考ならんとすれば植ならず
2007-04-21 Sat[ブログ]
明日は選挙。最後のご挨拶と言うことで、うちの前の幹線道路は3分おきに選挙カーが通り、非常にうるさいです。そうなると、選挙カー同士がすれ違いますよね。意外だったのは、A候補とB候補がすれ違うとき、
A候補「A、A、Aです!…あっ、B候補です。B候補のご健闘をお祈りしております!」
B候補「ありがとうございます。A候補、一緒に頑張りましょう!」
みたいなやりとりが数回聞こえたんですよ。まあ、本音本心は別として、ポーズというか、ほほえましい感じで面白かったですけど。
貴君はご存じだろうか、この言葉を。
「考ならんとすれば植ならず」
これは、毎日考と緑ブログの更新は大変だという、21世紀初頭のWeb屋salsaによる名言である。全文はこちら。
考ならんとすれば植ならず、
植ならんと欲すれば小ならず、
進退ここに窮まれり意訳:毎日考を更新しようとすれば緑ブログが更新できない。緑ブログを更新しようと思えば小ブログが更新できない。ほんに、複数ブログを持つのは大変であることだなあ。今日の更新どうしよう、この前撮ったメシの写真でごまかしちゃえ。
春になっていい季節になり、緑ブログのほうが更新頻度が高い様子は如実にアクセス解析に現れている。といって毎日考もおろそかにするわけにゃーいかねぇ。バタバタと会社から帰宅して、ソファにもたれることなくなぜすぐにMacに向かうのかサルサ。本末転倒言語同断ナリという気がしないでもないのだが、したくないときはしてないので、これはこれでいい気の張りようになっているのである。あるある毎日考。
普通にWeb業界の人が書くブログを目にするから意外かもしれないけれど、こと私が出会ってきたWeb屋たちでブログやサイトを持ち、なおかつマメに更新している人って、実際本当に少ないんです。理由は簡単。「家に帰ってきてまでソースは見たくない」…。プロだから、Webに関わることが好きそうだからサクっと作って公開しているようなイメージでしょ。逆にSNSなんかは多いんですけどね。
私も激しく働いていたときはブログの更新どころではなかったし、いくらソースを見続けても苦痛に感じなかったのが「家に帰ってきてまで…」という気になりましたからね。やはり多かれ少なかれどこかに余裕がないとできないです、こういうことは。
…で、別にオチはないんですけど、「考ならんとすれば植ならず」だけ思いついてしまったのでこじつけて書いてみました。それでは、ナイスウィーケン。
※本当の元ネタはこれ。
「忠ならんど欲すれば考ならず、考ならんと欲すれば忠ならず、進退ここに窮まれり」(平重盛)
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