唐突ですが自分、伊藤園で出している冷梅 (ひやしうめ)というジュースが大好きっス。固形物の梅は絶対にしょっぱくなくては許せず、かつお梅、甘露梅のような甘い梅は邪道だ！ と息巻いてしまう私ですが、甘い梅風味の飲み物は大好きっス。

そして時は今、6月。
6月と言えば、スーパーなどに青梅が出回る季節。

そうだ、梅買いに行こう。（©JR東海）

スーパーでは一袋980円なんて書いているけど、産地の農協なんかではもっと安く売っているに違いない…と向かったはいいが、見つからないよ直売センター。調べたけど地図プリントアウトしてないしー、建物の名前も覚えてないしー。（＠青梅市のかすみ直売センターというのに行こうとしていたのです）

しかし転んでもただでは起きない。
普段からだてにアンテナ張っていないウェブ屋、抑えるところは抑えてあるのよ。実は瑞穂市のショッピングセンター「ザ・モールみずほ16」には、生産者さんの直売コーナーが設けてあるのです。この季節なら絶対に梅があるはずよレッツゴー。ゴートゥプラァァァム。

青梅の購入

と、買ってきたのがこちらの青梅。1キロ480円、ちょっと黄色めのお得品は250円。前者を2袋、後者を1袋購入。

今回は梅酒と梅ジュースもしくは梅サワーを作る予定にしていたので、ついでに店舗のほうで入り用の物を買います。氷砂糖、黒砂糖、純りんご酢、35度の果実酒用ホワイトリカー。砂糖は1袋300円ほどで、お酒が1.8リッター1,700円くらいだったかな。これに容器も加えると、けっこう初期投資がかかるなあという印象。

写真のように、袋入りの物を買ったにもかかわらず、帰りの車内には徐々に梅の甘い芳香が香ってきます。もうね、本当によい匂い。これは期待が持てます。一気にテンションが上がってきましたよ。

下準備をします

購入した青梅は計3キロ。出してみるとけっこうな量です。これをよーく洗い、へたを竹串で取ります。時計が一緒に写っているのは、へたを取るのにどのくらい時間がかかるのか知りたかったため。実際、20分ほどで完了しました。

それにしても生の梅ってきれいなんだなあ。それに洗ったことで余計に香りが立って、部屋の中がこれまた良い香り。しんぼーたまらん。

へたは洗う前のほうが一般的っぽいですが、まあよしとしましょう。そうしたらペーパータオルでしっかり水分を取り、ジップロックに入れて空気を抜いて冷凍庫へ。冷凍すると、食品の細胞組織が壊れて、成分が外に出やすいらしいです。ただし、冷凍すると香りが少し失われると書いてあるページもあったので、お好みでどうぞ。

しかし、たまたま冷凍物が少ないときで良かった。冷凍庫一段を占領して、なんとか3キロの梅を収めました。

※水に浸けてあく抜きをする場合もあるようです

梅ジュース（梅シロップ）を仕込みます

レシピと分量は以下の通り。

梅…1.5キロ
砂糖類…氷砂糖700グラム＋黒砂糖200グラム
純りんご酢…300ミリリットル

黒糖を混ぜてみたのは、まったりした甘さが欲しいと思ったからです。そしてりんご酢は発酵止めに少量。当初は梅サワーの予定だったのですが、考えてみたら自分、酸っぱい飲み物ってあまり好きじゃないんですよねえ。

このビンは耐熱ではないので、ホワイトリカーで中を濡らし、材料を投入。氷砂糖・梅・氷砂糖・黒糖・梅…と交互に積んでいきます。

最後にりんご酢を入れて仕込み完了。冷暗所に新聞を敷いて置いておきます。なんか楽しいよ仕込み作業。

しかし、なんでこれだけでジュースになるかねえ。最初にやった人はえらいねえ。

というわけで、今回参考にしたのは以下のページです。

• 梅のある生活（梅仕事）（紀州梅干の月向農園）…ホームのコンテンツも合わせ、梅もりだくさんで楽しいサイト。通販もやっています。
• 梅ジュース（男の趣肴ホームページ）
• 食欲日記@キッチンひめ: 手作りしよう！失敗知らずの梅酒・梅干・梅ジュースの作り方。
• 梅ジュースing finish by koihaf [クックパッド]簡単おいしいみんなのレシピが30万品！

また「食楽」7月号にも後半に梅酒の特集が載っています。作ろうと思ったのはこの雑誌を喫茶店で熟読していたせいもあるかな。

さて、明日は梅酒の仕込みするぞー。

next work » 梅仕事はじめました(2) 梅酒を仕込むの巻

<< 夢の内容に入り込んできた「ある音」 | main | [TB企画] 中の人に感謝のFirefox3拡張 2008梅雨 >>