どうもコンニチハ。
寄る年波には勝てないサルサ@69歳です。…と、いうくらいまで私は多肉やブログをやってるのかなあ。
最近よく考えるんです。今お付き合いしているブロガーさんたちがもうちょっと年取って、そしたらその方たちがサボ会や協会のエライさんになっているとするじゃない。そのときは良い苗を優先して回してくれるよう今から根回しをウヒヒヒヒ
そんなサルサ69歳@不純なオニャノコ(20年前)です。
さて、残業だ休日出勤だと連続アップできないのが歯がゆいですが、こちらはこちらでマッタリ行きましょう。大阪多肉バカツアー二日目は、べーやん部長が咲くやこのはな館 「ハワイアンツアー」として記事にされていた、大阪は鶴見緑地の咲くやこの花館から始まりました。
私も行くまで知らなかったのですが、こちらはエキスポ90、国際花と緑の博覧会でパビリオンとして使われていた建設物だそうです。鶴見緑地はその跡地なのかな。緑が多くて、人でにぎわっていて、とてもよい公園だなあと感じました。(この花館しか歩いてませんけど)
ああっ! 今ホームページ見て思いだした。
ハワイアンツアーでほいほい歩かされたから戻るの忘れてたけど、ラフレシアの標本を展示してたんだった…。うう、失意。
ところで「多肉の旅」と銘打っておきながらあまり多肉とは関係ないのだけど気にしないでください。一度は行ってみたかったところなので、トラベルサービスさんにリクエストしたのです。
そんな咲くやこの花館温室の全景はこちら。誰ですか、こんな温室があったらなと言っているのは。(私です)
今の保有株では、入り口の数平米を使って終わることでしょう。しょぼい。
入り口で、きれいなおねーさんに「これからハワイアンツアーが始まるんですが、参加されますかー?」と訊かれました。きれいなおねーさんが案内してくれるのかと思いきや、
おばちゃん瞬間移動の図
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案内人はハワイアンで大阪アンなおばちゃんでしたw
いや失敬。
ハワイを心から愛している、植物にとても詳しい方でした。いつもはあちらに住まわれているらしいです。肌もあらわなドレスを身にまとっていらっしゃいましたが、蚊とかは気にならないのでしょうか。ニンニク食べてるのかな。…そんなことはどーでもいいです。
木に絡みついて着生する
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つらつらとおばちゃんの説明が続くわけで、それはそれで興味深く聞いていたのですが、気になったのが着生植物。
ああ素敵だよ着生植物。
何はなくとも着生植物。
え。なに、この良さがわかりませんか。いつか葦サボだって、こうやって着生させてみせるんだから><
着生植物と寄生植物、混同される方もいるようですけど、例えばラフレシアのように他の植物の養分を採って生きているわけではないんですね。根っこを支えにしてくっついてるだけです。
久し振りだね愛知赤の諸君
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お。どこかで見たような。
これはうちで枯れたコルディリネのアイチアカ。一個ぐらい抜いてもわかんなくね? ってくらいありました。
可憐な黄色い花は、プルメリアのマルディ・グラ。もしこの花館に行かれて、こいつが咲いていたらぜひ、香りを楽しんでください。くちなしのような、甘い芳香を!
なお、今回は特別に、この写真をこすると香りが楽しめるようにしましたのでどうぞご利用ください。コシコシクンクン。
原種 ヒビスクス・クレイ
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ハイビスカスの温室もありました。さんさんと光が入ってイイ感じー。暑いー。
派手な園芸品種がある中、こちらはヒビスクス・クレイ。ハイビスカスの原種で絶滅危惧種なのだそうです。やっぱりさ、原種っていうのは地味なもんだよね。いや、地味だからアレだよねーと言っているんじゃないので誤解されないよう。セイヨウアジサイよりもガクアジサイのほうがかっこいいよなぁ。
そうそう、ヒビスクスヒビスクスと聞き慣れない感じだけど、考えてみたら「ハイビスカス」を違う読み方しているだけよね。
ここまでにも何年かかってんだ
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多肉をやっている方はわかるかな、ウェルウィッチア・奇想天外。鶴仙園さんで子苗を売っていたけど、自分が生きているうちに見られるのは彼らの人生のどれだけなのかという感じですよね(笑)
※参考のためにリンク張っておきます。
(ウェルウィッチア - Wikipedia)
植え替えが必要なさそうでいいな
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その元には、多肉がまあこんな感じで、ハオルチアが適当に植わってます。なかなか水はけの良さそうな土ですな。
ディトコマかディコトマか紛らわしい
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なにげにディコトマですよ!
アロエのディコトマ。うひょー。かっちょえぇー。
現地ではもっとでっけぇのがたくさんいるんでしょうね。
さて、本日の記事ラストはツアーの最後に紹介された、ハワイ・マウイ島のハレアカラ火山に生息するギンケンソウ。前にハワイ旅行に行ったとき、ハレアカラ山観光の日に熱出して、一人コテージでお留守番だったんだよねえ…(回想)
んなこたどーでもいいです。
セネシオの銀月みたいな白さがありますね。と、思ったのはあながち当てずっぽうでもなくて、これはセネシオと同じキク科なんだそうです。
こちらのギンケンソウ、和名で「銀剣草」と書きまして、学名がArgyroxiphium sandwicense subsp. macrocephalum。英名がこれまたカッコイイですね、Haleakala silversword。ハレアカラのシルバーソード! なんだかゲームの武器みたい。
Wikipediaのキク科ページにはArgyroxiphium属さん、ちょっと載せてもらってないようですが、キク科って多いんですねえ! へー。ではユリ科は…ふむふむ、ではベンケイソウ科は…ふむふむ、被子植物門、植物界、…うわーおもしれー。
(この間五分)
…あ、すみません。
しばらくブログの下書き忘れてWikipedia読んじゃってました。植物の分類って面白いよね。すっかり目が冴えた今、深夜3時です。
そんなこの植物、咲くやこの花館のページ「ギンケンソウが咲きました!」にもありますが、これが見られるのはこちらだけなんだそうです。一文、抜粋してみたのですが…
夏の暑さに弱く、水分は好きなのに湿度には弱いという矛盾をした性質をもつもので、とても栽培が難しいので.....
いやー
絶対育てたくないー
と、いう感じです。
意図してべーやんさんとは違う写真を選んでみましたが、いかがでしたでしょうか。やっぱり、同じところに行っても人によって着眼点が違うから面白いですよね。
結局ハワイアンツアーの話ってほとんど書いていませんし、自分の中では「ギンケンソウすげー」みたいな印象しかなくなってますが、ええと、とにかく楽しかったですこの花館。植物園はたのしーなー。
さて次回はいよいよジャングル突入です。
最終章へ続くっ!
【本日のお詫び】プルメリアの文章の中で、「今回は特別に、この写真をこすると香りが楽しめるようにしました」というのは真っ黄っ黄な嘘だそうです。お詫びして訂正いたします。(だまされたー
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