キーボードに思うこと
2003-07-30 Wed[Windows/PC]
注:タッチタイピングの話(2004年9月7日の記事)にそこはかとなく内容がかぶりますが、これはその1年以上前に書かれた記事のリメイクであることをご了承ください。
初めてキーボード(のようなもの)を認識したのは、多分アニメだと思います。宇宙戦艦ヤマトとかなんとか、変な光るボタンのようなものを両手使って「パパパポポポポパポパポパポ…」と押していくシーン。子供心に、なんだかわからないけど操ってる感じがしてカッコよかったんですね。
その次に意識したのはこれ。サトウサンペイ先生も自著『パソコンの「パ」の字から』で書いておられた、映画「ザ・インターネット」。プログラマーという設定のサンドラ・ブロックが、とにかくすごい速さで画面を見つめ連打していくのです。実際本人がやっているのかは定かではありませんが、とにかく速い。いや、速くないのかな。英語だから余計そう思えるだけかもしれない。ほー、これがブラインドタッチというものか。この映画、サスペンスとしてはかなり評価が分かれるようですけど私は大好きです。まだネットが普及する前の話ですからね、ピザ頼んだりチャットしたり、憧れも多分にあったんです。
職業こそ違え、今わりとあんな感じになってるのでは?とサルは今日もサンドラ・ブロックな気分でパソコンに向かうのでございます。
サルは、ワープロ研修で固く決意したのであった
新入社員で入った会社にはワープロ研修がありまして。今ならパソコン研修…いや今時の人たちはそれさえも前提で入ってくるのだろうな。とにかく、その研修で秋葉原にある富士通のワープロスクールへ行ったわけなんでございます。
ちなみにそのスクール、半数は親指シフトを使用する人たちで占められていたというあたり、時代を反映しておりますね。なに、親指シフトをご存じでない?
当時は半角スペースキーのあたりにもう二つ余計なキーがくっついているキーボードで、軽やかにかなキーを操る人たちがいたのです。いた、じゃ失礼ですね。今でもかな入力や速打が職業の方は愛用していらっしゃります。
(参考:NICOLA日本語入力コンソーシアム)
話が脱線しましたが、その研修に同行した同期のN。短大の秘書科の実習で使っていたというだけあって、とにかく速い。すこぶる速い。実際「じゃあこの文を打ってみてください」と渡された原稿をまたたくまに仕上げてさっさと休憩に出てしまう、そんなNを尻目に、休み時間になってもぱたん、ぱたんとつたなく入力のまねごとをする私。くそー、今にみていろー。ちくしょー。
月日は経ち、キーボードに対する愛が芽生えた
速く打つコツ、それは慣れと時間。営業部時代に締切に追われて膨大な量の提案書を入力していたというのがひとつ、チャットなどの時間制限のあるもので鍛えたというのがひとつ。打つべし打つべし、撃つべし! 速く打たないと話に乗っていけませんからねー…。けど、完全に独学なのでホームポジションそっちのけ。こっちの指はあっちまで出張して打っちゃいます。
いーっていーんだって、打てれば。
しかし不思議ですね、高いキーボードが必ずしも打ちやすくて最高ではないってこと。某M$系キーボードなんてゴテゴテバタバタしちゃってもーいやです。大きくて場所を取るし、これでもかってほどボタンが付いていてウザったいし。マウスは愛用してるんですけどね。じゃあサルはどんなキーボードに萌え萌えなのか?
あまり深さが無くて押し心地が適度に軽くて、連打する音が軽やかなのが最高。壊れて変えて壊れて変えて、としているうちに10台単位のキーボードが私の前を通り過ぎていきました。そして今一番のお気に入りはMacintosh純正のキーボード。単体で買えば8,000円近くするシロモノですが、タダだしね。しかしこれを超える最高の打ち心地のキーボードが今、目の前に!それはっ!
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キーボードって奥が深いです。
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