侵入者、君の名は
2008-04-10 Thu “観葉・その他”
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前の記事のコメントでbisuiさんが「青紫が好きです」とおっしゃるので、心優しいウェブ屋は早速記事にするのでした。ってなわけではなく、たまたまです。たまたまですからね!(何を必死
サルベランダの暴れん坊春将軍であるタツナミソウ。
春になってだいぶ茂ってきたねえウヘヘと眺めていたら。
目に慣れない、紫色のナニカを見つけました。えーと、どこかからお菓子の包み紙でも飛んできたかな。
じゃない。あからさまに違う、ツヤツヤした葉っぱが混じっているではないか。あんた誰。
いやんっ。
萌えっ(違
後を追ってつぼみが三つか四つ。この垂れようはスミレっぽいんだけど、なんでこんなところに? 鳥が種を落としに来たとか? 去年はいなかったはずなのだが。
困ったときはお花の師匠である母に訊け。
写真付きで問うたところ、「ニオイスミレ。うちにいっぱいあった花」とのお答え。そう、そもそもタツナミソウは実家からクヌギをもらったときに、株元にカバーとして生えていたもの。その中にいつの間にか紛れていたのが、今年になって咲いたというわけです。
そのニオイスミレも、もともとは母が隣家のおばーちゃんからいただいた株。「初めは一株だったのに、いつの間にかほうぼうに増えて、増えて、増えてね…」だ、そう。宿根草の意地を見せられた気分です。最近、自分の中で宿根草がアツいです。
いやそんなことより今、増えて増えて困っちゃう、略してFFKとか言ってなかったか? 増えるのか? 増えるんですか?(汗
あ、ちなみに「強い芳香が特徴」とあるのでクンカクンカ嗅ごうとしたんですけど、クヌギの枝に阻まれて(´Д`;)を近づけることができませんでした。残念無念。
08.04.12 追記
コメント欄にて、これはニオイスミレではなく「ビオラ・ソロリア(Viola sororia)」と教えていただきました。ありがとうございます。ハハにも早速教えてやります。Plants at East-PineDoorさんのページで見ると、確かに花中心部の剛毛の特徴が。
ところで、母の写メールより
今、うちは花盛りよー♪ と来た写真をご紹介。
このサイズで送ってきたので拡大しやしませんが。
母も割と、冬はガーデニングのモチベーションが下がる人。「最近疲れちゃったんでちょっとずつ整理はしてるのよ」なんて寂しいことをいうくせに、春になると花がどっと増えている。子としては嬉しいですけどね。そうだ、今年もバラとなんとかショー行かなくちゃ。
これも宿根草だそうです。
「名前? 忘れた」。お師匠。
これはおなじみのパンジー、いやちょっと小さめだしビオラかな? 母はパンジーとビオラが大好きで、冬から春は実家にはてんこもり。
私も前はパンジーやってたんですけど(2005年4月の画像、白パン、赤パン、紫パンジー 2006.03.25)、一年草というのがどうもなーとか、花摘みがちょっと面倒臭いなーとか、アブラムシの恐怖がなー、なんて最近はやっていないです。
そうそう、冬を越したヒューケラも花芽が伸びてきました。
春は楽しい季節ですね。
参考:ニオイスミレ
一応このまま残しておきます(笑)。
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コメント
綺麗な色だなぁ、萌ぇぇぇ〜。
「名前? 忘れた」の鼻の色が綺麗でたまりませんな。
私の実家も、すみれがたくさんあります。
こぼれ種でいつの間にか増えるみたいだけれど、
抜いてもっていっちゃう人がいるので(困)
花泥棒は泥棒にあらずなんて昔の人は風流なことをいっていたけれど、
大切にしている花を盗まれたら腹が立つし、その周りにあるものを荒らしていくのも許せん!!
まぁ、これ可愛いから欲しくなる気持ちはだけは分かりますけどね。
ブルーの花って魅かれますよね。
私も、今年のビオラ濃い紫、淡いブルー、
毎年新しい色がありそうですよね。
ニオイスミレってほんと、あれって感じで咲いてくれてるので、ありがたいですよね。大好きです。
気になったのではじめてコメントさせていただきました〜
あの、これニオイスミレじゃないですよー
ビオラ・ソロリアっていう種類です。
葉っぱの先が尖ってるのと葉っぱがツヤツヤしてるのがソロリアの特徴。ニオイスミレは葉の先の尖りが鈍くてかなり円に近いくらい、葉に毛が生えてるんでツヤがないんですよ。そして、お天気の良い昼間なら一輪でも顔を近づけると香ります。実家のお母様に「花が咲いている時香水の香りが漂わない?」とか「実が付いた茎が伸びてきて種が飛ばない?」って聞いてみてください。閉鎖花から出来た実が伸びて種を飛ばすのがソロリア、株の付け根でほとんど埋もれて丸い紫の閉鎖花の実をつけるのがニオイスミレです。ニオイスミレはイチゴみたいにランナーで殖えて、ソロリアにはランナーはできません。ソロリアの古い根元はワサビみたいになるのでお母様に確認してもらって下さいね
これって最近、ニオイスミレの名前で売られちゃってて、他の色のニオイスミレは持ってるのですがまだ無い紫色のニオイスミレ苗をネットショップで頼むと必ずこれが届くのですよ〜、困ったもんです
本物のニオイスミレの香りは香水の様に素敵でウットリしちゃいますよ
ハオルチア大好きですが置き場所がない〜〜
半年近く冬の北海道は多肉さんは飼い難いですね
そう、母の鼻の色はとっても若々しくてキレイなのです。
なんでだよ。(ぷ
まあねえ、声かけ、互いにギブアンドテイクしたりして園芸仲間が増えるのは良いけれど、荒らすのは良くないですねえ。
てなわけで例のブツ発射しました。
■ぎぼちゃんこさん
ありがとうございます。初めまして。
ぎぼうしお好きなんですね。広いお庭? とてもウラヤマシイです。
↓というわけで、ニオイスミレではないことがわかりましたw
本当は自分、白い花が好きなんですけどもね(笑)
限られたスペースだし、多肉にも気が行ってるので管理が行き届かない…ゆえに、お花は最小限にしようとは思っているのですがーがー
■ばんざいうさぎさん
うわー、あの、植物にものすごくお詳しい方ですよね?
変な訊き方してすみません。恐縮です。
お花の名前、同定していただきありがとうございました。コメントいただいて写真をネットで探ってみたところ、ご教示いただいた種類とわかりました。確かにこの剛毛は、そして葉っぱの形はそうですね。
母には、いただいたコメントをメールしておきます。
いったい何十年越しの発覚なんでしょうね^^;
自分、いい加減ではありますがこう見えましても真摯に記事書いております(笑)。なので、また間違いやご指摘などありましたらバシバシお願いします。ビオラ・ソロリア。覚えました。
東北や北海道でも頑張っている方はいらっしゃるのですけど、やはり関東以南に比べると難しい面は否めないでしょうねー。冬はさすがに室内でしょうし、集めようとすると大豪邸でもない限りスペースが(笑)
というわけで、今回はありがとうございました。
ハオルチア好きはここ数年の事ですがスミレは子供の頃から大好きで、特に外国種が好きなんです
ニオイスミレもありますがビオラ・ソロリアが一番多くて、全部で改良品種が5種ほどあります。特にそばかす模様の‘フレックルス’がとても好きで花壇のひとつがこれ一種に独占されてますね・・・
ハオルチアは普及種が主で50種というところでしょうか。先代が農業だったので外にはいくらでも土地があるのに、機密性を高めるために狭く出来てる北海道の一戸建てでは置き場所が無くて。家人に文句言われながらどうにか置き場所確保してます
私のいる土地からさらに車で2時間ほど北上したとこに凄いツワモノのハオコレクターがいますよ〜(もう一人いましたが転勤で我が家より少し南下しましたw)
車庫くらいの温室を自分で骨組みを溶接して作ったり、冬には2階のかなり広い部屋を専用部屋にして照明や光の反射の工夫をしたりとすんごい設備です。その人の存在を知った時は驚いたもんです。彼こそ最北のハオコレクターに違いありませんよ
また、時々コメントさせていただきますね〜
画像検索してみました。
うわー、これ素晴らしく美しいですね。これが花壇ひとつに咲き乱れている様子、一度拝見してみたいです。きれいだろうなあ。
>彼こそ最北のハオコレクター
そ、それはすごい人かも(笑)
もしかしたら有名人の方かもしれませんねー。極寒の地でハオルチアのような植物をうまく育てるには(数十個ならともかくですね)、そのくらいの気合いが必要なのかもしれないw
でも好きならこその選択というか、結果なのでしょうね。
どうぞ、これからもお気軽にコメントくださいね。