台風一過のベランダ一家ベンケイソウ科部です
2012-06-20 Wed “その他 > 園芸・ベランダ”
comments (2) | trackbacks (0) | 個別URL
こんばんは、オリエンタルビューティーウェブ屋です。
お腹すきましたね。(今ね。私がね。
いやーもうね。6月で一桁台風だというのに、日本列島を舐めて行きよりましたねあいつら。皆さんのベランダやお庭の植物は無事でした?
昼くらいまでは確かに近畿・大阪を差して進んでいたはずの台風が、あれ? ちょっとずつ進路予想が東寄りになってねえ? あれ? ちょいマテいつの間にか進路変わってるよ! えっマジこっち来んの、え?!
…と、昨日のTwitterはそりゃあ騒がしかったですね(お前がな)。大阪になんの結界があるか知りませんが、そうやって何年も油断してていつか来るんだからな! 覚えてやがれーだ! べーだ!(すきやねん大阪
※台風4号の詳しい情報や進路などは気象庁 | 台風情報とかデジタル台風:台風201204号 (GUCHOL) - 総合情報(気圧・経路図)などをご覧くださいね。
台風・暴風を乗り切れ
でもまあ首都圏も鍛えられてきております。けっこう早い時点で帰宅許可のアナウンスが出たし、一部(の会社や仕事に縛られた人たち、電車が止まった人たちなど)を除いては割とスムーズに移動できてたんじゃないでしょうか。
私としては4月の爆弾低気圧を丸腰で持ちこたえたことで少し考えが変わりましたね。後日調べたらあのときの最大瞬間風速が30メートル近かったので、本当に弱いもの以外は外に出したままで様子を見ることにしました。もちろん昨年の台風みたいな、めっちゃ近いところ通る場合はまた別ですけど。よろしければ以下のTwitterのログも参考にどうぞ。
- 昨日のツイート:2012年06月19日 - Twilog
- 爆弾低気圧の日のツイート:2012年04月03日 - Twilog
- 昨年の台風時のツイート:2011年09月21日 - Twilog
さてと前置きが長くなってしまって…今回は、昨日の台風を耐えた多肉を称えるべくのエントリなのでとっとと参りましょうか。
うちは東南向きなので暴風はほぼ正面から吹き荒れていたのですが、結果から言って特に被害はなし。いつも引っ掛けてあるチランジアは収納し、小さくて茎の弱いペラルゴニウムは帰宅後に取り込みました(シャワーを浴びながら)。
ハオ棚はすべてがシステムトレイに収まっているため微動だにしないのですが、ただ置いてあるだけという軽い鉢もただの一つもすっ転がらなかったのですん。これはハニワ様が守ってくれたのではん…!
アルプスミセバヤ
私が昨日、Twitterで「置いてあるだけの軽い鉢があるっ」と言っていたのはこれ。山野草鉢なので軽いのですが、度重なる突風にもよく耐えた。
やわそうに見える茎も千切れることなく、花芽をたわわにたずさえて開花中です。関係ないけど、脇のアルフレッドグラフがかっちょよくなってますね…うふふ
ラティス上のベンケイソウ科多肉たち
よく見たら徒長したセダムが脇ですっ転んでる…。このように丈があって軽いものは、鉢と鉢との間に挟んでおけば問題ない。鉢が小さく、丈が観葉のように高くなく、重心が下にあることで安定しているんでしょうね。ぎゅぎゅっと詰めて置いてあるのも幸いしていると思います。
今日の写真は全部iPhone写真なんですけど、これについてはPCで見たらちょっと甘かった(笑)。なのでFlickr写真はなしで。
夏型球根たち
心配していたもう一つがこの球根、おキュウコン様たち。一週間前に植え替えしたばかりなので、根が安定していなければ球根ごとすっぽ抜けてしまうかなと思っていたのですが、どれひとつ被害はなし。
光が十分だったせいか、この写真はPCで見てもなかなか繊細に写っていたので、どうぞFlickrの大きい画像でお楽しみください。モニタ解像度によりますが、幅1600から幅2048pixくらいで肉眼と同じくらいになるのではないかな? 写真左上の、Action→All sizesで。
いかにもちぎれそうなグラプトプトプト
特にネタがなかったので久しぶりの登場となりますプト。青森のお母さん、そして皆さまお元気ですプトか。
もらわれっ子だったぼくたちは、元気でプトのプトをプトるためプトプトしていますプト。「ブロンズ姫」の名に違わずブロンズ色にこの身を染め、これからも暴れまくってやるのだプト。ざまあプト。
いかにも葉がちぎれまくったり暴れ茎が折れそうなもんなのに、まるっとご無事で。あれ何かの札が飛んで落ちてる…のではなくこれは前からです。(これすらも飛ばなかったんだねーというか取ってやれよ)
そんな感じで、すべての多肉は同じ位置で台風を耐えました。もしかして実はそんなにひどくなかったんじゃないの? と思われたら困るんですけど、昨日の最大瞬間風速は、うちの市では22メートル。でも震度ではないけれど、30メートル、40メートルと単位が変われば次元が違うと思いますので、そのときはうん…また考えよう。
自分がベランダーとして気をつけていること
転がって飛びそうなゴミや資材を片付けるのは当たり前として、「風に煽られるもの」「不安定なもの」に気をつけるということかなあ。
棚にかけているビニールが風をはらんで棚が倒れたりとか。遮光布がぺらぺら煽られて鉢を倒すとか、株を引っこ抜くとか。大きい葉っぱが煽られて、その抵抗で鉢ごと倒れたりとか。直撃に近い暴風では大きいアロエの鉢がふわっと浮いたりするんですよね。
あとは鉢の置き方でしょうか。栽培している植物にもよると思うけど、システムトレイやカゴを使うことで鉢の転倒は100%回避できます(上モノがえぐられるのは回避できませんが)。トレイがなくても上のベンケイソウ科のようにみっちり置けば倒れることは(うちでは)ありません。
もし直撃ということになれば、ベランダ沿いは鉢が飛んで下に落ちる可能性もあるので全部手前に寄せるか、いつもの台風シフトのように収納しますが、物理的に入れるのが不可能な棚はそのままです。
というより、心配なら全部室内に入れちまえっていうね(笑)
とにかく、植物は大事ですが、自分が必要以上の労力を使う必要はないと考えてます。自分が物理的に体力的に無理をしてでも、ということは極力したくない。だから、自分が楽ができてなおかつ、植物がまあまあ快適でいられるベランダづくりをいつも心がけたいと思うよ。
台風の資料について
まあ、終わったあとでは見たくもないかもしれないけれど(笑)
東京管区気象台のサイトで発表されている資料はのちのちの参考になりますので、もしよろしければ。管区は茨城県, 栃木県, 群馬県, 埼玉県, 千葉県, 東京都, 神奈川県, 新潟県, 富山県, 石川県, 福井県, 山梨県, 長野県, 岐阜県, 静岡県, 愛知県, 三重県となります。
- 突風や大雨、台風等の気象資料
- 速報検索(過去7年間くらいの気象速報を検索)
- 上のページにあったのがまだ記憶に新しい、昨年9月に首都圏などを直撃した台風。平成23年 台風第15号に関する気象速報, 平成23年 台風第15号に関する埼玉県気象速報 資料全文(PDFファイル)。軌跡を見るとかなーり近いとこお通り遊ばしてます。
- それで思い出したのが、もう5年前になりますか。ほぼ直撃ってことで台風シフトを敷いたのでした。あのときは本当にすごかったわ。その情報も残っていました。平成19年9月 台風第9号に関する埼玉県気象速報(PDFファイル)