垂下リプサリス、胴抜き鉢栽培のススメ |
2007-06-26 Tue
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くるみさん宅から来たそうめんときしめん。もといリプサリス。
これですぐ枯らしてしまったら「偉そうに葦サボの人とか言ってんじゃねー!」と流血の事態になるわけですが、麺つゆで食われることもなく一見元気にしております。本日は青森県在住、某Cさんからのリクエスト記事。
image[写真:Rhipsalis micrantha(霧の舞)、Rhipsalis cassutha(糸葦)(クリックで拡大)]リクエストのあったのは、この鉢だと思うんですが。今回は、ラン栽培用の素焼きの胴抜き鉢を使用しました。普通に土を詰めたらポロポロこぼれていつまでもいっぱいにならない、不思議な不思議な魔法の鉢です。うーんなんでだろー?
このやり方、着生植物関連のサイトで見かけたのをまねしてみたもの。いや、普通に上向きに土に植えたら、垂れすぎて安定しないんですよねえ。左のきしめんなんて特にそう。この状態、抜けてくるでもないので良い具合なんじゃないかとは思いますが、きしめんはいまだ微動だにせず(笑)。発根するのに多少時間がかかるのかもしれません。
まず、濡らして戻した水苔を1センチの厚さくらいでぎゅっぎゅと敷き詰めます。ちょうどタルト作りの要領ですね。作ったことないけど。
底に軽石を敷いたら、胴穴からリプサリスの根っこを突っ込みます。土が横から漏れないようにうまく水苔を処理してくださいね。手で抑えておき、あとは植物が安定するように土を埋めていくだけ。本当は吊りたいんですがどこにもうまい場所がなく、普通に置いております。水を遣ると、横からジャジャーと豪快に水が垂れるのが滝のようで面白いです。
そうめんのほうは、少しずつ新そうめんを出し始めてきています。これを手でワサっと持つと、少し冷ための手触りが気持ちよくていいんだわー。はよモッサモッサしてくれい!
とにかく想像が付くと思いますけど、水苔があるとはいってもただでさえ乾きやすい素焼き鉢に穴。これはよーけ乾きます。応用すると、例えば乾かしたい植物はこれで植え込み、根を(株を)温めたい時期は黒ビニール鉢をダブルでかぶせる、みたいにすればシヤワセになれる…かも(カビないか心配だけど、戸外で冬とかなら大丈夫でしょ)。責任は持ちません。
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