サルが恋する葦、つぼみ再び。
2007-03-29 Thu “サボテン > 葦サボ”
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ハオルチア、サボテン、可愛いいと思う種は多々あれど、やっぱり自分は葦サボに始まって葦サボに終わる人なんじゃないかなあ…しみじみ…と実感するのは、こうして葦サボの記事を書くときだけだったりするワケなんですが。
浜松のサボちゅうさんの後編や、池袋の多肉フェアのお話は後へ回させていただきまして。昨年の同じころ、サルコイのつぼみという記事を書いているんですが、その同じ株がさらにバージョンアップして帰ってきました。いや、ずっとうちにいましたけどね。
去年の今ごろの様子に比べると、上にびよーんと突き出た枝がある以外は取り立ててすごくどうということはないんです。ただ、室内の写真だからわかりにくいんですが、外に置いておいたため、去年に比べてかなり精悍な風体となりました。赤く焼けるわしなだれるわ。
ここで、ちょっと寄っていただきたい。
ちょっとピンぼけになっちゃいましたけど、おわかりでしょうか…
枝の先端に黄色くポツンポツンポツンと見える丸いもの。去年の経験から言って、これすべて花芽です。数えたんですが、20個を超えた時点で断念しました。
去年が一つだから…
うーんでかしたぞサルコイ。
交配の相手がいないのが寂しいがな。
単為生殖…しないよなあ…
こういう花の付き方だと、クジャクサボテンやなんかと仲間と言えば納得してもらえる感じですよね。
基本的にサボテンなんだから、昼に温度が上がって夜冷え込むという冬は、元来不得意ではないはずです。ただ、高度に多肉化はしていないため、冬眠させようとすると普通に枯れてしまうおそれがあるので、最低1週間から2週間くらいのスパンでお水は上げる必要があります。そうしますとこのように、春には花芽いっぱいの葦サボになる可能性が。
ただし、緑をきれいに保ちたい、ムチムチ育てばそれでいいというのであればこの限りではありませんが。現に、もう一つのサルコイは明るい日陰にいて、上からいつも他の植物の水遣りの水がこぼれてくるため、モロに真緑をしております。まあ、これはこれでいいんだけどさ。
自分で育て方を意図して、このようにしてやったりというのは、かなり嬉しいですね。桜に遅れること一ヶ月くらいでしょうか、うまく満開になりましたら、またご紹介いたしますです。
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コメント
たまにはこっちにも顔を出してみようとやってきました。
サボテンの生命力ってすごいですよね。
アンデス超えの酸素の薄い過酷な環境で、バスの車窓からサボテンらしき植物をチラホラ見た記憶があります。
こっちは、頭はクラクラ息も絶え絶えだったというのに。
葦サボがつけたたくさんの花芽、それはやっぱり、サルさんの恋心に応えたのでしょうか。
本当にね、サボテンって究極の形してますもの。
そのメカニズムはすげえ!の一言ですよ。
進化の過程で淘汰されていく最中は、いろいろあったんでしょうねえ。
恋心?
どちらかというと放置しっぱなしで…いや、放置しながらの恋心を…
去年のひとつだけ咲いた可愛いお花は覚えていますよ。
今年は20個以上も?これは嬉しいよ。
salsaさんの巧妙な恋心テクに応えてくれたのだね(笑
我が家のsalタンも元気だけどお花はまだだもんなぁ。
それでも新芽の先っぽのチェックは何となく欠かしていません。
花芽じゃなくても先っぽの白いお星様模様が好きなのさっ!
開花、楽しみにしてますね。
これだけが咲いたら華やかだろうなぁ〜。
すこーしずつだけど、黄色みを増しておるぞよ。
ほんと、これ全部が同時に咲いてみてほしいですよねー。
すっごく楽しみです!