コルディリネ・パープルコンパクタリベンジ
2011-08-23 Tue “観葉・その他 > コルディリネ・ドラセナ”
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どうもどうもこんちはー。
ブログ更新というにはおこがましいほどの超不定期更新頻度を誇り、更新した日にゃ夏場でも大雪が降ると思われているであろう、サルですー。っていう前文がちょっと飽きてきた今日この頃です。
植物をやる人なら、昔育てていて失敗した植物については以下のどれかだと思うんです。
- あれは私に合わない。もう二度と手出ししたくない。ああトラウマ。
- あれはうちの環境では育てられない。やりたいけど封印だわ。
- いつか…いつかもう一度リベンジを…!
たぶん上の二つが多いのだと思います。
私にしたって、そんな植物は何個もあります。昔のブログではよく名前が出ていたけど、最近めっきり…というのはだいたいそれか、もしくは本当に話題が無いだけ。
このブログでは最近取り上げていないにもかかわらず、アクセス数が安定して多いのが「コルディリネ」なんですね。悲しいことに何度目かの冬越しで全滅したのですが、もう一度あの美しい葉色を楽しみたいという思いは消えなかったのです。そして今回、リベンジを。
「パープルコンパクタ」が…そう二つ。
ひとつは観葉植物売り場にあった、挿し木で増やされたらしい株。奥のものです。ただ、葉っぱも細いし激しくストリクタ臭がするんだけど…挿し木だと様相が違うのかなあ。幹の感じも、うーん?
お客様の中に、コルディリネに詳しい方はいらっしゃいませんか?
「パープル」で「コンパクト」な感じがしないのは自分だけでありましょうか…。まあ、下のやつだってむちゃくちゃでかくなるんですけど。(→この件は後述)
というわけで手前のが、レジ前に「処分品100円」と書かれた棚にあった天国行き寸前の株。ちょっと枯れた葉がまじっていたくらいなんだけど、これでも売れなくなっちゃうんだねえ。ほら、葉っぱだってこんなツヤツヤしているのに。これちゃんと育てれば美人さんになるのに。
最近は、処分品やイクナイ状態の株をお店で見かけても「救う」なんていう感情は起きなかったんです(やり出したらきりがないし、だめになるならそれも運命。そもそも救うという言い方がちょっといやらしい)。けど呼んでる、これはおれを呼んでいる。ぜってー昔のパーコンのような美しい株にしてやる。そう思っちゃったんだからしょうがない。
過去のコルディリネの軌跡
詳細は観葉・その他::コルディリネ・ドラセナ カテゴリ一覧をどうぞ。
行くぞ今回もここまで。見ておれ。
ところで、過去の記事などでも適当に「パーコン」などとふざけて書いていたんですけど、本当にそう略した商品名で売られていたりしたんですね。しらんかった。
パープルコンパクタを挿し木すると。
「パープルコンパクタ」として出回っているものには上の写真の二通りがあるんですよ。ちょい細めの葉っぱで斑がほとんど無いの(奥)と、斑入りで日に当てなくても濃緑から褐色どまりになるもの(手前)。
ただ、前にいた「パープルコンパクタ」も出元はダイソーなので、札が合ってたんだかどうなのか。そもそも正しいパープルコンパクタはどれかというのがよく分からないんですけども。
この件、@_hinemosu_さんからTwitterで情報をいただきました。
@botanicalLife うちのパープルコンパクタも挿し木すると奥の写真のような感じになります。幹は年季が入ると木質化して、やはりこのような感じに。入手したときの表示がコルディリネ・パープルコンパクタだったので、それが正しければの話なんですが。(Twitter / @_hinemosu_: @botanicalLife)
ということで写真をお借りしたのが以下のもの。左が普通の株で、右側が挿し木で育ったパープルコンパクタ。一目瞭然ですねー。
パープルコンパクタが何と何の交配園芸種かわからないけど、挿し木すると先祖帰りとは行かないまでも片親の特徴が濃くなるんですかね。そんなに手に入りにくい株同士なわけもないので、読み通り片親は青ドラセナとして出回っているストリクタ Cordyline stricta じゃねーかと。
考えてみたら自分、パープルコンパクタを挿し木したことないんだよな。謎が溶けました。naoさんありがとう! 愛してる!
さて、コルディリネについてもう少しだけ。
圧巻の国際コルディリネ協会のギャラリーを見よ!
上記のパープルコンパクタの違いを探っていたら、The International Cordyline Societyという団体があるのを知りました。国際コルディリネ協会、略してICS。ここのPhoto Galleryが圧巻。
コルディリネには園芸種が多いというのはなんとなく知っていましたが、まさかこんなにバリエーション豊かだとは。えぐいのからえぐいのからえぐいのから、もうなんていうんでしょ。例えばこんなの。
'Rainbow Red'という種です。そのほかBlackナントカ。Purpleナントカ。うおおおグロいぜたまんねえモチベーションあがるううううう! とヨダレが止まりませんでした(きたねえよ
もちろん日本に流通していて手に入りやすいパープルコンパクタが何者なのかなんて、同定にはまったく役立ちませんでしたけど、ギャラリー見てたらどうでもよくなりました。種欲しいけどコルディリネはでかくなるし葉を広げて場所取るし、今のところは目の保養ですかねえ。
というわけでコルディリネ好き、カラーリーフ好きの貴方は見て損しないコルディリネギャラリーを是非!
PHOTO GALLERY :: The International Cordyline Society
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