知らない方に説明しますと、hananokiというのは与野の、フローラ黒田園芸さんと目の鼻の先にあるドイト園芸館です。普通のホームセンターのガーデンコーナーを思い浮かべていたらとんでもない、植物から資材から用土からなんでもそろうお店。決して広大なお店というわけではないのに、とても品揃えがよいんですね。
あ、普通のホームセンターの…といって、ジョイ本@瑞穂のガーデンセンターは別ですよ。広さで言ったらあそこは別格。詳しくはこちらなどを参照のこと。
さて、店内の写真を撮っていないのでここからは文章だらけご容赦。
店外
今の時期だとフローラさん同様、パンジー・ビオラとガーデンシクラメンなどのお花、葉ボタンやヒューケラが最前線に。奥の方に行くと…お、山野草のラインナップが意外に豊富。そしてヒューケラのハルディン株(じゃないのもあった)がずららららと。ヒューケラはもういいと言っていたのに、私はここで撃沈ー。カゴを探しに行きました。
違うコーナーにはバラとクレマチス、そしてハーブ。ここは範囲外なのでいいや。日が暮れてきて寒くなってきたので室内に入ろう。
店内
そこは…シクラメン天国( ´ ▽ ` )ノ
ちょうどシクラメン祭り開催中!!(hananoki与野店)ということだったらしく、シクラメンだらけー。まー綺麗ー。大きいシクラメンはやらないんですけど、時期ですねぇ。進んでいくと、控えめだけど多肉植物コーナーがありました。ここでちょっとTwitterでつぶやいたんですが、予想だにしなかったものが…
それは、サルも恋するハティオラ(猿恋葦)。樹高30センチオーバーのものが398円で売られておりました…あら嬉しい。こんなものは、落ちてる葉っぱをちょっと拾って、なんてことはしちゃいけません。
いわゆるベンケイソウのわかりやすい多肉ではなく、ちょいカピカピになったハオルチアとか、アロエのディコトマとかユーフォなど、微妙にえぐい品揃えなのが面白かったです。
振り返ればこっちにも多肉があるわ。
棚の下にも100円多肉とか、ちょっと寂しくなってる多肉、が、…うわあ。これは。(と出会ったのがリベンジ初恋、リベンジ宝珠。トラウマを払拭するの巻で書いた宝珠です)
あとはハイドロコーナーですかね。こういうコーナーにはもしかしてあれが…あり…ます。ありました。葉ペペに混じって肉ペペが。おっ、これ欲しかったヤツ。おひとついただくわ。
用土館
…という名前では無いと思うんですが、お部屋まるまる用土と資材だったんだもの。私、ヒューケラも肉も楽しかったけど、ここが一番ニヤニヤしていたかもしれない。ほんと気色悪い。
普通、用土って外にドンドンと置いてあったりするのですが、ここはエアコン入りで湿度管理もされているんでしょうね。寒くないし、ゆっくり観察することができました。って買わないのかい!
ここでびっくりしたのが、16リットル入りの選別鹿沼土。価格はおどろきの298円!(見間違えじゃなければ)
焼き赤玉とかはあったのかなー…ちょっと探し当てられなかったのですけれども、硬質の赤玉・鹿沼、朝明砂や川砂、もちろんゴールデンの培養土やできあいの専門用土など、かなりバリエーションに富んだ品揃えでございました。
あー…大きい園芸センターって面白いなー。今度行くときはもうちょっと早い時間にしよう。もう17時近かったので暗くなっちゃっていて、外の植物がちゃんと見られなかったんですよ。
というわけで例えばどんなものを買ったかというと…
ミニミニシクラメン。花芽がぎっしり付いていて、逞しそうで有望株。この写真だけ、大きいものをflickr(植物の中にミニミニシクラメン on Flickr)に上げておきましたのでご参考までに。
多肉ペペロミアのニパドラ。でしっさんのブログエントリ「増やして増やして・・・。」によると、ニバリス(nivalis)xドラブリフォルミス(dolabriformis)らしいです。もうちょっとぱっつんぱっつんになるとよいね。思いっきり過保護にしてあげるから。
撃沈した元となったヒューケラ・ミッドナイトローズ。こういった、いかにも園芸種的な、いかにも消費者の足下見たような株っていやらしいわよねーなんて思っていたのは誰なんでしょうか(しらねえよ)。だってあまりに散り斑が美しくエゲツなかったんだもの。どうせヒューケラなんて交配交配なんだしもともと強い子たちだから逞しいわよ…なんつってね…うん負けました生意気言ってごめんなさい。
えげつないのを買ったら、もちろん欲しくなるシルバー系、ヒューケラ・シルバーインディアナ。シルバースクロールがあるから十分なのに、普段から「場所がないから多肉増やせません」とか言ってるのはどこのどなたなのでしょうか(だからしらねえっつの)。
本当あれですよ。ヒューケラはやっちゃいけません。後から後から新しい園芸種が出回ってきて困ります。欲しくなるから困ります。しかも茎と根さえ残っていれば、葉っぱがぼろぼろになっても再生しちゃうしね…多肉のようなヤツですよ。もう、大好き。
二つ並べて…ほら素敵。うふふグフフくふくふくふ。
で、花の木さんでヒューケラを二つにとどめたのは、実はジョイ本瑞穂店さんでもヒューケラを仕入れていたからに他なりません。
…とか、なんですかこの「いたしかたない」みたいな書き方。謝ります。買っちゃいました。今まで見た中で一番黒いヒューケラだったのでついついついつい。赤黒い葉っぱに本当に弱いんです私。
でーすーがー
これなんて品種だったのか忘れました。札落ちですわははははh
取りこぼしをもう一つ。フローラさんの記事のときに写真を出していなかったシロタエギク。雪の結晶のような、真っ白な葉っぱが見事です。造形美ですね。ほら私、こう見えてもでざいなーだったりするんでー。そこらへんでなんというかー。
うっわあ。調べてみて初めて認識した。
そうよねキクってくらいだから、セネシオなのよね。もちろん、似ているからってだけで関係ない属の植物名が付けられたりはするけど。
こいつは割と乾燥を好むようなので、あまり水やりに過敏になる必要は無さそうですね。耐寒性もあってムシにも強い。…ああ、暖かい時期に花期で、しかも黄花なのかあ。やっぱりセネシオなんですねー。
ということで今日の「観葉植物ダイスキ!」楽しんでいただけましたでしょうか。また会う日までごきげんよう。