらぶらするが、タバコを吸えるところもない、やっぱりヒマだ。退屈だ。しょうがない、ここは涙をのんで（←日本語の使い方を間違えている）TAKAさんに電話しよう。悪く思うな。全ては早く着きすぎた高速バスがいけないのさ。

プルプルプル…
Ｔ「ほわ〜い…」
Ｓ「TAKAさんおは尿〜大阪着いた〜」
Ｔ「ね、ねむい…」
うんわかった、もう少し寝てて私は適当に時間つぶすから…とは言えないので、なんとか迎えに来てもらうように伝える。大阪の駅にたむろする人々をなんとはなしに観察していると、TAKAさんご登場。関東勢の私らが大阪で待ち合わせというのも変な話だと思いつつ、もう一人の待ち合わせ相手びりっちを待つ。

Ｔ「びりっち、もう着いてるらしいんだけど…。改札のほうにいってみよっか」
しかし目を凝らせど「変なの」の姿は見えない。
おーい変なのー。どこだー。どーこだー…どー
Ｔ「うわ」
Ｓ「うわ」

そう、いつの間にかTAKAさんの背後に現れていた人物こそ、今回「似非関西人疑惑」の渦中の人となったびりっちその人である。話には聞いていたが、この人は真正面から
「ははっ、ごめんごめん、待った〜？」
っつー待ち合わせの定番的現れ方はできないんだろうか。背後霊かオノレは。

めでたく再会できた後は、腹が減っていたのでTAKAさんご宿泊のホテルにて朝食バイキングをごちそうになることに。やはり早朝に起こされ（ごめんなさいごめんなさい）ぼーっとしているあっきぃさんも合流して食す。しかしあれですなあ、バイキングにどんな組み合わせを持ってくるかというのも、個人の趣味が現れてて面白いもんです。

その後宿泊部屋に戻って、テレビでも見ながら昼の待ち合わせまで仮眠をとらせてもらうことに。サル的にはベタな大阪らしいテレビ番組が見たかった（なにそれ）のだが、合わすチャンネルがなぜかアニメ。うとうとして起きるとやっぱりアニメ。大阪はアニメ天国かよっ。（結局男性勢2人の趣味ということが発覚）

…て、なかなか本編のオフレポまで行かないなあ。
この調子じゃ「ロード」のように13章くらいまで行ってしまうかもしれないが、よろしくお付き合いください。次回からようやく、オフ会の模様に突入する予定。


★下記のサイトでもオフ会の模様をレポートされてます。
→TAKAさんのサイト デンシノキズナ
→あっきぃさんのサイト Vale!
→変なののサイト びりっちぷれぜんつ ほぶ・すて

→サル、大阪襲撃(3)

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