チューリップの首チョンパに思う
2008-04-20 Sun[コラム/雑記]
各地で、チューリップ荒らしの事件が急増しているそうだ。
びよーんと伸びる茎が、いかにもハサミ欲をそそるのだろうか?
- 悲しい春 チューリップ荒らし各地で被害(朝日新聞)
- 群馬・前橋市チューリップ切断事件 群馬県庁前などで新たに約65本の花が切られる(FNN)
- パンジー200本抜き取られる 埼玉・草加(産経)…こちらはパンジー。
前なら「ひどいねえ。ま、ガキのいたずらだよねえ」くらいだったのだけど、植物に親しんでいる今では本当に、無償の憤りを感じてしまう自分である。愛情を持ってチューリップを植えた人々の思いがうんぬん、ではない。球根がどれだけの間、どういう風に冬を耐え、芽を出して花を咲かせるものか。
子供は残虐なもの。私だって昔は、意図的に無数のアリを踏んで殺していた。大きめのアリを踏んだときに放つ「カシャ」という音さえ楽しんでいた。今は、バランスを崩して変な格好になろうとも避けて歩くけれど。(もちろん自転車や車では気づかないだろうが)
犯人がオトナだとしたら。むしゃくしゃしたことがあったのかもしれない。チューリップになにかとても嫌な思い出があるのかもしれない。女子供よりも抵抗しない、ものいわぬ、たとえそれをしたとしても良心の呵責が無い存在であるからかも。
そんなあなたには、大切な人が、大切に飼っているペットがいるか。
いたら、ある朝あなたが目覚めたとき、目の前に首チョンパされて転がっているところを想像してみたらいい。
…ま、あの、多肉植物だとあえて首チョンパして芽を出したりするんですがね。あいや、観葉植物でも花芽が付いていても切り戻しとか摘心とかしますしね。そうか、犯人はより多くのチューリップを咲かせようとしてわざと(んなわきゃーない)。
んもー、せっかくカッチョ良く締めたのに。
<< dancyu5月号のコーヒー特集を読む | main | BARBEE BOYSの一夜復活に涙する >>
同じカテゴリの新着記事
- ゲームのバッドエンディングのような夢の話 (2010-03-06)
- よーく考えよー、歯は大事だよーという話 (2010-02-14)
- サル、ブログの書き方を忘れるの巻 他 (2010-01-28)
- 右手をケガしたWeb屋の痛い話 (2009-10-29)
- 夜道のドラ●エに注意 (2009-08-16)
- ちょっとしたことでのお礼の話 (2009-06-22)
- 叫んで起きた夢の話 (2009-05-06)
- 自分探しの旅とは (2009-04-02)
- 父とNikonと自分とカメラ (2009-03-01)
- 今日は祝日出勤…じゃないっ!ウェブ屋の物語 (2009-02-11)