ドラマ「里見八犬伝」
2006-01-09 Mon[メディア]
ちーす。
少し前の話になるんですが、正月に2日かけて放映された「里見八犬伝」見ました?
私の場合、里見八犬伝というとカドカワから出ていた鎌田敏夫氏の『里見八犬伝』を小学生だか中学生だかのころに読んだ覚えがありまして、なんだかエロくてグロくて壮絶だなあ…という印象。今回の八犬伝はそれとも違う作品になっておりまして、原作を読んだことの無い私には、いったいどのお話が本当なのか判断がつかないのでありました。
こう見えましても最愛の時代劇はおばあちゃんと一緒に観ていた東野黄門(シブいね)。随所にツッコミを入れつつも、娯楽としては結構楽しんでしまったというのが結論。
役者さんについて
なんといっても、菅野美穂。
人間じゃない役をやらせたら天下一品。夏木マリさんを除けば彼女の右に出るものはいない…というのは軽い冗談で、若い役者さんの中では唯一、役柄になじむ、入り込むことのできる人だ。ほら、誰とは言わないけど、その人のキャラクターが前に出ちゃって、何を演じても一緒ってな人多いでしょう。
現八役の押尾学も、出演したドラマは観たことないし、印象も良くないし、最近はでっかい刺青を入れたとかで俳優人生がうんぬんかんぬん、矢田亜希子はメロメロ(どーでもえーがな)…などと女性誌で報じられたようだが、このドラマではよかったと思う。ああまでニラミに悪そうなドスの効いてる役者さんはそうはいませんて。はっはっは。(褒めてるの?)
いや「よかったと思う」って別に、私生活や性格なんてどーでもいいんですよ。俳優さんのステイタスは、演じられるかどうかなんだから。
つまりあれですよ、うん。
いくら遅刻が多くとも性格が悪くとも、結果的に仕事が速くて正確なら許されるWeb派遣屋と一緒ですよ。…一緒じゃない? 許されない? 遅刻するな? ハイごもっともすみません…。
それにしても、TBSの50周年記念番組というだけあって、あんな役からこんなチョイ役まで、よくもまあこれだけ集めたねという顔ぶれ。もうおなかげっぷりです。出すぎてげっぷり。ていうか、三浦理恵子って必要だったのだろーか。
作品について
例えば鎌田八犬伝では、毛野さんは単なる女性の振りをしている男性ではなく、××××という特徴を持つ人物として書かれ、あんなんなってこんなんなってとにかくグローい最期を遂げるし、八犬士なんかは主人公残して(これはセオリー)全滅だったはずだし、あれ?フナ虫ってこんな役だっけ? それにしてもなんと予定調和な八犬伝なんざんしょ、まるで水戸黄門のよう…なんて思ったのだが、これはこれでありなんでしょうな。最後は泣く準備してたんだけどな。
里見八犬伝自体、驚くほど多くの作家さんがそれぞれ独自の解釈で書かれているようだし、ノンフィクションなんだから、どれが正解というのではなく読み比べたり見比べたりしていくのは楽しいかもしれない。しつこいようだが、馬琴さんの原作読んだことないし。…
ということで、とりあえず次はこれいっとこう。
なんだかんだ言いつつ観てないんだよね。
今度こそ泣く準備だけしておこう。
よく考えたらこれ鎌田八犬伝の映画化なのか。
ということはグロいのか?
グロいんだね?(ドキドキ)
それにしても今回の里見八犬伝、ふつーに連続ドラマになってたらそこそこ視聴率よかったと思うんだけど。どうなんでしょね?
以上、「彩」の玉を持つ犬年サルサ(祝日出勤)のレポートを終わります。
そいではまた〜
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