ブログ終了と新ブログのお知らせ

当ブログは2012年10月20日をもって更新を終了しました。新しいサイトは以下となります。

緑町のウェブ屋+ http://plant.salchu.net/

このブログは跡地として残しておきますが、コメントやトラックバックはできません。新しいブログの方にもどうぞお立ち寄りください。よろしくお願いいたします。

【2014.10.3追記】…の、ですが、いまだに連日新ブログよりも多く検索エンジンからお越しいただいて(笑) ありがたい限りです。今にして読むと無知な面、つたない内容が目立ちますが、その時々の情熱を持って一生懸命更新した記事たちです。お楽しみいただければ幸いです。

緑町のウェブ屋 拝

ベランダで学ぶ自然淘汰

サルのベランダの葉の色、弱者必衰のことわりをあらはす
おごれる植物は久しく、ただ夏の夜のゆめのごとし

こんばんは。いつものようにアカデミックに、ベランダーサルサです。昼間は残暑、これこそ残暑なんざんしょ? という大変な暑さとなっておりますが、その暑さが夜まで続かないのがやっぱり9月なのよね。

自然淘汰で弱者必衰、ったってうちは植物同士が喰らい喰われあって生きているサバイバルなベランダというわけではありません。そもそも生きるか死ぬかは自分の世話いかんにかかっているんだし、そもそもコトバの使い方間違ってるだろ? とか言わない。

要は、今日は観葉植物の話ですってことよ。

八重咲きペチュニア(クリックで画像が拡大します)

本当に元気で嬉しい八重咲きペチュニア

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

まずは2ヶ月前に八重咲きペチュニア、栄光の奇跡でご紹介した八重咲きペチュニア。

これ、元気元気! しかも意外に花期長いのね、ペチュニアって。まだまだつぼみがわんさか付いてくるよ。

でもなるほどさすがに、二重咲きくらいになってきたかな。夏の直射日光はものともしないし、冬のしょんぼりたれの姿を我慢しさえすればとっても楽しい、そしてたくましい植物かも。今年もうまく冬を越させてあげたいですね。

パープルコンパクタ(クリックで画像が拡大します)

コルディリネらしくなってきた

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

赤いヤツ、コルディリネを救え!で記事にしたパープルコンパクタさんの新芽は、陽光を浴びてだんだん赤みを帯びて。

うーんどうしよ、胴をぶったぎらなくちゃいけないのだが…このままでいいか?

パープルコンパクタの株元(クリックで画像が拡大します)

うきゃきゃきゃきゃきゃきゃ

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

株元から出ていた一個の脇芽は、あっというまに数個に増殖していました。

あ、前述の記事を見ていない方のために念のため、右の多肉っぽく見えるのはもちろん違う多肉です。

おいおい、これ全部大きくなるのかい。ちったぁベランダのスペースの都合も…。あーよちよちよち。

宿根イベリス(クリックで画像が拡大します)

今こそ緑のモサモサ、宿根イベリス

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

サルさん大好き宿根草。宿根草イベリス一周年では白く可憐な花を咲かせていた宿根イベリスの夏の姿。こういうものをベランダの片隅に置いておいても気にならない人にだけ許される宿根草飼いなのであります。

のびのびワイルドストロベリー(クリックで画像が拡大します)

のびのびワイルドストロベリー

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

さて。自然淘汰というか弱肉強食というか、そんな今日のタイトルに一番合ったコンテナがこれ。旬を逃して出してませんが、もとはきれいなハーブの寄せ植えでした(ぴかさんなら知っているよねw)

月日は流れ、酷暑が襲い、室外機の温風もちょっと流れてきたりするこの場所で生き残ったのは、ワイルドストロベリー。この増殖かげんはどうだろう。気づけば手前に見えているのは、蒸されて枯れたと思っていたレースラベンダーの葉っぱではないか。写真では見えないが、ストロベリーの裏にはシルバータイムが弱々しい葉っぱを広げ始めている。

実はこの夏、ローズマリーをひとつと白いフレンチラベンダーを蒸れで枯らしちゃったんですが、生き残るものとそうでないものの違いは何か、なんとなく見えたような気がします。

ラセンイ(クリックで画像が拡大します)

水生植物、ラセンイ

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

さて、その手前にあるコレ…うん、背景が悪いね。わかりにくいね。枯れっ葉も元気なのもごっちゃくちゃに、豪快さんな風情を見せ始めたのが水生植物、ラセンイです。

ラセンイは夏はつらかったねー。ボウフラが湧くので水を溜めておけないし、大きすぎて物陰に隠れることもできないし。セオリー通りの飼い方はできないけれど、「生きる!」という意志を強く持ったコイツは絶対にへたれない、生長を止めない。今秋こそ、植え替えをしてやるからね。

うちの水生植物は、水性なのに陸生と同じ、いやそれより酷な環境に置かれていて不遇なのよね…。結局残ったのはコイツと、タツナミソウに鉢を乗っ取られて生死が微妙なヒメトクサの二種だけ。

とまぁこのように、盛者必衰どころか強いモノはやっぱり生き残る、これがうちのベランダ物語なのでございます。どっとはらい。

…そうそう。
どっとはらいの後にアレですが、毎日考ブログでYahoo!カテゴリって使ってますか?、アンド…に書いたとおり、当緑ブログはYahoo!カテゴリ(ベランダガーデン)の登録サイトになりました。遅れてきたヒーローと呼んでください。

そんなうちのブログを、多肉ブログ?|本日のヤフーカテゴリー厳選登録サイトにて紹介していただきました。どうもありがとうございます。「脱力系で癒される」…客観的に見るとわからんものですなw

そんなわけで、どっかで見かけたら手でも振ってください。
センキュウ。

当記事へのコメントはこちら » comments (8)
当記事へのトラックバックはこちら » trackbacks (0)

にほんブログ村 花ブログ ベランダガーデンへ にほんブログ村 花ブログ 多肉植物へ

まわれ まーわれスカブラーズ

あー、硬葉さんたちは久し振りだねぇー。
でも生きてます。生きてます。

今日は、久し振りのハオルチア・スカブラさんと、元スカブラーズだったスターキアナをご紹介します。スターキアナ(風車)は今、学名で言うと Haworthia starkiana になっているらしいのだけど、Haworthia scabra var.starkiana ともたまに書いてあるのよね。

スカブラ&スターキアナ(風車)(クリックで画像が拡大します)

スカブラ&スターキアナ(風車)

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

左:仔吹スカブラ Haworthia scabra
右:スターキアナ(風車)Haworthia (scabra var.) starkiana

スカブラさんを購入したときの記事、渋い! 仔吹のスカブラさんでは「“scabra”に旋回するの意はない」と書いていますが、スカブラ種を画像検索すると、葉が巻いているものが多いんですよね。

それはさておき。
だいたいうちのブログでは、昔の記事とか画像とかを引き合いに出して「まぁ大きくなりましたー」なんてやっているわけですが。

スカブラ(クリックで画像が拡大します)

ザラザラスカブラさん

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

大きくならねぇ。
てんで大きくならねぇ。
遅いったら遅い。

一回、外葉をむしってはいるけど、それにしても遅い。(上の写真がひどいんで、ちょっと霧吹いてみましたw

「仔吹スカブラ」と札が付いていたのですが、普通は仔吹しにくいヤツなんですかコレは。いちおう一個仔が付いていたのですが、生長の遅いこと遅いこと。ほとんど大きさが変わらないように見えます。生きてんのかオマエ。

スカブラの仔(クリックで画像が拡大します)

スカブラっ子あらわる

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

…という私の暴言にナニクソ生きてるぜ、と思ったのだろうか。

根っこが浮いていたのでアレ? とめくってみたら、スカブラっ子が重力に逆らって生長してました。ちょっと痛々しい。

うーん、もうちょっと世話してみようかな。
もともと生長の遅い種なんだろうけど、それにしても放置しすぎだ。

スターキアナ(クリックで画像が拡大します)

まわるスターキアナ

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

変わってこちらはスターキアナ。なんでかしらんがうちのブログでは初お目見えですね。どうぞよろしくルクルクルクルクル。あでやかでヌメリ感のある葉っぱがLoveですな。

なおスカブラーズさんは、水切れにさえ気をつければそこまで遮光に気を遣うことはない良い子ちゃんたちです。葉焼け・葉コゲはしにくいように見えます。(といっても直射日光ギンギンではないです)

ところで、スカブラ調べようと「ハオルチア スカブラ」で検索したら、

もしかして: ハオルチア スマブラ

ってGoogleセンセイに言われました。
どうつながるんだスマブラ。

当記事へのコメントはこちら » comments (6)
当記事へのトラックバックはこちら » trackbacks (1)

にほんブログ村 花ブログ ベランダガーデンへ にほんブログ村 花ブログ 多肉植物へ

今緑のボサボサ、デンマークカクタス

昨年の11月、シャコバの花が綺麗だYO!のコメント欄で、「華麗な花を少しの時期見たいだけに緑のボサボサを育てる」と評されたデンマークカクタス(シャコバサボテン)。

しかし葦サボ好きとしてはこの緑のボサボサも、あーやっぱり葦サボ仲間だなー、増え方が面白いなーとウヘウヘしながら育てています、というのは建前でほとんど放置していました。夏だし。

春になっていい加減のところでチネった葉っぱは、8月に入ってからくらいでしょうか、どんどんと新しい葉っぱが生産されてきました。今この記事の下書きを書きながら、こいつの名前を「シャ子タン」に決めました。愛車とは関係ありません。

デンマークカクタス(クリックで画像が拡大します)

現在のシャ子タン

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

他の葦サボテン同様、完全に遮光されている場所ではなく、ハオ棚の下で微妙に午前中光を浴びながら生長したシャ子タン。忘れやすい場所というのもあり、水遣りは数週間にいっぺんくらいだったかな。

シャ子タンとジャンケン(クリックで画像が拡大します)

パーなら負けねーぜ!

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

生意気にもジャンケンを挑んできたので遊んでやりました。

うわぁー、アイコだぁー。(←バカ

日に透ける新芽(クリックで画像が拡大します)

日に透けるパー

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

葦サボの新芽は本当にミドリミドリしていて綺麗だ。日に透けて骨格も見えますね。レントゲンみたい。

そういえばこいつ、買ってきて植え替えてないや。プラ鉢の中に黒フニャポットで入ったまま。まあいいか。寒くなるまでもう少し、今年はコイツ、無事に咲いてくれるでしょうか。

ああでも、このボサボサもいいなあ。
思いっきり葉の広い葦サボなんだなあ。Loveだなあ。

シャコバについてはまた後で触れたいんですが、とりあえず
( ´∀`)つ シャコバサボテンの栽培

当記事へのコメントはこちら » comments (2)
当記事へのトラックバックはこちら » trackbacks (0)

にほんブログ村 花ブログ ベランダガーデンへ にほんブログ村 花ブログ 多肉植物へ

ハオルチアの植え替えをするの実録

自分のブログに置いている楽天のアフィリエイト。
長い時間かけてすこーしずつぼちぼちとコツコツと貯まってきた楽天ポイントがあります。

ほとんどはこのブログの中で、皆さんがポチポチしてくれたおかげ。これは植物関係のものを買うしかない、と書籍を三冊ほど注文させていただきました。(その前に無関係のものを購入したが、ポイント使うのを忘れていたのはヒミツだ)

届くか、読み終わるかしたら、なにかしらの形でご報告しますね。

さて、アクセス解析を見ると、春や秋に多くなる「多肉植物 植え替え」というキーワード。アクセスしていただくのはありがたいんですが、ヒットするのがもう4年近く前の記事でありまして、しかも超適当に植え替えしていた初心者の頃w(今も変わらんがね)

今日は多肉植物の…というより、ハオルチアの植え替え実録をお届けしようと思います。なお、やり方については私独自のものなので、これが正解ってなわけではないことはご了承くだSAY!

準備

一回り大きい鉢を準備(クリックで画像が拡大します)

一回り大きい鉢を準備

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

さて、用意いたしますはハオルチア・アトロフスカ王女。…用意はいたしましたが、後に出てくるのは違うハオでもまぁ許せ。

そして従来の鉢より一回りぶん大きい鉢を用意します。根っこがのびのびするだろう、などと株に対してあまり大きいものに替えてしまうと、水遣りしてもそれだけ根っこが水を吸えないのでなかなか鉢の中が乾かず根腐れ、アヒャ! 鉢の中が乾かない=酸素が鉢の中に入ってこない、根っこが生長できにくい、ムギュ! とかなっちゃうので。

その他の準備としては、書くまでもないですが、下に敷く新聞紙(片付けがラク)・土や肥料・その他園芸用具、そして適度な天気、なにより植え替えする気力などが挙げられましょう。

植え替えのタイミング

こんな風に鉢ギリギリ、もしくは鉢から葉っぱがはみ出している場合とか、株元がちょっと腐っちゃったとか枯れが多いとか、子株が多すぎて親株が倒れそうだとか、オマエうちに来てから一回も植え替えしてねーなー…とかでしょうか。

ブログをいつも読んでいただいている方はご存じの通り、よく私は忙しいなどとほざいて春・秋の植え替えシーズンを逃すことが多く、一般的には変な時期にやることも多々あります。なわけで、こうこう、こうだから春秋に植え替えしたほうがいいのである! とは申せませぬ。

が、ひとつだけ言えることは、植え替えっつぅのは人間の引っ越しくらい一大事ってことです。自分は夏型・冬型とか休眠とかいうものをあまり意識していないのですが、「今全然動いてないな」というヤツをいきなり引っぺがして裸にしていじくり回して引っ越しさせる、これは植物にとっては拷問に等しい仕打ちと言えましょう。ああ殺生な。

従って、そうならない、極力ヤツらにストレスのかからない時期が、気温の安定している春だったり秋だったり(もちろん、これから生長期だとかそういう意味もありますが)。観察していると、「おいオマエ、今なら引っ越ししてやってもいいぜ。っていうかやれよコノヤロ」というヤツらの声が聞こえてくるでありましょう。いじょ。

ぶっこ抜きます。

ふがふがふがふがふが としている最中(クリックで画像が拡大します)

ふがふがふがふがふが としている最中

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

少し湿りが残っていたり、根回りが良すぎてなかなか出せないこともあるけど、プラ鉢なら少し下を向け、両手で鉢の側面をフカフカ押しながら空気を入れていくと簡単に。

ゆるくなってきたら株を手で抑えるとかしてくださいよ。そのまま頭からダイブして土まみれになっちゃうんでよろしく。ヤワい葉っぱじゃなければ別になんの支障もないんですが。

根っこや株元の整理

株元をよーく観察(クリックで画像が拡大します)

株元をよーく観察

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

ぶっこ抜いたら根っこを、そして株元をよーく観察します。こんな風にスカスカの根っこや、手で微妙に引っ張ってポロッと取れる根っこはどんどん取っちゃいます。

ちょっと元気が無くて、根っこを整理して刺激を与えたい場合は、そうですね。元気なあたりまで残して一気にハサミでジョッキンします。数センチ、いや数ミリ、むしろまったく根っこがなくなっても、ちゃんと生えてくるのが多肉植物なのよね。

ピンセットで根っこを取り除く(クリックで画像が拡大します)

ピンセットで根っこを取り除く

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

指が入らない部分は100均のピンセットやツマヨージで優しく優しく。

こんな風に、真っ白いヒゲ根が出ているのを確認して、よーしお前は元気だ元気だと独り言を言うのをワスレズに。

枯れた葉っぱ、腐った葉っぱを除去(クリックで画像が拡大します)

枯れた葉っぱ、腐った葉っぱを除去

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

株元の枯れた葉っぱ、腐った葉っぱもこの段階で除去。徒長してびろびろになった外側の葉っぱは、葉挿し用にしてもよいっすな。

むしりきれずに残っちゃった残骸は、クサレの原因にならぬよう、同様にピンセットで除去。

竹酢液をシュワシュワ(クリックで画像が拡大します)

竹酢液をシュワシュワ

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

自分はここまで終わったら、竹酢液をシュワシュワとまんべんなくぶっかけます。根っこと言わず株全体、葉っぱの隅々まで。根っこを消毒殺菌する方もいらっしゃるでしょうね。

サッパリした根っこ(クリックで画像が拡大します)

サッパリした根っこ

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

かくしてサッパリ。
私が、偏執狂まがいに時間をかけるのがこの根っこの処理です(って特記せずとも大体そうなるだろう)。

健全な根っこだからこそ、健全な葉っぱが育つんだよー!

植え付け

この植え替えで使っている土は、硬質焼赤玉土、硬質鹿沼土、榛名石(軽石)、くん炭、腐葉土。若干酸性寄りになるかな? くらいの配合です。目分量ですが、写真で見るような色合いくらいの配合でw

植え付けの様子(クリックで画像が拡大します)

植え付けの様子

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

黒プラ鉢の底にネット、もしくは穴より大きいくらいの石を敷き詰め、ちょっとだけ土を入れます。固形肥料を入れたい人は、ここで数粒。根っこが直接触れないよう、指でモシャシャって混ぜときます。

その後、株を中に配置。手で鉢の真ん中になるよう抑えながら、周りから土を入れていきます。固い地面の上でトントンと軽く鉢をこづきながら入れると、土が根っこの周りも埋めてくれてナイス。(割り箸などで鉢に沿ってきゅっきゅと詰めていく手もありますが、小さい鉢だと入らないのね)

ちなみにこの写真だけアトロフスカ。上と下はコレクタです。今さらいいか。

土の入れ加減(クリックで画像が拡大します)

土の入れ加減

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

土の入れ加減はこんな感じ。よく観葉植物は、ウォータースペースを鉢から数センチ取るように書いてありますが、すこぶる水はけの良いこんな土なら関係なし。

…というより鉢と土がツライチかどうかが問題なのではなく、葉っぱ全体がちょうど埋まるくらいの深さということかな。蒸れを防ぐために、表面から1センチ弱くらいを富士砂でお化粧することもあります。(最近は面倒臭くてやらないけど)

ポイントは、始めに土を入れすぎると思いっきり座高が高くなって根っこが隠れなくて、目測謝ったぁやり直しだわ〜…ってなことがサルサはけっこうあるぞ! ってことかな。

安置の図(クリックで画像が拡大します)

安置の図

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

植え替えした後は、1日かそこら、ちょっとだけ明るくないところに置いておきます。徒長を始めないくらいの時間、なんとなく落ち着くまで。

ああ、そうそう。
ハオルチアなどアロエ科は植え替え後にすぐ水をやると書いてありますが、竹酢液でビチョビチョにしているのもあり、自分はすぐにはやらないことが多いですね。(大きいアロエはやっちゃいますけど)

土を日光消毒(クリックで画像が拡大します)

土を日光消毒(写真は夜だが)

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

さて、最後にもう一仕事。
自分は硬質の焼赤玉とか石とかを使っているので、使い回しが効きます。

バコっとぶちまけた土はこうして広げて、残った根っことかゴミとかを入念に入念に取り除き…それはもう無我の境地に達するくらいの無意識で取り除き…。終わったと思っても、ふと大きいゴミ根っこを見つけて内心アヒャ! とか思ってたり…。

そんなこんなして終わったこれを数日間、日照下に晒して日光消毒。最近ちょっと雨天ですけども。その後、苦土石灰を少量混ぜ混ぜしてなじませ、次回の植え替えの土として使います。

参考になるのかどうか分かりませんが、自分の自己流植え替えはこんな感じです。これがほかの多肉植物だと何が違うかというと…それこそすぐには水をやらないとか、もうちょっと赤玉の割合が多いとか、セダム・グラプト以外は肥料を入れてあげるかもとか。基本的にはあまり変わらないかもな。

春の植え替えをだいぶサボったので、いろいろやらなくちゃいけないんだよね…。観葉もあるし、まぁボチボチがんばりましょ。

当記事へのコメントはこちら » comments (17)
当記事へのトラックバックはこちら » trackbacks (0)

にほんブログ村 花ブログ ベランダガーデンへ にほんブログ村 花ブログ 多肉植物へ

徒長する多肉 vs 徒長しない多肉

いつもはそこそこ見られる植物を載せているつもりの我がブログですが、今日はそうでない組のやつらを掲載しようと思います。よくも悪くもレスポンスの激しいセダムが中心です。これから見る写真、心当たりのある方も多いのでは(笑)。

徒長組多肉5名

のびのびーんセダム・玉葉(クリックで画像が拡大します)

のびのびーんセダム・玉葉

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

セダムの玉葉です。赤くてきゅっとした葉っぱを連ねる様がLoveな一品ですが、見事にびよーん。Rodoさんスンマセン。

(参考:Picasaアルバム 玉葉;すでにちょっと伸びてますけどw)

のびのびーんセダム・ダルマ松の緑(クリックで画像が拡大します)

のびのびーんセダム・ダルマ松の緑

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

その下に写っているセダム・ダルマ松の緑。同じくRodoさんスンマセン。

(参考:Picasaアルバム ダルマ松の緑

のびのびーんセダム・ハンメリー(クリックで画像が拡大します)

のびのびーんセダム・ハンメリー

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

ブログでも何回か取り上げていて、その都度ぎゅうぎゅうな姿を見せてくれていたセダム・ハンメリー(スノージェイド)もこの通り。bisuiさんスンマセン。

(参考:Picasaアルバム ハンメリー(スノージェイド)

のびのびーんセダム・黄麗錦(クリックで画像が拡大します)

のびのびーんセダム・黄麗錦

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

背が伸びてどんどん間延びしていった黄麗錦も、横に向かってびろろろろろー。

(参考:Picasaアルバム 黄麗錦

のびのびーんセダム・銘月(クリックで画像が拡大します)

のびのびーんセダム・銘月

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

銘月も集団でびよよよよよよよよーん。

(参考:Picasaアルバム 銘月

ほか、数点徒長しているやつがいたのですが、画像加工するの面倒臭いんでこの辺で。(ウェブ屋だろ?

徒長しない組多肉4名

対照的に、まったく徒長のケを見せない植物たち。

あおあおセンペル(クリックで画像が拡大します)

あおあおセンペル

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

うん、サルサやったよ。センペルが夏なのに溶けないよ!(なんかそんなイメージ)

皆さんのブログを見るとセンペルは夏青いようなので、こんなものでよかですか。

ぎゅうぎゅうレフレクサム(クリックで画像が拡大します)

ぎゅうぎゅうレフレクサム

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

いろいろな鉢にいるレフレクサムですが、柵に引っかけている愁麗と同居している、一番日の当たるところにいる一群。色は多少薄い。

ぎゅうぎゅう虹の玉(クリックで画像が拡大します)

ぎゅうぎゅう虹の玉

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

この夏も絶好調だった、虹の玉たち。これもずーっと第一線にいました。盛大にヒゲ根っこを伸ばしていますがお構いなし。

ほんのり銘月(クリックで画像が拡大します)

ほんのり銘月

画像リンク用URL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

先ほど徒長した銘月を載せましたが、比較としてわかりやすいのがこちらの、やはり柵際にいる銘月。色がより黄色に近く、オレンジ色の縁取りがあざやかでLove。

参考までに環境を書いておきますね。

まず徒長組。
玉葉と松の緑、ハンメリーはベランダ柵の内側に位置しており、背が低いために柵自体に光が遮られ、かなり日が上がらないと直射日光が当たらない環境でした。黄麗錦は写真でお分かりの通り、スダレや他の植物で遮られていました。そして銘月は、日照下ではあったけれど奥の方にいたので時間が短く、何より潅水が比較的多めだったんですよね。

なかなかね、すべての植物を理想的な環境に置くってなことは、ことベランダーでは難しいのですが。

そして非徒長組。
センペルは、上の徒長銘月のとなりにいたんだけれど、逆に水遣りが極端に少なかった状態(控えていたと言うより意識になかった)。下の三枚は、どの植物よりも早い時間から遅い時間まで長時間、直射日光に晒されている環境にあった植物。雨も降り込まず、土が乾きすぎたら水をやる感じ。

土が乾いたら、といっても今年は本当によく晴れましたから、実際彼らにとっては過酷な状態だったと思います。そこらへんは植物を見てという感じで。

徒長と非徒長の分かれ目

さてこのように、わかっていながらも確認しておくわけですが、徒長したヤツと徒長してないヤツの分かれ目は圧倒的に日照時間、そして水分補給なのでありますね。ヤメテー助けてーと言われるまで水を切るか、ギャー焦げる焦げるサルサーと悲鳴を上げるほど日焼けサロン状態にしておくか。

あ、もちろん夏の直射が苦手な植物については、適度に遮光するなどする必要があるわけなんで、その場合は水遣りのやりくりをする必要がありますね。うちで言うとアエオとか、か弱い系の草セダムとか、おケケ生えてるウサギさんとか。(でも、熊は結局直射下にいたのでなんともいえないけど)

まあ、ことセダム類については切り戻しが効くので、まったく問題にしていません。生長が早いから、仕立て直しにもそれほど時間がかからないのがよいんですね。だいいち、徒長ってのは成長力の現れですよ。枯れたり腐ったりするよりよっぽどいい。リカバリーは効くんですから。

リカバリーは効いても、仕立て直しに時間がかかるので困るのがハオルチア。夏だから、もしくは本に遮光してとあったから、と暗い場所に置いておくとてきめん、日頃生長が遅いはずのハオルチアがなぜかあっちゅう間に徒長ハオに。いえぃ。

うちの場合、黒寒冷紗20%ほどの遮光、もしくは直射下にいたものは、徒長したヤツはいなかったです。唯一、麻布遮光下で一番奥にいた竜鱗がちょいのびのびになりましたがー。うーん。

当記事へのコメントはこちら » comments (5)
当記事へのトラックバックはこちら » trackbacks (0)

にほんブログ村 花ブログ ベランダガーデンへ にほんブログ村 花ブログ 多肉植物へ

ページ先頭へ↑

表示中の記事
カテゴリ別ログ
月別ログ
Amazon
ティランジア・ハンドブック
ティランジア・ハンドブック
日本カクタス企画社
植物はヒトを操る
植物はヒトを操る
毎日新聞社
Web屋愛用中のアイテム

ページ先頭へ↑