レツーサ祭りでぃ! てぃてぃっ!
2008-03-13 Thu “多肉植物 > ハオルチア > 軟葉系A”
comments (5) | trackbacks (0) | 記事のURL
今年の冬は、昨年までとかなり様相が違いました。
かなりの低温とめったない乾燥状態、そして一番寒い時期に仕事が忙しく…と、見てあげられない間に多くの植物がSOSを出しておりました。
とりあえずハオは霧吹きを…なんて気をとられていたら、とある葦サボはヤバい状態に、とある観葉植物は普通に枯れ。今年は室内に入れてやればよかったなと後悔は先に立たず。いつも冬の終わりには思うのですが、今年もまたひどかったな自分の管理。辛そうなのは目に写っていたのに、見て見ぬふりをしていた。寒いとか時間がないとか言い訳して。冬のせいじゃない。自分のせいです。
と自分を責めてみたところで、枯れた植物は元には戻らない。凹む前に、まず今いる植物の世話をしてみやがれってなわけです。でも、来年へ向けての反省材料として生かさなければね。以上、独り言でした。
…はい! では気を取り直して。
今回の植物はハオルチア・レツーサ。
レツーサ、イコール「寿」、ちょっと地味。初めてうちに来たレツーサがその寿だったせいもあって、そんな印象しかありませんでした。その後、レツーサと一言で言ってもいろいろなものがあることを知り、その多くが美しい窓を持つ種類であることを知ってからは、かなりのフェイバリット・ハオとなったのでございます。
レツーサ(retusa)の語源であるラテン語retususは「微凹頭の、先端がややくぼんだ円形の」という意味。
艶窓レツーサ
この細かい赤玉と札を見れば分かる方はお分かりの通り、某ザキ出身のレツーサ。最近某ザキさんのサイトにはちゃんと、「当店のブツはニシさんの商品です」って書いてあるのね。それはさておき。
去年の12月ごろ、濃いグリーンと大きな窓に惹かれて購入したもの。いくら私が赤ハオフェチでも焼いてしまっては魅力が半減すると思い、がんばって遮光して透明度を保つようにしました。特に凹みもなく、ツルツルの葉っぱもウヘヘ度3。うつくしぃ。
トリプルレツーサ
レツーサ×3、イコール…でご紹介した、「レツーサ 変種レツーサ レツーサ型」、つまり「レツーサったらレツーサ、ちょっとアレなレツーサだってば!」というレツーサ(しつこい)。
こいつも焼いてはなるものか、焦げてはなるものか、しかし適度に日照がないとカッチリしねーぜ! と気を遣った一品。色だけの印象だとちょっと弱そう、デリケートそうですが、かなり丈夫で強いヤツです。棚をのぞき込むと一人だけ「パァァァ........」と光を放っているコイツは、ベランダ発光体ナンバー2だね。
エメラルドフラッシュ
「遮光、でも日照」という遮光具合って難しい。うん。
長時間、柔らかい光の当たる場所というのがうちにはないんだよなー。4月になったら配置換えでも考えてみようかしら。
お久しぶりのエメラルドフラッシュ。
こいつも多分に漏れずみすぼらしい姿になっていましたが、しかし耐えてくれました。最近は子株に押し上げられてカサ高になっております。このプクパン具合はどうよ。
寿と寿宝殿
かなりいじめた感が否めないので小さい写真で(笑)
左下が寿宝殿、右上が寿。
寿宝殿はかなり前から仕立て直し中でリカバリーに時間がかかっておりますが、マシな新芽が出てきてくれたので今回の植え替えでムシろうと思います。寿のほうは、お手本通りのくしゅくしゅ具合でしょう?w
根っこは生きてるんですが、水の吸いが悪くて土の乾きが遅いんです。で、根っこをぐずぐずにしちゃうのがいつものパターン。なかなか一年を通して元気でいてくれません。それでも息絶えないのがレツーサクオリティ。今回の植え替えでは素焼き鉢にチェンジして、土の配合もなんか考えてやろうと思ってます。
さて最初の二品。もう一枚ずつ写真紹介させてください。
白く飛び気味に取れちゃった写真ですが、葉っぱの透明部分がうまく出ている写真になりました。綺麗ッス。
上の写真ではキリを吹いちゃってますが、こちらは本来のマットな雰囲気が伝わるかなと掲載。小学生の時にあった、透明で色の付いている消しゴムのような感じ。わかるかしら。
以上! 春のレツーサさんたちでした!
- 〔多肉植物 > ハオルチア > 軟葉系A〕カテゴリの過去ログ
- ウェブ屋と一緒にバディア10種の生長を観察する会 (12-04-20)
- ハオルチア・江隈ユニオンのその後 (12-01-19)
- ちょびちょび深夜の植え替えをしております (11-09-09)
- ガチムチバディア9種とベランダと私 (11-07-27)
- シュルドチアナ・ミニマの生長を生暖かく見守る会 (11-05-29)
- 仕立て直しからの復活。大窓白くもり窓アトロフスカ (11-03-26)
- 生きとしイケてるハオ。ブロンズキャッスルと網特コンプト (11-03-23)
- ジュピターとベランダハオルチアンの苦悩 (10-09-22)
コメント
「レツーサったらレツーサ、ちょっとアレなレツーサだってば!」は素晴らしく綺麗な色になりましたね。暗いところに置くと光るあれみたいと思うのは私だけでしょうかね?
家のエメラルドフラッシュは、ちょっと置き場を変えたら、日焼けしました。やっぱり綺麗な色にするのは難しいですねぇ。
トリプルレツーサは産地入りだから原種なんだろうけど、こんな色するレツーサもあるんですね。アマガエルだなぁ。
エメ・フラって何時見ても鶴来田さんにしか見えないんだけど・・・
僕は三角窓で綺麗やなぁ〜って思って見たらレツーサ類、
それでもレツーサ=寿と言う感覚が離れなく買うのを躊躇してしまします。。
そうそう、某ニ○さんにメールで聞きました。「ザキには、これからも卸すの?夏に行ってもまだあるかな?」ってそしたら「勿論あります。東京支店と思ってください。」との返信。。なので堂々と宣言したのでしょうね。(内密にする程の事ではないですからね)
ってことで、きっと夏頃にザキ荒らししてみせます!(嫁に頼み込んで♪)
すごく綺麗〜!
エメラルドフラッシュも色が爽やかですね。
私が某ザキさん行ったとき艶窓レツーサ無かったです。あそこは行く度にあるもの違うっぽくて面白いですけどね。
これがうちにあったらずっと見とれちゃいます。
怒濤の連続更新の後には放置期間があるのでちょうどいいでしょ?w
暗いところにおくと光るアレ、蛍光ナントカとか夜光塗料のようなアレですね。確かにこれは蛍光ペンのような色合いです。本当にきれいだよー
■べーやんさん
窓アップは許してください。私のデジカメさんが限界です。
フォルムといおうか、この色合いというか、大きすぎる窓ですかねえポイントは。(窓好きなので)
トリプルレツーサ、雨蛙w
本当、これが現地にいるのかな?って感じですよね。
■男爵さん
けっこう調べてみると、種類があるのでびっくりでした。
寿だけの専売特許ではないです、レツーサ(笑)
ザキさんに男爵さんが来たら大変でしょうね。もう総なめって感じで。
嫁に頼み込んで、つか嫁と一緒になって鶴さんの温室アラしてたじゃんw
■のんさん
行くたびに種がだんだん高いものになっている感じがして、うまくニシさんと連携取られているようで(笑)
しかし、あの量を切らさないほど在庫があるもんなんですね。大手はすごいや。
ここ数ヶ月ザキ断ちしてるんですけど、そろそろ…いやいや…