台風でうるおう多肉とハオルチア・ルナ二種
2011-09-05 Mon “多肉植物”
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台風12号、特に西日本の被害はすさまじかったですね…
ご覧の皆さん、ご覧の皆さんのみろりはご無事でしょうか。ここ緑町では、おとといあたりまで暴風、昨日までは晴天と豪雨を繰り返す壮絶なお天気となっておりました。
今回は特に台風シフトをしくこともなく、濡れるものは濡れなさいスタンスでそのまま放置していましたが、ベンケイソウさんたちには良いシャワー…えっでもこれ激しすぎる…っ という程度で。
ご存じない方のために説明すると、ここはマンションの七階で前に遮るものは何もありません。はるか彼方には新宿副都心が見えています。そんなベランダの柵沿い一等地にあるのがエケベリア・セダムなどのベンケイソウ科多肉植物。下の写真では奥になります。
写真手前、上段にはコレクタ・コンプト・レツーサなどの大型ハオがあり普段は黒寒冷紗で遮光。下段は掻き仔苗、もしくは目をかけたい重点ハオ(虫被害のあとなど)が置いてあり、見えていませんがこのハオゾーンにだけ上の方にアルミ遮光シートをかけています。
上段の遮光率は70%近く。日照時間もうちにしては一番長く、少し遮光率を下げるとすぐに焼けるので盛夏はこれでもいいかなと思ったんですが、かなりの株がとっちらかってしまった。ほんとに遮光は難しい。
特にコレクタ。お前。普段、生長激遅のくせに徒長がクソ早いのを即刻やめなさい。さもないとナデナデの刑だぞ。
まあでもともかく、この台風のあいだは毎日シャワーされていたわけですが、なんつーか元気。本当に元気。
続きまして、どうにかしたいゾーン。
ベランダへ出て左を向くとこの景色です。この惨状です。床置きは極力避けたかったんですが置く場所がありません。枯れてるコクリュウとか! 暴れまくってる朧月とか! 目に届かないところにあったので生長期なのに元気のねー豹紋とか! 伸びてるピリフェラ錦とか! 何も言うな。
で、今日はルナさんですね。
H. nortieri v. globosiflora x H. cooperi 'Luna'
ハオルチア・ルナ
グロボシフロラxクーペリー交配の「ルナ」。膨らむと月のような輝きを放つからか、半月のようなぷっくりとした葉のフォルムだからか…はわかりませんが、大型の草ハオ。
入手先の違う二種がいるのですが、仔を外したりしているうちにどれがどれだかわからなく…なったのは私が札を丁寧に差さないせいなんですけども。たぶんこちらは、購入時の写真と照らし合わせると、ヤフオクでげっとんしたルナのはず。少し条理が太めです。
記事に出すにしても、もう少し膨らんできてから出したらいいのに…と思ったけれど後の祭りです。こぼしたミルクは舐めちゃえペロペロ。
下は、昨年二和園さんで購入した個体。前に逆子を生んだ(先生! ルナが、ルナがー!/ブラックベルベルの子供たちその後)やつと思われます。こちらのほうが幾分窓が大きめなので見分けがついてます。
一年前(有刺クーペリーを筆頭としたいかつい紫のハオルチア!)よりも小さく見えるのは、ルナ株すべてがこの夏コナカイガラ被害に合ってしまい、かなりの葉っぱをむしったからなのでございます。下葉はだらしないけど、生長点あたりは元気に透き通ってとても綺麗。
しかしこの夏は本当にコナカイガラに泣かされたなあ。合わせて10株以上は被害を受けてしまってます。忙しくて目がかけられなかったというのは理由にしちゃいけないんですよ。今いる量でこれだから、最近どうにも食指が動かないんですよね…
とりあえず、そろそろ暑い時期も終わるので、ベランダに出てうまい管理の仕方を考えないと。いやまず整理整頓から始めないと。
…あ、最後は愚痴で終わってしまった。
そういうわけで皆さん、ハバナイスグリーンライフ。
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