あきさんやダダさんや1911さんに後れを取ること二週間。
小春日和となった先週17日の土曜日、どーしてもどーしても行きたかったアタクシは、あきさんにお願いしてA木…青木温室のリベンジを決行いたしました。
また行ってきました ムフフなデート♪編にてあきさんはドライブで…なんて言っていますけど、違いますよ?
地元東京都下からチャリに二ケツで山越え谷越え川を越え、ケツにマメをたくさん作りながらの道中だったんですよ。疲れましたねえあきさん。多肉狩りって体力勝負なんですね。ねー。あれー?
あきさんとはお会いするのは初めて。なんですが、ブログでやり取りをすることが多いので、合った瞬間から多肉トーク開始(笑)。結局、目的地までは下道で3時間半くらい? 高速を使うつもりがあれよあれよと一般道。でも、長い道中も気になりませんでした。うるさく乗り心地の悪い我が愛車に文句ひとつ言わず乗っていてくれたあきさんに感謝です。いやホント。
さて、御大に出会ってから二年越しでやっとかなった温室訪問。
温室に突入、レッツゴー。
うまい具合にあきさんと御大が写っておりますが(笑)
全国のハオルチアマニア垂涎の温室。野球なら甲子園、ラグビーなら花園で吹奏楽なら普門館ってなところだ(ちょっと違う)。来たくても来られない方も大勢いるのだ。そんな場所に今自分は立ち、御大から直接お話を聞くことができる。そう思うと身震いに似たものを感じ…
て、実際はそれどころじゃなかったけどw
系統としては渋さ90%、可愛さ10%というところ。ムチムチプチプチ系ハオルチアはあまり見かけませんでした。ノギ系についても、自ら「あまり得意でないのよねえ」とおっしゃっていた通り、目立って多い印象はありませんでした。ま、不得意のレベルが違いますでしょうがw
温室の裏はのどかな田んぼ、畑。ハオルチア温室の他にもアガベとか、いわゆる「多肉ちゃん」がおりましたがゴメン、撮ってないや。
私はほとんどハオ温室から出ていないのですが、あきさんはこちらでも御大と多肉トークを繰り広げていました。本当にすげー人だ(笑)。
再びハオルチア温室に戻りまして。
意外? と言っては失礼なのか、硬ハオさんたちもかなりの数が鎮座ましましております。ハオルチア温室の4分の1くらいは硬葉系だったかな?
この中から、目に付いたものをいくつか。
サルサセレクトなので可愛いモノはないですごめんなさい。
これは濃白特選マジョールの「初霜」。どうです、この裏窓の見事なこと。仔がいたら欲しかったのですが…
これはマジョール(特)。もうケバケバの中の特ケバ、今のサルサにドキュンなマジョールでした。しかし仔はなし。今回、「これ、仔いますか」「それは親株だけだから出せないのよねぇ」というやり取りを何回したことか…。
日本に…というか世界にだろうな、一体しか存在しないコンプトコレクタ錦。逸品の中の逸品、目の保養。自分にできることは何もありませんので、とりあえず触ってきました(笑)。
今回ドギモを抜かれたのがこのピクタ&パリダ交配のパッション。わかりますか、このエゲツないツブツブが。ヤバいくらいに私のストライクヒット。もちろん、私が出せる金額ではとうていありませんw
バディア畑。バディアバディアバディア、バディアだけで4トレイ分くらいありました。無言でバディアをしげしげ見ていたら、「バディア好きなの?」と御大。はい、と答えると「私もバディア好きなのよー。バディアが生長が遅いし地味だから、あんまりやる人がいないのよねえ」
御大が交配したバディア。
「ゲロゲロにツブツブの…エゲツない感じのバディアが好きなんです」と言ったら笑われました。
おそらく、日本のハオルチアの大家にむかって「ゲロツブバディア」という言葉を吐いたのは私が初めてなんじゃないかと自負しております。でも、ニュアンスは良く理解していただいたようです(笑)。
上のバディアの親のひとつがこちらの輸入バディア。赤いに近い、珍しい色をしているバディアです。
悩みに悩んでわからなくなっちゃったので、御大に「どういうバディアを買ったらいいでしょう」と素直に訊いてみたところ言われたのが「小さいのをチョイチョイという買い方より、いいものをひとつ買ったほうがあとあと絶対いいわよ!」。うーむ。そうかそうなのか。本当に欲しいのはこれの上の青木バディアなんだけど、仔が吹いていないというし…と渋っていたら、こちらの根が出ていないカキ仔を安価で譲っていただけることになりました。(とにかくすごくいいものなのだ)
ハオ以外では、黒兎耳から出たという茶ウサギ。これは珍しいですよね。この後は黒に戻るのかな?
こちらは隣の小田園芸さんの持ち物なんですが、初めて見ました。図鑑でしか見たことの無かった木の葉サボテンです。「トゲのないヤツを探してきたんだよー」だそうです。…なおさら、観葉植物として転がっていても傍目にはわからないね(笑)。
さて、ここでひとつお詫びというか、訂正をしなくてはいけない。前に「レツーサ 菊日傘」として神代で購入したハオルチアだけれど、常々「…レツーサ?」と疑問を感じていたので訊いてみたんです。するとやはり、間違いだったらしい。シンビには間違いないと思うんだけれど、当のハオルチアの写真が手元になかったので結局正体を知ることはできなかった。
とりあえず、交換会で「菊日傘」を差し上げた方。あれは、「レツーサ 菊日傘」ではございません。そうね、さしづめ「青木さんちにいたシンビ」とでも訂正しておいてください…
実はこの記事、あきさんと写真がかぶらないか、アップを待ってから…なんて思っていたのですけどw。その心配は杞憂だったようです。持つべきモノはツボの違うタニ友。戦利品を奪い合うこともなく、いたって平和に見学できたのは神のご加護と言いますか(なぜ
何がスゴイって、先に行かれた当のあきさん・そしてダダさん・1911さんのレポートを拝見しても、温室のハオルチアとして紹介したものが自分と何ひとつかぶっていない! いやー、各人の好みって本当に違うんですね。というわけで、温室レポートに限った皆さまの記事。
長くなりましたが、後編ではいただきものをちょいちょいと。
プラス、今回紹介できなかった画像も含めたアルバム(全部でも30枚程度ですが)をアップしますので、お楽しみにー。
青木温室 ムフフな見学デート♪の巻(後編)へつづく.....