ウェブ屋のベランダ冬便り(3) 生きろハオルチア
2008-01-20 Sun “その他 > 園芸・ベランダ”
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毎度、気温の話ばかりでアレなんですが。
寝る前…だいたい深夜1時ごろ、ベランダのビニ温室内と外の気温計を見るのが習慣になっています。そのたび「とりあえずがんばれよー」と植物に声をかけている気色悪いウェブ屋です。やっぱり植物と話ができなくて良かった。
「ふざけんなオマエだけぬくぬくしやがってー」
「ベランダ丸ごと温室にしろー」
…怒号飛び交うベランダになっていたことでしょう、あなおそろしや。
しかし、去年はこれほど外気温を気にしなかったはずなんだが…はて。暖冬だったからかな。植物が増えたからかな。両方だな。
冬便り(1)、冬便り(2)ときた最終便は、軽くハオルチアを硬葉メインで。ハオは記事にする割合が多いので、さらっと行きましょう。
ツンツンカタカタしたヤツら。
オブっぽいのが混じっているのは、何かの拍子に置いて忘れてただけです。
例年の経験から、水分さえ切らさなければ温度を確保する必要はないと判断して吹きさらし。遮光にスダレをかけているくらい。
その中のアロエ・ディスコインシー。うちの最小アロエ。多少の遮光はしていますが、真緑の姿から、冬は少し色が褪せてきます。
右下が空いているのは、RODDYさんのところに旅立った子株がいたところ。元気かなー?
アストロロバ・ビアニー。水遣りも霧吹きも忘れていた時期が続き、葉を枯らしてしまいやした。スマンスマン。
「僕は世界で一番不幸なアストロロバ…」パクるな。
硬ハオが難しいとおっしゃる方は、いきなりこうなっちゃったりするのが怖いんでしょうね。もちろんこの部分の葉は復活はしませんけど、成長すれば下の方に行くし気になりませんって。コイツの場合は生長点も元気だし、ツヤツヤでかっちょいいし。緑色! って感じで美しいでしょう。ま、ちょっとしたアクシデントってやつです。「僕は世界で…」だからゴメンって。
さてお立ち会い。今年もやっております、緑ブログ名物(?)「赤ナニの巻」に移行している途中の、十二の巻。じっくり寒風と天日で干して… って、干物でも作っているのか私は。
水遣りしすぎると赤くならないし、何もしないと葉先が枯れこみすぎるし…というより普通に朽ちてしまうし、シリンジで微妙な水分を保ってやる手間はありますが。…そうそうどなたかが「挑戦したけど黒くなりすぎてびっくりしてやめた」と書いていらっしゃいましたが、コレ、黒くなったあとに赤くなります。今はその途中で茶色いですね。鉢回しを怠っていたので、緑、赤、黒、茶色が融合しておりますw
三変化を観たい方はこちら→黒十二の巻 - 十二の巻、三変化の巻。今年はちょっとヘタクソだなー。日照がまちまちなんですよねえ。
けど今年は全体的に、硬ハオへの水遣り忘れすぎ。朝は時間がないし、気が回らないんだわなぁ。
となると十二の巻の場合は縞の部分が茶色く焼けちゃったりするんですけど、自分的にはこれ、すごくワイルドな感じがして好きです。気になりません。ギュっ、と上へ向かってそびえ立つ様子もcoolじゃないですか。でもちょっと葉先が枯れて来ちゃった。次に晴れたらお水あげるね君たち。
ところかわってビニ温室内にいる軟ハオさんたち。いくつか中に入れているので、空白が目立っておりますが…寒いので室内から失礼w
いつも書いてるから今日は記事控えめに。今夜も寒いね! がんばってね。
最後に室内の様子。
単に窓際に置いているだけなのでよく蹴飛ばし、土がフローリングに散乱したりして掃除が面倒臭いのですが(笑)。
そんな感じのハオルチアさんたちでした。
今日から明日にかけては雪の予報が出ている関東地方。気温はどうかな、と思ったら地上7階は8度でした。あれ? 意外に下がってない? でも雪が降る前って、逆に暖かかったりしますよね。
でも、室内のストーブはなかなか切れません。いつも点けて消し、点けて消ししてるんですけどね。ヤカンで湿度を上げているので、普段なら消しても暖かさが持続するんですけど、すぐに寒くなっちゃうんですもの。灯油代がもったいn…もういい。寒いよかマシ!
そんな石油ストーブには付きものの換気。10分くらい窓を開け放しておくんですが、新鮮な空気が入ったとたんに火の勢いが良くなりますよね。あれ見るの、好きです。新鮮だぁー! うっははーぃ♪ って感じで。
なんか今日は雑文が多いな。
とりあえずいえることは、植物の冬越しもさることながら、一番気になるのは明朝の出勤だってことっス! そんでは!
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コメント
でも今年は皆さんの所で色々勉強させて頂きましたので、非常に順調でございます。^^
ところでここに登場する硬ハオは、所有の硬ハオ全部でしょうか?
他に隠してない?
ここに無い硬ハオが不思議に子吹きしております。
リミ・ニグラなんですが、春に強制送付させて頂いてよろしい?
黒くなって、ビビって、途中で止めた人です(笑)
この赤色、実際に見てみたいな〜。
次の冬には、ビビらないで、頑張ります。
他の硬ハオと一緒に寄せ植えしてるんですが、他のも、同じように黒くなったので、もしかして、同じように赤くならないかな?と、次の冬には一緒に実験を狙って・・・
数年前購入したうちの子は、本に「アロエ科」とあったので、単純にアロエベラと一緒に、冬場は特に水辛めでやってきていました。
常々残念に思っていた十二の巻らしからぬ塔立ち、すぼまる葉姿は、もしかして、もしかすると、すべてそのせい…?
うーん、ありがとうございます、とっても勉強になりました。
増やしだしたのは昨年くらいだから、全部で100をようやく超えたくらい。そんな増やしたらアタマがおっつかないw
小さい硬ハオは根っこがアレしたのもあって、室内にあと少しだけいます。ニグラは二つほどありますけど根出し中。
ってわけで、ありがとういただきます(笑)。ああブログやっていてよかった。
上のコメントはべーやんさんあて。
■kacekiさん
あ、かせきさんだったか。
今からでも遅くないんじゃない?w
寄せ植えが全部赤くなったら綺麗でしょうねー。そうなったらぜひお知らせください!
■ikkoさん
イッコーさん? まさかイッコーさん?(んなわけは
失礼しました。初めましてー。
お飼いのアロエ科多肉、えーと十二の巻なのかしら?
基本的には水辛めでよいんですよ。夏よりは全然潅水の頻度は少ないです。
すぼまる塔立ち…て、十二の巻じゃなくて十二の爪みたいな、葉が内側に巻くハオのことをおっしゃっているのかな?(下から三番目の写真右下)
十二の巻が上に塔立ちするのであれば、日当たりが少なくて徒長しているのか、逆に塔立ちするタイプなのか。というところです。ま、元気ならだいじょーぶってことで!w
サルサさんところから来たディスコちゃんは元気です、と言いたい所ですが完全に休眠しているみたい。来た時と変わりないです。葦サボもがんばってるみたいです。
あ〜、春が待ちどうしい。
ハオ100超ですか〜〜!!
私、そんなに持ってないです。
流石教祖!!
全快の記事のネタですが、今日ベランダを覗いたら、アロマチクスがブイブイと新芽を出してました。やっぱり、植物は鍛えれば何とかなるのね(笑)。
私? 絶対無理です。
「十二の巻」コメントありがとうございます。
で、申し訳ありません、同じようなHNの方が既にいらしたんですか。
salsaさん、みなさん、別人ですが、改めてよろしくお願いいたします。(遅:汗)
うちのは、おっしゃられるように「十二の爪」に似ているようです。
それで、ひょっとすると種類が違う? と疑りはじめていたところなんです。
が、今年は葉が茶色くなる前に室内に入れ鉢増ししたら、少し葉が開きまして。
やっぱり十二の巻…?(と思いたい)
だとすると、日照は足りていると思っていたけど、徒長??
もとは固めた砂植えの小さな鉢で、「十二の巻」のプレートが置かれ、陳列されていました。
でも当時「十二の爪」なる品種が別にあると知っていたら、そこで購入したかどうか?
期待違いでも、素性がはっきりするとすっきりするのに。
でもまあ、丈夫な子はかわいいです。
と、いいつつうちは雨ざらしのコもいてますがね。
硬ハオが難しいってのはサボといっしょでダメになるとき、いきなり、ってか調子が悪いのが分かりにくいってとこでしょうね〜。
いやいやいや。
私は少ないほうですよ。歴も浅いですし。
皆さん、普通に400とか800とか持っていらっしゃるんですから。すごいよねえ。自分そんな持ってたら、もうアタマがふにゃふにゃになるな(笑)
アロマチクス、私も鍛え中w
さすがに水をやっちゃった一昨日は夜だけ部屋に入れましたけど。(同じ理由で今、硬ハオが部屋の中に…)
■ikkoさん
あ、ニアミス。
すみません、気を遣わせて。他にイッコーさんはいません。違うんです。あの芸能関係の、どんだけとかおっしゃっている方かと(んなわきゃーない
重ねて失礼いたしました。
お気になさらずどうどうとお名乗りくださいませ(゚∀゚)b
十二の巻と爪は、割と混同されて売場にいますよ。ホムセンとか。
ただ自分には内巻きのこの手のやつは、星のナントカとか、十二単とかいろいろあって、見分けつかないんスw
写真とか送っていただければ、わかりやすいかなと思うんですが。
でも「巻」が「爪」っぽいのと混同するくらい内巻きになることはそうそうないかと…思いますよ。で、爪のほうは少し管理が甘くなると開いてくるんですよね。
でもほら、名前で買うのではないんですから、やっぱりすくすく育ってくれればそれで一番♪ってことですよ^^
それと十二の巻は比較的安価で出ていますから、比較のために買ってみてはいかがでしょうか?
■RODDYさん
マイナス三度ですかー!
さすがにそこいらの温度域はうちの多肉は未知の領域です(笑)
でも、元気に気絶しているようなら春には目覚めてくれるのではないでしょうか。はやく暖かくなって欲しいですねー
■ナウクンさん
コメントの時間がモロにかぶりました(笑)
はい、私も硬ハオをこんなに焼くのは他にはないです…
いやいや、なんでもかんでも焼いているワケじゃないので^^;
そうそう、逆にガワが堅いから強く見えるのに…というギャップもあるらしくw
でもよく見るとやっぱりツヤがないし、ハリもないし、あんななりでも「ムチ」と「へな」のときの差はけっこうあるんですよねー。
お聞きすればするほど、うちのはまさに「十二の爪」のようです。
塔立ちしない姿を期待し購入したもので、ずっと、育て方がどこかまずかった?と思っていました。ハイ、もーその「爪」は、このまま塔立ちの株立ちをめざそうと思います。
salsaさん、よく知っていらして、すごいです。
気分はすっきり、とっても助かりました。
実は品種を疑りはじめて先日、「シモフリ十二の巻」という2号鉢を購入してみました。
太い白線の塔立ちしない十二の巻が憧れだったんですけれど、今あるのが万一「巻」だったらかわいそう(何が?)なので、きれいだと思った別品種にすることに。また本物の十二の巻同様の葉姿で育つのを期待して。(でも、この模様だったら塔立ちも見ごたえあって、きれいかも。)
十二の巻だけでお話を引っ張ってしまいまして、すみません。
それにしても置き場所があまり残っていないことと引っ越しを考え、気軽に増やさない、と頭で唱えているのですが。…買っちゃっています、鉢植え。
参考になったようで、何よりですよ。
どんな話題でも別に構わないので、何かあったら書き込んでくださいね。
シモフリは最近出ていますね。
私も迷ったんですが、もう同じようなのはいいやと見送りました(笑)
でも綺麗ですよねー。うまく作出するものだと感心しました。
引っ越し…
とかあったら確かにきついですねw
でも、九州から東京とか、東京から青森とか、遠距離多肉引っ越しした先人がいるので、何かあったらその方達に教えを請おうと思っております(笑)
うちにはいてませんけど、レギュラー品の3倍は太いですもんね。
と横レス失礼。
これからもときどきよろしくv です。
で、そう言いながらしつこいんですが…(汗:ここはこれで終了しますので)
十二の巻の超ワイドバンド、あれは本当にすごい太さですね。
実といいますと。
以前は、十二の巻にも類似や別品種があるとも知らぬ無知から、育て方によっては、手持ちの十二の巻(※十二の爪にほぼ確定)も近年目にするような太い白線の十二の巻のようになりうるのかな、と漠然と思っていました(恥)。同じ商品名だったんで…(言い訳)
ちなみに私の鉢数は、多肉とそれ以外の植物をすべて合わせて 80個弱? だと思います。
みなさんケタがちがう〜。楽しそう〜。
そうそう、うちは超ワイドバンドはいないんですよね…
あれ、どなたでしたっけ。チョベリバの記事、上げていたような(笑)
あれはちょっとうらやましかったですw
■ikkoさん
いえいえ、こちらこそよろしくです。
コメントはいくら続いてもお相手しますから(笑)
うーん、株の生長とともに生長するシマシマw こわいな (゚∀゚)
そう、株は大きくなってもシマの太さはそのままなんですね。考えてみたらオモシロイですね。十二の巻はいっろいろ園芸種があるみたいで、集める方もいらっしゃるらしいです。私にゃ見分けつかねぇーw
80個弱、多いほうじゃないですか(笑)
トモダチが増えれば増えるほど管理は大変になりますけどねー。でも多くても少なくても、園芸をする楽しみは一緒ですよ♪
鉢は、実生(自力増殖も含め) や挿し木、鉢増し限界の植替えで はみ出た余剰が多い(元気だと捨てられない…)だけで、種類数はそれほどじゃあないんですよー。
でも、水やりの時間はそれなりにかかりますか。
十二の巻の種類は、昨日ポケット図鑑を買い足し、ページを括って「あっ,“十二の爪”」と思ったら、記載は「十二単」。……違うんですか? 作出者様。(笑)
でも、うちのは塔立ちする別種だと分かったので、もう充分ですvv
ええ、その気ならいくらでもお相手しますよこちらで(笑)
株分けや挿し芽、挿し木、同じ植物が増殖しますよねえ。特に珍しくない、皆さんが持っているような種なので交換にも出せないとゆーw
私も、今は冬で部分的にしか水遣りをしませんが、春夏秋なんかはポリタンク抱えて風呂場と何往復(´Д`;)
十二の爪っぽいのは、園芸種として出回っているのか、学名的に分けられているのかもう見当付かないのが多くて。。うちも、二匹いるのでもう十分です(笑)