続・iPodに物思う〜mp3ってなんですか
2005-04-09 Sat[Apple/Mac]
あまりにいい天気なので、テラスから空を眺めていたら右の方から飛行船がふぅわりふわり。あらー、優雅ねえ…としばらく眺めていたら、船体に広告の文字が読めました。
「NISSEN」
…一転、チープな気分に逆戻りのサルサです。
さて、しばらく間があいてしまったがiPod。
…の前に、iPodで扱っている音楽データ形式であるmp3やAACについて書いておこうと思います。最近よく耳にするようになったけれど、果たしてmp3とは何者なのか。なんなんですかいったい。マンピー3の略ですか。それともミポリン3ですか…と、今さら聞けないという方に。
面白おかしくは書いてないので、ご存じの方、もっと詳しく知っている方、疲れていて文章を読みたくない方、頭を使いたくない方、眠い方、忙しい方、気分の乗らない方はスルーしていただきたい。
ああちくしょう、誰も残らないよママン。
テキストファイルやExcelのファイル、ひとつひとつにtxtやらxlsやらの拡張子が付いた名前が付いてますよね。mp3も同じ、mp3という拡張子が付いたひとつのファイルです。
前は音楽CDをmp3にしようと思ったら、リッパーでCDの情報を引き抜き、エンコーダでデータを圧縮…と二つのソフトが必要でしたが(今でも愛用している方はいらっしゃるはずです)、今ではiTunesやフリーのソフトで気軽にこれができるようになりました。内蔵のエンコーダのみを好みのソフトにすることも。また、Windows標準のプレーヤーであるWindows Media Player(以下WMP)でも、バージョン10からmp3圧縮ができるようになりました。
→CD をお使いのコンピュータに高速録音
さて、オイラのようにハードディスクを山ほど買えない庶民はせっせせっせと圧縮にはげむわけですが、その際にどのくらいの音質にするかを設定できます。左図はiTunesの設定画面で、たいていは96kbpsとか128kbps、160kbpsなどが一般的なビットレートとなります。このbpsという単位で表される数値を「ビットレート」と言います。そうだっけ。そんな感じです。ニュアンスでよろしく。調べてみると、ビットレートとは「1秒間に流れるビット数」(棒読み)。
ビットとはコンピュータで扱う一番最小のデータサイズ。
bpsはbit per second=ビットパーセカンドと読みます。
1秒間に流れるビット数が96kと128kでは、128kのほうが情報量が多い(=データが大きい)ということはおわかりですよね。96kbps→128kbps→…とビットレートを高くすれば、1曲の容量が増える代わりに、音質は良くなります。
またiTunesなどで採用しているAACという圧縮形式(拡張子は.m4a)は、高い圧縮率でも高音質というのが売りです。iPodという容量の決められたメディアに音楽を詰め込むには願ってもない感じ。
ですから、いつもmp3形式の128kbpsで圧縮している曲をAAC形式の96kbpsで圧縮してみると、1MB近く容量が少なくて済むのと同時に、聴いた感じあまり違いがわからないのでございます。で、こらいーやとAACでどんどこどんどこ圧縮していたわけですが…。
CDチェンジャーに入れられるCD10枚分よりはるかに多くの曲を再生することができますしね。CD-R1枚で640MBとか700MB、1曲5MBとしても100曲以上を収められる。アルバムなら10枚近く。アーティスト別にまとめたり、最近の曲を入れて溜めていったりしても(追記できますし)、十分な容量です。ドライブに最適。
とここで前節のAAC圧縮の話に戻るのですが、自分の車のコンポの場合、音楽データがmp3にしか対応していません。したがってAACで圧縮してしまうと再生できないんですねー。AACファイルをmp3に変換して保存しなおすことはできますけど、時間はかかるし音質は落ちるし…ということを、人から借りた大量のCDを全曲AACでマシンに落とした後に気付いた次第。
ちなみに私の感想。
AACは確かに容量が少なくて済みますが、同じ圧縮率なら音質的にはmp3のほうが…いいような気が…するだけですたぶん。オイラの耳なんてどーせホタテがふたっつ付いてるだけなのさ。ホタテのロックンロール♪
会社でも仕事のあいだじゅう、ヘッドフォンを付けてiTunesで音楽やラジオを聴きながらやっていましたし…そういう使い方であれば、パソコンの前にいつもいる人、拘束時間の長い人(?)向きですよね。
また、CDが増えすぎて…という方などは、ハードディスクに保存しておいて、必要があればmp3から音楽CDに焼き直すこともできます。音質は音楽CDまでは戻りませんが、普通に聴く分にはなんら支障はないと思います。心配なら、多少ビットレートを上げて保存しておくとかね。
あーつかれた。
そいではまた〜
「NISSEN」
…一転、チープな気分に逆戻りのサルサです。
さて、しばらく間があいてしまったがiPod。
…の前に、iPodで扱っている音楽データ形式であるmp3やAACについて書いておこうと思います。最近よく耳にするようになったけれど、果たしてmp3とは何者なのか。なんなんですかいったい。マンピー3の略ですか。それともミポリン3ですか…と、今さら聞けないという方に。
面白おかしくは書いてないので、ご存じの方、もっと詳しく知っている方、疲れていて文章を読みたくない方、頭を使いたくない方、眠い方、忙しい方、気分の乗らない方はスルーしていただきたい。
ああちくしょう、誰も残らないよママン。
mp3とは、圧縮された音楽データ
WinもMacも、すべてのファイルには拡張子が付いています。テキストファイルやExcelのファイル、ひとつひとつにtxtやらxlsやらの拡張子が付いた名前が付いてますよね。mp3も同じ、mp3という拡張子が付いたひとつのファイルです。
前は音楽CDをmp3にしようと思ったら、リッパーでCDの情報を引き抜き、エンコーダでデータを圧縮…と二つのソフトが必要でしたが(今でも愛用している方はいらっしゃるはずです)、今ではiTunesやフリーのソフトで気軽にこれができるようになりました。内蔵のエンコーダのみを好みのソフトにすることも。また、Windows標準のプレーヤーであるWindows Media Player(以下WMP)でも、バージョン10からmp3圧縮ができるようになりました。
→CD をお使いのコンピュータに高速録音
ビットレートってなんぞや
平均的な音楽CD(アルバム)では、1曲50MBくらいのものが10曲から15曲。これをそのままの大きさで取り込んでいたら、いくらハードディスクを増設しても足りません。そこで圧縮することになります。そらー音質は落ちますよ、人間の耳では認識できない、聞こえない部分を削ってるわけですから。けど「CD」という時点で01011とデジタル化されちゃってますし、音質が気になるならそもそもmp3化なんてしないですよね。さて、オイラのようにハードディスクを山ほど買えない庶民はせっせせっせと圧縮にはげむわけですが、その際にどのくらいの音質にするかを設定できます。左図はiTunesの設定画面で、たいていは96kbpsとか128kbps、160kbpsなどが一般的なビットレートとなります。このbpsという単位で表される数値を「ビットレート」と言います。そうだっけ。そんな感じです。ニュアンスでよろしく。調べてみると、ビットレートとは「1秒間に流れるビット数」(棒読み)。
ビットとはコンピュータで扱う一番最小のデータサイズ。
bpsはbit per second=ビットパーセカンドと読みます。
1秒間に流れるビット数が96kと128kでは、128kのほうが情報量が多い(=データが大きい)ということはおわかりですよね。96kbps→128kbps→…とビットレートを高くすれば、1曲の容量が増える代わりに、音質は良くなります。
またiTunesなどで採用しているAACという圧縮形式(拡張子は.m4a)は、高い圧縮率でも高音質というのが売りです。iPodという容量の決められたメディアに音楽を詰め込むには願ってもない感じ。
ですから、いつもmp3形式の128kbpsで圧縮している曲をAAC形式の96kbpsで圧縮してみると、1MB近く容量が少なくて済むのと同時に、聴いた感じあまり違いがわからないのでございます。で、こらいーやとAACでどんどこどんどこ圧縮していたわけですが…。
mp3を持ち出そう
音楽CDをマシンに圧縮して保存しておくのは、なにもiPodなどのハードディスクプレーヤーや、フラッシュメモリプレーヤーに転送するだけではありません。mp3をデータとしてCD-Rに焼き、CD-R/mp3対応のカーオーディオやコンポで聴くのもアリです。CDチェンジャーに入れられるCD10枚分よりはるかに多くの曲を再生することができますしね。CD-R1枚で640MBとか700MB、1曲5MBとしても100曲以上を収められる。アルバムなら10枚近く。アーティスト別にまとめたり、最近の曲を入れて溜めていったりしても(追記できますし)、十分な容量です。ドライブに最適。
とここで前節のAAC圧縮の話に戻るのですが、自分の車のコンポの場合、音楽データがmp3にしか対応していません。したがってAACで圧縮してしまうと再生できないんですねー。AACファイルをmp3に変換して保存しなおすことはできますけど、時間はかかるし音質は落ちるし…ということを、人から借りた大量のCDを全曲AACでマシンに落とした後に気付いた次第。
ちなみに私の感想。
AACは確かに容量が少なくて済みますが、同じ圧縮率なら音質的にはmp3のほうが…いいような気が…するだけですたぶん。オイラの耳なんてどーせホタテがふたっつ付いてるだけなのさ。ホタテのロックンロール♪
mp3を持ち出せません
CD-R/mp3対応のプレーヤーがなかったりハードディスクプレーヤーもなかったりな人は活用でけへんのですか…と言われると困るんですけど、私がその両方を持っていなかったときは、mp3プレーヤーでずっと音楽を垂れ流したりしていましたね。ちょうどCDコンポも壊れていたし。会社でも仕事のあいだじゅう、ヘッドフォンを付けてiTunesで音楽やラジオを聴きながらやっていましたし…そういう使い方であれば、パソコンの前にいつもいる人、拘束時間の長い人(?)向きですよね。
また、CDが増えすぎて…という方などは、ハードディスクに保存しておいて、必要があればmp3から音楽CDに焼き直すこともできます。音質は音楽CDまでは戻りませんが、普通に聴く分にはなんら支障はないと思います。心配なら、多少ビットレートを上げて保存しておくとかね。
あーつかれた。
そいではまた〜
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