ウェブ屋が付け焼き刃で植物の分類の話などしてみます(前編)

2010-11-01 Mon
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どうもこんにちは。
アカデミックを装っているつもりがどーにも装いきれないで中途半端な位置にいる多肉変態ウェブ屋です。どうも。

植物分類学ってきょーみあります?
ご自分の好きなバラとか、ハオルチアとか、野菜とかが植物の中でどんなふうに系統立てて分けられて、どんな位置にいるかって話。

きょーみない。あっそう。
いいよ帰れよ…クスンクスン…
どうせ今日は文字だらけだよグッスン…

ざっくりいいますと、植物を分類するための大本となる基準として、代表的なものが三つ。えーと、もっと詳しい方がゴロゴロいそうなので、この先の文章間違いがあったらやんわり指摘してちょおよ。

  1. 新エングラー体系(18世紀〜)リンネ、ダーウィンらの分類学・進化論を元とした分類体系で、今でも広く使われる。
  2. クロンキスト体系(1980年代〜)被子植物についての分類体系
  3. APG植物分類体系(1990年代〜。2003年に改訂版のAPG II)ミクロ的な視点から被子植物についての分類体系を構築。いわゆるDNAお宝鑑定的なお話。お宝は余計。

どういう分類なの、ということなんですが、1と2はざっくり言えばお花の作りの違いでした。1は、原始的な単純な花のつくりをしたものから複雑な花のつくりをした植物に進化していったという前提で分類する方法。2は、それとちょい出発点が違うけれど、花が進化していったという考え方は一緒。

新エングラー体系は、分類がわかりやすいことから今でも教科書や園芸本などで主流の分け方なのだそうです。で、それでずっとやってきちゃったもんだから、APGとか言ってるけど今さらこれ全部直すってお前ちょっと困r …ということらしいです。

学術的にも、近年の学術論文ではより新しい分類体系が使われることがあるが、タイプ標本を保存している国内外のハーバリウム(植物標本館、植物標本室)では過去の膨大な標本資産との整合性を維持させるため、新エングラー体系が分類体系として使われ続けている。(新エングラー体系 - Wikipedia

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