こんにちは。
夏休みに入る前は、平日にしかできないあんなことをしよう、こんなことをしようと思うのに、実際入ってみると大したことができないのはなんででしょう。別に私はカーテンが洗いたかったワケじゃないんだっ！地味にもほどがあるというものっ…！ まあ、休みというのは往々にしてこう終わるものでございます。
グィングィングィングィン…（←洗濯機の音）

さて、鴨川シリーズが続いておりますが、今回は水族館イベントの雄、シャチショーです。ちなみに水族館イベントの雌といえばイルカショーでございましょうか。ここへ来たら、イルカショーを見て、次に隣のシャチショーへ移動するというように、人々の動線にロスがないよう、ショーの時間配分がうまいことなっております。

半年前に誕生したシャチの赤ちゃん、すでにショーにも一緒に出ておりました。やー、かわいいゴマねー。（←治ってない）

右側の親にピッタリと寄り添うようにしているのが、赤ちゃんです。親のマネをしたがるらしく、ジャンプっぽいものもするんですよ。

いやー、やっぱりシャチは大きいなー。

これが名物「びっくりスコール」。手前にいる飼育員さんの合図で、シャチが尾びれでスタンドの観客に水を浴びせます。

…で、おしまい。おい！

いや、多少のジャンプをしたりはするんですが、なんか来るたびにワクワク度がグレードダウンしているような気がするのは、私だけなんでしょうか。前は飼育員さんと一体になって、もっとスピード感溢れる高度な芸を見せてくれていたんだけどなー。ここ10年以上通っている私だから、点も辛くなっているかもしれませんけど。

まあ、海のハンターと言われるシャチを、普通に従わせるだけでも本当はすごいことなので、そういう意味ではアレですが…。それに、私が写真を撮っていたせいもあるんです。やっぱりほら、ブログに載せようというハラがあるから(笑)、割とファインダー越しに見る方が多かったし。決定的な瞬間もあまり感動的ではなかったのかも。

…などと、かばう感じになってしまうのは、やっぱりこの場所が好きだからなんです。なんといってもこの開放感。海との一体感。

「びっくりスコール」について

数年前までは、ショーの間にたまたま水がかかることはあってもせいぜい前列3、4列目くらいまでで、わざわざ「水をかけますよ」という芸ではなかったように覚えています。

それはそれで楽しいイベントなんですが、アレ？と思ったのは、防水用にポンチョを販売していることなんですよねえ。ただのゴミ袋みたいなヤツなのに、いったいいくらで売っているんだか。係の人が撮って販売している「その瞬間の水濡れ写真」も入れたら、ここだけで2,000円近く行ってしまうんではなかろうか。金を出すのは私じゃないし、意外とみなさん買っているようだからいいけどね…。いずれにせよ、確信犯でそこに座るのであれば、身体をすっぽり包むものがないとだめですよ。中段くらいまでは頭からぐっしょりになります。

ちなみに前は、濡れた人には鴨川シーワールドのバスタオルを貸してくれてました。（そのバスタオルを持って帰ってきたのは誰だ？）

ショーとショーのあいだを狙おう

シャチの大きさをもっと近くで感じたいと思ったら、ショーとショーのあいだ、飼育員さんがプールの近くにいる時を狙ってみるといいですよ。

他の動物を見てきたあと、シャチのプールを経由して帰ろうと思ったら、なにやら人が数人たまっているのが見えたんです。何かなと寄ってみたら、飼育員さんがプールの壁越しにシャチを呼んで、子供たちに説明してあげていたんです。

自分の頬のあたりを人差し指でポンポンと叩く動作をして、「笑ってー」と話しかけると、なんとシャチが「ニマっ」と歯ぐきを見せるじゃないですか！ うひゃー、かわいー。

あまりのかわいさに、プールの壁にへばりついていると、シャチが近くまで寄ってきてくれました。壁を隔ててその差、30センチくらい。うわー、むちゃむちゃでかいよ近いよー。かわいいよー。おーい。
…とひととおり、ショーで物足りなかった分くらいは楽しめたのですが、ツレまでへばりついてしまい、その場を動こうとしなくなってしまったのには困りましたがな。男の人って、なんで大きいものが好きなんですかね。

まっ、そんな感じで来年も行ってしまうのでしょうね。
来年はもうちょっと、エキサイティングなショーを見せてほしいな。

※参考：鴨川シーワールドへ行こう！（2004/08/18）

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