ブログ終了と新ブログのお知らせ

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【2014.10.3追記】…の、ですが、いまだに連日新ブログよりも多く検索エンジンからお越しいただいて(笑) ありがたい限りです。今にして読むと無知な面、つたない内容が目立ちますが、その時々の情熱を持って一生懸命更新した記事たちです。お楽しみいただければ幸いです。

緑町のウェブ屋 拝

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ハオルチアが凹む原因ってなんだろう


※写真は本文に関係ありません(ナニソレ)
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前の記事のコメント欄にて、キャットママさんは呟きました。

「ハオの葉の凹みは乾燥なんですか?私よく失敗するんです」

ウェブ屋もよく失敗するんです(´・ω・`)

前の冬にはアトロフスカをガリガリに細らせたし、雪の華だって一年を通じてふっくらしているほうが少ないんじゃねーか、といった具合。さー、一緒に考えよー。

葉がへこむ原因

実は、夜のうちにチューチュー星人がやってきて、細いストローを葉っぱに突き刺し「チュー、チュー」と吸いつくしていくからではなく、端的に言えば水分だと思うんですよね。これは鉢の中の水分でもあり、空気中の水分という意味でもあるんだけど。

基本的に、多肉質な葉っぱには水と夢が詰まって…いや水が詰まっていますよね。その水が葉に行き渡るのは、基本的には根っこが土壌から水を吸い上げるという役割を果たしているから。

さらに、根っこが土壌から水を吸収するには、その根っこがまず十分に水を吸える健康的な状態でなければいけない。根腐れするとこれがうまくいかない。

また、根っこは健康的でも、水遣りが極端に少ないとか、排水性や乾き具合のみを優先して保水性が悪い土だとか(石メインだとなりやすいよね)いうことも考えられますよね。

あとは単に冬で、断水している方の場合は、寒いし、もうマジやる気ねー…と、生長を止めて気絶しているか。

どうしたら健康的な根っこになるのか

(あ、期待しないでくださいね、なにかに基づいた知識を披露しているのとは違うんで、間違っていることも多いと思う)

もちろん、三大栄養素であるカリ分は、根っこの生長に一役買うとは書いてあります。では肥料をあげればいいかというとそれは短絡的。特になんらかの症状が出ているときに施肥することは、その植物のバランスを壊してしまうかもしれない。

逆に、三大栄養素・中量・微量要素を含めたなんらかの成分が多すぎて、あるいは少なすぎて生長点障害を起こす場合なんかもありますが、ケースとしてはそこまで多くないと思う。それならまだ虫害のほうが多いかな。

まあ、そんな複雑なことを考えるより、まずは育て方ですよね。

乾いたら水をやるというより、少し枯渇状態にすることが逆に、根っこが太るのに重要だったりとか。もちろんお水をあげるのは大切だけど、根っこが育つには酸素も必要だから、いつも根っこが濡れている状態ではよくなくて、鉢の中の通気もよくなければいけない。

しかるに、植わっているのはどういう土なのか、乾きやすい配合なのか、乾きにくいのか。もし黒プラ鉢だと乾き具合が把握しにくいのなら、素焼き鉢や朱温鉢を使ってみるとか。通風は十分か、日の当たり具合はどうかとか。それ以外にもあるかもしれないし、一概には言えない話になってくるんですよね。

「何がどうしたからこうなった」という現象の解明って、いろいろな要因が複雑に絡み合っていて、私もほとんど把握できてないんだけれど、できることは限られているから、その中でいろいろ工夫していくしかないよね。

だからこそ、植え替えの時に根っこを観察することは大事なんだよね。私は特に根っこフェチなんで、ガン見してますよ。

空気中の水分

ハオルチアの業者さんの育て方もいろいろだと思うんだけれど、割と共通しているのは温度もさることながら、温室の湿度が高めに保たれていること(幅はあります)。といっても、例えば梅雨の時期に湿度や鉢が乾かなくて根腐れするように、あまり高すぎても逆効果なんですよね。

特に私のようなベランダでは、通風はバッチリだけど湿度が保ちにくい。だから私は割と、湿度の低い冬の間は特に、シリンジをすることが多いです。葉の表面から水分を吸収させると言うことではなく、そのスペースの湿度を上げてやるというのが目的です。とはいえ、水遣りのかわりやお掃除、ワタムシ防止みたいな意味もあって、本体にシュパシュパかけちゃうけど。

補足ですが、自分は冬でもハオルチアに水遣りはします。
水遣りの頻度は間隔が空きますけど、水を切ったことはありません。なんていうかな、今まで普通に育てられていたものが、生長期じゃないからとか夏型とか冬型とか情報を気にしだした途端にあれー? みたいなことになったりもしたので、あまりそこらへん、左右されすぎないようにしています。

…あ、だから、この記事はアテにしないでくださいね(笑)。

と、いうわけでキャットママさん、答えは出ません!w
ただ、これかな、あれかな、ということは提示できたと思います。うん、うまい逃げ方だ。もしここらへん、詳しくご存じの方いらっしゃったら、補講をお願いしたい。

私もまだまだ模索中なんで、とりあえずは今いるヤツらを維持することを目的に、この冬も頑張って参りたい(むしろ植物が頑張るのだが)と思う所存でございます。

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コメント

キャットママ | 2008-12-26 09:16 AM
うわぁ〜悩み事を取り上げて頂き ありがとうございます!!
そうですよね、ドンピシャの明確な回答があるはずもなく、しかしいろんな角度からつぶさに見て、その環境と照らし合わせていく事が大切ですね。根っこ・土・鉢・湿度・通風・光・・・・うわ!贅沢三昧な奴!と 思わないでもありませんが、好きなので顔色窺いながら・・頑張ります。(ちょっとコノ辺は恋愛事情に似て、こちらが負けて振り回される気分と重なりますね、ムム・・)
サルサさんの以前の記事、ハオの植え替えの欄など再度じっくりみてお勉強だ!と意欲を燃やしました。
ありがとうございました!
ハティなべ | 2008-12-26 01:07 PM
こんにちは♪
うちのも凹んでます。でも、凹んでいたのに突然プリプリになったやつもいます。

じっと観察していて思うに、植え替え直後なんかは、根が少なくなったりダメージを受けたりで、根が栄養分や水を上手く吸い上げられなくなって、やむなく葉っぱに溜め込んだ水やら栄養分で細々と生活しつつ、再起を果たすために葉っぱに溜め込んだ水やら栄養分を使って新しく根っこを伸ばすので、蓄えがなくなって葉が凹むのかなって思ってました。(給料日前の私の財布のようだ。。。)

そんで、根が十分に伸びたらまた葉っぱに養分を溜められるようになって、プリプリになるのかなって思っています。

水をやって、1日で葉がプリッとならないときは、根っこが元気じゃない合図って思ってます。
ゴマちゃんファ&#12316; | 2008-12-26 02:12 PM
火星人〜!真さに〜Xファイルやぁ〜キャ〜ッ!!
もしかして〜もしやして?〜夢遊病の誰かさんが〜意識不明でやって来て〜チュウ〜チュウチュチュ〜♪・・・自分で・・・やってたり・・・ひゃ〜夢で〜やりそう〜w

ちゃんと真面目に読んでま〜す!超爆笑!
家のも〜凹んでま〜す!
みんなのも〜凹んでんだから〜OK!OK!よ!
あーす | 2008-12-26 03:40 PM
salsa博士、詳細な研究報告のご教授賜りありがとうございます。
よもやまさか、チューチュー星人がこの件に深く関与していたとは・・・
安易にチューチュー星人対策をすると今度は妖怪ネグサレンの餌食になったりとかって言ったとても複雑な情事が危険に絡み合っているという博士の見解は非常に興味深く大変ためになりました!
博士の研究成果を参考に、日々精進させて頂きたく思う所存に御座います。←あっ、勿論精進するのはハオの栽培の事であって、決して危険な妄想の事では・・・(笑
r.ginger | 2008-12-26 07:52 PM
こんばんわっ☆

1枚目の写真で先ず驚いた〜!salsaさんも、もしや来年から花卉栽培を始められるということでしょうか?(笑)

皆さんのハオって凹むんですね。私のは凹みませんよ。だって、ぷっくらした事なんて一度として無いんですから〜(涙)

前に多肉協会の方からハオはふんわりした光の中で育てるようにと言われた事がありました。私の場合、光が強すぎて膨らまないらしいです。。干からびてる?
ぴか | 2008-12-26 09:48 PM
あれ?サイト間違えた?って思っちゃいましたよ。
余りにラブリーなオープニングで(^m^ )クスッ
う〜ん、勉強になります。
って、数的には少ないものの試行錯誤真っ只中ですから。
高級品を持ってなくて良かったぁ〜って思います。
でも、頂き物があるので今年の冬が怖い今日この頃です。
あ…例のハオの根出し、実はやってるんですよぉ〜。
ブログには永遠に登場しないかも…しれませんが^m^
ナウクン | 2008-12-26 10:14 PM
うちは万象、玉扇が凹みやすいですねぇ。
凹んでも元に戻るものもあれば、ちっとも戻ってくれないのもあったり。
微妙な環境の違いなんでしょうね。
って、いっこも参考になる意見じゃありませんでしたね。

僕も冬場水切らしませんよ。氷点下にほとんどならない地域だからですけど。
特に問題になった事はないです。
氷点下になる地域だと凍傷の危険性がありますから、どうか分りませんけどね。
ずっか | 2008-12-27 10:46 AM
凹む〜〜うちもだよ。
なんでもかんでも凹んでるよ。
書いているように水不足というより根の障害ってかんじだよね。
結構雨ざらしでも根はりが物凄くいいのがあったりするしね。
むずかしなやぁ。
うちも凹んでる連中の根の具合もう一度みてみるかなぁ。
幾つか植え替えして土と相性が悪かったのか根ぐされ起こしてたので心配でもある。
かずみ | 2008-12-27 06:16 PM
はじめまして。
ハオの凹みというテーマに飛びついてやってきてしまいました。
うちにもオブが1株あるのですが、微妙に凹んでます。
念のため秋に保水性の高い土に植え替えたし、そのとき根っこも確認したし、マグァンプもすこーし混ぜておいたのですが、今でも一部凹み中。
とりあえず、春まではこのままで越冬させてみようと思ってます。
べーやん | 2008-12-27 10:31 PM
ハオが凹む? それは単純に水が少ないです!
って言えれば簡単で良いのだけど、色々な要素が考えられますよね。

うちのクラブの重鎮の中には、「水遣りは、夏でも冬でも3日に1回! 夏は乾燥が早いからもっと遣る!」って言う方がおられます。とても綺麗なハオを作られています。

水を遣っても膨らまない時は、やっぱり根が健康でないと思います。
例えば、用土の酸度がアルカリに傾き加減な時。
カリウムを多く含む用土はアルカリに傾き易いですね。
根にはいいのかもしれませんが、何事も多過ぎるといいことはありません。
アルカリの用土だとカルシウムがイオンとして存在出来ずに、根からカルシウムの吸収を阻害して新芽や葉の成長に障害が出ます。

当然、根も生きていますから酸素も必要です。
今年は用土の乾きを遅らせるため、粒子を細かくしましたが、本当は粗めにして水遣り回数を増やす方がいいのかもしれません。
以前にsalsaさん言ってたよね。どばっと水遣り、さらっと乾燥!(ちょっと違う?)

ただハオは一度しっかり根を乾燥させると成長が止まります。
多分、毛細根が無くなって水の吸い上げが悪くなるのだと思います。
うちでは常にちょっと湿った状態に管理するようにしてますわ。
ちゃか | 2008-12-28 11:15 PM
うちも凹みっ子がいますねー
エメリアエがサクッと凹んでいます。
うちでは9月までベランダ→湿度豊富なハウスと変化しましたので判りやすい点がいくつかありますけど、総じて植え替え直後の苗に多い気がします。今までは空中湿度かな?って思っていましたけど、どうも根が大きいと感じますね。だってベランダでふっくらだったエメリアエが植え替え後のハウスでシオシオなんだもん!
carol | 2008-12-28 11:37 PM
このテーマ、ずっと疑問に思ってました。
何となく分かりました…って、分かったっていうと語弊があるんですが、そういうもんなんだーって思いました。
これから、そういう目でハオたちを見てみようと思います。
ありがとうございます。

PS.ブログでsalsaさんへの愛を叫んでみました(はぁと
ナウクン | 2008-12-29 10:05 PM
先日、ニシさんところにこの話題ありましたね。
湿度が高いところから低いところへ移動するとなりやすい、って書いてましたね。
特に冬場は、業者のぬくぬくハウスから我々の劣悪環境に移動すると凹む可能性大っすね。
salsa | 2008-12-30 02:36 AM
■キャットママさん
こちらこそ、こういうことを考えるよい機会となりました。ありがとうございます。とはいってもそう、答えは無限大なんですけど(笑)
ええと、なにか、恋愛で痛い経験が?w

■ハティ鍋さん
ハティ鍋さん推測によると、やはり根っこってコトですね…
それとハティさんは金遣いが荒いと。(言ってない

■ごまさん
相変わらずぶっ飛んでますねw
自分でチューチューやってたりするのかもしれない、と思わせるには十分な(笑)

そうですね、みんな凹んでるって聞いて安心しました♪
(そーじゃなーい

■変態さんじゃなくてあーすさん
私のヘンタイ的推測を心して読んでくれたかね。
妖怪ネグサレンとあわせて、怪獣センチュウモスラというのも覚えていてくれたまえ。はっはっはー

■じんじゃさん
花? うん、やらない(微笑

泣けるコメントをありがとうございました。
私も、似たようなことで、柔らかい光が長い時間当たるといいんだよと言われました。こればかりは環境が許さないと…

光が強すぎる場合は、やはり遮光を考えた方が良いですね。
でも、強い光は遮光で調整できるけど、弱い光や短時間の日照はどうにもできないから…恵まれていると思いますよ−。

■ぴかさん
何をおっしゃいますか。
いつもラブリーな我がブログに向かって。

水ゴケのハオ根出しですねー
もう一年前か−。カビと、やり過ぎには注意してくださいねー

■ナウクンさん
いえいえ、私も結局環境だと言うことしか書けないですから(笑)
そうだよね、まだ氷点下が普通じゃないから、凍るということを考えなくて済むので。今日も盛大に水遣りをいたしました。月に二回くらいのペースかな…

■ずっかさん
コメントありがとうございます。
自分の書いたことが、あながちとんちんかんでも無いことがわかってよかったです(笑)

うちも一時期ずっとこじれてたレツーサがいるんですけど、今はぐっさり根が張ってビクともしないです。すると、葉っぱもすごく張っていてかっこいいんですよね。

■かずみさん
どうも初めまして−。
根のことを書きましたけど、今の時期は、多少凹むのはしようがないと思うんですよ。ただ、春になっても凹みが戻らないようであれば、ちょっと対処を考えた方がよいですよね。

■べーやんさん
ああ、断言してくれた! と思ったらやっぱ違うかw

冬でも三日に一回か−。さすがにうちでは無理だ−。でも結局は水分と言うことか。

>例えば、用土の酸度がアルカリに傾き加減な時。
土ってものは、疲れてくるとアルカリに傾きますもんね。特に小さい鉢は影響受けやすいと思うし、ハオについては春・秋二回植え替えする人も多いですよね。

はいはい言ってました、ドバっと水遣りずばっと乾燥。
(だったっけ…)
基本的にはその線でやっております。

>多分、毛細根が無くなって水の吸い上げが悪くなる
なるほど。そうか、毛細根ね−。それは考えてなかったです。ただし、細い根ばかりが生長してもだめなんですよね。主根が太くなってくれないと。

■ちゃかさん
おっ、湿度豊富なハウス、羨ましいぞー。
(そういえば今度ちゃか温室に押しかけるという話が某所で出たりしましたw

やっぱり根っこなんですかね−。
けっこうこれ、面白いテーマだったですね。参考になる意見ありがとうございましたー。

■carolさん
皆さんのコメントも含め、なにか参考になったのであればよかったです。
あと、ピリフェラ錦へのリンクありがとうございました。読み返したら自分、大したこと書いてなかったですね(´・ω・`)

■ナウクンさん
あ、本当ですか。ニシさんのところで。
そうなんですよ、だからオザキにしても、業者さんの通販にしても、環境を移すときには要注意なんですよね。ハオじゃなければ、日照の加減とかそういうことのほうが大事になってくるんだけれど。

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