竜鱗のオペを始めます。ピンセット! |
2006-07-10 Mon
comments (5)
trackbacks (1)
お久し振りでございます。
なんといいますか、植物飼いには我慢の季節でございますね。今日も、ケヤキの鉢におかしな縁取りを発見しまして、何かと目を凝らしましたら、鉢のフチを真っ白なカビがくるりと取り巻いているではありませんか。うひー。そんなに風通し悪くないんだけどなー。うひー。きもちわりー。
というわけで、今日はチョイ前に「葉が腐った」と書いた竜鱗ダルマのTE-D。とりあえず腐った葉をなんとかしてやるか…と、ついでに植え替えをしたときのことでございます。まず鉢から株を抜いて。あら、根は立派ねよしよし。じゃあこの腐ったブニョっとした葉をピンセットで…。ウニュっと…。あら? あらら?
その瞬間!
驚いたちっこいちっこい虫たちが各者一斉にスタート! うひゃー!壮絶!気持ち悪いの一言!こりゃ腐るわ…。わ。わ。こここれは何。何か出てきた。透明なヒモが動いて…。いやー!誰かー!だーれーかー!!
そう。誰もいないのよ。ここには誰もいないの。くすん。
畜生おまえら! 薬漬けにしてやる!
image[写真:竜鱗の薬漬け(クリックで拡大)]下っ葉を剥き、腐った患部を根こそぎ切除し、殺菌だか虫除けだか、手近にあったスプレー剤をこれでもかというほど吹きつけ、水にダイブ。さながら宇宙人のホルマリン漬けのようになってしまいました。
image[写真:竜鱗の日干し(クリックで拡大)]その後、乾燥。乾燥と言っても根を完全に乾かすわけにはいきませんから、ほんの1時間くらいですけど。こういう処置で良いのか悪いのか、とにかくやらずにはいられなかったのです。竜鱗も災難だこと。
image[写真:完成(クリックで拡大)]もう一度クスリを散布して、清潔な土に植え替え。今度は葉っぱが土と接触しないよう、かなり浅植えにしてみました。
竜鱗が難しいというのは、こういうことだったのでしょうか。頭上冠水は御法度とどこかで読みましたが、確かにかなり風通しを良くしてやらないと水分が残って痛みやすくなるし。半日陰でも陽当たりが良すぎると葉の色が悪くなるし。いつでも水分をたたえさせてプリプリにしておけばいいのかと思いましたが、それも環境によりけりなんですね。特にこういう季節は。いや、勉強になりました。
<< 十二の巻の花は頬染める
熊にはウサギで対抗してみるピョン >>
お役立ちリンク |
Copyright© salsa |
[Serene Bach 2.19R]