緑のウェブ屋多肉の旅「好っきゃねん大阪」(芳明園編)
2008-09-25 Thu “その他 > お店・業者・温室見学”
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中編の次は後編だろ、という大方の皆様（自分さえも）の予想を裏切り、今日は芳明園編をお届けします。
1足す1は2じゃないのよ！ ※意味不明
もし、私がいつか関西に行くことがあったら、絶対にここへ来てやるんだ！ と長いこと憧れだった業者さん。それを見たのが当のべーやんさんの記事「芳明園、行って来ました。男爵さん夫婦に会ったよ！」だったのですが。葦サボモサモサ好きならこれ、Love過ぎでしょ？
夢にまでは見ないが楽しみにしていた芳明園さんの全景がこちら。
見るからに！
見るからに田舎の農家といったこの風情！ 通りを挟んだ右側は普通の住宅地なのですが、周辺の方はここにお宝がいっぱいあって、全国多肉マニアの垂涎の的である…なんてことをご存じなのでしょうか。
なにげなく生えているこれ、オオバコなどの、いわゆる雑草のたぐいではないんですよ。これ、ミント。自生しすぎ。
「英国ではハーブは雑草扱い…」というフレーズを思い出してしまいます。
さて、ご挨拶もそこそこに、いよいよ突入します！
サルサ、行っきまあああぁぁぁぁ..........
ああ…ああ！
森林性の着生植物！
柱サボテン亜科の葦サボ！
思わずアホなことを口走ってしまいそうです。これが写真で見た葦サボモサモサ天国！
ダイブしてやるぅー！
アッキャキャキャ
一列全部アシアシなんて素敵すぎるー！ うお〜！ ホェ〜！（と叫んでいたとべーやんさんが書いていたので）
もう、どれがどれだかわかりません！（私じゃない、園主さんが言っていました）
日がよーく当たっているので、どの葦サボも黄色に近い色をしています。
適当すぎて素敵！
味噌も●コも一緒！
（分かりやすく植えられているだけ綺麗なほうかも）
興奮しすぎてアレなんで、ちょっと気分を鎮めましょう…
キリンで。
（ハナキリンには鎮静効果があるそうです）（嘘、むしろ毒が）
トゲトゲにひっかかれないよう注意だ！
んまあ、ほどよく、いやこんがりと焼けた九厘塔。
温室なのにこの砂漠感はどうだろう。ここだけ見たら現地の写真のようだ。
なんかわからないけど、モシャラな硬ハオハオハオだ。
ここまでオレンジに焼けたのは初めて見たぞ。私はここの硬ハオに生まれなくてよかった。
月下美人でしたっけ？
なんとかクジャク？ ヒロケレウスかエピフィルムかなにか。
私、初めて花の実物見たんですが、大きいんですねえ！ 私の手のひらよりデカいんですね。けっこう環境厳しくても元気なんだなあコレって。
芳明園さんは温室が数棟並んでいるので、中に突入しては暑さで参って外に出て、また違う棟に突入…なんてことを繰り返していたんで、今どこにいるのか、どこまで見たのか、あとで見ようと思っていたあの植物はどの棟にあるのか…。ああ、ここはジャングルなのねエヘヘヘヘ…
そういえば一緒に入ったべーやん兄さんはどこだ？
（すっかり忘れている）
そんな中、園主さんの奥様が顔を出されて、「暑いでしょ？ 冷たいものどうぞ」と勧めてくださいます。その冷茶の美味しいこと！ がぶがぶ飲んでしまいました。奥様、マジで一生ついていきます。
通路はまあ、ごく一般的な狭さではあるのですが、ありとあらゆる植物がウヒョヒョヒョと自由奔放に伸びているため…
通行止め。
しかし、そんなジャングルをものともせず、慣れたものですべーやんさん。ひょいひょいと植物をのけて進んでいきます。
私はというと…
「はい？」（サボテンの触手に呼び止められる）
「いてて！」（アガベにつっつかれる）
「うわぁー」（ある鉢を取ろうとして違う鉢を豪快にコかす）
ある意味、非常に植物とコミュニケーションが取れたと自負しているわけですが… 楽しい！楽しいんだよママン！
しかし、こういう場所へ来て思いました。
夏だから、温室は暑いからなどと、無防備な格好で来ちゃぁいけません。露出が多くてもべーやんさんを喜ばせるだけですので、これからべーやんトラベルサービスをご利用の際はご注意ください。
じゃ、なくて、冗談抜きに長袖は必需品ですね。とげやノギに引っかかれるのもそうですし、なにより「暑すぎて蚊はいないけど、そのかわり鉢がいる」のだそうで。いやぁ！ みなしごでも蜂はいやー！
（修正：なんか都々逸みたいになってますが、「鉢がいる→蜂がいる」の間違いです。面白いんでそのままにしておきましゅ。ある意味合ってるし）
さて、だんだん自分の思考能力もにぶってきたようです。それに、いつもは来られないところなんだから十分に写真を撮るんだ！ と気張っていたので、欲しいものの目星をまったく付けていません。そろそろ持ち帰り品の物色をしなければなりません。
モーローにダメ押し。
コーデックスの多い加温室。熱気ムンムン過ぎて、2分といられません！
でもね、美しくディスプレイされたお店もいいけど、こういう温室を探索して、業者さんとお話させてもらうほうが楽しいわ。もっともっと、こういう機会を増やしたいな。
最後はべーやん兄さんと合流し、アレはどーだこれはどーだ、あっそれは仔が出たらチョーダイなどと青田買いをしつつ、数点を選んだところで、お会計をしに冷房の効いている別室へ。
ああ素敵！ 冷房最高！
エコなんてくそ食らえだバーカ！（怒られるぞ
一時間弱でしょうか、今うちにいる植物のことについて相談したり、べーやんさんが園主の方と会話するのを聞いていたり。それはもうあっという間の楽しい時間でした。
自分で、自分なりにいろいろ調べるのも大切なことだけれど、こうして業者さんや趣味家さんと実際に話を交わすことは、何事にも代え難く、手っ取り早く経験値を上げられる機会だと思うんです。
こういう機会を与えてくれたべーやんさんに、改めて感謝です。
趣味のつながりって素晴らしいよね。
さて、次回こそ本当に本当の後編…と思いきや、関西訪問のもう一人プラス一匹の主役がいよいよ登場します。お楽しみにー。
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コメント
いくら時間があっても足りないくらい楽しかった様子が届きました。
ずっと、いたかったんじゃないですか？
（砂漠地帯だから暑くて耐えられないでしょうかね？）
かなり、楽しかったんでしょうね。
・・・・・・
いいなぁ・・・・
べーやんさん独り占め・・・・
へ〜んだ、今年こそ某所の新年会に突入するもんね・・・・
いつか御大の温室にも行ってやるもんねぇだ！！！！
・・・・だんなの土日出張がなかったらね(T_T)）
もちろん、戦利品の紹介が近日中にオンネット（オンエアはやっぱり間違いでしょう？）されるんですよねぇ。。。？
こんなに綺麗な感じでした？（爆
焼けすぎ御免！
デカスギ御免！
伸びすぎ御免！
痛すぎ御免！
なジャンゴーが僕も大好きでね、ここの魅力にはまると他の所が退屈に見えちゃうのがジョンゴーの魔力ですね。（笑
むやみに引っ張ると 連動した子達がなぎ倒し当たり前! やっぱり倒しました？
僕は、毎回1鉢はザラザラ〜って土を散乱させてますよ♪（仕方ないよね）
途中途中にある ミニハシゴも登ると 棚ごとぶっ倒れるんじゃねぇ？ってドキドキ感も 良いアトラクションになって御座います♪（楽しみましたか？）
そして、面白いのがハウス外の雑草に見える植物達ね。
ムカゴもあるし（先日貰いました）ハーブも・・・・全て判った上で植わっているらしい・・・・「ﾊｲ!ｳｿ!」と突っ込みたいけどね。（爆
そして、このハーブの先に土が敷き詰めてある所（車が止めれる所）に実は・・・園主さん隠れて土を捨ててるんですが、其所にもお宝が落ちてる事がチラホラ・・・（よく拾って帰ります♪）
次回ご来園の際は、どんだけジャンゴー化が進んでいることでしょうか♪
また、来てくださいね♪
そうそう、ホントにジャングルのように迷ってしまうんですよね、目をつけていたあいつはこっちのハウス？あっちのハウス？みたいな感じで。
普通の業者さんは科ごとにまとめられているのかも知れませんけど、いろんなところに点在してますもんね。
最低でも３周はしないと見落としがありますしね。
ホントいったいどうなっているのか〜、って感じですよね。
もっとゆっくり見られたら、そしてもっと涼しかったら何時間でも居られるよね〜
まあ、ハオ的にはちょっと不満はあるけれど、他では見られないものも沢山あるからね。（でも見つけられない・・・）
また、「うぎゃ〜」って叫びにおいでね。
↑ｂｉｓｕｉさん、独り占めって、こんなロマンティクの欠片も無いとこで？
せめて、夜のラウンジくらいでないと・・・
はい、それはもう全く時間が足りなかったです。
近所だったら飽きるまで入り浸ることができたでしょうが、ほんの数時間で何ができたというのでしょう。しくしく。
■bisuiさん
＞べーやんさん独り占め・・・・
そこですか(笑)
モテてますなべーやんさんｗ
幸か不幸か独り者ですし、自分のためだけに時間を使える今、最大限にbisuiさんの植欲を刺激させていただきましたが。ね、よしやってやろうという気になったでしょうｗ
■ハティなべさん
＞オンネット
おばさんのかぶる黒いアミアミネットを思い出したぞ...
戦利品は最後にでも、いくつかご紹介しようと思っております〜
（全部は面倒臭いんですｗ）
■男爵さん
あれ、そう言われればそうですね。
あのジャンゴー感がいくぶん軽減されておりますね。おかしいですね。これはきっと一眼レフじゃないからですね。（単に今欲しいだけ）
ミニハシゴなんて怖くて乗れませんでしたよ。
一列全部連動してぶっ壊しそうだし、そのままサボテンの上へグサっと…いやですね…
＞このハーブの先に土が敷き詰めてある所（車が止めれる所）に実は
何ー！ べーやんさんのクルマで見えませんでしたよ！ やだなあ言ってくださいよチクショウー！
■ナウクンさん
今度訪れた際には、ナウクンさんともこちらでデートさせてください。（といっても入るときだけだな一緒なのは）
本当にね、入り口に付箋でも貼っておかないとだめかなと思いますよ。「右列奥から2メートル、焼けたハオルチア」みたいに。暑さで参ってしまって、最後に入った棟なんかは内容覚えてませんよｗ
■べーやんさん
あれ、そうでしたっけ。覚えてないや（ひでぇ
やっぱりね、なかなか葦サボを語ってくれる業者の方っていないので貴重なんですよ。しかも主役級で育てていらっしゃるから。関東支店出してくれないでしょうか(笑)
だから正直、ハオはそれほど期待してなかったです。それよか、球根とか芋とか、いろいろ面白そうなモノがもっとあったんじゃないかと、物足りないっす…
ちょっとお邪魔しそびれていたら
こんな夢のような記事が･･･ｳﾗﾔﾏｼｲﾃﾞｽ♪
そうそう、先日葦サボ２号をゲットしてきたんだけど
土や管理方法がいまひとつ分らないのです･･･教えてくだされ〜！！
でもね、多肉園さんいくと行く前に考えていた作戦が全部消えてなくなって
何を買うか分からなくなってしまう。
salsaさんは作戦立ててく？
うらやましいだろうー！
はっはっはっはー！（嫌らしいな
葦サボ二号さん、どんなやつかな？
ブログにアップされるか、写真とか送ってくれるとわかりやすいんですけど〜
■ずっかさん
ずっかさんすっきやねんですか (ﾟ∀ﾟ)
＞salsaさんは作戦立ててく？
当たり前でがしょう！
行く前には！ ナニとナニとを買うか、予算まで立てて！ それ以外の植物には見向きもせず用が済んだらすぐ帰る！
…わけないじゃないですか…
「多肉園さんいくと行く前に考えていた作戦が全部消えてなく」なるに決まってるじゃないですか…
たいてい、手に持っているモノは、もともと欲しかったか、まったく気にもならなかった子か、ですよ(笑)