サルサ、ゴッホ展へ行く。
2005-05-17 Tue[お出かけ]
かねてより行きたかったゴッホ展に、母親と行ってきやした。
東京国立近代美術館。
東京メトロ東西線竹橋駅から徒歩3分といったところですが…
駅を出てテクテク歩いていくが、どうも様子がオカシイ。
美術館まではまだ100メートルくらい。
それなのになんだこの人波は。
母親も「団体客なのね」と思ったくらいの人波は。
そう、それはすべて、ゴッホ展へ向かう人の波。
敷地に入ろうとして二度びっくり。
券を買うところからして、大蛇もびっくりとぐろ巻きの大行列だ。さらに入場券を持ってる人は持ってる人で、入り口への違う列に並ばなければならない。もうなにがなんだか。ゴッホって日本人好みで、人気のある作家とは思っていたけれど、こりゃないよなぁ。
あと20人ほどで窓口、というところで気が付いた。何も二人で並んでることはないのだ。母親に、券を持っている人の列に並ぶようにと別行動をとらせる。実は今回のゴッホ展は、遅ればせながらの母の日のプレゼント。前売りには間に合わなかったけれど、ホームページでプリントアウトしていけば100円割引の1400円だ。一応そこらは抜け目無い。
券を買って合流し、しばらく進むと看板が立っていた。
「ただいま70分待ち」
…マジですか。
どうせ見るのなんか、30分がいいとこだぜ。
ヒマなので、並んでいる人の人間観察を始めた。
平日の午前ということもあるのだろうけど、7割以上を占めるのはおばさん。ついで2割くらいがおじさん。私のようなピチピチギャルは1割にも満たない。パーセンテージで言っても、1%いたかどうか。これが夕方以降なら違ったんだろうけどね。
サ「つーかさー。このおばさんらが全部ゴッホ大好きとは思えないんだけど」
母「ゴッホだーっていうブランドよ、ブランド。でも、良くも悪くも、男性に比べておばさんはそういうとこ好奇心が強くていいと思わない?」
サ「んー、まあね…」
今の時期、建物のあちらこちらにスズメが巣を作っており、行き交っているのがなかなか可愛らしいので、それをゆっくり見られただけでも大行列に並んだかいがあるというものだ。
…なわけ、ないじゃろがい!
しまった。
入るまででこんなに文章書いてしまった。急がねば。
いざ、館内へ
入場制限はかけていたようだが、中に入っても人の多さは変わらない。
おじさんおばさんの後頭部を見に行ったようなものである。
自分の場合、好きなのはゴッホが乗りに乗っていた時期の絵だけなので、前半はほぼすっ飛ばして目指す絵、へ…。ってなんだこりゃ。なんだこの人だかりは。サルサの第一目的、『夜のカフェテラス』はそこだけすごいことになっていた。すごすぎて、その絵だけ近くに係員が立って誘導している。…まぁ割とミーハーな絵だし、ゴッホ展のポスターにもなっているから、一番分かりやすいのだろうけど。
でも、この絵だけは目の前で見なければ。
どけジジィ。どきやがれオバハン。
オイラの行く手を阻むものは何人たりとも許さねぇ。
間近で見入ること10秒経ったかどうか、近くにいた係員が
「次のお客様が支えてますので、少しずつお進みくださあい」
にゃにおぅ。
遊園地のアトラクションじゃあるまいし。
高いカネ払ってんだ、見たい絵くらいじっくり見させんかーい!
っていうか人多すぎなんだよぉ。
母も、「外国の美術館なら、ぜったいにあんなこと言わないわよ」と憤懣やるかたなき様子。まあ、しょうがないよね。娯楽だものね。娯楽。しくしく。
ゴッホを一口で言うと(言うなよ)
宗教画→労働っぽい絵→浮世絵→色彩感覚溢れる絵→ぐりんぐりん
病に冒された末期の方の絵は、母をして「目が回りそうに」させる勢いであるが、その前の『ひまわり』や『夜のカフェテラス』や『アルルの黄色い家』なんかは、割とポピュラーな絵かもしれない。今回出展されていなかったけれど、『夜のカフェ』『アルルの部屋』なんかも見たかったなあ。
ま、でも好きな絵というのは、「あ、これが好き」でいいと思うんだよね。
それが有名だろうとなかろうと。
戦利品
サルサ、これが第二の目的と言っても過言ではなかった。
引っ越し準備でやむなく破いてしまった、『夜カフェ』のアートポスターを土産物屋で手に入れるのだ。
ゴッホ展カタログ、B4版のアートポスター二点、ポストカード五点。
わーいゴッホがいっぱいキャハハハハハー。
帰りは、コイヘルペスが出たと評判の(ぉぃ)皇居のお堀を眺めながら東京駅まで歩き、八重洲地下街でメシを食い、新宿のヨドバシカメラでデジカメを物色して帰った。ああ、デジカメが欲しいよぅ。(これはゴッホとは関係ない)
そいではまた〜
東京国立近代美術館。
東京メトロ東西線竹橋駅から徒歩3分といったところですが…
駅を出てテクテク歩いていくが、どうも様子がオカシイ。
美術館まではまだ100メートルくらい。
それなのになんだこの人波は。
母親も「団体客なのね」と思ったくらいの人波は。
そう、それはすべて、ゴッホ展へ向かう人の波。
敷地に入ろうとして二度びっくり。
券を買うところからして、大蛇もびっくりとぐろ巻きの大行列だ。さらに入場券を持ってる人は持ってる人で、入り口への違う列に並ばなければならない。もうなにがなんだか。ゴッホって日本人好みで、人気のある作家とは思っていたけれど、こりゃないよなぁ。
あと20人ほどで窓口、というところで気が付いた。何も二人で並んでることはないのだ。母親に、券を持っている人の列に並ぶようにと別行動をとらせる。実は今回のゴッホ展は、遅ればせながらの母の日のプレゼント。前売りには間に合わなかったけれど、ホームページでプリントアウトしていけば100円割引の1400円だ。一応そこらは抜け目無い。
券を買って合流し、しばらく進むと看板が立っていた。
「ただいま70分待ち」
…マジですか。
どうせ見るのなんか、30分がいいとこだぜ。
ヒマなので、並んでいる人の人間観察を始めた。
平日の午前ということもあるのだろうけど、7割以上を占めるのはおばさん。ついで2割くらいがおじさん。私のようなピチピチギャルは1割にも満たない。パーセンテージで言っても、1%いたかどうか。これが夕方以降なら違ったんだろうけどね。
サ「つーかさー。このおばさんらが全部ゴッホ大好きとは思えないんだけど」
母「ゴッホだーっていうブランドよ、ブランド。でも、良くも悪くも、男性に比べておばさんはそういうとこ好奇心が強くていいと思わない?」
サ「んー、まあね…」
今の時期、建物のあちらこちらにスズメが巣を作っており、行き交っているのがなかなか可愛らしいので、それをゆっくり見られただけでも大行列に並んだかいがあるというものだ。
…なわけ、ないじゃろがい!
しまった。
入るまででこんなに文章書いてしまった。急がねば。
いざ、館内へ
入場制限はかけていたようだが、中に入っても人の多さは変わらない。
おじさんおばさんの後頭部を見に行ったようなものである。
自分の場合、好きなのはゴッホが乗りに乗っていた時期の絵だけなので、前半はほぼすっ飛ばして目指す絵、へ…。ってなんだこりゃ。なんだこの人だかりは。サルサの第一目的、『夜のカフェテラス』はそこだけすごいことになっていた。すごすぎて、その絵だけ近くに係員が立って誘導している。…まぁ割とミーハーな絵だし、ゴッホ展のポスターにもなっているから、一番分かりやすいのだろうけど。
でも、この絵だけは目の前で見なければ。
どけジジィ。どきやがれオバハン。
オイラの行く手を阻むものは何人たりとも許さねぇ。
間近で見入ること10秒経ったかどうか、近くにいた係員が
「次のお客様が支えてますので、少しずつお進みくださあい」
にゃにおぅ。
遊園地のアトラクションじゃあるまいし。
高いカネ払ってんだ、見たい絵くらいじっくり見させんかーい!
っていうか人多すぎなんだよぉ。
母も、「外国の美術館なら、ぜったいにあんなこと言わないわよ」と憤懣やるかたなき様子。まあ、しょうがないよね。娯楽だものね。娯楽。しくしく。
ゴッホを一口で言うと(言うなよ)
宗教画→労働っぽい絵→浮世絵→色彩感覚溢れる絵→ぐりんぐりん
病に冒された末期の方の絵は、母をして「目が回りそうに」させる勢いであるが、その前の『ひまわり』や『夜のカフェテラス』や『アルルの黄色い家』なんかは、割とポピュラーな絵かもしれない。今回出展されていなかったけれど、『夜のカフェ』『アルルの部屋』なんかも見たかったなあ。
ま、でも好きな絵というのは、「あ、これが好き」でいいと思うんだよね。
それが有名だろうとなかろうと。
戦利品
サルサ、これが第二の目的と言っても過言ではなかった。
引っ越し準備でやむなく破いてしまった、『夜カフェ』のアートポスターを土産物屋で手に入れるのだ。
ゴッホ展カタログ、B4版のアートポスター二点、ポストカード五点。
わーいゴッホがいっぱいキャハハハハハー。
帰りは、コイヘルペスが出たと評判の(ぉぃ)皇居のお堀を眺めながら東京駅まで歩き、八重洲地下街でメシを食い、新宿のヨドバシカメラでデジカメを物色して帰った。ああ、デジカメが欲しいよぅ。(これはゴッホとは関係ない)
そいではまた〜
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