春の秩父紀行(前編)「いちご狩りへGo!」
2006-03-12 Sun[お出かけ]
まいどぅ。サルサです。
週末はなんと暖かかったことでしょう。
春の空気の柔らかさ、予定が無くても思わず出かけたくなった方も多いんではないでしょうか。もちろんお仕事の方はお疲れさまです。
私もこの土曜日に、久しぶりに予定の合ったツレといちご狩りに行ってまいりました。当初は雨の予定だったのに、私の日頃の行いが良かったせいで雨が金曜日にズレこみ、当日はご存じのように晴天の暖かな天気。全国のみなさんは私に感謝するように。
どこの畑を荒らしに行こうかと思った挙げ句、せっかくなのだから同じ県の田舎に行こうかな…と秩父の方へ足を伸ばすことにしました。こんな日に高速なんか使ったら、帰りに大渋滞にハマることは目に見えてますから。途中にラジオの交通情報で「関越は○キロ渋滞…」などとやっており、さてこの紀行が吉と出るか凶と出るか。
国道を2本ほど経由して1時間半、渋滞にもはまらずやって来たのは埼玉県秩父郡横瀬町にあるおきうね農園。秩父はいちご農園の多いところで、こちらの農園を選んだのもはっきりとした根拠はなく(笑)。一番場所がわかりやすそうだったのと、「ジェラート」という言葉に惹かれたというのと…。でも、この根拠のない決め方、意外に的中したりするから面白い。
国道299号からそれてだいたい5分ほど。
民家の建ち並ぶ広くない道路をホテホテと進んでいき、「え、本当にこの先農園なんかあるの…」と不安になってきたころ、左側に看板が現れました。駐車場にもなんぼか車がいて一安心。
駐車場に入場。
特に整備されているわけでもない、特に広くもない普通の駐車場です。だいたい20台くらいでしょうか。来場者もほどほどで、みなさんけっこう適当に停めてました。
こんな感じで、いくつものビニールハウスが並びます。生育状況によって収穫させるハウスを変えているんでしょうね。それにしても、なんとのどかな風景であることか。ここがたった1時間半で来られるところとは思えません。
ハウスの中の様子。
奥行きがけっこう広いです。
調べたら、水耕栽培などで段が高くなっていて腰をかがめずに収穫できるハウスや、車椅子対応で畝を広く取ってあるハウスもあるようでしたが、こちらは昔ながらの形式。明るくて、とっても暖かいです。
さあ、30分間の闘いが切って落とされました!
の前に写真。
いちごロード。
あまり大きめではないけれど、たわわに実ったいちごたちが迎えてくれます。
もう、いちごったらいちご!
いちご以外の何者でもないと言った感じのいちご。
食う!食う!食う!
…の前に写真撮る!
でも食う!
でっかいいちご発見!写真撮る!
そして食う!
カメラがいちご汁でベタベタになってきた!
品種は書いてなかったのでわからず。
とちおとめ…かなあ…。
まあいいや。
中まで真っ赤!
これぞいちご!写真ではすぼまった方からかじりついていますが、いちごは先の方が甘いので、ヘタの方からかぶりつくのがポイントです。はい。それとこの品種は大きいものよりも、中粒くらいのものが驚くほど濃厚な甘みがあったりします。欲張りはいけないっつうことですね。えらくお腹が張るので、最初は練乳は付けずに。
げっぷ…
もー食えね〜…
でも食う。
まだ入って10分しか経ってない!
なんのために朝食を抜いてきたのよサルサ!
まだまだ!
一年分のビタミンを採るつもりで食う!
ちょっと腹がふくれて苦しかったので、インターバルをとってお花を撮ってみました。いちおう自分はベランダーでもありますからして。ハウスに入って、花の写真を撮ってるのは自分くらいかなあと思ったら、でっかいカメラを抱えている方もいたのでちょっと安心。どー見ても本職の方だったけど。
ちなみにこちらはおきうね農園の母屋。
中でジェラートを売っていたり、バーベキューを食べられたりします。手書きの「手作りジェラート入口」という看板がいかにもって感じで誘ってきます。よーし、後で食べよ♪と思っていた私が甘かったです。もう無理。絶対無理。食い過ぎた?
ということでおきうね農園、ご紹介いたしました。
今の期間で30分間食べ放題は1人1,300円、駐車場は無料。
入れ替え制でもないし、入場時に時間を計られるのでもないし、なんというか、アットホームな農園でした。
いちご狩りビギナーの方は「30分なんて短い…」と思うでしょうが、行けばその考えが甘いことが分かりますです。最初から飛ばせば15分でじゅうぶんかも(飛ばさなくてもいいです)。後でヘタの数を数えたら、20個くらいだったかな。意外と食べられないものなんですね。しばらくいちごはいいや…って感じだもの。
いっぱい食べたつもりでいましたが、隣のおじさんのカップを見たら、食い終わったヘタの山が尋常じゃないことになっておりました。上には上がいるというものです。
秩父関連の情報を探すと、混雑がすごくて、午前中には行かないと主立ったいちごは取り尽くされてロクなものが残っていなかったり、「いちごが無くなったので終了」と言われて農園をさまよった…などと書いてあったりしましたが、こちらはどうなんでしょう。駐車場も適度に空いていたし、ハウス内も畝で人とかち合うということがなかったので、大きくて有名なところよりはいいのかもしれません。
さてと、駐車場に戻ってきて一服。12時か。
おなか一杯だし、目的を達成したからといって帰るのもなんだし…。とりあえず、駅にいって、観光情報でも物色してくるか。
というわけで次回は、自然たっぷり、食い物ウマカッターの後編をお届けいたします。
そいではまた〜
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