タツナミソウは空を飛ぶ
2007-10-17 Wed “観葉・その他 > 山野草など”
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植え替えシーズンも後半戦ですねえ。
皆さん、多肉も観葉植物も面倒見てますかー。私は見てませーん。冬になるまでにはがんばりますー。
これは、ひ、ひめ、ヒメトクサ…姫の面影は全然ないけど、昔は可愛かった(二年前の画像)ヒメトクサと申しますです…。自分と同じ、すっかりおばちゃんになってしまいましたがなー。
水生植物のくせに、水遣りもいい加減で放ったらかしておいたため、上の方は見るも無惨に枯れ野っぱらになっちゃってわはははははは笑うしかねーな(ごめん
で、夏くらいからかな、株元から雑草が生えてきてしまって。いい加減植え替えしてきれいにしてやらなきゃねーと思っていたのです。
これ…タツナミソウだわ! こぼれ種がここまで飛んだんだ。よく見ると閉鎖花が咲いている…のかこれは。(閉鎖花についてはこちら。→野草の閉鎖花)
すげー。親株とは2メートルくらい離れてるんだよ? その間にある鉢は、条件が合わなかったんだねえ。心地よかったんだねえここが。
しかしこれ植え替えしづらいなー。とりあえずもう少し住みやすくしてやるか。繁殖力旺盛だから、多少ぶっちぎれても大丈夫。春になれば、緑のヒメトクサと白いタツナミソウの花が良いコントラストになるでしょう。こりゃ植物同士の連係プレーですね、意図せず寄せ植えができちゃった。
それにしても本当、よく飛んでうまく着生したものだわ。雑草だぁと、すぐに抜かなくてよかった。やはりズボラこそ最強(違
しかし、植物ってスゴイよね。
自分から「もういいや十分だよ…」って営みを止める植物っていない。路上のコンクリートの亀裂に生えた植物。ベランダの床に落ちたまま発根している多肉の芽。鳥に種を媒介してもらうクヌギ。みんな、ひとかけらでも生に対する執着を忘れないよね。見習わなければいかんよ。
さて、こちらがクヌギ鉢の根元にいるタツナミソウ親株。いたって元気に枯れ始め、来年に向けて冬眠の準備を進めています。
こぼれ種を捲き散らかした犯人は、この閉鎖花ではないかと思われますが、依然として黙秘を続けている模様。
…とか悪者扱いに書いてますけど、タツナミソウは大好きな植物なんですよー。耐寒性多年草なので、何度でも何度でも咲いてくれるし丈夫だし。
汚名挽回のために、左は過去ログ白い花はお好きですか?からお花の様子をぺたりっと。
- タツナミソウ(新津フラワーランド)
- タツナミソウ(365花撰)
- カテゴリ:タツナミソウ (Scutellaria)(花日記 alpicola-blog)
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コメント
恐るべし、タツナミソウ。
こぼれ種を遠くへ飛ばす植物って意外にいますよね。
うちでは、プロストラーツスのこぼれ種がすごいですよ。
グラプトの鉢を侵略中!!
しかも1メートルは離れてるもの。
よく見ると、植え替えが終わっていない鉢の7割には、いらっしゃいます。
(私も雑草だと思ってました、抜きにくいからちょっと育ったら抜こうと思っていたんですよね〜)
こんなチビじゃぁ冬は越せないとは思いますが・・・。
このけなげさというか図太さを見習いたいものです。
トクサで和風寄せ植え鉢を作りたいと思っているのですが、乾燥しまくりの我がベランダでは難しいのかしらね。。
閉鎖花というものは、はじめて知りました。
開かない花って何だかちょっと悲しいけれど、
効率良く種をつけるために考えたんだろうね。。
不良の学生のように(?)実は花の内側がすごい模様ですってことは、、無いよね(笑)
はは、大丈夫ですよ日ごろはまたーりしたコメ欄なんですから(笑)
いやしかし、うまいこと鉢に入り込んだものです。
みんな、なんとかして子孫を残そうと必死なんですね。
そう、不死鳥の子孫も、あれ?ってなところに…
■caeruleaさん
うーん、私は根とかあまり整理しないで、どんどん大きな鉢に植え替えていったからだと思うんです。トクサ・イ関係は根回りがスゴイので、甘やかすとうちのようにお化けになりますw
いつもいつもコンパクトに仕立てるようにすれば、ここまでには…
あと、夏は蚊がわくのでやっていませんが、通常は腰水をしておいています。乾きすぎるってことはないかなあ。ちょっと水遣りに気を遣う必要はありますね。ただし真冬は真冬で、凍るのでやりませんが(笑)
えっと、花の内側は赤くなってて、虎でしたよ?(だから嘘つくな