ケルベロス -地獄の古紫、その軌跡
2012-04-24 Tue “多肉植物 > エケベリア”
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ケルベロスといいますと
ケルベロスは、ギリシア神話における冥界の番犬。ローマ神話ではケルベルス(ラテン語: Cerberus、英語読みではサーベラス)という。(中略)一般的には(特に絵画・彫刻などにおいては)3つ首で、竜の尾と蛇の鬣を持つ巨大な犬や獅子の姿で描かれる。死者の魂が冥界にやってくる時には友好的だが、冥界から逃げ出そうとする亡者は捕らえて貪り食うという。これが地獄の番犬といわれる由来である。
また、この獣の唾液から猛毒植物であるトリカブトが発生したとされており、ヘーラクレースによって地上に引きずり出された際、太陽の光に驚いて吠えた際に飛んだ唾液から生まれたと言われて(中略)2つ首の頭を持つオルトロスは、ケルベロスの弟にあたる。(ケルベロス - Wikipedia)
ええ、なんとも恐ろしいワンワンですね。頭が三つもあるのですって。
これですね。誰がなんと言おうともこれですね。
さてまあそんな感じでうちのえけべりゃー・古紫。ブログ記事としてはしばらくきちんと載せていなかったので、一年ごとに写真貼ってみます。
写真記録はここでいったん途絶えます。というのもこのあと花をつけたら調子がまっさかさまに落ちてしまい、ナナメっていき、偏っていき、被写体にもネタにもなりにくい寂しい姿になってしまったからなんす。
ということで現在に戻ります。
Echeveria 'Black Prince' エケベリア・古紫
いま思い出した。なんで写真撮ってなかったんだろう。確か数ヶ月前はまっぷたつに二頭だったはず。増えたのか…これちょっともう今回植え替えしないとですね。あんまり褒められた状態ではないんですが…
わんわんわん!
わんわんわんわん!
状態はいくないけど、至極いかつくてかっこよくてたまらんのです。もうね、やっぱり黒エケ大好き。超好き。
上に貼った過去画像を見ると、一年ごとに葉っぱがだんだん肉厚になっている様子がわかります。黒エケも普及種もがっちむちに育て上げて、かっこよくしてなんぼ。
「古紫」の学名
今まであんまり「古紫」については学名を意識してなかったんだけど、Echeveria 'Black Prince'。E. affinis と E. shaviana の交配種(参照:International Crassulaceae Network - Black Prince)。
でいいのかなあ。
そうなると古紫と呼ぶのがおかしい話になってくるんですが、ずっと「古紫」と呼んできたのでこれで良いってことでね。
これが 'Black Prince' だと「ブラックプリンス」や黒助やブラックナイトは? ブラックレディだのブラックプリンセスだのは何ぞ? と調べれば調べるほどわからなくなる黒エケーズの学名と正体なので、今日はここでとどめます。解明は例の人にお任せします。
ってちょっと見てたら、「古紫」じゃなくてちゃんと売ってるところあるわあ。素晴らしい。(宣伝じゃないよ)
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