Macのインストール・インターフェースを見る
2007-09-20 Thu[Apple/Mac]
Macは、「難しくない」という。
これ、はじめに他のOSに慣れちゃっている方は、そうは思えないと思うのね。やたらWindowsと操作違うし、まずどこに何があるかわからないし。極端なことを言えば、同じことができるかどうかすら(笑)。要は、デザイナーや印刷業界だとか、もしくは音楽やる人か、あとはかっこつけかApple信者でしょ…なんて、ちょっとひねくれてみたりして。数年前の私。
ま、ユーザの性質についてはともかく。
今日はそんな小難しい話ではないんで。
Appleさんが「Macは難しくない」「初心者に優しい」と言うのはこういうところからか…と、Windowsユーザだった私に衝撃を与えた一例がこちら。
下は、アプリケーションをインストールしようとしたり、アップグレードしようとしたときに出てくるウィンドウのひとつです。
左はエディタのJeditX、右はOperaブラウザのもの。
初めはあまりに簡潔すぎて意味がわからなくて。ドラッグするのはわかったんだけど、結局新しく隣にApplicationsウィンドウを開いてドラッグしたりして。
難しく考えることなかったのね。このウィンドウの中だけでインストールができてしまうのね。左に見えているアイコンを、ずずいっと右のアイコンに持っていくだけ。マウスの軌跡、ほんの数センチのインストール作業。
ディスクイメージ型インストールのデザインを紹介するブログ
そこで、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。タイムリーな記事をご紹介して一気に手抜きしちゃうのであります。
- Looking for the best DMG design(in English)
インストール時に表示される、さまざまなアプリケーションのウィンドウキャプチャがこれでもかというほど載っています。ものによってはApplicationsウィンドウを別途開かせてドラッグするものもありますが、とにかくわかりやすい。それぞれアイコンや背景が凝っているなー。
Firefoxは、ドラッグ途中の軌跡まで見えていておもしろいですね。AppZapperは、おもちゃ感がいいな。個人的には昔からお世話になっているFetchの犬コロが好き。
- ディスクイメージからのインストール(yamaq blog)
上のブログを紹介されていたブログさんの記事。
どうぞご参考に。
そういえば、先にWindowsを使っている場合、Macでの操作とか名称について「これはWindowsでいうと○○だ」みたいな考え方をしてしまいがちではないでしょうか。とりあえずこの得体の知れないものを把握するために、知っているものに当てはめてしまいたくなる。マイドキュメントがHomeとか、Program FilesがApplicationsにあたるとかですね。もちろん逆もまた真なり。今はさすがに意識しなくなったけれど。
そんな仕組みの違いこそあれ、中ではWindowsもMacも同じようなことをやっているんだけども、それを感じさせずいかに「ユーザにどれだけ易しく作業させるか」「考えさせないか」というMacのインタフェース。これはすごいなあと思ったですよ。
簡潔に、わかりやすく、やさしく。
なんでも一緒ですね。そもそも薄い内容をこんなにだらだら書いているようでは、全くいけないのであります。イケてないのであります。そんなわけで、終わります。ごきげんよう。
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