インクリメンタルサーチがなかったら生きていけニャーは言い過ぎだけど。
2009-05-22 Fri[ブラウザ]
正しくはFirefoxのアドレスバーの、ですけど。
ブラウザで表示したキャッシュ済みの履歴について、そのURLやページタイトルの一部分を入力することで、候補をずらずら出してくれる素敵にインクリメンタルなもの。OmniWebやOperaのアドレスバーも健闘していますが、常用しているわけではないので。
ここでいうincrementalは「増える」の意で、incremental searchとなるとgoo辞書さんいわく入力した一文字ごとに検索していく、高速文字検索手法
とのことです。
インクリメンタルサーチ(incremental search)とは、アプリケーションにおける検索方法のひとつ。検索したい単語をすべて入力した上で検索するのではなく、入力のたびごとに即座に候補を表示させる。
(中略)通常、単語の検索を行うには、検索したい文字列を完全に入力してから開始させなければならない。 しかし、インクリメンタルサーチでは、検索したい文字列を1文字入力するたびに自動的に検索を開始する。(インクリメンタルサーチ - Wikipedia)
たとえばこんな感じ。
お気に入りだの、リンクバーだのより早いから使う頻度も多いです。アドレスバーにフォーカスさせて「t」と打ちゃTwitterが出るなど、いつも行くようなサイトなら3文字くらいでたどりつける。あ、Firefoxのバージョンは3.0.10ですね、今日現在。
日本語にも対応しているのがよいところ。
変換・確定の手間があるので、インクリメンタルサーチのよいところを100%享受できているかは微妙ですが、とっつきやすくはある。
というわけで、Firefox拡張「XUL/Migemo」
mainichi...と入力しはじめても、「毎日」を含むページタイトルのURLを拾ってくれます。自分がアドレスバーに入力するときは、なんとなしにURLを思い浮かべながらカタカタ打っているんですが、これも入っていればより便利。導入方法とか詳しい使い方は以下の3番目(SourceForge.JP Magazine)を参照よろしく。
- XUL Apps > XUL/Migemo - outsider reflex(作者さんのサイト)
- XUL/Migemo :: Firefox Add-ons
- ローマ字入力で日本語ページ内の検索を可能にする「XUL/Migemo」拡張 - SourceForge.JP Magazine
で、下がそのキャプチャ。「maini...」と入力し始めると、URLにmainiを含むもの、ページタイトルに毎日を含むものの両方を検出して表示してくれます。
もちろんページ検索にも対応!
ボトムの検索バー(というのかな)の右端でMigemoを使うかどうか、切り替えができます。アドレスバーにしてもこれにしても、拡張あるの忘れて変換しちゃったりしますけど(笑)
…と、あー便利だねーよかったねー。というお話でした。
インクリメンタルサーチβ版:英辞郎 on the Web:スペースアルクさんでは、変換確定前の日本語にも対応しているのが便利っちゃ便利ー。ではどっとはらい。
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