ブログ終了と新ブログのお知らせ

当ブログは2012年10月20日をもって更新を終了しました。新しいサイトは以下となります。

緑町のウェブ屋+ http://plant.salchu.net/

こちらは跡地、アーカイブとして残しておきますが、コメントやトラックバックはできません。新しいブログの方にもどうぞお立ち寄りください。よろしくお願いいたします。

緑町のウェブ屋 拝

青い花はお好きですか? 2012

はい、大好きです。

というわけで久しぶりに帰ってまいりました。ずいぶん昔に「白い花はお好きですか?」という記事を二回ほど書いていた、そのセルフオマージュ。(主に白タツナミソウ→白い花はお好きですか? 2008バージョン [2008-04] 、白い花はお好きですか? [2007-04])

自分が好きなのとか、統一感の意味もあり基本的・大筋としては白い花縛りでお迎えしたいのですが、なんだかんだとそういうわけにはいかず。ただどのお店に行っても、花も楽しめるものなら白花を探してしまいます。

ただやはり、「青い花」というのは不思議な魅力があるんだよなあー。

Viola sororia 'papilionacea'
ビオラ・ソロリア 'パピリオナケア'(アメリカスミレサイシン)

可愛いけれど「外来種蔓延しちゃってる」「むしろ雑草というか」扱いのソロリアさん。フレックルスなんて可愛いんですがねえ。生粋のすみれ好きの人には怒られちゃうんでしょうか。

で、スミレは枯らすのにこいつは毎年います。たくましいからというよりは、他の大きめの鉢に間借りしてるふうだからいいのかなあ。そもそもスミレは野の花ですしね、小さい鉢で単頭飼いよりはこういうほうが管理が楽だと思います。

Viola sororia 'papilionacea' ビオラ・ソロリア 'パピリオナケア'(クリックで画像が拡大します)

Viola sororia 'papilionacea' ビオラ・ソロリア 'パピリオナケア'

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

朽ちはじめているのはドラセナです。その株元にひょっこり姿を表したこれ。昨年はここにはいなかったんですけどねー。この鉢、春の植え替えで開けようと思っていたのにやりづらくなっちゃったなあ。

Viola sororia 'papilionacea' ビオラ・ソロリア 'パピリオナケア' 2(クリックで画像が拡大します)

ヒゲ。

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

ベランダの隅っこで、「ぼく咲きました。すみれなんて見慣れちゃってるかもしれませんけど、ちょっとだけ見てくださいね…」という風情。鉢を用意して球根を春秋に埋めて…というのではなく、ただ自然にここにいるこの花。ベランダに咲く花の中で一番好きかもしれません。

Tulipa pulchella var. Albocoerulea Oculata
原種チューリップ アルバカエルレア・オキュラータ
Ipheion uniflorum 'Jessie'
イフェイオン・ジェシー(ハナニラ)

逆に「鉢を用意して球根を秋に埋め」準備いたしました花です、はい。

オキュラータさんのほう、学名どうなってるんだか錯綜しててよくわからない。ぷるけらなのかふみりすなのか、変種じゃなくて栽培品種扱いなのかもみんなバラバラ書いててわからない。詳しい人いらっしゃったらすぐ直すのでよろしくプリーズ。

白、そして中心部が紫と青のグラデーションという素敵過ぎる組み合わせの花弁を持つ原種チューリップ。そして同じ鉢に植えたのが下のイフェイオンなのですが、うまいこと同時に咲かせることができませんでした。植えたのがちょっと遅かったかなあ。

せめて写真だけでも隣り合わせに…

原種チューリップ アルバカエルレア・オキュラータ(クリックで画像が拡大します)

原種チューリップ アルバカエルレア・オキュラータ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)
Ipheion uniflorum 'Jessie' イフェイオン・ジェシー(ハナニラ)(クリックで画像が拡大します)

Ipheion uniflorum 'Jessie' イフェイオン・ジェシー(ハナニラ)

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

ハナニラは、私が住んでいる建物の植栽やら近隣やらが最近咲いておりますね。「Spring Starflower」という英名の通り、六枚の花弁を星型に広げるシュッとした感じの花。お菓子みたいな雄しべが美味しそう…

ところで、ビオラ・ソロリアについて調べていたら面白い記事に出会いました。植物園などで花写真を撮る人のモラルを問う内容。よければ読んでみてください。HAYASHI-NO-KO: 写真を撮るということ

世界らん展日本大賞2012に行って来ましたが?

あーどうも、おさるのウェブ屋ですはじめまして。
久しぶり過ぎて何書いていいかわからないのでいきなり本題に入ります。いやまあ水曜に行って、その日にはアップして、後日行く人の助けになれば…なんて思ったのに、明日はすでに最終日じゃないですか。あーあ。

世界らん展日本大賞2012 会場(クリックで画像が拡大します)

会場

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ただまあ私が撮ってきた写真って、他の方の記事とは違ってすんげえ地味なんですよ。なんでかってー、

世界らん展日本大賞2012 行政院農業委員会社団法人台湾蘭花産銷発展協会(台湾)(クリックで画像が拡大します)

行政院農業委員会社団法人台湾蘭花産銷発展協会(台湾)

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こーんなのや

世界らん展日本大賞2012 シンボルタワー(クリックで画像が拡大します)

シンボルタワー

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どかーんどうだバリバリー!みたいの見たら疲れちゃってさ。いや一応撮ってFlickrにはあるんだけど、上げてみたら30枚もなかったし(笑)

それよか、

世界らん展日本大賞2012 日本東洋蘭協会(千葉県)(クリックで画像が拡大します)

日本東洋蘭協会(千葉県)

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こういうのとか

世界らん展日本大賞2012 阿波園(徳島)&三香園(香川) (クリックで画像が拡大します)

阿波園(徳島)&三香園(香川)

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こーいうのとか

世界らん展日本大賞2012 阿波園(徳島)&三香園(香川)のセッコク(クリックで画像が拡大します)

阿波園(徳島)&三香園(香川)のセッコク

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洋蘭の派手なのより、どうやらこういうほうが好きらしい。

…あ、なんか写真貼り付けて手抜きしてますね、自分。ちょっとだけ文章書くか。

ドームの催しはいくつか行っていますが、らん展は初めて。いやむしろ、「らん展」の名の付くものに行ったのはこれが初めてです。なんてーか、室内栽培のイメージが強すぎて自分でやるには無縁の植物だと思っていたし、栽培が小難しそうだなーなんて。

環境を維持するのに気を遣う植物より、夏でも冬でもベランダの同じ位置に置いて放置できる植物のほうが圧倒的に簡単ですもん(笑)

それでも今回行く気になったのは、ある人物からバルブの可愛さの呪いをかけられたのとー。あとは、蘭といえば家にはいまムレチドリがいるなあ、ラン科一人では寂しかろう。この大きさの蘭ならもう一人くらいいてもいいんじゃないか。なんて思っちゃったからにほかなりません。

そういうわけで(どういうわけもない)、サル的らんディスプレイ大賞は相模原公園さんのこちら。ライトアップがとても素敵だったー。

世界らん展日本大賞2012 神奈川県公園協会相模原公園(神奈川県)(クリックで画像が拡大します)

神奈川県公園協会相模原公園(神奈川県)ディスプレイ審査部門 オープンクラストロフィー賞

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使う植物を最小限に抑えてライトアップしたことで、植物がよく浮き立って非常に素敵な空間になっているなあと思いましたよ。

世界らん展日本大賞2012 神奈川県公園協会相模原公園(神奈川県)(クリックで画像が拡大します)

神奈川県公園協会相模原公園(神奈川県)ディスプレイ審査部門 オープンクラストロフィー賞

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らん山みたいになってる巨大展示もありましたけど、その頃にはもう胸焼け気味になっていまして。ああっ、洋蘭好きな人すみません。これは超スーパー地味スキーの私が言うことなんで気にしないでください!

まあそんなこんなで、どちらかというと和蘭を中心に、人ごみにおえっぷしながら楽しく過ごしてまいりましたよ。

おすすめ販売ブース

まあ、楽しみといったらやはりこちらですなあ。会場の半分を占める販売ブース。最初に目についたのは植物ではなくこちらの資材屋さん(なのかな)、共和開発さん。

世界らん展日本大賞2012 共和開発ブース(神奈川県)(クリックで画像が拡大します)

共和開発ブース(神奈川県)

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手頃な大きさのコルクがごろごろ売ってるう! こっち回ったらなにこれへごボール? 一袋500円だとよし買った! みたいな感じで。

お次はH&Rナーセリーズさん。Twitterで@itukanoVerandaさんにおすすめをいただいていたブースです。写真は撮ったけど、実は買ってなくてですねー。紫のタマタマ、迷ってましたです。

世界らん展日本大賞2012 H&Rナーセリーズブース(アメリカ)(クリックで画像が拡大します)

H&Rナーセリーズブース(アメリカ)

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店員さん、あくびの瞬間にすみません。

で、植物を購入したのはこちら。岐阜県のタリエンさんというお店。右のほうに店主さんがいらっしゃいますけれども、私がある一つの蘭(デンドロ)をじーと見つめていましたら、脇の方から「これ綺麗でしょー」と取り出して見せてくれまして。「たいてい、これ(デンドロ)を見てる人はこれ出すと買っちゃうんだよね」。

世界らん展日本大賞2012 タリエンブース(岐阜県)(クリックで画像が拡大します)

タリエンブース(岐阜県)

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負けてなるものか! 私は蘭初心者なのよ! ほいほい口車に乗せられて、いいも悪いもわからんのに可愛いからって買うものですか…

か…(販売ブース一周)

か…(←戻ってきた)

店主さんひどいんですよ。さっきのありますー? って訊いたら「売り切れちゃったよ!二つとも!」

ああ。タマタマイモイモ好きがバルブに萌えるのは必至…だったのでしょうか。私に蘭が飼えるのでしょうか。勉強しなくては…

さて、らん展レポートというにはあまりにも偏ったアレでした。世界らん展日本大賞2012 ピックアップブログとか、みんなのデジブック広場 - タイトルに"世界らん展"を含むデジブックとか観てみるとよいと思うよ! ちゃお!

緑町チラ部、チランジアの管理をやっと考える(後編)- 固定の巻

前記事の緑町チラ部、チランジアの管理をやっと考える(前編)から続きます。今回は、図工3のみろりのひとが重い腰を上げてチランジアをえっちらおっちら固定作業する話です。

固定したほうがいいのか効果的なのか。いやらしい書き方をすれば、オサレではないが非常に「それらしく」なります。わー、チランジアやってる人っぽーい。…いや違う、違うよ! バカにしてるわけじゃないよないんですぅううううう!

着生植物好きであれば、何かに着生させてみたいと思うのは自然の成り行きなのです。

使用した材料

でかバークもあります。流木もあります。ただ今回は初めなので基本の基本で、ヘゴ角材を使用して、1mmの盆栽用アルミ線、水苔、シェルフに引っ掛けやすくするためのフック。それと水苔を濡らす入れ物やヘゴ材を切るのこぎり、アルミ線を切るハサミなど。

チランジア本体をくくりつけるにはさらに細い針金のほうが負担がかからないと思うんですが、盆栽用では1mmより細いものは無いと言われたんですよね。皆さんは何を使ってるんだろう。

それとヘゴ材。某ホームセンターと某ホームセンターではもう入荷しませんと言われました。供給量が減っているのはワシントン条約による輸入制限の為でいたしかたないことです。あったらラッキー、そうでなければ通販、自然を大事にするというならお庭から木を追ってくるか、流木を拾うか買ってくるかってとこです。

実際にやってみた

そんなわけで…見てもらえればわかると思うんですけど、相当大雑把にやってます。小学校時代、図工は3(ふつう)でした。可もなく不可もなくです。

チランジアをヘゴ材に固定する(クリックで画像が拡大します)

チランジアをヘゴ材に固定する

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適当な大きさにカットしたヘゴ材に、濡らしておいた水苔をモチョっと盛ってアルミ線でくくりつけ、そこにチランジアの基部を当ててヘゴ材にくくりつけている…だけです。さらにヘゴ材に、シェルフに引っ掛けやすいようとっかかりを作ってフックをくっつけます(下の写真には写ってないですけど)。

本来であればキリで穴を開けたりするんでしょうけど、単にキリがうちに無かったんです。それに、自分不器用なんで穴を開けようとしてヘゴ材を崩壊させる自信もあります。がくぶる。

チランジアをヘゴ材に固定する 2(クリックで画像が拡大します)

チランジアをヘゴ材に固定する 2

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まーこんな感じで。チランジアをかけている白いワイヤーラックはダイソーで買ったものです。連結もできるし、カゴもかけられるし言うことないですね。ダイソーバンザイ。

ヘゴ材に固定されたチランジアら(クリックで画像が拡大します)

100均ラックを利用。

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お水をやるときはこのままばしゃばしゃーとかけて、うん楽。水好きのチラはラックの下の方にかけたり、トリコームのあるものは基部だけ濡らすようにしたりしています。心なしか誇らしげで、活き活きしているチランジアたち。

さて、こんな私のへぼい固定の話だけでは申し訳ないので、覚え書きついでに他の方のリンクを貼っておきましょう。むしろ、恥を晒さずにこれだけでもよかったんじゃないか。一部前編とかぶるリンクもありますけど。

特に、itukaさんぱんささん両巨頭のサイトは、チランジアを栽培するのであれば目を通したいところ。非常に参考になるし、考えさせられます。

で、上のリンクの最後の着生  epiphiticですけども、パキラに着生させている写真が出てきます。あれは別に私のような素人でもですね…いや、私は関係ないですね。とにかく、

カプトメデューサのクヌギへの着生(クリックで画像が拡大します)

カプトメデューサのクヌギへの着生

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

半ば冗談でやってみたんですけど、本当に着生するとは思わなかったんで…こんながっちりと…

見たときはとにかく感動しましたね。生きてるんだ!って。木に着生しているところが生で見られるなんて!って。

チランジアは面白いよ。着生植物最高! Love!

※撮影後はスタッフが美味しくいただきました、ではなく真冬にはカプトは取り込みました

そんな感動的な着生、あなたもご家庭でやってみませんか?
(いやクヌギにくっつけろとは言ってないです)

緑町チラ部、チランジアの管理をやっと考える(前編)

どうもお久しぶり、緑ブログチランジア部部長のウェブ屋です。
ちなみに多肉植物部部長はウェブ屋、観葉部部長はウェブ屋、ハオルチア支部長兼葦サボ支部長兼球根支部長、新たに開設された球根支部オキザリス科責任者もこのウェブ屋。ウェブ屋によるウェブ屋のためのベランダとなっております。

というテンプレでございましたが皆様いかがお過ごしちゃんで。

さてチランジア。当初は一個か二個買ったりもらったりして楽しむ程度でした。そのくらいならまだ管理などと言わず、コルク付けでもディスプレイするんでもまだいい。が、だいたいこんな感じのが好き…と嗜好が出てきてお店に行く度に気になるようになっていつしか20個を超えた…となったら、そろそろきちんと管理を考える時かなあと。

…書き始めたら長くなって、とても一記事の長さではなくなってしまったので分割しました。前編はほとんどテキストのみのブログ記事です。正直、チランジアをメインでやっている方の目に触れるところに公開するので非常に恥ずかしいんですが、間違いや指摘があったら遠慮なくコメント欄やTwitterでおしえろくださいねよろしくお願いします。

いや本当によろしくご指導くださいお願いします。

今いるチランジアをリストアップ

うちはおおよそ銀葉系が多くて、あとはちょっと壺型と緑と。で、それぞれの習性と管理方法をネットなどで調べて二種以上のサイトから書き出してみます(すんません本とか持ってないので)。管理含めやり方については人によって異なることも多く、この感じは多肉のそれより差異がある気がしますね。多かれ少なかれあるのはあたり前のことですが。

それでも今はネットもブログもあるし、本もいくつもあるから通り一遍の情報を調べようと思ったら簡単なことです。例えば前にも書いていますが、自分が葦サボテンについて調べようとしたときは本当に情報がなかったですから。

水が好きなのか乾燥気味にさせるのか、土に植えるのか水苔なのか、暑いのに強いのか弱いのか。ぜーんぶおっかなびっくりやってみて、サイクルを繰り返してやっと最近「これでいいのかもな?」と言えるようになったわけですから。

2009年の秋。テクトラムとコットンキャンディ(クリックで画像が拡大します)

2009年の秋。テクトラムとコットンキャンディ

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2009年の秋。見てくれはいいけれど

話を戻しますが、チランジアの管理をしようとするときまず考えるのは、この種が水好きなのか乾燥気味なのか、暑さに強いのか…いう点。あれ、葦サボテンと一緒ですね。というより未知の植物をどうにかしようとするときにはまず考えるポイントなわけです。

で、先人たちから勉強するのです

参考にさせてもらったのは以下のサイトや記事。チランジアブロガーは多肉ブロガーほど多くはありませんが、それだけにピンポイントで見つけやすいです。数人の方はTwitterでやり取りさせていただいていますしね。餅は餅屋、ということで。

読み取れるのは、チランジアには銀葉種と緑葉種があり、また形状によっていくつかの分類があること。自生地の気候や形状で「水好きか、暑さOKか、寒さに弱いのか」もしくは管理のしかたが変わってくること。

ただ「水が好きなチランジア」をまんま覚えるのと、もともと原産地が湿潤な気候だから水分多めのほうが好きということを知るのでは、応用力が変わってきます。サボテンが乾燥に強く昼夜の寒暖差に強いのは、もともと砂漠にいる生物だからですよね。

Lepismium houlletianum f. regnelli 花柳(クリックで画像が拡大します)

Lepismium houlletianum f. regnelli 花柳

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通風はよいながらもムシっとした感じを好む森林性サボテン

…というような基本をとりあえず踏まえておくのがいいかなと。もちろん、なんにでも例外はつきものですが。

えらそうにわかったようなことを書いてますけど大丈夫でしょうか私。言うほどわかってないんですけど、なんとなく他の植物にも言えることを書いているだけなんですけれども。この冷や汗のようなものは。

(ここまでで半分! もう一息だがんばれ!)

あなたと着生したい

どういう性質かがわかれば、次はどう管理するか。ここで迷うのは、じゃあこのチランジアはいったいどのように置いておいたら? ってこと。調べた限りではこんな感じでしょうか。

  • おされな何かに置く …というのはまあアレとしても
  • 何かのカゴに入れる(だけ)
  • 何かにひっかける(ウスネオイデスなど)
  • コルクに付けて着生させる
  • ヘゴ材、ヘゴ板(+水苔)に着生させる
  • 流木、でっかいバークに着生させる
  • お庭の木に着生させる
  • 鉢にバークを入れてその上に
  • 鉢に水苔を入れてその上に
  • ハンギングバスケットを使う

ちょっとした違いはあるかもしれないけれどだいたいこんな? 最後の方法は、大きなチランジアを管理するときに…と書いてあったぱんささんのアイデアです。これいただこうかな。

要はまんまか、なにかの素材に付けるか、鉢か。ヘゴ材は今手に入りにくくなってきている素材ですが、ホームセンターでもまだ売っているところはありますし、通販で探せばありますしね。

2010年の秋。コットンキャンディ on クヌギ(クリックで画像が拡大します)

2010年の秋。コットンキャンディ on クヌギ

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2010年の秋。木に着生したらおもしろい…と思っていた時

そんなことをゆっくり調べて、やはりここは何かに着生させてみたいなと。中でもヘゴ材(+水苔)着生はかなり多くの方がやっている方法で、ワイヤーラックなどにひっかけて大量に移動・管理しやすいのがポイントだと思いました。下の方に水好きのチランジアを鉢に固定して引っ掛ければ、水くれもしやすいですしね。

ベランダのあっちこっちにチランジアが鎮座ましましているのは素敵なんですが、こと冬場は日中外で干して夜は室内ということもありえます。動かしやすくて手間がかからないのが一番。よし固定しよう。

ところで

夏はまだいいんです。
じゃばっと水やって遮光して乾かしておけばたいていなんとかなります。

問題は冬場。

理想は、日当たりが良くて湿度も保てて窓が開けられる浴室のような環境かなと思う(浴室が夜、凍るような寒さにならないのであれば)。だがうちの浴室にはまず窓がない。

朝に水くれしたら、外に干して乾かせばいい。だが私は基本的に帰宅が早くないので、真冬に5度を下回る時間になっても取り入れられない。

だからこうしました。自分の環境以上の管理なんてとうていできないんだから、最低限のことをしよう。

  • ウスネオイデスをのぞいたすべてのチランジアは室内へ。

となると、どう湿度を確保するか、日照は? 通風は? となります。で、あまり非現実的かつ自分が負担だと思う方法は取りませんでした。例えば部屋の中にラックを設置してビニールで覆って湿度を確保するとか(超邪魔)。近くに加湿器を置くとか(コンセント遠い)。

できるひとはやったらよいと思います。うらやましい。

  • 週に一、二回ほど、お風呂に入る時にチランジアを持って行ってシャワシャワタイム。もしくはシリンジ。湿気も十分吸わせます。そのあとは浴室を換気して空気の流れを作ります。
  • 朝、晴れていれば、出勤までのわずかな時間窓をあけてちょっとでも通風を! おれは寒いけど!
  • 土日、日中家にいられるときは日の当たる時間帯だけ、銀葉種強健種を中心に外に出します。水好きなやつはじゃばっと水かぶせてから。

ちょうど、葦サボの挿し芽鉢も10鉢くらいありまして。これも同じように管理しているので一緒にお風呂に持っていってます。

こんな感じかな。以上!

Tillandsia's(クリックで画像が拡大します)

チラカゴ

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通風! 日照!

チランジアをやるようになってようやっと二年生(…がこんな記事を書いているという怖さ!)、これで生きながらえているのだから、間違いはあってもなんとかなっているのだろうと。

チランジアを悲しくもだめにしたことは、そりゃーあります。人間ですもの。その理由を省みてみると、おそらくは水不足、通風不足、日照不足であったろうなあと。

同じ着生植物である葦サボテンの管理を考えるとなんとなくわかります。本体が着生するから根っこは支えるだけ。けれど葦サボテンも鉢植えにすれば根っこから水を吸うし、全体的に湿度がある方が好きだし。

失敗してその植物をあきらめるとか、失敗したら次を買ってまた失敗するのは勝手だけれど、本当にきちんとやりたいなら自分の失敗から学んだり、人まねではなく創意工夫で考えようよと自分は思うんです。これはチランジアだけの話ではなくてね。(もちろん、最初はもちろん人まねから入るんだけど)

ということで次はヘゴに固定しちゃうよ!の巻です!

起きちゃった球根と、なんかこまごま。

タイトル気を抜きすぎだろ? こまごま?
台風が何個か過ぎたら、半袖だと寒いくらいの気候になっちゃいましたね。すっかり秋ですねえ。

オキザリス、ラケナリアマッソニアなどの冬型球根は、春になって枯れた後はかごにまとめてこんな感じで管理しています。完全放置。

休眠球根置き場(クリックで画像が拡大します)

休眠球根置き場

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先日の台風で、「水かぶってマッソニアが起きちゃったよー」などと言っているひとをぷぎゃーと笑っておりましたらですねー…

がびーん。うちも起きてたー!

ラケナリアおめざめ(クリックで画像が拡大します)

ラケナリアおめざめ

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くぱ.....いや、口をかぱーっと開けて、中にも新しい芽が重なっている様子が見て取れます。「はやい! 早いよラケナリアさん!」って思ったけど去年の記録を見てみたらだいたい起きるのこの時期だったわこのひと。(たぶんこのひと→今日のおめざ - Greenlog 2010/09/30)

涼しくなったら気を抜かずにちゃんと観察しないといけませんね、しかも日が明るいうちに。さらにもっとがびーんって来たのはこいつです。

Oxalis pocockiae オキザリス・ポコキアエ

もう超花芯のばしてるー!(がびがびーん

Oxalis pocockiae(クリックで画像が拡大します)

Oxalis pocockiae

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気づけよ自分…あっぶねえ水やりあっぶねえドキドキ

(昨年の目覚めの様子は→今日のオキザ - Greenlog 2010/9/29)

今年は10個強も花芽付けてくれたよ。うれしいなー。とても香りが良い花なので、しばらくベランダの一等地において楽しみたいと思います。

…って下書きしておいたら翌日開花しちゃったので、あわてて追記。

Oxalis pocockiae's flower(1/2)(クリックで画像が拡大します)

Oxalis pocockiae's flower(1/2)

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

右側の淡いピンクのがポコさん。そりゃーもうとにかく柔らかく甘い香り。似ているというならコクリュウの花かな? たまたま横にあった大文字草とよい感じで寄り添っていたので一緒に一枚。モニタをコスコスすると香りが出ます、という嘘はもうつきません。大人ですからね!

花のアップ。まあ、オキザリスです、はい。

Oxalis pocockiae's flower(2/2)(クリックで画像が拡大します)

Oxalis pocockiae's flower(2/2)

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

ついでといってはなんだけど、せっかくなので大文字草のほうも。

Saxifraga fortunei var.incisolobata 大文字草「瀬戸緑」(クリックで画像が拡大します)

Saxifraga fortunei var.incisolobata 大文字草「瀬戸緑」

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

淡い黄緑の花弁がキラキラしているのですが、それはFlickrの拡大画像で見たほうがわかりやすいかな。(Flickr - Original, 1440x1080pix, 845KB

というより去年の目覚めの様子は二種とも、豹紋の実生中ですよ2010&冬型のおめざ(2010/10/1)でちゃんとブログで記事にしてましたね。年取ると覚えが悪くなっちゃっていやよねえ。そうそう、写真は去年のほうが綺麗なんで、そっち読んでもらえれば事足ります。

…年取ると要領だけ良くなっていくねえな!

さて、あとは順当にガーデンシクラメン。

Cyclamen persicum ガーデンシクラメン(クリックで画像が拡大します)

Cyclamen persicum ガーデンシクラメン

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

まあまあ、立派なべちゃんとしたイモになって。母さん嬉しい。
休眠のある植物は楽しいね、ちょっとどきどきするけど。

今日のおまけ

なんの脈絡もなくチランジアです。

Tillandsia 'Whitestar'(クリックで画像が拡大します)

Tillandsia 'Whitestar'

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

我が家最大のヒトデチランジア、ホワイトスターです。今日Facebookにアップする機会があったので、ついでといいますかね…

もひとつ、なんの脈絡もない第二弾。(主に)セダムの仕立て直し。

ベンケイソウ的お弁当(クリックで画像が拡大します)

ベンケイソウ的お弁当

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

昔、適当なカゴにぶっこんで放置していたら、カゴはぼろぼろになるわ土はカスカスになるわ、とにかく寂しいことになってきたのでハンギングにどちゃっとぶちまけました。プロリフェラ、エケ・コルンビアナ、古紫、えーと適当にぶっこんだので覚えてません。

ベンケイソウをやる方なら、こんなことをしたら半年後一年後どうなるかお分かりかと思いますが…ええ、今から恐怖に打ち震えております。そんときゃそんときだ。

今年は、9月のあたまくらいから少しずつせっせとハオルチアなどの植え替えに励んでおります。もう「終わらないから残りは次ー」なんて言ってた私じゃないのよ。うふふ。

(放出品の残りは…? ←気にかかってるなら早くやれバカ

プロトリーフさんにお邪魔してきましたよっと。

さてさて。玉川・多摩川セレブに御用達の玉川高島屋にあるガーデニングショップ、プロトリーフさん。お名前だけは存じておりましたが、このたびこのようなフェア(9/1(木)-15(木)イベントスケジュール)を目にしまして、ワテクシそのセレブな街に特攻して参りましたの。

なんですか、やれ「東急田園都市線はセレブな電車」だの「二子玉川で下車するときにはドレスコードがあって、引っかかったら降りられない」「中央林間まで連れて行かれる」だのと同僚たちに脅されてビクビクビックルな旅でしたが、いざ二子玉川に着いてみればほれ。

ワテクシのあまりのセレブぶりに、頼まずとも向こうからドアを開いてくれましてよ。(うん電車だしそりゃ着いたら開くし)

駅前はセレブ。右も左もセレブ。お、オラ、こんなおしゃれな街初めてで緊張しちゃうずらこわいズラ食われるズラー!

ちょっと! あんた埼玉バカにしてるでしょ!
オラとかズラとか言わねーしドラゴンボールか!

まあそんなこんなでね。10分も246号沿いを歩けばこんな光景。

玉川高島屋 ガーデンアイランド(クリックで画像が拡大します)

玉川高島屋 ガーデンアイランド

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

鎮座ましますガーデンアイランド。シャトルバスで数分、歩いても10分ほどの道のりなんだけど、照りつける西日に体力奪われるわ暑いわ! タダなんだし行きもシャトルバスにしておけばよかったよ。

そしてここがプロトリーフさん。

プロトリーフ ガーデンアイランド店

エフェクトかけたけど、ギリギリセーフでしょうかアウトでしょうか。一応これも店内ってことになっちゃうんで、もし見てたら見ぬふりしてください。ガーデンアイランドさんの店内は玉川高島屋さん管轄なので、許可がないと撮影は不可だそうです。

チランジアの並んでいる様子、チラッとでも伝えたかったのですが。いや違うよダジャレじゃなくて!

ガーデンアイランド内の一階店舗には室内観葉やチランジア、二階店舗には資材や山野草(フェアによる)。見晴らしのいいテラス部分にはハーブやお花がところ狭しと並んでいて、さぞやこれを撮ったら絵になっただろうなと…いう素敵なお店でございましたセレブセレブ。

さてエアプランツフェアですが、私はこちらに明るくないので大したことが書けないのが申し訳ない。大型のものから小型のものまで、普及種メインにほどよく揃っていましたよ、としか(笑)。

Twitterのチラ好きの方の間では「こんなものが手に入りましたよー」などと報告がされていたので、その筋の方も満足なフェアということではないでしょうか。これからやりたいという方には三個でいくら、などリーズナブルなお値段で数多い種類が手に入る機会でもあると思います。

で、私はチラを四個ほど。その中のひとつがこのストレプトフィラ。

Tillandsia streptophylla ストレプトフィラ(クリックで画像が拡大します)

Tillandsia streptophylla ストレプトフィラ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

お店にあったときはまんまるカサカサで、帰宅してからよしいっちょソーキングと。それはもう丁寧に丁寧に時間をかけて…

「ああっ! 漬けっぱなの忘れてたーーーーーーーー!!!!」(翌朝)

茶色なカサカサの物体は素敵なウネウネになりました、のはいいけどその日はずっと、私と一緒に扇風機にあたっておりましたよ…

おもしれーなチランジアって。

根っこはどうだい出てるのかい? とひっくり返したら。

Tillandsia streptophylla ストレプトフィラの根(クリックで画像が拡大します)

Tillandsia streptophylla ストレプトフィラの根

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そらー見事な根っこがモリモリと。早く固定してあげたいところです。

買ってきたうちのもうひとつ。イオナンタ・フエゴ。何気なしに取ってカゴに入れたものですが、おう、孕んでた♪(その言い方はよせっ)

Tillandsia ionantha 'Fuego' イオナンタ・フエゴ(クリックで画像が拡大します)

Tillandsia ionantha 'Fuego' イオナンタ・フエゴ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

と、もうひとつ。こちらは山草フェアより。数多く…ということではなかったけれど、自分の好みの子を見つけて帰ってきましたよ。

ちょっとボケちゃいましたけど、二つは大文字草。後ろが瀬戸緑、手前が紅月という種類のものです。できるだけまだ開いてないものを選んで、ちょうどおさまる鉢も一緒に買って寄せ植えにしてみました。

大文字草 後ろ:瀬戸緑、手前:紅月(クリックで画像が拡大します)

大文字草 後ろ:瀬戸緑、手前:紅月

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紅月の方は葉っぱもちょっと赤がかっているんですよね。花も好きだけど葉っぱも面白いなあ。トゲトゲしてて。

帰りはサクっとシャトルバスで。乗り継ぎ四回、なれない路線を使って疲労困憊のみろりのひとは家に帰って三時間爆睡しましたとさー。

山草フェアは19日まで、エアプランツフェアは25日まで。皆さまもぜひどうぞ。おしまい。

チランジア好きのはしくれのはしくれ

今日はチランジアー。エアプランツー。
「エアプランツ」なんて名前を付けられながらも、実は水がないと元気じゃないエアプランツー。

いやそりゃ騙されますって。多肉植物もサボテンもそうだけど、「水がいらない」とか「水は何ヶ月にいっぺん」とかね、インテリア本やおしゃれショップでPOPに書かれてたらいいのかなって思っちゃいますって。

実は私もその昔、チランジアを枯渇させてます。悲しい過去です。けれどTwitterなどでチランジアオーナーの方と会話するようになり、サイトを見に行き、それまで抱いていたイメージが間違っていたことに気付かされたんですよね。もしよろしければ、って人の記事ですがてーてーさんのチランジアの育て方 : てーてー植物記などお読みになったらいかがでしょう。

多肉だって、お水を飲む時期には毎日やっちゃうものもある。チランジアも、水をやらなくても生きながらえはするけれど、実はじゃばじゃばやったほうが生き生きしちゃうやつもいる。当たり前じゃん植物ですもの。

そんなわけで、この前の台風の時にはそのまま物干し竿に吊るされていたチランジアです。下はコットンキャンディと、奥にいるのがストリクタ・ピンクブロンズ。後ろにパレアセアやテクトラムも見えてます。

Tillandsia 'Cottoncandy' & stricta 'Pink Bronze'(クリックで画像が拡大します)

分頭しまくっている…

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

まあ台風なんてそうそう来ませんので、そういう時期は高めの頻度で激シリンジをするか、水やりの時にジョウロでじゃばじゃばやってます。

奥のストリクタ・ピンクブロンズ。

Tillandsia stricta 'Pink Bronze'(クリックで画像が拡大します)

Tillandsia stricta 'Pink Bronze'

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

いいですね。鮮やかですね元気ですね。

そして何度目の登場になるんだかウスネオイデス。ぼやっとしか写っていませんが、隣にいる細いのはこの前買ってきたものですね。30分ほどソーキングして、あとはこの場所へ。千切れる千切れる。

Tillandsia usneoides(クリックで画像が拡大します)
(高解像度の写真は Flickr に掲載)

ウスネオイデスはクヌギの水やりとともに、毎日欠かさず水やりをするチランジアです。毎日見ているからあまり気づきませんけど、同じようなアングルでの昨年9月の様子がこれだ。

昨年9月のウスネオイデス

クヌギとウスネオイデス2(クリックで画像が拡大します)

クヌギとウスネオイデス2

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

おおっ のびてるよ? 伸びてるじゃない!
すげー! 生きてるー!(当たり前だ

まあそんなわけでして。

今日のおまけ

ヘルバセアの掻き仔がなかなか元気です!

Haworthia herbacea(クリックで画像が拡大します)
(高解像度の写真は Flickr に掲載)

一匹違うのがひょろっと混じってますがががが。

コルディリネ・パープルコンパクタリベンジ

どうもどうもこんちはー。
ブログ更新というにはおこがましいほどの超不定期更新頻度を誇り、更新した日にゃ夏場でも大雪が降ると思われているであろう、サルですー。っていう前文がちょっと飽きてきた今日この頃です。

植物をやる人なら、昔育てていて失敗した植物については以下のどれかだと思うんです。

  • あれは私に合わない。もう二度と手出ししたくない。ああトラウマ。
  • あれはうちの環境では育てられない。やりたいけど封印だわ。
  • いつか…いつかもう一度リベンジを…!

たぶん上の二つが多いのだと思います。

私にしたって、そんな植物は何個もあります。昔のブログではよく名前が出ていたけど、最近めっきり…というのはだいたいそれか、もしくは本当に話題が無いだけ。

このブログでは最近取り上げていないにもかかわらず、アクセス数が安定して多いのが「コルディリネ」なんですね。悲しいことに何度目かの冬越しで全滅したのですが、もう一度あの美しい葉色を楽しみたいという思いは消えなかったのです。そして今回、リベンジを。

「パープルコンパクタ」が…そう二つ。

ひとつは観葉植物売り場にあった、挿し木で増やされたらしい株。奥のものです。ただ、葉っぱも細いし激しくストリクタ臭がするんだけど…挿し木だと様相が違うのかなあ。幹の感じも、うーん?

お客様の中に、コルディリネに詳しい方はいらっしゃいませんか?

コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで画像が拡大します)

コルディリネ・パープルコンパクタ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

「パープル」で「コンパクト」な感じがしないのは自分だけでありましょうか…。まあ、下のやつだってむちゃくちゃでかくなるんですけど。(→この件は後述

というわけで手前のが、レジ前に「処分品100円」と書かれた棚にあった天国行き寸前の株。ちょっと枯れた葉がまじっていたくらいなんだけど、これでも売れなくなっちゃうんだねえ。ほら、葉っぱだってこんなツヤツヤしているのに。これちゃんと育てれば美人さんになるのに。

コルディリネ・パープルコンパクタの葉(クリックで画像が拡大します)

コルディリネ・パープルコンパクタの葉

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

最近は、処分品やイクナイ状態の株をお店で見かけても「救う」なんていう感情は起きなかったんです(やり出したらきりがないし、だめになるならそれも運命。そもそも救うという言い方がちょっといやらしい)。けど呼んでる、これはおれを呼んでいる。ぜってー昔のパーコンのような美しい株にしてやる。そう思っちゃったんだからしょうがない。

過去のコルディリネの軌跡

詳細は観葉・その他::コルディリネ・ドラセナ カテゴリ一覧をどうぞ。

2005年8月のパープルコンパクタ(クリックで画像が拡大します)

2005年8月のパープルコンパクタ

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100均ダイソーでの購入時の写真。おそらく2005年の夏頃かと。ここからヤツのメタモルフォーゼが始まった。

2005年11月のパープルコンパクタ(クリックで画像が拡大します)

2005年11月のパープルコンパクタ

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レッツ植え替え第四弾:駆け足で。[2005-11-04]

よく日に当てられて、葉脈が美しくなってきたころ。葉数もやたら増えて元気。

2006年9月のパープルコンパクタ(クリックで画像が拡大します)

2006年9月のパープルコンパクタ

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天高く、パープルコンパクタ [2006-09-18]

あれから一年。むくむくと伸びて樹高は三倍以上に。赤くて三倍! みんな大好きなんでしょ?

2007年9月のパープルコンパクタ(クリックで画像が拡大します)

2007年9月のパープルコンパクタ

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パープルコンパクタの鮮やかさ [2007-09-24]

このときが一番美しかったかな。上から一年、樹高80センチを超えたときの写真。

行くぞ今回もここまで。見ておれ。

ところで、過去の記事などでも適当に「パーコン」などとふざけて書いていたんですけど、本当にそう略した商品名で売られていたりしたんですね。しらんかった。

パープルコンパクタを挿し木すると。

「パープルコンパクタ」として出回っているものには上の写真の二通りがあるんですよ。ちょい細めの葉っぱで斑がほとんど無いの(奥)と、斑入りで日に当てなくても濃緑から褐色どまりになるもの(手前)。

ただ、前にいた「パープルコンパクタ」も出元はダイソーなので、札が合ってたんだかどうなのか。そもそも正しいパープルコンパクタはどれかというのがよく分からないんですけども。

この件、@_hinemosu_さんからTwitterで情報をいただきました。

@botanicalLife うちのパープルコンパクタも挿し木すると奥の写真のような感じになります。幹は年季が入ると木質化して、やはりこのような感じに。入手したときの表示がコルディリネ・パープルコンパクタだったので、それが正しければの話なんですが。(Twitter / @_hinemosu_: @botanicalLife

ということで写真をお借りしたのが以下のもの。左が普通の株で、右側が挿し木で育ったパープルコンパクタ。一目瞭然ですねー。

実生のパープルコンパクタ(左)と挿し木のそれ(右)(クリックで画像が拡大します)

実生のパープルコンパクタ(左)と挿し木のそれ(右)

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パープルコンパクタが何と何の交配園芸種かわからないけど、挿し木すると先祖帰りとは行かないまでも片親の特徴が濃くなるんですかね。そんなに手に入りにくい株同士なわけもないので、読み通り片親は青ドラセナとして出回っているストリクタ Cordyline stricta じゃねーかと。

考えてみたら自分、パープルコンパクタを挿し木したことないんだよな。謎が溶けました。naoさんありがとう! 愛してる!

さて、コルディリネについてもう少しだけ。

圧巻の国際コルディリネ協会のギャラリーを見よ!

上記のパープルコンパクタの違いを探っていたら、The International Cordyline Societyという団体があるのを知りました。国際コルディリネ協会、略してICS。ここのPhoto Galleryが圧巻。

コルディリネには園芸種が多いというのはなんとなく知っていましたが、まさかこんなにバリエーション豊かだとは。えぐいのからえぐいのからえぐいのから、もうなんていうんでしょ。例えばこんなの。

The International Cordyline Society Photo Gallery(クリックで画像が拡大します)

The International Cordyline Society Photo Gallery

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'Rainbow Red'という種です。そのほかBlackナントカ。Purpleナントカ。うおおおグロいぜたまんねえモチベーションあがるううううう! とヨダレが止まりませんでした(きたねえよ

もちろん日本に流通していて手に入りやすいパープルコンパクタが何者なのかなんて、同定にはまったく役立ちませんでしたけど、ギャラリー見てたらどうでもよくなりました。種欲しいけどコルディリネはでかくなるし葉を広げて場所取るし、今のところは目の保養ですかねえ。

というわけでコルディリネ好き、カラーリーフ好きの貴方は見て損しないコルディリネギャラリーを是非!

PHOTO GALLERY :: The International Cordyline Society

チランジア on クヌギと植物いくつか近況報告

やー。なんか元気元気? すげー久しぶりのブログです。
普通ならこの時期に一ヶ月以上更新を開けることはないんだけど、仕事が忙しかったりやたら暑くてベランダ出る気にもならなかったりと、まあぐーたれた感じで…お届けするみろりのブログですわ。もうほんとに。

もちろん植物にかける愛情は息つく暇もなく! というわけでもなく、今あるものを維持するので精一杯です。植物たちには本当に申し訳ないわ。

そうそう、今日のブログは後ろに何が写り込んでも気にしない、「生活感たっぷり暮らしと植物と私」をモットーにお届けしますので、お見苦しい点もあるかと思いますがご了承いただきたい。…いつも? そこのアンタ今「いつもじゃん」って言ったべ? 言ったよね?

洗濯物とか! 洗濯ばさみとか! 整理整頓されてない何かとか部屋の中の汚さとかアレとかコレとか! ほっとけ!

台風が去ってからここんとこ、夕方には涼しい風が吹く良い気候が続いてます。そんなときの水やりは植物も気持ちいいだろうし、私も気持ちいい。で、こんなことしてました。

110725-01 Tillandsias on the tree(クリックで画像が拡大します)

背景は心の目で熱帯雨林を思い浮かべてください

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

もともとクヌギにはチランジアのウスネオイデスが引っ掛けてあったのですが、木とチランジアという組み合わせをもう少し見たくなったため、いくつかのチランジアを木に乗せてみたという。

110725-02 Tillandsias on the tree(クリックで画像が拡大します)

背景は以下略

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

やっぱチランジアは木に取りついてる姿が似合うなあ。むさし野さん見てますー? そちらから来たウスネさん、毎日水ジャブジャブ浴びてすげー元気にしてますよー。

というように相変わらず行きあたりばったりベランダ園芸を楽しんでます。ところでこのクヌギ、葉が落ちたら実家に戻そうと思っていたけどなんか惜しくなっちゃったなあ。風に葉っぱがシャワシャワ鳴る音がいとをかしです。

あとは適当に撮った中から。
ところがどっこい生きてたセンペル三種(2011-05-15)のセンペル。

110725-03 sempervivums(クリックで画像が拡大します)

110725-03 sempervivums

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

予定通りぎっしりムチムチだ。そしてここからすべての株がランナーを…と考えたら…いかん、頭痛くなってきた。あとで考えよう。

初秋に向けて黒エケたちが花芽付けてます。これはアフィニス。

110725-04 buds of Echeveria Affinis(クリックで画像が拡大します)

110725-04 buds of Echeveria Affinis

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

そして下はおそらくブラックナイト。花芽…と思ったら珍妙な仔株?

110725-05 buds of Echeveria 'Black Knight'(クリックで画像が拡大します)

110725-05 buds of Echeveria 'Black Knight'

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

あとは黒助、ブラックレディ、花いかだ、Black Rose、ハムシー、…えーとえーととにかく花期が楽しみですな。

まいどですがお球根さまたちは絶好調です。
こうなるともうタダの草。2ヶ月前(2011年春のおキュウコン様と豹紋ハンギング)の一枚めと比べるとずいぶんその…草でしょう?

110725-06 the bulbs(クリックで画像が拡大します)

110725-06 the bulbs

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

そしてすっきり夏仕様になった黒法師の黒さん。わさわさも好きなんだけど、コンパクトでパープルなこの姿も好きだな。

110725-07 Aeonium(クリックで画像が拡大します)

110725-07 Aeonium

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

てな感じでまあ、まあ、うまくやってます。
それではまたお会いする日まで。

大好きな益子へ。陶器市、植木鉢ヘブン。

2011-05-04 Wed “その他
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園芸シーズン真っ只中っすねー。元気に緑みどりみろりしてますか。
昨日、栃木県は益子町で開かれている益子陶芸市に行ってまいりました。

先だっての大震災では震度6近くの地震で、焼き物や釜などが多くの損害をうけた益子。数年来、年に一度か二度は益子を訪れていてなじみのある場所でしたから、それはそれは、非常にショックでした。

 同町観光協会の小口昌一事務局長は「作家のなかには7-8割の作品が壊れた人もおり、数人が陶器市への参加を断念した」と話す。しかし、同協会には市民から「開催するなら行きます」という電話が毎日数十本かかってきたという。

 益子焼窯元共販センターの大塚啓栄(けいえい)社長(72)は「益子は大丈夫ということを示さねばならない。陶器市では『来てくれてありがとう』の気持ちで全品2割引き。被災地からの客にはさらに割り引きする」と話す。

 登り窯が全壊した同町益子の陶芸家、明石庄作さん(64)は、大皿やつぼなど約300点が本焼きを目前にして壊れた。「今年は作陶50年で、ガンガン作っていた。5分ほどの地震で1年近くやってきたものがゼロ。なるだけ外出せずにこもって作品づくりをしている」と語る。新たな登り窯は耐震工事を施し、7月末に完成する予定だ。(asahi.com : 春の陶器市スタート 被災した陶芸家「益子から元気を」 - マイタウン栃木

行かないわけにゃあいかんよ! しょぼい売上にしかならないかもしれないけど、いざ益子へ支援に行くのだー!

と息巻いて出発したはいいものの。5月3日、GW連休終盤戦スタート。そんな首都圏の高速道路は早い時間から異常なほどの大渋滞。当初のNAVITIMEの渋滞予測は3時間半くらいと出ていたのですが、通りがかりの高速情報電光掲示板では外環-東北道分岐ジャンクションに辿りつくまでに190分などと意味のわからない数字を表示しておりました。

これはしぬる・・・!

友達をひとりピックアップして、東北道途中のインターまで裏道で向かおうとするのですが、その裏道へ行くための道路がこれまた動かない。ぬおお! 高速へ入ったら入ったでこれまたぬおお! サービスエリアは車が入りきれず、路肩駐車は当たり前! ふっつーに高速道をファミリーがほけほけ歩いてます。あぶねえよお前ら馬鹿か! おしっこなんて漏らせよ!

ただし北関東道へ入ると渋滞なにそれおいしいの? 状態。
益子までの一般道もすいすい。近づくにつれて逆に対向車線が混んでくる始末。早く着いて堪能した人はお帰りの時間…

「近づくにつれて」でもうひとつ。だんだんに、屋根にブルーシートをかけたおうちが多くなってきます。屋根半分あるいは、全部が覆われているもの。その青がやけに生々しく、それまでニュースでしか見ていなかった被災という現実を目のあたりにしました。

さて現地、共販センターの駐車場に停めて散策を開始しますと…メインストリートには人ひとヒト。多くのお客さんが、昨年と同じように買い物やそぞろ歩きを楽しんでいる姿が。あちこちで楽器の生演奏をしています。往来では、奥まった場所にあるお店のひとが呼びこみをしています。

それだけ見れば、震災など無かったかのようで。

当事者ではないからこそ感じる熱気とか、力のようなもの。

大塚はにわ店(クリックで画像が拡大します)

大塚はにわ店

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今回の初めてのお買いものは大塚はにわ店にて。共販センターからは少し下ったところにある、ハニワが目印のお店です。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

このお店も、そして通りで見かけるどのお店も商品は過不足なく並んでいるように見え、本当に失礼ながら被害があったようにはとても見えないのです。

気持ちを抑えられず、店主さんに「当時はさぞやすごかったでしょう」といったことをお会計のついでに切り出しました。すると、「大変でしたよ…もう、全部倒れて壊れてしまって。でも、こうしてみなさんたくさんいらしてくれて」と笑顔を見せてくれました。何個か買ったので少し安くしてくれました。いいのに、くすん…でも嬉しい(ぉぃ

上の写真では、同じ軒先の奥に少し見えているかな。山野草らしきものがディスプレイされているのが。

大塚はにわ店併設?の鉢屋さん展示 (クリックで画像が拡大します)

大塚はにわ店併設?の鉢屋さん展示

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お店などの名前を聞きそびれたのですが、山野草鉢をいつもこの場所で売っているという女性が。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

少しお話させていただきましたが、やはり地震で多くの鉢をだめにしてしまったそうです。私が買おうとしていた鉢の入ったトレイも、「それ以外は全部割れちゃったのよ」と。

自分の鉢がそんな風になってしまって「もう本当に、悲しくてね…」とディスプレイの作品を愛おしそうに見るんです。こちらまで悲しみが伝わってきてもらい泣きしてしまいそうでした。

ディスプレイを眺めながら「いい鉢ですね…」と感想を漏らしたら、「鉢を褒められるのが一番嬉しい! 中身は買ってきただけのものだから」と微笑んでくれました。おばさん、また来ますね。絶対に。

山野草モスモスの看板入口(クリックで画像が拡大します)

山野草モスモスの看板入口

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さ。そして一年ぶりにここに戻ってまいりました。山野草モスモスのお店…と呼んでいますが、店の名前がいまいち把握できてないんですよね。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

どうでもいいけど、なんで外で売っている生ビールって美味しそうに見えるんでしょうね? 私は運転者ということをこれほど恨めしく思った日はなかったですよ…

昨年も一緒に来た女友達が一緒だったのですが、このお店で買ったモスモスや鉢はお気に入りで、益子へ行こうと誘ったときに「あのモスモスのお店に行きたい!」と言っていたほど。

山野草モスモスのお店 展示(クリックで画像が拡大します)

山野草モスモスのお店 展示

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私は植物や…

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山野草モスモスのお店 展示(クリックで画像が拡大します)

山野草モスモスのお店 展示

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鉢などを物色しつつ…

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マスコットオカメちゃん(クリックで画像が拡大します)

マスコットオカメちゃん

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オカメインコと戯れて。

写真の左はねむそーなオカメ、右は携帯カメラのぴろりーんという音に「ピピッ」と反応して急に元気にせわしなくなったオカメです。聞くと、カメラのぴろりーんや写真が好きなんだそうです…。が、せっかくカメラが好きなのに興奮して動きまわって、ブレて撮れないよオカメさん…。レジ前にいるので要チェックやで!

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

その他、時を前後してマグカップを見たり、いろいろなお店を覗いたり、食べもの(中華ちまきなど)を買ったり。植木鉢のお店大塚幸内商店(折越窯)にも寄って鉢をいくつか購入。ここらへんで閉場時間の17時近くになっていました。本当はもう少し見たかったけど、時間もさることながら雨と寒さで気力が奪われてしもーたんです…カンニンよ益子…

益子ストリートは長いので、まだまだ行っていないお店がたくさんあるんですよね。今度行くときは準備万端で、二回三回休憩を入れてじっくり歩きまわりたいものです。

一人で行けば自分のペースでじっくり回れるし好きなだけ写真も撮れるけど、なんかこう、こういった観光地の買い物ってひとりで行ってもつまらないものなんですよね…。なので、前の日に突然誘って付き合ってくれた友に感謝。もちろんヒマ人なんて言わないさ。

植物関係ないただの日記になってしまった。
山野草の出店も前回に比べてほとんど覗いてないしな。まあいっか。何度でも来てやるから覚悟したらいいぜ益子。

下は、大塚はにわ店さんで購入したハニワたち。
三個買って、茶色い三連コマ。一個50円だったんだもん。

大塚はにわ店さんで購入したハニワたち(クリックで画像が拡大します)

大塚はにわ店さんで購入したハニワたち

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

人の方は…これは武人形(ぶじんがた)になるのかなー。オサレなガーデニンググッズくそくらえ、これからは埴輪だろ。埴輪ブームが来るだろ。これらのものどもに、しっかりベランダを守ってもらおうと思います。だめにしてしまった植物の霊も弔ってくれますように。

そして植木鉢。

大塚はにわ店脇の鉢屋さん、モスモスのお店、大塚幸内商店で購入した鉢(クリックで画像が拡大します)

大塚はにわ店脇の鉢屋さん、モスモスのお店、大塚幸内商店で購入した鉢

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)
モスモスのお店で購入した鉢(クリックで画像が拡大します)

モスモスのお店で購入した鉢

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

黒いのがモスモスのお店で買った卵の殻のような鉢。奥の平型は、大塚はにわ店軒先のおばさんの鉢。左は大塚幸内商店さんで買ったものです。

私はあまり鉢にこだわる方ではなくて。もちろん飼っているものが黒プラ鉢推奨的なものだから必要がないっちゃなかったのですが、こと山野草やセダムなんかと鉢との組み合わせを楽しむというのもありかなーなんて。

悔やむべくは、“災害復興がんばろう益子”ステッカーを買うのを失念していたこと。一枚200円のこれは何かと言うと、「益子焼と縁がある大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)の里、福島県浪江町に全額寄付される」というもの。行ったらぜひにと思っていたんです。ううー。

会期は明日まで。でも益子焼窯元共販センター及びその周辺店舗、テント広場(城内広場など)では、5月8日(日)までイベントを開催致します益子町観光協会)だそうです。お時間のある方はレッツゴーだぜ。

はい、そういうことで今回の写真。
携帯撮りだけど! 17枚しか無いけど!

2011年春の益子陶器市 - a set on Flickr

2011年春の益子陶器市 - a set on Flickr

参考という意味では昨年のFlickrのほうがわかりやすいかな。2010年のブログ記事と合わせてお楽しみください。
益子陶器市は山野草ヘブンだったよ!という話(2010-05-11)
2010年春の益子陶器市 - a set on Flickr

参考リンク

2011年春の神代まいり

どうもこんにちは。みろり的なうぇぶやです。
春、植物公園にもゆる緑。よいですねよいものですね。私も最近めっきり植物分を吸収していなかったので、ゆっくりお参りしてまいりました。

神代植物公園 花(クリックで画像が拡大します)

神代植物公園 花

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こんな植物に…

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

神代植物公園 花(クリックで画像が拡大します)

神代植物公園 花

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先導されながら…
いいですね。白い花は。
はい、例によってなんだかわかりません。わかりませんが、私のチャームポイントは「なんだかわからないけど緑が好きだ」ということだと思います。書いてて哀れになってきました。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

そして植物公園入り口です。緑です。今回は正門近くの駐車場が満車だったため、深大寺門側の臨時駐車場から入場。

神代植物公園 深大寺門前(クリックで画像が拡大します)

神代植物公園 深大寺門前

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

入場後はいちおう展示を見ようと大温室へ向かうのですが今回、それらしいイベント写真は一枚も撮っていません。うーん困った。

記事タイトルを迷ったけど、イベント名で検索から来られても申し訳ないので外しました。多肉イベントといっても展示品をいくつか撮り、藤川さんにちょっかいを出していつも通り一個二個購入して退出しただけでしてー。ボタンを撮ったり山野草展示や園芸売店をうろついたり、園内を散歩したりという時間のほうがやたら長かったのです、はい。

ボタン園のボタンがだって、最盛期を迎えておりましてねー

ボタン園(クリックで画像が拡大します)

ボタン園

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

前はあまり花自体に興味がなかったものですから、神代に何回来てもスルーしていたのにねー。綺麗だなー綺麗だなーと見ていたら楽しくなってまいりましてね。コンデジや一眼、携帯電話を構えるひとたちとか、ボタニカルアートに勤しんでいるひとびとを観察したりとか。

…で、園の脇にあったボタンのつぼみを一生懸命写していたという。

ボタンのつぼみ(クリックで画像が拡大します)

ボタンのつぼみ

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ボタンはつぼみからして大げさなんだなー、お前ちょっとだけ触らせて。ね。ちょっとだけ。とつまませてもらったら、フワフワで気持よくてなーこれが。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

ボタンのつぼみ(クリックで画像が拡大します)

ボタンのつぼみ

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ほら。
生乳のアイスクリームみたいでうまうまそうではないですか。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

神代植物公園 ツクシシャクナゲ Rhododendron metternichii(クリックで画像が拡大します)

神代植物公園 ツクシシャクナゲ Rhododendron metternichii

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終わりの始まりという感じでしたが、ツツジやシャクナゲも満開でした。

私今まで誤解してた…というかご存知のように花の名前本当に知らないんですよ。シャクナゲってボタンに近い大きい花を咲かせるもんだとばかり思っていて、これを見た時も「大きいツツジだなあー、原種とかだとこうなるのかなー」などと、うん、お恥ずかしい。いかに今まで、植物公園でも興味のない植物に目を向けてこなかったかということですわ。

でももう覚えたぞ。これはツクシシャクナゲ!
シャクナゲはツツジとかサツキのナカーマ!

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

…はっ。もしかしてぼぼぼぼぼくは、シャクナゲをシャクヤクと勘違いしてたん…。立てばシャクヤク座ればぼた餅。もぐもぐ。

花の名前を知らないといったって、社会生活において大きなマイナスになることはまずないんですけど、人に「ああこれはナントカだねー」なんて言えるとすこーしだけ株が上がるんじゃないでしょうか。

ただしそのあと、「これは○○属のホニャララ(学名)で、南アフリカ原産だけど改良品種が国内でも多く出回ってるようだねー。特にAさんやBさんが産出したナントカという品種は非常に人気があるね。ちなみにこの仲間のホニャララは別名ホゲホゲと呼ばれていて、その歴史は古く平安時代のなんちゃらかんちゃら…」などと聞かれてもいないことまで延々としゃべり続けると見事「植物ヲタ」の称号をいただけるかもしれませんので頑張りましょう。

話は戻って多肉サボテン展示ですが、園自体の人出も多く、大温室へ向かったときにはさらに団体さんがお通りのタイミングだったらしく、「お、何かやってる」という人たちがブースを二重にも取り囲んでおりました。多肉、人気あるじゃん。ねえ。

買われていった子たちが願わくば、幸せな人生を送れますようなむなむ。

さて、山野草買うなら園芸売店。昨年購入した小諸スミレが見事な花を咲かせてくれたので、今年もひとつだけ仲間を増やしてあげようかなーと寄ってみまして。

aaa(クリックで画像が拡大します)

aaa

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でへへー。これは関係ないけど、見つけたので。ムレチドリー。

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白花スミレ Stenoglottis cv.(fimbriata x longifolia)(クリックで画像が拡大します)

白花スミレ Stenoglottis cv.(fimbriata x longifolia)

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そして仲間に選んだのは白花スミレ。まとめ買いですんげえお安くなってたんですけど思いとどまりました。やたらに増やしてもアレだし。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

白花スミレ Stenoglottis cv.(fimbriata x longifolia) のつぼみ、じゃない!(クリックで画像が拡大します)

白花スミレ Stenoglottis cv.(fimbriata x longifolia) のつぼみ、じゃない!

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決め手はこの、お茄子のような立派なつぼみ。いくつもいくつもたわわになっていて美味しそう(またかよ)。花を買うならつぼみのものを、と母も言っておりました。お店の方とお話したら、とても丈夫でよいスミレとのことで満足。家でゆっくり開花を楽しみたいと思います。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

じゃなーーーーーーーーーーーーーーい!!
突っ込んでいただいた花好きさんありがとう…

参考:荒川散歩:スミレの閉鎖花

種だよ! わたしのおばか!

気を付けなくてはいけないのは、前回買った小諸スミレに青虫が付いてたってことで…。植替えの際、注意してみておこうと思います。スミレは病害虫がほとんど無いと言うけど、葉っぱが柔らかくてうまいのかなあ。

はい、そういうことで今回の写真。
30枚弱ですがFlickrにアップしてあります。下のサムネイルを見れば一目瞭然、大して撮っていないのですが、物好きな方はご参考までに。

2011年春 神代植物公園 - a set on Flickr

2011年春 神代植物公園 - a set on Flickr

4月のベランダは花芽とクヌギ萌えー(植物的な意味で)でカオス

春ですねえ。おはようございます。いまいちタイトルの決まらないまま、本日もみろりなブログをお届けします。自分で書いておいてなんですけどすっごく…今日は草です。スミレとかカタバミとかハーブとか。

さて3月の生きとし生けるもの。植物。という記事でちらっと出していたこの、ちんまりとした雑草。いや雑草ちがいますけどそこらに生えてるアレといった風情の植物。

白花小諸スミレ の新芽(クリックで画像が拡大します)

白花小諸スミレ の新芽

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白花小諸スミレ開花

株元にこちょっとしたものがあるのに気づいたのがつい二、三日前。かくも植物の変化というものは劇的である(否、気づくのが遅いのだ)。

Viola mandshurica f.plena 白花小諸スミレ 2(クリックで画像が拡大します)

白花小諸スミレの花

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次の日に見るとこうして鎌首もたげた花芽たちが、虎視眈々と私の命を狙っているのでした。こわい! 明日からはブログタイトルが「緑町の白花小諸スミレ」になるかもしれない!(ならねえし

Viola mandshurica f.plena 白花小諸スミレ(クリックで画像が拡大します)

白花小諸スミレのつぼみ

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わあああ咲いたああああえへへえ超可愛いー。
と思ったら虫付いてるううう

やっべえすげえ儚くて美しいな。この紫がまた実際見ると高貴でね、今日なんてさらに三個四個咲いててね。植物は美しい。

オトンナ・ルビーネックレスまだ咲く

初めに開花したとき、どっかに写真をアップしたはずなんだけど見つけられん。しかしもう3ヶ月以上にはなるはずなんだけどな。

Othonna capensis 'RUBY NECKLESS'? blooms ルビーネックレス/紫月の花(クリックで画像が拡大します)

ルビーネックレス/紫月の花

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ベランダにいたとき、目の端に黄色いものが入ったので「あ、最後に遅れたのがまた咲いた…」って見たら普通に何個も開花してた。おまえらは一体いつまで咲き続けるのだ。

艶カタバミも咲く

うさぎカランコエの鉢にペタペタしたオキザリスが生えてきたな? と思ったのがいつでしたか。今では立派なタマt…球根を二個三個たずさえ、後から後からビビッドな花を咲かせております。

Oxalis carnosa blooms 艶カタバミの花(クリックで画像が拡大します)

艶カタバミの花

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このほか雑草まがいのカタバミ(と言ってしまおう)がグラプトからハオルチアからいろんな鉢に同居しているのですが、こちらもほうぼうでちんまり黄色い花を咲かせてます。こうなると負けです。むしっておかなかったおれの負けです。もう一緒にやっていこうぜおまえら。

そして今年もクヌギが。

芽吹いてるー! ってびっくりしました。いきなりみろりのものが。毎年びっくりしているのだけど、なぜ前の日まで気づかないものなのか。…ということを毎年書いているはずなのになぜ気づかないのか。

new leaves of Quercus acutissima (sawtooth oak) クヌギの新芽(クリックで画像が拡大します)

クヌギの新芽

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去年の記録を見ると、芽吹いたのは4月の後半だったみたい。暖かくなったから一気に目覚めたのだね。クヌギの幼芽はモケモケしてて布とかリボンみたいで可愛いんだよねー。

new leaves of Quercus acutissima (sawtooth oak) クヌギの新芽 2(クリックで画像が拡大します)

クヌギの新芽 2

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ローズゼラニウム(ハーブゼラニウム)の花芽が満載だ

我が家最強ハーブの名をほしいままにしているローズゼラニウム。こちらも昨年、5月の半ばに満開となったようなので少し早まったかな。

the flower buds of Pelargonium graveolens ローズゼラニウムの花芽(クリックで画像が拡大します)

ローズゼラニウムの花芽

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お、ひとつ花芽見つけたーと喜んでいたら、ほぼ全部にもっこり付いていたのでうれしい驚き。毎年毎年よく咲いてくれるし、冬もよく耐えるし、バラよりバラらしい香りがおまえら大好き。

the flower buds of Pelargonium graveolens ローズゼラニウムの花芽 2(クリックで画像が拡大します)

ローズゼラニウムの花芽

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ところで私不勉強だったのですが、ローズゼラニウム(とかなんとかゼラニウムとか)ってゼラニウムではなく、ペラルゴニウムだったのですね…。もとはゼラニウム属だったものが分かれて、ただ通称としての「ゼラニウム」が残ったということを今日知りました。

うちのベランダは動物で言うと「放し飼い」のような感じです。もちろん水はやりますけど、面倒臭がりなのであまり甲斐甲斐しく世話をしないタチってのを自負しているからな。

きちんと整理もされていないし、適当なところを見つけて鉢を置いてあるので至極カオス。んでこうして春になると、あっちからぴょん、こっちからびょんびょんと意図しなかったバランスでちんまり花が咲いてる。タツナミソウとか縦横無尽に鉢から鉢を飛びまくってる。

でもその計算されていない無造作具合が私にとっては非常に心地のよい場所なんですよねえ。計算されていない無造作具合とはつまり汚いってことですけどもね!

ついでに黒法師も出しておこうか

Aeonium arboreum cv. Atropurpureum 黒法師(クリックで画像が拡大します)

黒くなってきてほっとしている黒法師

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「ついでとはなんだ!(怒」

生きとし生けるもの。植物。

昨日か一昨日、アクセス解析を見ていたんですね。
そしてふと思い付いて、都道府県別の日別アクセス数を覗いてみたんです。うちのブログはもともと東北の閲覧者さんが少ない方なので…といっても絶対数が少ないのかもしれませんが、例えば宮城・福島・岩手の方のアクセスは日に1人か2人か。

それが12日、0。13日を見ても、0。
なんともいいようのない心痛を味わいながら14日を見てみると、宮城の方、福島の方のアクセス履歴が。瞬間、ぶっ壊れました。モニタの前で泣きました。

何してるんですか、そんな大変なときにうちのブログなんか見ること無いじゃないですかうわあああああん。畜生うわーん。茨城だって千葉だって大変です。青森も大変です。東京だって埼玉神奈川だって相当揺れました。そうかと思うと長野でも静岡・山梨でも地震、ありました。

被害に遭われた方の中には、その日までベランダで植物を愛でていた方もいらっしゃったかもしれない。多肉の同士がいたかもしれない。

こんなこと書くのはすげーすげーすげー思い上がりかもしれないけれど、もしかしたら何かの拍子で一度くらい、私のブログを観てくれた人もいるかもしれない。

だから今日、明日は、その方たちのために記事を贈ります。

こんな場末のブログにできることなんて無に等しいけれど。そして連日、悲惨な映像や不安な情報で疲れてしまっている方にも、なんかこう、ちょっとでもほっこりとしてもらえるように。

垂れ下がる植物、セネシオ

撮るならスプレー剤とかのけとけよって話ですが、ありのまま。

グリーンネックレスと緑の鈴錦とその他。(クリックで画像が拡大します)

グリーンネックレスと緑の鈴錦とその他。

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垂れ下がるグリーンネックレス、三日月ネックレス、左にぺろぺろしているのはリプサリス、オトンナのルビーネックレスも見えます。下ににょきにょきしているのはセダムの銘月。元気です。

もけもけする植物、アロマティカス

この冬の寒さでずいぶん葉が枯れ、落ち、幹がスカスカになりましたが、新芽がたくましく伸び始めました。少しでも触れようものなら、あたりにはフワフワと芳香が香ります。

アロマティカス(キューバンオレガノ)(クリックで画像が拡大します)

アロマティカス(キューバンオレガノ)

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香る植物、ラケナリア

Twitterにも上げたけれど、あらためて。ベランダに出たらなんとも言えない花の香りがしていて、どれだ? とクンカクンカ。芳香を放つ巨大な花序。高さは10センチくらいあるでしょうか。

Lachenalia kliprandensis' flower(クリックで画像が拡大します)

Lachenalia kliprandensis' flower

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モニタをコシコシすると香りがしますのでやってみてください。
(また嘘を付くな嘘を

紫に萌える植物、オキザリスとヒューケラ

ベランダの中で、私の好きなスペースのひとつです。オキザリスは花がつぼまるとキャンディーみたいで美味しそうですね。

Oxalis and Heuchera(クリックで画像が拡大します)

Oxalis and Heuchera

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そして、その紫オキザリスの中から顔を見せているのが…

春を告げる植物 雪割草の花

昨年、雪割草やオキザのシーズンが終わりそうになったとき、場所取るから一緒に植えちゃえ! と乱暴にひとまとめにしたのです。こうなると下まで日が当たらないので、オキザをちょっと掻いたりしています(笑)。ひょっこり顔を見せた雪割草。

Anemone hepatica 雪割草(クリックで画像が拡大します)

Anemone hepatica 雪割草

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春を告げる植物 白い雪割草

今日はもうひとつ咲きました。真っ白な雪割草です。バックの紫の葉とのコントラストがいい感じではあります。本人的には窮屈かなあ…

Anemone hepatica 雪割草(白)(クリックで画像が拡大します)

Anemone hepatica 雪割草(白)

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復活する植物、スミレ

ここ数年はビオラもパンジーもやりませんが、スミレは好きです。耐寒性多年草のこちら、白花小諸スミレ。長野県小諸市では天然記念物、市の花に指定されているそうです。お姫様、埼玉に凱旋です。

白花小諸スミレ の新芽(クリックで画像が拡大します)

白花小諸スミレ の新芽

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みろりのものがうにゃっと出てきていました。花、咲いてくれるかな。この植物についての詳細はこちら→コモロスミレ すみれの部屋@(花の写真館)インターネットすみれ図鑑

やわらかな新芽、紫陽花

花が終わった後に剪定もせず放置したのがバレバレの写真でお恥ずかしい。ただ、力強く出てきた新芽を見て。見てくれ。

ガクアジサイ 隅田の花火 新芽(クリックで画像が拡大します)

ガクアジサイ 隅田の花火 新芽

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手を伸ばす植物、オキザリス

太陽に向かって生きる。

Oxalis' Hands(クリックで画像が拡大します)

Oxalis' Hands

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本日の植物は以上です。

私、誰かにも指摘されましたが、もともと花自体にはあまりお興味がないんです。ただ巡り合わせでうちにはいくつかの花が今咲いています。オキザリスの花もけっこう疲れてきているのに、まだ毎日毎日パクパクと空いたり閉じたり。これが今回、すごく癒しになったことは事実です。

しかし今回は、Twitterというサービスのありがたみを肌で感じることになりました。私は都内で被災して、電車がすべて止まったため歩いて帰宅することになったのですが、震災直後から携帯電話がどれも通じなくなってしまっていたんです。

さいわいiPhoneのパケット通信が生きていたため、Twitterで情報を得たり、ダイレクトメッセージでやり取りしたりして、難なく…とまでは行きませんが無事に帰宅することができました。

この震災をきっかけに、家族にTwitterアカウントをとらせよう、なんて人も見かけました。普段必要としないのなら、別に無理につぶやいたりすることはないです。ただ、自治体や交通機関や公共のTwitterをフォローしておくだけでも、いざというときの助けになるかなあと思った次第。

あ、ウェブ屋はフォローしてくれてもよいですよ?(笑) くだらないこと書いてる場合も多いですけど。→緑のウェブ屋 on Twitter

Twitterには書きましたが、もう一度忘れないように。
ブログという体裁を取っているからできることのひとつとして、「緑町のウェブ屋」で3月中に発生した楽天アフィリエイトのポイントもしくはそれと同額を、今回の震災の義捐金にあてさせていただきます。ささやかながら役に立てますように。

11月30日は「ウホッ、良いチラの日」緑ブログチランジア部

いやおかしいそれおかしい。
30日、どこもチラかかってな…い…とかいうことはどうでもよいのです。どうもこんちは、緑ブログチランジア部部長のウェブ屋です。

ちなみに多肉植物部部長はウェブ屋、観葉部部長はウェブ屋、ハオルチア支部長兼葦サボ支部長兼球根支部長もこのウェブ屋。ウェブ屋によるウェブ屋のためのベランダとなっております。あたりめーだ。

宅のベランダに置ける面積の割合は、現在多肉植物が90%・観葉植物が10%となっております。やる前は想像もしなかったけど、ベランダをほぼ多肉植物だけで構成することができるとはね。ん? ローズマリー? 水生植物? いたよね…うん…ヒューケラも虫にやられまくってむちゃくちゃ減ったしね…

(´;ω;`)うっ....

そこにチランジアが加わるようになったのがここ一年くらいの話。

チランジア、おそらくうちでは一番いい位置にいるしハオルチアよりも優遇されていると思います(ハオは丈夫だしね)。夜は取りこまれてお風呂のもわもわ湿気を浴び、昼は物干し竿に吊され、風に吹かれてゆーらゆら。そんなチランジアたちの様子をどうぞ。

どっちかってーと銀葉チラご一行

置く場所をこれで最終形と決めたわけではなく、とりあえず銀葉と緑葉と分けようということでこうなりました。オサレに見えて結構ですが、はようそれぞれに合った固定をしてやりたい所存でございます。

Tillandsia's(クリックで画像が拡大します)

チラカゴ

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ベランダでできる植物の管理って、やろうと思えば極端なところまで行けると思うんですよ。問題は、いろいろな兼ね合いの中、どこまで自分ができるかということで。ベランダが一つなら生活空間としても使うわけだし、結果世話が負担になってしまうのならそれは無理でしょ。

自分の場合は、専用の置き場を作るより、今持っている量なら朝外に出して夜お風呂場にひっかけるくらいが楽かな。何かに固定したときに、運びやすい仕組みを考えなくちゃなとは思っていますけど。

コットンキャンディ Tillandsia 'Cotton Candy'

クヌギが落葉するまで枝に乗っていた奴です。小ブログだかtwitterだかに書いたと思うけど、宅でチランジアに付いた初めての花芽。失礼を承知で申し上げると、ほんと…生きてるもんだねチランジアって。

Tillandsia 'Cotton Candy'(クリックで画像が拡大します)

コットンキャンディ

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ストリクタ・ピンクブロンズ Tillandsia stricta 'Pink Bronze'

どうやら私、今のところはこういう草姿が好きみたい。ハリハリした銀葉。はなから三個か四個仔を吹いている状態のものを武蔵野花壇さんで購入。ああいいよこれいいよウホっ。

Tillandsia stricta 'Pink Bronze'(クリックで画像が拡大します)

チランジア・ストリクタ

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マグヌシアーナ Tillandsia magnusiana

チランジア・マグネシウムと覚えるといいかと思います(嘘付くな

Tillandsia magnusiana(クリックで画像が拡大します)

チランジア・マグヌシアーナ

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縮まったりこごまったりしていましたが、涼しくなって、水分に気をつけるようになってからかなあ。葉っぱをうにーんのびーんとするようになりました。こういう姿を見せてくれると、とたんにLove的感覚が芽生えてくるよね! 日本語崩壊してるけど!

パレアセア Tillandsia paleacea

多肉カランコエのようなモケモケ。見るたび思わずいじり倒したくなるような衝動を胸に、脳内でいじり倒してあんなことやこんなことをしています。ふもももももももも

Tillandsia paleacea(クリックで画像が拡大します)

モケケ

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テクトラム Tillandsia tectorum

さるちん大好きテクトラム。一家に一台テクトラム。どうせならスモールも並べて撮ればよかったの。日光に透けるトリコームが最高に生かしてるんだぜ。愛してる結婚しよう。

Tillandsia tectorum(クリックで画像が拡大します)

美しい。

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といった銀葉軍団の下に、着生なら一緒でもよかろうと…いうより他に置く場所がなかったので置かれたハティオラ。これはこれで結果オーライ。着生植物に着生されてみやがれ(ひーん

Hatiora sp.(クリックで画像が拡大します)

たれーん

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こいつも大きくなったなー。写真だといまいち立体感つかめないけど、上から下までかなりのボリュームです。

どっちかってーと緑葉チラご一行

うんごめんなさいこれは本当に詰め込んだだけ。壺型種はいずれ鉢植えしますね。ちゃんとしますので怒らないでくださいごめんなさいごめんなさい。(誰に謝っているのか

Tillandsia's 2(クリックで画像が拡大します)

前衛的ではあるがな。

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ホワイトスター Tillandsia 'White Star'

一人だけ鉢を与えられたホワイトスターは、スターらしく素敵にぶらんぶらん。購入時、「ふんじばってそのまま吊してる」というお姉さんの助言を適切に守った結果こうなりました。100均の鉢にバークを入れて置いているだけ。根っことか出てるけど。

Tillandsia 'White Star'(クリックで画像が拡大します)

洗濯ばさみが生活感をそそる

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ハンガーは気にしないで。だってこれが一番具合いいんだもん…

Tillandsia 'White Star' 2(クリックで画像が拡大します)

ホワイトスターの葉っぱ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

綺麗かねー。これこそシルバーかねー。光っとるねー。

ちょいちょい、ちょいちょいと増えて20個ほど仲間がおります。そもそもが「チランジアという不思議な植物の生態を、近くに置いて我が目で見てみたい」というのがきっかけなので、ハオルチアのようにこれ以上極端に増えることはない…と思うけれど…。

当初チランジアって、そこらに置いておくだけで空気中の水分を吸収して勝手に育つと思ってました。だって、そう書かれてるじゃない。

ああ、これですねこれなんですよね「多肉・サボテンには水がほとんど要らず、手間いらず」という刷り込みは。皆さんのサイトやブログを読むうち、それまでの知識がほとんど間違っていたことを知るのでありました。水いるじゃん。手間もかかるじゃん。ああ、日当たりが良くて窓も開けられる浴室だったら多少楽だったのになー…

そもそも、植物を飼うのに程度の差こそあれ、ほっといたらいいなんて管理は有り得ない。本当に考えが浅はかだったわごめんなさい。(前科があるな?)

それでもなんとか一年もったのは、周りにいるチランジアクラスタのおかげ。わからないことはどんどん訊いていくので、覚悟したらいいと思いますざまあみろ。

屋久島梅鉢草の可愛さを思い知rensis

どうもこんにちは。変態です。
第71回秋の安行植木まつり&改良園&花木園のとき、川口で買ってきた梅鉢草が咲きそろってきましたのでお披露目いたしますのよ。

多肉に変態萌えーとか言ってるおまえら!
しかと見やがれ!(はい見ます

屋久島梅鉢草 ヤクシマウメバチソウ
Parnassia palustris var. yakusimensis
Syn. Parnassia palustris var. multiseta forma palustris

屋久島産! ヤクシメンシス!
固有産地名の入っている学名はドッキドキしちゃいますな諸君!

…え、ほにゃららensisに萌えるのはおれだけ?
またまたー。じゃあもっとグローバルに。

スギCryptomeria japonicaは?
カンサイタンポポTaraxacum japonicumは?
ヤマブキKerria japonica
ジャポニカ学習帳 japonica gakusyucho

なんだい植物じゃピンと来ないのかい。それならこうだ。誰しも一度は、トキの学名Nipponia nipponに「おおかっこええ…」と思ったりしたことがあるだろ? ニッポン属ニッポンだぜ。

と軽くジャブを打ったところでウメバチソウです。

屋久島梅鉢草(クリックで画像が拡大します)

屋久島梅鉢草

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屋久島梅鉢草とは - 植物図鑑 Weblio辞書によりやすと、

わが国の各地に分布する「ウメバチソウ」の1品種で、鹿児島県の屋久島の固有種です。宮之浦岳の中腹、花之江河(はなのえご)などの高層湿原に生えています。8月から10月ごろ、白色に緑色の筋のある花を咲かせます。

とのことれす。他のウメバチソウとは違って、花弁が分かれてとんがっているのが特徴なのね。

いやー、それにしても見てください。この葉っぱのかわゆいハート型を。こういうのが、山にちょいちょい、ちょいちょいと生えてるんだねえ。屋久島からはるばる申し訳ないけど、元気で過ごしてください。

屋久島梅鉢草の葉(クリックで画像が拡大します)

屋久島梅鉢草の葉

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LoveLoveラブ!らぶらぶ! ハートカズラなんか目じゃないぜ。といってどうしよう、こいつがラブラブプラムハートなんつぅ名前でインテリアショップとかで売られちゃったら。

屋久島梅鉢草のつぼみ(クリックで画像が拡大します)

おれは咲くぜおれは咲くぜ

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後から後からつぼみが出てきて、あらラブリー。場所を取らないし、苔玉や豆盆栽にして楽しむ方もいらっしゃるみたいですね。

屋久島梅鉢草の花(クリックで画像が拡大します)

めしべにフォーカスが合ってしまった

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あれ、ちょっと焦げちゃったかな。遮光しておいたんだけど。

またしても脱線しまして。

関係ないけどウメの学名Prunus mumeも好き。シーボルトとお滝さんがらみのHydrangea otaksaとかね。

そのあたりのお話に興味のある方は、古い本になりますが植物学のおもしろさ(Amazon)とか読んでもらえると書いてあった気が。…あら、検索してみたらもっと濃いのがWebにあったわ。以下、興味のある方はぜひ。ただし、長いし複雑です(笑)。

もうひとつ、記事文頭のアンチョコとして、1601「日本語に因む学名を持つ植物」「GLNからこんにちは」 を参考にしました。だはは。

第71回秋の安行植木まつり&改良園&花木園

こんにちワンダフルー。今日はすっげえいい天気!(ほぼ全国的に)
9月10月、緑的イベントが多くて嬉しい悲鳴をあげている今日このごろ。目の保養がメインで散財というほどの散財もせず、堅実なウェブ屋の一端を見る思いがいたします。だからどうした。

おとといの連休初日、川口の植木まつりを覗いてきました。
川口緑化センター 樹里安 | 第71回秋の安行植木まつり

川口緑化センター 樹里安(クリックで画像が拡大します)

川口緑化センター 樹里安

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川口緑化センター、通称「樹里安」。道の駅との複合施設で、一階が草花や肥料・鉢の売り場、アトリウム内一階が室内観葉や蘭、食虫、サボテン、雑貨などの売り場になっています。

アトリウム奥には展示会のスペースやら、講習会やら(この日はバラの講習会をやっていました)。あとはお土産屋さんと、建物脇にちょっとした食べ物スペース。いわゆる「道の駅」部分。二階には喫茶室。アトリウム二階は通路で回遊できるようになっています。

って私は樹里安の人じゃないんですが…。すげえ説明チックになってしまったではないか!

川口市の中でも、こと安行地区が植木の街として知られるのは歴史に由来するところなのですが、とにかく私のようなヘタレベランダーが園芸をする上での原点、聖地であるわけです。もちろん、古く植木の歴史がある街は安行だけではないのですけどね。

安行の歴史については、いつも二階の展示を読んで「ふーむ」で終わっちゃうのできちんと説明できないのですが、今はいんたーねっとという便利なものがありますからな!

そしてたどり着いたのがなぜか市議会議員さんのブログだったので引用。鹿沼土の供給とかいろんな要因があったという話で。確か。

安行植木の起源は380年前 関東郡第3代伊奈半十郎忠治が、伊奈町から川口の赤山に館を移し、利水や開懇に努める 一方、植木や花の栽培を盛んに奨励したのが、安行植木の始めといわれています。(『春の大花植木まつり・一輪草祭り』に出席

そうそう展示にあったのをひとつ思い出した。
安行は樹木の管理、特に根巻きなどの技術が優れていて、ここから移植した樹木は容易には枯れないのだとか…あ、ここらは樹里安のサイトに書いてありました。興味のある方はどうぞ。→安行の技術

安行植木まつりの様子(クリックで画像が拡大します)

安行植木まつりの様子

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すみません、前置きが異常に長くなってしまいました。

そんなこんなで、まあとにかく植木市です。あいにくの天候でしたが、見て回っている間は小雨になってくれました。

草花のお店(クリックで画像が拡大します)

寝てる?

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草花が多いですね。
今だとパンジーとか、コスモスとか、この前名前覚えたブルーサルビアとか!(笑)

球根オキザリス(クリックで画像が拡大します)

球根オキザリス

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球根オキザリスもずらっとこの通り。ピンク花の「桃の輝き」が一押しなのでしょうか。この後訪れる改良園さんにもたくさん置いてありました。

盆栽(クリックで画像が拡大します)

盆栽

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安行ならではの盆栽も多数置いてありました。

山野草など(クリックで画像が拡大します)

山野草など

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山野草も多かったです。大文字草、すんでのところで買いそうになりました…

中も外もぐるっと堪能した後、通りを渡って隣の敷地(市営植物取引センター)にある植木屋さんへ。何が感動したって、3年前に川口緑化センター「樹里安」秋の大感謝祭で訪れたときのココスヤシがまだいたことですかねえ…。あとは柑橘系の木が多かったので、みかんだの、オレンジだの、ゆずだの…そんなんばかり撮っていました。

ちょっと時間が余ったので、近くにある園芸業者さんへ。

改良園(クリックで画像が拡大します)

改良園

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改良園さん。

sss(クリックで画像が拡大します)

sss

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そしてそのお隣にある花木園さん。ショップページが見あたらないので、Googleマップで。

前者は草花と資材の充実している園芸ショップで、ガーデニングショーなどによく出品されている人気の業者さん。後者は、前回来たときにスルーして気になっていたお店。こちらは、外にところ狭しと植物が配置されていて、ガーデニングのお手本にできそうなお店です。

いろいろ廻りましたが、川口での戦利品は今川焼き二個と、途中で買ったパン…。帰りはどしゃぶりで超コワイし、フロントには油膜びっしりだし、もう植物より車の手入れしてやれって感じでした、はい。

あ。川口の植木まつりは今日までなので、もしお近くでお暇で草花でも見ようかしらね…という方がいらっしゃいましたらぜひにぜひに。月末にもまた草花イベントあるみたいですけどね。…と川口ばっかり行ってますけど、私、川口には縁もゆかりもなかったり。

ということでflickrのスライドショーはこちら。28枚ほど。

スライドショーをブラウザの大きい画面でババンと見たいよ! って方は「2010年10月 大船展示即売会&フラワーセンター」スライドショーを(真っ黒い別ウィンドウが開きます)。それだと写真ぼけるよ!って方は a set on Flickr から個々にご覧ください。

(上のスライドショーの部分が真っ黒で見られないという方は、一度ブラウザをリロード/更新してみてくださいね…)

チランジアにはやはり木が似合う!

わたくし、土曜日に、前々から行きたい行きたいと思っていたS県S町のお店へ行って参ったのでございます。

あいやもったい付ける必要はなくて、武蔵野花壇(むさし野)さんなのですが、この前Twitterで「31日まで20%オフ」という文字を見かけたのでちょうどよいタイミングと思いまして。

で本日は、そのむさし野さんで買ってきたチランジアを交えたお話。ウスネは家にいて、少しずつ増えているのですが、けっこうなボリュームのものがオフ価格で600円などと言われたら…ついつい…

チランジア。
それは木などに着生し、空中の水分を摂取して育つ植物。根は肥料分や水分を取り込むというより、木につかまるために存在する。…みたいな解釈でよいでしょうか。(正解と詳細は→着生植物 - Wikipedia

ヘゴ材や水ゴケ、流木、コルクなどにくくるのもよいですが、うちにはせっかく木があるんです。着生とまではいかなくても、より自然な姿で置いてみたいと思うのは植物飼いの性。

というわけで、モサモサした何かを乗っけられてナニコレナニコレと当惑しているクヌギです。何が問題って、クヌギが落葉樹ってことですね! それまでにこいつら、着生しちゃったらどーするんでしょうか緑の人。(なるようになれと言ってます)

クヌギとチランジア(クリックで画像が拡大します)

クヌギとチランジア

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

載せているのはコットンキャンディとウスネともう一種。

そうそう。今回の記事写真で、背景に生活感溢れる物(バケツ、整理されていない棚、ジョークにされた想い、隠しきれない移り香など)が写りこんでいる場合がありますがご了承ください。

コットンキャンディのこの感じ、いいなあ好きだなあ。
チランジアがクヌギに乗っているのが自然かどうかはさておき、やっぱりチラには木が似合う。

クヌギとコットンキャンディ(クリックで画像が拡大します)

クヌギとコットンキャンディ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

特に固定はしていなくて、乗っけているだけですけど。欲をいえば横付けにしたかったのですが、そこまで幹が太くなくて。…くっ、後に100均の白い棚さえ写っていなければ良い写真だったのにっ。

クヌギとウスネオイデス(クリックで画像が拡大します)

クヌギとウスネオイデス

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

ウスネがこれで600円だからお買い得だったですにょろ。

クヌギとウスネオイデス2(クリックで画像が拡大します)

クヌギとウスネオイデス2

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

垂れ下がるウスネ。やっぱりこの量あると見応えあるな。

しかし、今はAmazonでもチランジアが売っているのねー。

サルのベランダより August2010

はいはい誰かしら? 次の更新は9月だろうなどと油断してるのは。
甘い、甘すぎるぞムハハハハハハハ。(どうせまた更新空くくせに…)

しっかし暑い。エアコンきれねー…

もうね、暑いですし、長い文章をだらだら読ませるのも申し訳ないので今日は写真5枚。記事にこういうタイトルを付けるということは、一個一個詳しく書くのが面倒なんだなと推し量ってください。

関西生まれのアロエたち

まずは、えぐえぐなアロエが関西から届いたよの巻で到着時の様子を書いたアロエたち。

アロエ(クリックで画像が拡大します)

関西から来たアロエたち

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放出予定品の仔を大量に掻いて、てけとーに植えたカゴの中へ一緒にインされたこいつら。根っこ見えててね、乾かすのはあまり良くないのですけどね…。土も良く乾くのでざんぶざんぶと水をやっていましたら、葉っぱがむちっと開いてきました。(そうでないのもいるけどね)

おそらく一番手前が1号かなあ…右が2号。奥が、ホワイトフリルでなくなった4号。となると開いてない右奥のが3号か。モンモンやノギは日の当たり具合でも変わるから、ちょっとわかりにくいなー。

また産まれる…

オキザリス…と格好良く言ってみるのか、あえての雑草扱いという意味でカタバミと言ってしまうのか…

オキザリス(クリックで画像が拡大します)

爆発したオキザリス

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ドラセナ・コンシンネの株元で自然発生したカタb…オキザリス。画像補整していて気づいたんだけど、また種付けてる。あうちっ。

この鉢、てけとーに何かの苗を放り込んでるんですけど、ついに何も見えなくなって…。それでも、オキザリスがしなっとしてると「あらお水お水!」となってしまうんだから、これはこれでいいような。

しかし、なんで意図しないものが元気なんだろうねうちは。

不死鳥ローズゼラニウム

あれだけ一時期凝って買いまくったハーブですが、生き残ったのはこれひとつ。ことあるごとに書いているけど、こいつがほんっと強い。

ローズゼラニウム(クリックで画像が拡大します)

萌ゆるローズゼラニウム

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あと二鉢を他の場所に置いているのですが、やはり日照がいいほうが育ちがよいですね。まあ、この鉢はちょん切り挿し鉢で、今ちょうど根がしっかり張れている状態というのもあるんですけど。

ワイルドセネシオ

色が落ちるから遮光はきちんとしようと思いつつ、気づけばこの棚の中にある植物に対して遮光をになう形になっているセネシオ。終わった花ガラとか取ってあげたらいいのにって話だよね…。

垂れるセネシオ(クリックで画像が拡大します)

垂れるセネシオ

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見えていないけど、三日月ネックレスの向こうには緑の鈴錦もたらーんとなってます。こうして適当にのびるままにしておくと、中の鉢に垂れて根付いちゃって移動するときにブチッと切れてびっくり…なんてことは日常茶飯事。

秋になったらまたザブッとカットしてやろう。しかもここ数年まったく植え替えしてないんですよね、こいつ。本当ごみんなさい。

ぺろぺろ葦サボ

蒸し蒸しは人間は苦手でも、葦サボにしてみれば「水を得た魚」状態。まあよく生長します。ハティオラもリプもモシャモシャ。水もよく吸いますしね。ちなみにこいつはレピスミウム。

花柳 Lepismium houlletianum f. regnelli(クリックで画像が拡大します)

元気なレピスミウム

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あっ下に洗濯ばさみとか落ちてるのまで写ってる…

それでは、「続・サルのベランダより August2010」でお会いしましょう(まだやる?)。ごきげんよう。

えぐえぐ斑ヒューケラに萌えた!

三日前には下書き済みだった当記事ですが、やる気がないーの忙しーので放置されていた記事。アップする気がなくなる前に投稿なのだー

ちょうど一ヶ月前、もしゃらもしゃらヒューケラにも萌えろ!で「ヒューケラ・ミッドナイトローズ」の状態について、買ってきた当初よりも散り斑になってきたなあ。もうちょっとピンク部分を露出させたいんだけど、陽に当てるべきなのかそうでないのか。と書いていたのは(私の)記憶に新しいところ。

一ヶ月前のミッドナイトローズ(クリックで画像が拡大します)

一ヶ月前のミッドナイトローズ

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それがこの状態ですね。

色もあまり映えない感じ。買ってきた当初が非常に発色のよい状態だったので、どーしたものかなあと。

とりあえずちょっとだけ、前線から撤退させました。日照時間が短く、当たっている間も他の植物にちょい隠れるような。といって暗いわけではないところ。そしたらびっくり。

斑が、でっかくなっちゃった!(某ギャグの感じで)

ヒューケラ・ミッドナイトローズ(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラ・ミッドナイトローズ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

発色がよく、活き活きして斑が大きい葉っぱが、場所替えの成果です。

ヒューケラ・ミッドナイトローズの葉(クリックで画像が拡大します)

大きくなってきた斑

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

そうそう。これが欲しかったんだよ。

アップで比べてみると一目瞭然。ホコリがひどいけど…

ヒューケラ・ミッドナイトローズの葉(クリックで画像が拡大します)

比較写真。

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

日照の具合で、斑や葉色が変化するのはどの植物も同じですね。

これだけではあれなので、オマケとして最近のヒューケラも。最前線にあるヒューケラを上から見下ろしたところです。すっげぇ元気だし、葉色が冴えて非常に綺麗。相変わらず、負けじとワイルドストロベリーの葉っぱがモリモリ来てますな。

ヒューケラ(クリックで画像が拡大します)

その他ヒューケラ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

蛇足ですが、ワイルドストロベリーは収穫時期を迎えております。一度に20個くらいだけど、すでに二回ほど真っ赤な果実を摘みました。収穫って楽しいよね。

花も真っ盛り。これはミッドナイトローズのそれかな。

Heuchera's flower(クリックで画像が拡大します)

Heuchera's flower

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

地味花だけど種によって形や色が違うし、なんといってもビヨーンビヨーンと伸ばしている様子がけなげではございませんか。

Heuchera's flower(クリックで画像が拡大します)

のびーる花

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

雨の日には紫陽花。隅田の花火を愛でるの巻

ええとええと、本日も番組を変更しまして以下略。
梅雨っぽいというよりは、しっかり雨が降っちゃってますね。雨は好きではないけれど、今日に限っていい気分なのは、雨に似合うこいつがベランダにいるからです。ああ。うふふ。

Hydrangea macrophylla f. normalis cv. SumidanoHanabi
隅田の花火

まあ、装飾花の部分はへちょってなってますけど(笑)
来年に向けてファイトのつもりの株。

ガクアジサイ・隅田の花火(クリックで画像が拡大します)

ガクアジサイ・隅田の花火

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

むかぁしむかし…といっても四年前ですが、大船の植物園を訪れた際に(6月のあじさい in 大船植物園)あじさい軍団を見てから「がくあじさい」というものが気になっていたのですね。飼いたいまでは行かないけれど、いいもんだなーと。

けれど、たまに売られているのを見かけても高いものばかり。だったのですが、最近twitterで「近所で100円で売られてるよー」との話を振られまして、飛びついたわけです。大きくなった時どーすんだ。

優しい色合いの花序と、白くて、蛍光塗料が入ったようにほんのり青い装飾花のバランスがウフフすぎる。はいどらんじあ!

隅田の花火 の装飾花(クリックで画像が拡大します)

隅田の花火 の装飾花

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)
隅田の花火 の装飾花(クリックで画像が拡大します)

隅田の花火 の装飾花

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)
隅田の花火 の装飾花(クリックで画像が拡大します)

隅田の花火 の装飾花

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

もう文章要らない。写真でいいと思う(笑)

隅田の花火 の花序部分(クリックで画像が拡大します)

隅田の花火 の花序部分

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)
隅田の花火 の花序部分(クリックで画像が拡大します)

隅田の花火 の花序部分

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

ところでこいつについて調べようとしたとき、「隅田」なのか「墨田」なのか迷いました。両方とも同じくらいの件数がヒットするしなあ。で、これを直接調べた方がいらっしゃったので引用。

ネットでは、隅田・墨田どちらでも書かれており本当はどちらなのか分かりません(中略)・・・ ですが、この紫陽花に数年前「すみだの花火」と命名し、世に送り出したのは サカタのタネの、サカタ種苗さんだということは分かりました。

(中略)サカタ種苗さんに電話しました!! サカタさん、丁寧に教えてくださいましたよ 命名したのは当社ではなく生産者さんですが、 正しくは「隅田の花火」です、と!! 現在は墨田・隅田どちらの表記もされていますが、 正しくは「隅田」です、と!!(小さな幸せ : 墨田の花火?隅田の花火?

ほぇー。サカタさんが絡んでたのかー。

参考あじさいリンク

2010年(第12回)国際バラとガーデニングショウに行ってきた速報!

毎年恒例で、母の日のプレゼントとして、母を連れてガーデニングショウに行くことにしておりますウェブ屋。今回も緑のママと行ってきましたよ。初日に休み取ってな!

朝のうちは雲に覆われていたのですが、改札を抜けると待っていたかのように太陽が顔を出しました。でも風が吹いていたので気持ちよい感じでしたね。

西武ドーム(クリックで画像が拡大します)

西武ドーム

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ってことで毎度おなじみの西武ドームですよ。あれ、西武ドームでいいんだっけ。まあいいや。ドームの名称は変わっても「西武球場前」駅。地元民はドームなんて呼びません。

素敵ハウス(クリックで画像が拡大します)

紫が綺麗!

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入場口を抜けるといきなりこんな素敵ハウスが。

会場全景(クリックで画像が拡大します)

会場全景

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会場全景。屋根が被さっている感じなので、涼しい風が通り抜けて本当に気持ちの良い日でした。

さてこの先は、詳しくは2010年 国際バラとガーデニングショーのflickrを観ていただければと思います。写真総数193枚、まるっとそのままアップしました。

スライドショーをブラウザの大きい画面でババンと見たいよ! って方は「2010年 国際バラとガーデニングショー」スライドショーをどうぞ(真っ黒い別ウィンドウが開きます)。

ガーデニングの展示(クリックで画像が拡大します)

ガーデニングの展示

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バラの写真もいっぱい撮りましたが、私が興味を持っていたのはヒューケラなどの葉っぱモノの使い方。上のflickrでも何回か出てくると思います。

バイクをモチーフにした展示(クリックで画像が拡大します)

バイクをモチーフにした展示

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車やバイクをモチーフにした展示も何個かありました。これは珍しくサキュレンツが。

緑のママ(クリックで画像が拡大します)

緑のママは白い花が好き

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うんこ座りでかぶりついて写真を撮る緑のママです。えーとおれ、この人から産まれたんですよね…

イケメン(クリックで画像が拡大します)

バラとおばさんに囲まれるイケメン

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イケメン観に行こうぜ!

ああ、写真加工少なくて楽だ(笑)
上記のflickr、ハンギングや鉢植え部門の優秀賞などちゃんと写してきておりますので、ほんと、よろしければそちらを観ていただけると助かります。もちろん好みは偏っているし、そもそもバラを知らないのでてけとーなんですけどもね!

今日は初日ですっげぇ混むかと思っていたのですが、意外なことに混みもそこそこ。相変わらずバラのアーチみたいなものには人が多かったですが、それ以外は割と余裕を持って観られましたね。写真撮りにくいってこともなかったし。

ただラッシュ並みに混んでいたのは販売ブースの通路のあたり。特に改良園さん近辺は渋滞発生です(笑)。その他のお店も普通のバラ、ミニチュアなバラ、切り花、あれだけ観てきたらそりゃあ買っちゃうよねーというようなラインナップで今年もお届けされておりましたので、特にバラ好きじゃない方が行かれる場合は注意が必要かと。ふふ。

母も楽しんで喜んでいたようなのでよかったです。私が植物に興味を示す前はこんなもん行かなかったですし、趣味を共有できるのはいいことだよなー。

さ、ってーことで私たち緑の親子がやっぱり何か買っちゃったようです。場所はご存じ改良園さん。(以前もこちらでお買い物)

早池峰ウスユキ草(クリックで画像が拡大します)

早池峰ウスユキ草

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母セレクト。なんだか私にはわかりません。

札によると「早池峰ウスユキ草」だそうです。決め手は…

早池峰ウスユキ草(クリックで画像が拡大します)

早池峰ウスユキ草

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ここなんだってさ。

根元が面白そうだから買ったんだそうです。よくわからない。

あ、母は植物が分かる人なので、もちろんちゃんと知ってのことなのでしょうけど。

濃紅アッツ桜(ルビーの輝き)(クリックで画像が拡大します)

濃紅アッツ桜(ルビーの輝き)

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そんで私セレクト。これは札によると「濃紅アッツ桜(ルビーの輝き)」。サブタイトルが恥ずかしいですけど…

これね、どうしようかな買おうかなー、でも白花じゃないしなー…と迷って取ったり引っ込めたりしていたんです。そしたら母が横から「増やしてあげようか?」と悪魔の囁きを…ッ!

こんな近くにも悪魔がいたとは。不覚。

母は明日から旅行とのことでこのふたつ、現在わたくしめが預かっております。どきどき。

さてそういうわけで、会期は17日の月曜日まで。
ちょっとへんぴな場所でやっているガーデニングショウですが、ちょい興味あるわーという方はぜひぜひおいでませ!

国際バラとガーデニングショウ

公式サイトに行くと、オンライン割引とか、何かがもらえたり安くなったりするクーポン(スペシャル)などがあるようですよ!

益子陶器市は山野草ヘブンだったよ!という話

2010-05-11 Tue “その他
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去る5月の4日、友人と益子の陶器市へ行ってきました。…ってな話はメインのブログのほうでやればよいのですが、ことのほか素敵な植物たちが目に付いたのでご紹介。

今回アップした写真はすべて2010年春の益子陶器市 - a set on Flickrに置いてあります。合わせて観ていただければと思いますよ。

益子には何回か行っているのですが、春の大陶器市めがけて行ったのはもしかしたら初めてで、とにかくその人出におどろきましたねー。人が多ければ店も多い。食べ物屋も多い。犬も多い。わんわん。

陶器自体は、ありすぎて見過ぎて最後のほうは食傷気味。暑い中を会場の隅々まで歩いたもんだから体力も奪われ、たとえ「あのお店でいいのがあった」となっても戻る気力がないわけ。欲しいものが見つかったらその場で買うのが正しいあり方だなと思いましたわよ。

さて、そんな中。私がtwitterで「益子に行くよ!」と書いたところ、@pottaryさんから「益子に行かれるならおじさんが山野草をやっていて娘さんが鉢を作って売ってる店がオススメです」というタレコミをいただきまして。といっても、見つかるかなこのお店…

メインストリートをそぞろ歩きしていましたら、一緒にいた友達が「これかわいー!」と指さしたこれ。

益子陶器市・モスモスのお店(クリックで画像が拡大します)

益子陶器市・モスモスのお店

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こ れ だ !

飲みたかったんだよ!
生ビール!(違

益子陶器市・モスモスのお店入り口(クリックで画像が拡大します)

益子陶器市・モスモスのお店入り口

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真ん中のお人がお父さんですかしら?

入り口付近には、ちょっとした小物やモスモスなどが飾られ、特に女性の注目を集めていました。

益子陶器市・モスモスのお店(クリックで画像が拡大します)

山野草が並ぶ

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中に入ると、おお、これだ山野草。リーズナブルな感じにどばどばと展示中! ほんわかしたいいお店だなぁー。

言いつつ私は山野草は買いませんで、実家へのお土産に小物を買ったのですけれども(笑)

山野草がたくさんの陶器のお店(クリックで画像が拡大します)

山野草がたくさんの陶器のお店

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さて、益子へよく行く方ならご存じかもしれません。山野草ヘブンの陶器のお店。

お店の回りには…

山野草(クリックで画像が拡大します)

ずらっと山野草(っぽいもの)

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奥の方まで(奥を曲がった裏まで)ずらっと鉢が並びます!

昨年の秋あたりにこちらを通りかかったときには、何もない鉢がやはりずらっと並んでいて何事かと思ったのを覚えています。

山野草(クリックで画像が拡大します)

ずらっと山野草(っぽいもの)

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この植えられている鉢はもちろん、作られている鉢なんでしょうねー。素敵だ。山野草には陶器が合う。

山野草(クリックで画像が拡大します)

ずらっと山野草(っぽいもの)

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まだまだあるぜ!

山野草(クリックで画像が拡大します)

ずらっと山野草(っぽいもの)

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店の前にも並んでるぜ!

すみれ?(クリックで画像が拡大します)

すみれ?

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正直なんだかわからないけど綺麗なので撮った。(すみれ?

売り物ではありません(クリックで画像が拡大します)

売り物ではありません

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だがしかし。

売り物ではございません!
ざんねん!

山野草のお店(クリックで画像が拡大します)

山野草のお店

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とかいう感じで疲れ果てながら歩いていたらまだあったー。こんな、こんな、ズンドコ山野草を盛られたら、山野草まったくわからない私だって…

山野草のお店(クリックで画像が拡大します)

山野草のお店

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買ってしまう…では…ないか…

パタリ(←倒れた音

正直、山野草は本当にわからないです。すごくやりたいかと言われるとそうではなくて、ただ「山野草」というジャンルの植物が群れを成して並んでいるところが好き。家に持ってきたいというより、森の中にひっそりと咲く山野草を想像したり観たりするのが好き、かな。

じゃあこのエントリは何なのかというと、山野草が好きな方がいたら来年の春、ぜひ益子へどうぞ! という栃木大好き大使のウェブ屋からのお誘いなのでございました。

陶器市的な話としては、もともと買おうと思っていたビールマグと珈琲カップをきちんとゲットしましたよ。ここに来ると絶対に珈琲カップをひとつは買ってますね。

そういえば鉢を買おうとは思わなかったな。いい鉢はもちろんたくさんあったけど、日頃数十円の黒プラ鉢愛用の私ですよ? 1,000円オーバーの鉢を買ったとして、入れる植物が見あたらない。鉢に凝るという頭がないんですよね。もうちょっと考えなくちゃならんかしら。

もしゃらもしゃらヒューケラにも萌えろ!

直近では春だよほいけら!(2010-03-15)でも元気な新芽の様子をご紹介しましたが、昨年の10月、ヒューケラ救命病棟17時のときにムシまみれになったヒューケラその後。

ヒューケラ殺菌前(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラ殺菌前

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要はその、こんな感じになったヒューケラだったのでございます。

一ヶ月前の記事でも書いたとおり、春の初めはまだスカスカだった鉢にちょっとずつ新芽が増えていき、そして…

ヒューケラたち(クリックで画像が拡大します)

俺たちも元気なのーん

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

元気な! 超元気な! サルたんうれしい!
植物の生命力たるや、もうなんというかね。

で、ここまで大きくなればやっと品種がわかります。左側の、オブシディアンと思っていたのはヒューケラ・シルバースクロール。手前のピンクがヒューケラ・ドルチェ「ピーチパイ」。そして右側のシックな緑色の葉っぱはヒューケラ・ディールズストレイン。たぶん…

意図せずして綺麗な色合いの鉢に仕上がってしまいました。

下は、春だよほいけら!で元気になってきたと書いたヒューケラ・ミッドナイトローズとシルバーインディアナの鉢。ミッドナイトローズのほうが当初元気なかったんですが、株元を見るとどんどん新芽が上がってきているので一安心です。

ヒューケラ・ミッドナイトローズとシルバーインディアナ(クリックで画像が拡大します)

シルバーインディアナの、日陰の葉っぱがかっこいい

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

買ってきた当初よりも散り斑になってきたなあ。もうちょっとピンク部分を露出させたいんだけど、陽に当てるべきなのかそうでないのか。

次は緑が綺麗で…あら、ヒューケラにしては珍しい花でs

ワイルドストロベリー(クリックで画像が拡大します)

それがどうした

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

違いますあんた違います。あんたワイルドストロベリーです。
いやあの誰かだまされるかなあと思って。

お次はhananokiさんで購入したベリースムージー(右)と…さてこれが困った。植え替えの時に札落ちしてしまいました。両方ともすっごくすっごく元気で、それはそれで嬉しいんですが!

ベリースムージーと名前行方不明ヒューケラ(クリックで画像が拡大します)

こいつら葉っぱでかいな。

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

この、しぶい色合いでテカテカのヒューケラはなんだったんでしょう。ご存じの方いらっしゃいましたら、「緑町のウェブ屋部 名前行方不明ヒューケラ係」までどしどしよろしく。

名前行方不明ヒューケラ(クリックで画像が拡大します)

名前なんてどうでもいいじゃないのさ

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

…あれえ。パレスパープルにそっくりなんだが…
でも私、持っている種は買ってこないはずなんだが…

で、最後のヒューケラ新芽もえもえちゃん! も名無しヒューケラ。

ヒューケラとコクリュウ(クリックで画像が拡大します)

だから名前なんてどうでもいいじゃないのさ

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

こいつは、このまえ綺麗にしたコクリュウと一緒に。
光が当たっているのでわかりづらいけど、買ったときには一番黒い葉っぱのヒューケラと書いてあったような。Picasaのアルバム観ていただけると、確かにオブシディアンよりも黒い感じがします。赤が濃くなった感じの黒ですよね。

対してオブシディアンは渋いパープルが濃くなった感じの黒。オブシディアンも大好き。なんですがどうもね、うちのオブは消失したっぽいんですよね…。イキの良いのいたら買っちゃおうかな。

ヒューケラはいかんです。
何がいかんって、毎年新しい園芸種が出てくるし葉色は豊富。私みたいに、赤系だけを…といってもかなりの数存在します。買っていないにしてもだいたい目にしているな、とお店で安心していると、次には「斑入りかよ!」みたいなね…

ということでうちのベランダのヒューケラは、昔買ったもの以外は赤・パープル・シルバー縛り。パープルとシルバーの組み合わせとか、好きですねえ。モカやキャラメル系も渋くていいんだけど、きりがないし置く場所ないしなー。

コクリュウの根っこはバクモンドウ! のツレヅレ

知っている方にとっては「うんそうだよそれが何か? えーもしかして知らなかったのーぷぷぅウケるー」とか言われてしまうような話でしょうが、知らなかったんだもんだもん!(←可愛いふり失敗の例

週末、初夏のように暖かかった日曜日、ウェブ屋は観葉の植え替えや植え付けをしておりました。ヒューケラとか、山野草とか、激戦の痕が見られるローズゼラニウムをちょん切って挿し木したりして。

で、ちょい脇に放ってあったコクリュウ。前回の登場は二年前、意外に可憐なコクリュウの…でございました。というわけで(何が)ベタといえばベタだけど、赤葉のヒューケラと寄せてやるかな。

コクリュウ (ユリ科ジャノヒゲ属)
Ophiopogon planiscapus 'Nigrescens'

で、これを鉢から抜くときの話。つまり前回から二年ほど放置していたことになるわけでお恥ずかしいんですけど。

コクリュウ(クリックで画像が拡大します)

いつの間にか二株が三株になってた。

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私が放置といったら文字通り(水くれ以外は)放置なんですが、ああ、一度だけ株元にワタムシが付いたことがございましたわね…

さて、鉢穴からドバっと指を入れてズバっと出しましたら、鉢底だったあたりを中心にびっしりとこれ…うわあこれ根っこがえーとナニコレ虫? いや虫なわけじゃなくてうひい気持ち悪いいいい(錯乱中

コクリュウの肥大根(クリックで画像が拡大します)

コクリュウの肥大根

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…と思った私を誰が責められましょう。うひい。

虫はさすがに違うだろうと分かりましたが、あまりに根回りが良すぎて押されて扁平になっちゃったのかと一時は思いました。でもこれ…もしかして貯蔵根のような? 何か水分的なものを貯蔵しているのでは無かろうか。

調べてみたら、こういうことでした。

ジャノヒゲの肥大根は麦門冬(バクモンドウ)

ジャノヒゲOphiopogon japonicus Ker‐Gawlerまたはその他の同属植物(ユリ科Liliaceae)の肥大根の木部(芯)を抜きとり乾燥したもの。効能:鎮咳、去痰、止渇、解熱、消炎、抗菌、滋養強壮、強心、利尿(バクモンドウ・・麦門冬中医生薬解説

根は所々太く紡錘形になり、これを麦門冬(ばくもんどう)と称して鎮咳・強壮などに用いる。日本薬局方に収録の生薬である。麦門冬は、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、清肺湯(せいはいとう)などの漢方方剤に使われる。(ジャノヒゲ - Wikipedia

地下根を利用するものとしては、似たような名前で天門冬=テンモンドウというのもあるんですね。こちらも、やはり同じユリ科(APG植物分類体系だとクサスギカズラ科)のアスパラガス属 Asparagus クサスギカズラの根っこなんだそうです。

…と、わかっていても。

コクリュウの肥大根(クリックで画像が拡大します)

コクリュウの肥大根

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ぐはー。えぐい、えぐすぎるこの図。

根っこの間にうごめく様(って自分が動かしているんだけど)は、まるでやはりムシさんのようで、わかっていても「ひぃ!」とか手ぇ引いちゃったりする自分は完全なへたれですありがとうございました。

根っこの整理でこれらもズバズバ切ってごみ箱へ、だったのですが、乾かしてモゾモゾしたらご家庭でも作れたり?(笑)

ジャノヒゲ属シスターズ

ついでに、なんとかリュウとかなんとかヒゲがごっちゃになってしまっていたのでおおまかに整理。

ジャノヒゲ属 Ophiopogon はユリ科(APG植物分類体系ではスズラン科)、Wikipediaさんによると日本を含む東アジアの森林に広く分布している植物。

  • リュウノヒゲ 竜の髯
    Ophiopogon japonicus 画像検索
  • タマリュウ 玉竜(=チャボリュウノヒゲ)
    Ophiopogon japonicus 'Tamaryu' 画像検索
  • ハクリュウ 白竜(=斑入り玉竜)
    Ophiopogon japonicus ‘hakuryu’ 画像検索
  • オオバジャノヒゲ 大葉蛇の髭
    Ophiopogon planiscapus 画像検索
  • コクリュウ 黒竜(=オオバジャノヒゲの園芸種)
    Ophiopogon planiscapus 'Nigrescens' 画像検索

ヒゲヒゲとごっちゃになりますけど、オオバジャノヒゲから下(planiscapus種)のほうは葉っぱがもう少し伸びやかで艶やかな感じがしますね。園芸品種の黒色も、オオバジャノヒゲ系統だから美しく映えたんじゃないでしょーか。

このほかスノードラゴン(=オフィオポゴン、ミスキャンタス Ophiopogon malayanus 'Variegata')と呼ばれる、ハクリュウとどう違うの? みたいなヤツとか、虎斑、さらには白縞だの蛇皮だのさまざまな園芸種が出ているのですが、もう割愛で。

あ、検索しているとこれらにヤブラン(藪蘭、学名:Liriope muscari)だの斑入りヤブランだのも絡んできます。同じような葉っぱをしているんだけど、花が全然違いますね。

要はリュウノヒゲ系列とオオバジャノヒゲ系列とその他大勢とあって、あとはそれらをちっちゃくしたり黒くしたり斑入れたり、という感じだということがわかれば自分はいいです。はい。

コクリュウの仔(クリックで画像が拡大します)

コクリュウの仔

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株が分かれていくよ!
竜鱗みたいにランナーの先に芽が付いてたりもして、観察しているとなかなか面白かったです。

いちご狩り…?と、とある農産物直売所にて雪を割るウェブ屋

やあやあこんにちは。
わたくしウェブ屋、土曜日に秩父へいちご狩りに行ってまいりました。

高床式いちごハウス(クリックで画像が拡大します)

高床式いちごハウス

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いちご狩りは秩父の某所で、こんな感じの開放的ないちごヘブン。

ハウスが大きいのでそこまで暑いと感じることはなかったのですけれども、いちごがそれほど大きくなかったのが期待はずれだったので…

なんだか違うもんばかり撮っていました。

いちごラックの下のサボテン(クリックで画像が拡大します)

いちごラックの下のサボテン

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や、いちごのラックの下に置いてあったんですよね。

こんなものとか。

いちごラックの下のアロエ(クリックで画像が拡大します)

いちごラックの下のアロエ

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アロエとか。

ハウスの脇にいたサボテン(クリックで画像が拡大します)

ハウスの脇にいたサボテン

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ハウスの一番脇にいたりとか。

いちごの葉っぱ(クリックで画像が拡大します)

いちごの葉っぱ

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いちごの葉っぱは、ほんっとツヤツヤしていて元気でよいよねえ。

ああ、こんな大きいハウスがあったら多肉を置けるのに。リプサリスをつるせるのに。

そうか・・・・・!
私いちご農園やればいいのか・・・・・ッ?!

と、本末転倒な思考に至るまえに次の目的地。関越花園インターで降りたときに気になっていた農産物直売所です。

花園の農産物直売所(クリックで画像が拡大します)

花園の農産物直売所

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それこそ植物目的ではなかったのであって、例えば穀物とか梅干しとか竹炭とか見るのが好きなんですよ私。

なのですが。
裏口を出ましたら。

花園の農産物直売所2(クリックで画像が拡大します)

花園の農産物直売所2

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なんだこりゃー!
なんだー!
奥の方にも木とか売ってるし!

花園の農産物直売所3(クリックで画像が拡大します)

花園の農産物直売所3

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うそーん!
まだある!

花園の農産物直売所4(クリックで画像が拡大します)

花園の農産物直売所4

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中がこれまた!

ミスミソウ(クリックで画像が拡大します)

術中にはまる

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タスケテうわあああ。

…みたいな?(じゃねえよ

裏のスペースは、草木・花の生産農家さんたちが苗を持ち寄って置いてあるところなんですかね。連れもいたのでゆっくりじっくり見られなかったのですが、外には生きの良い草花、中には山野草や苔のたぐい、観葉植物、花もの、タニサボ(といっても種類は…)などがたくさんおりました。

こ、ここで墜ちるとは・・・・・っ。
ウェブ屋一生の不覚…。とかいう感じで、白花のミスミソウひとつ、白に紫の斑が入った感じのミスミソウをひとつ。300円から600円のものが多く売られていました。

これって花期はもうそろそろ終わりなんですよね。来期、元気よく花を咲かせてもらうためにがんばってお世話しようと思います。

春だよほいけら!

それにしても今日もあたたかい。春でそ! これは春なんでそ!

前回、前々回とニクニクしい記事になってましたので、今日はさっぱりと観葉植物行きます。大好きなヒューケラ。

これはhananoki与野店突撃(2009-12-28)のときに家に連れてきたヒューケラふたつ。あー、これもう去年になるのか。早いね。

左がミッドナイトローズ、右がシルバーインディアナ。冬の間しばらくはボーゼンとしていたのですが、ここのところへ来てやる気を取り戻したようです。新芽がどんどん出始めました。

ヒューケラ・ミッドナイトローズ&シルバーインディアナ(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラ・ミッドナイトローズ&シルバーインディアナ

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こういったのはきちんと陽に当ててやって、水やりのメリハリを付けてあげないと元気なくなっちゃう。最近、鉢がよく乾くようになってきたのは、動き始めて根っこが水をよく吸うようになったからなんでしょうね。

このあとに手に入れたヒューケラ、とりあえず…と思ってプラ鉢に植えてあるのですが、それはそれでだめですね。保水性が悪くて、冬といえども乾きすぎてしまう。気がつくと葉っぱがカラカラに。テラコッタや駄鉢のようなものが妥当かと。

ええとね、ここから三枚は以前ムシにやられてヒューケラ救命病棟17時(2009-10-25)でひんむいたヒューケラたち。引いて撮るとスカスカな鉢の様子ですが、少しずつ少しずつ元気に。

たぶんヒューケラ・オブシディアン(クリックで画像が拡大します)

たぶんヒューケラ・オブシディアン

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これはたぶん、おそらくオブシディアン。そして下がたぶん、シルバースクロール…だと思われます。もうちょっと大きくならんことには…

たぶんヒューケラ・シルバースクロール(クリックで画像が拡大します)

たぶんヒューケラ・シルバースクロール

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そしてもう一枚、下の写真。
この綺麗な発色は他にはありません。ヒューケラ・ドルチェ「ピーチパイ」かと思われます。どうです、かーいらしいじゃありませんか。

たぶんヒューケラ・ドルチェ「ピーチパイ」(クリックで画像が拡大します)

たぶんヒューケラ・ドルチェ「ピーチパイ」

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実は隣の隣に、秋に手入れしなかったヒューケラがごったごたに盛り上がりまくって大変なことになっているのですが、恐ろしくて写真を撮る気にもなれませんでした…

カクタス・ニシ春の即売会イン東京!

多肉イベントは新年大会以来ですね。新年大会以来ですね。
久しぶりなので二回書きました。こんばんはこんちは。

普通のオザキの即売会くらいならおそらくスルーしていたのですが、今回は数店の合同出店ということで面白そうなので行ってきましたよ。

珍しく開店30分後に凸と相成りましたが、気合いが入っていたというよりはもろもろの事情で長い時間いられないからせめて…というのがひとつ。連れに叩き起こしてもらったというのがひとつ。わはは。

その割には、喫茶店で二時間ほどしゃべくっていましたけど?
物色の時間よりよほど多くいましたけどそれが何か。

植物もさることながら、なにより一階のパンが目的でしたけど何か。

さてさて。まず二階の売り場に赴きますと、名だたる業者さんが集まるというだけあって予想以上の人の多さと熱気にびっくり。普通に観葉植物を買い求めに来た方は、何事だと思ったでしょうねー。

あとは見知っている方に声をかけながら、なぜかフラフラ吸い寄せられるようにF川さんブースへ。たわいない話をしつつイモとチランジアを物色し、会場を一回り二回り。

なんだろ、最近はあまりハオルチアに興味が行かない…とまではいかないけど、どうも食指が動かない、欲しいのがない。気がつけば見ているのはエケベリアにチランジア(つまりサニーサイドさんやルチアさんやF川さんライン)。どうした俺。どうしちゃった俺。

即売会の様子をスライドショーで

今回はコンデジどころかiPhoneなので、写真の質は期待しないでいただきたい。13枚ほどです。

スライドショーをブラウザの大きい画面でババンと見たいよ! って方は「カクタス・ニシ 春の即売会 in 東京」スライドショーをどうぞ(真っ黒い別ウィンドウが開きます)。

スライドショーはせわしないから、アタイ嫌いだわ! って方はカクタス・ニシ 春の即売会 in 東京、もしくはflickrのトップページ Flickr: salchu Photostreamからどうぞ。

ってーことで、例えばサルさんはこんなものを買いました。

Senecio fulgens

セネシオイモです。F川さんのところで一番最初に手に取りました。実はこいつの根元に見え隠れするピンクのイモがもうね…は後のお楽しみで、うちに慣れたころに別個でエントリにします。べっ別に、暗くて写真が手ブレブレで使い物にならなかったわけじゃないのよっ。

Senecio fulgens(クリックで画像が拡大します)

Senecio fulgens

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Tillandsia aeranthos 'mini purple'

フラッシュ焚いちゃったからわからないけど、紫色の憎いヤツ。

Tillandsia aeranthos 'mini purple'(クリックで画像が拡大します)

Tillandsia aeranthos 'mini purple'

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「球根もエグいのとか、チラにしても黒いのや赤いのが好きなんだね」と見透かされたので「いいえシルバーも好きです」と反論にならない反論を展開した私なのでございますが、とにかく名前に赤とか紫とか付いているとヤバい。恐るべき単純な脳細胞、それがアテクシ。

決め手はここ。これでした。俺見逃さなかった。

Tillandsia aeranthos 'mini purple' 2(クリックで画像が拡大します)

ちっこいのだ!

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仔株? いや仔にしては唐突な…と思ったら、まったく別のチラなんだそうです。育ってみないと何なんだかわからないよーと言われました。

Tillandsia stricta 'midnight'

そしてまたも紫。そう私は夜の堕天使。ミッドナイトとか言われたら「てーんーしーのーよーおなー」って歌いたくなる同士よ!

Tillandsia stricta 'midnight'(クリックで画像が拡大します)

Tillandsia stricta 'midnight'

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ブラキカウロスっぽいけど、これはより紫になるstricta。
一目惚れでした。キャッ。

よく陽に当ててやり、お水好きなので鉢に植えてやると良いそうです。

Haworthia venosa x koelmaniorum
錦帯橋ワイドタイプ「紫錦帯」

オーラスはこれだ。錦帯橋は錦帯橋なのだが、なにがどうなっているのかハラサキ色にムれている渋いヤツ。

錦帯橋ワイドタイプ「紫錦帯」(クリックで画像が拡大します)

錦帯橋ワイドタイプ「紫錦帯」

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普段から、好きな方には申し訳ないけど錦帯橋には興味がないと公言している私サルめでございますが、こいつに関しては別。これがもっと育って、ブツブツでギラギラになってえぐーい感じになったらさぞやかっこよいであろうよ…うへへぐへへ…(あ、書いてしまった)

てな感じで駆け足ではございましたが私のイベントの様子でした。今回鶴仙園さんでお買い物しちゃったので、屋上フェアはスルーだな。来週はウヘヘ園へ特攻の予定があるし、あとは幸手の桜祭りに行ってー。小田原はどうしようかなー。などとプランを立て悩むのもまた一興。

今日お会いした皆さん、お初の貴男貴女、また次回どこかのイベントにてお会いしましょー。それでは。

原種シクラメン・コウムの美しさ

本当なら今日は某園芸屋さんに行ったことを書こうと思ったのですが、例によって写真が多いため週末に回すことにしました。こうご期待。(とか書いちゃっていいのか?

冬になってまだ更新ができるなあ、というわけは、私が多肉以外もちゃんとやるようになったからなんですかね…

ちょいと前、Re: カクトロコさん主催の多肉植物フェアに行ってきました♪で買ってきた原種シクラメン、コウム。

記事の時の写真を見ると花がひとつ、つぼみがひとつという状況でしたが、恥ずかしげにもたげたつぼみがひとつ開き、またひとつ開き…(というのは寒くてよく観察していなかったので推測)4つほどのちんまりとした花を咲かせてくれました。

Cyclamen coum ‘Silver Leaf’

シクラメン・コウム。学名もそのまんまCyclamen coum。原種○○、という植物を買ったのはこれが初めなんですが…

原種のシクラメンは、人の改良の手が加えられていない野生のシクラメンのことです。現在クリスマスの時期に華やかに大きな花を咲かせるシクラメンに対し、原種シクラメンは小柄で可愛らしいのが一番の魅力。そして、また何と言っても日本の寒さ暑さに、そして病気に強い種類が多く地植えも可能。(Cyclamen in Bloom|原種シクラメンとは?

大振りでフリルヒラヒラ、目の覚めるような色のシクラメンは綺麗っちゃ綺麗だけど、どうも派手すぎてねえ…って方のチョイスに最適。

コウムにも亜種や品種があったり、コウム以外の原種もいろいろとあるのですが、そこらへんは上に挙げたCyclamen in Bloomさんの、種の紹介とか栽培方法とかを参考にしていただけると。ガーデンシクラメンなんかはぼろくそに書いてありますけど(笑)。

原種シクラメン C.コウム(クリックで画像が拡大します)

原種シクラメン C.コウム

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がくのあたりの濃いピンクが、後のヒューケラの赤葉とマッチして、ウェブ屋的にはすこぶる心地よいです。

原種シクラメン C.コウム 2(クリックで画像が拡大します)

コウムの花アップ

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ああ…いかんですね。コウムは冬咲きですけど、秋咲きのものあり、春咲きのものあり、もしお庭があるお宅なら年中どこかでシクラメンが咲いている、みたいなことにもなるわけですね。

っつーわけで皆さんもコウム私もコウム! レッツコウム!

ご近所探訪No.8「緑のハハの植物たち」

2010-01-04 Mon “その他
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たぶん…書いてないよなあ、書いてないよなあ。
もし過去に書いていたら、それはなかったことにして初登場。緑のウェブ屋の原点である緑のハハのガーデンをご紹介。

…つまり実家なんだが。
時期が時期なので、元気でにぎやかなところだけ数枚。

家を出たのはもう7年か8年か前なのだけど、そのころは植物に一切興味がなかった緑の人(というのもおこがましい)。植物に触れるとすれば、母親が旅行などに出かける際に頼まれる水やりのみ。

その昔、母親が海外旅行で2週間近く家を空けた際の話。本当に水やりしかしなかったので、花ガラは散り放題、びよんびよん伸び放題の荒れ放題。帰宅した母はベランダの惨状に絶句したという。

だって、何したらいいかわっかんねーんだもん。

…という微笑ましい昔話はさておき、今の実家の玄関前。

今は冬なので落ち着いた色彩になっていますが、春は花の鉢植えが並んで目にも鮮やか、にぎやかな感じになります。

サルの実家の植物たち(クリックで画像が拡大します)

玄関前

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

一見綺麗に見えますが、近づいてみると鳥フンが葉っぱにピッピピッピと付着しております。(木に鳥さん用のエサがつるしてあるので)

サルの実家の植物たち2(クリックで画像が拡大します)

私の部屋の外の花

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ところかわりまして、こちらはベランダ。私の部屋の外にエアコン室外機があるのですが、そのうえにいくつか植物がおります。花にはうといので、これがなんだかわかりません。

サルの実家の植物たち3(クリックで画像が拡大します)

私の部屋の外の植物

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引きで撮るとこんな感じ。朝日べったりな写真で申し訳ないですが。

奥の植物が壮絶なんだけど…

サルの実家の植物たち4(クリックで画像が拡大します)

シャコバサボテンと火祭り

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確か数年前は室内にあったはずのシャコバサボテン。妖怪みたいで怖い。

下から見え隠れしている赤い物体は、1年くらい前にハハ自ら買った多肉植物のクラッスラ・火祭り。まさかまだいるとは思わなかったのでびっくり(笑)

インテリアプランツっぽく可愛くラッピングされていたものを、「こういうのもいいかしら」と買ったそうなのですが、当然室内に置くのでいつしか緑色の伸び放題の物体に。

見かねた私が「外に置いて陽に当てないと色が綺麗に出ないよ」と言ったことがあったのですが、見事真っ赤っかになりましたねー。ここ日当たりいいから。あとは切り戻しておけばいい形になるでしょう。でも、これはこれで。

サルの実家の植物たち5(クリックで画像が拡大します)

ビオラとかヒューケラとか

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お花に戻ります。

ハハはビオラやパンジーが好きで、たいてい冬から春にかけて植わってるんですね。前は冬になると数株もらっていたのですが、ご存じの通りもう置く場所がないもので、ここ2年ばかりは遠慮申し上げております。

手前はヒューケラ(ツボサンゴ)。私は濃色とかシルバーが好きですが、ハハはモカ系が好きなようです。

サルの実家の植物たち6(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラとなにか

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玄関前のこちらにもモカっぽいヒューケラが。と思ったら赤っぽいのも後にいますね。

ヒューケラは本当に、こういった直線的な黒葉との相性いいなあ。コクリュウとかともバッチリですよね。

そんな感じでちょびっとでしたが、緑のハハのガーデンをお楽しみ頂けましたでしょうか。

うちのハハは決してマメな方ではありません。でもすごく無造作に園芸ができる人なんです。といって緑の指を持つというわけでもなく、枯れるものは枯れ去りますが。最近は植物の話をよくしますが、「まさかアンタが植物をねえ…」という目で見てるのが面白い。

私とは方向性が違い、観葉植物とかお花などをよくやる人ですが、エッセンスだけは無意識に吸収していたのかなあ。でもあたい、鉢とか植え方とかのセンスゼロなんだよね…ほら、ハオルチアなんて黒プラにずぼっと植えるだけだしさ…

今はパンジー・ビオラが一番輝いてる季節ですねー。

サルの実家の植物たち7(クリックで画像が拡大します)

ビオラの寄せ植え

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

今日の写真は、5枚ほどflickrに上げてあります(Flickr: salchu Photostream)。興味があったら観ても観なくても。

ご近所探訪シリーズ過去ログ

噂の園芸専門ホームセンター、hananoki与野店突撃

知らない方に説明しますと、hananokiというのは与野の、フローラ黒田園芸さんと目の鼻の先にあるドイト園芸館です。普通のホームセンターのガーデンコーナーを思い浮かべていたらとんでもない、植物から資材から用土からなんでもそろうお店。決して広大なお店というわけではないのに、とても品揃えがよいんですね。

あ、普通のホームセンターの…といって、ジョイ本@瑞穂のガーデンセンターは別ですよ。広さで言ったらあそこは別格。詳しくはこちらなどを参照のこと。

さて、店内の写真を撮っていないのでここからは文章だらけご容赦。

店外

今の時期だとフローラさん同様、パンジー・ビオラとガーデンシクラメンなどのお花、葉ボタンやヒューケラが最前線に。奥の方に行くと…お、山野草のラインナップが意外に豊富。そしてヒューケラのハルディン株(じゃないのもあった)がずららららと。ヒューケラはもういいと言っていたのに、私はここで撃沈ー。カゴを探しに行きました。

違うコーナーにはバラとクレマチス、そしてハーブ。ここは範囲外なのでいいや。日が暮れてきて寒くなってきたので室内に入ろう。

店内

そこは…シクラメン天国( ´ ▽ ` )ノ

ちょうどシクラメン祭り開催中!!(hananoki与野店)ということだったらしく、シクラメンだらけー。まー綺麗ー。大きいシクラメンはやらないんですけど、時期ですねぇ。進んでいくと、控えめだけど多肉植物コーナーがありました。ここでちょっとTwitterでつぶやいたんですが、予想だにしなかったものが…

それは、サルも恋するハティオラ(猿恋葦)。樹高30センチオーバーのものが398円で売られておりました…あら嬉しい。こんなものは、落ちてる葉っぱをちょっと拾って、なんてことはしちゃいけません。

いわゆるベンケイソウのわかりやすい多肉ではなく、ちょいカピカピになったハオルチアとか、アロエのディコトマとかユーフォなど、微妙にえぐい品揃えなのが面白かったです。

振り返ればこっちにも多肉があるわ。
棚の下にも100円多肉とか、ちょっと寂しくなってる多肉、が、…うわあ。これは。(と出会ったのがリベンジ初恋、リベンジ宝珠。トラウマを払拭するの巻で書いた宝珠です)

あとはハイドロコーナーですかね。こういうコーナーにはもしかしてあれが…あり…ます。ありました。葉ペペに混じって肉ペペが。おっ、これ欲しかったヤツ。おひとついただくわ。

用土館

…という名前では無いと思うんですが、お部屋まるまる用土と資材だったんだもの。私、ヒューケラも肉も楽しかったけど、ここが一番ニヤニヤしていたかもしれない。ほんと気色悪い。

普通、用土って外にドンドンと置いてあったりするのですが、ここはエアコン入りで湿度管理もされているんでしょうね。寒くないし、ゆっくり観察することができました。って買わないのかい!

ここでびっくりしたのが、16リットル入りの選別鹿沼土。価格はおどろきの298円!(見間違えじゃなければ)

焼き赤玉とかはあったのかなー…ちょっと探し当てられなかったのですけれども、硬質の赤玉・鹿沼、朝明砂や川砂、もちろんゴールデンの培養土やできあいの専門用土など、かなりバリエーションに富んだ品揃えでございました。

あー…大きい園芸センターって面白いなー。今度行くときはもうちょっと早い時間にしよう。もう17時近かったので暗くなっちゃっていて、外の植物がちゃんと見られなかったんですよ。

というわけで例えばどんなものを買ったかというと…

ミニミニシクラメン(クリックで画像が拡大します)

ミニミニシクラメン

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ミニミニシクラメン。花芽がぎっしり付いていて、逞しそうで有望株。この写真だけ、大きいものをflickr(植物の中にミニミニシクラメン on Flickr)に上げておきましたのでご参考までに。

ペペロミア・ニパドラ(クリックで画像が拡大します)

ペペロミア・ニパドラ

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多肉ペペロミアのニパドラ。でしっさんのブログエントリ「増やして増やして・・・。」によると、ニバリス(nivalis)xドラブリフォルミス(dolabriformis)らしいです。もうちょっとぱっつんぱっつんになるとよいね。思いっきり過保護にしてあげるから。

ヒューケラ・ミッドナイトローズ(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラ・ミッドナイトローズ

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撃沈した元となったヒューケラ・ミッドナイトローズ。こういった、いかにも園芸種的な、いかにも消費者の足下見たような株っていやらしいわよねーなんて思っていたのは誰なんでしょうか(しらねえよ)。だってあまりに散り斑が美しくエゲツなかったんだもの。どうせヒューケラなんて交配交配なんだしもともと強い子たちだから逞しいわよ…なんつってね…うん負けました生意気言ってごめんなさい。

ヒューケラ・シルバーインディアナ(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラ・シルバーインディアナ

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えげつないのを買ったら、もちろん欲しくなるシルバー系、ヒューケラ・シルバーインディアナ。シルバースクロールがあるから十分なのに、普段から「場所がないから多肉増やせません」とか言ってるのはどこのどなたなのでしょうか(だからしらねえっつの)。

本当あれですよ。ヒューケラはやっちゃいけません。後から後から新しい園芸種が出回ってきて困ります。欲しくなるから困ります。しかも茎と根さえ残っていれば、葉っぱがぼろぼろになっても再生しちゃうしね…多肉のようなヤツですよ。もう、大好き。

ヒューケラ・ミッドナイトローズ、ヒューケラ・シルバーインディアナ(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラぐふぐふ

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二つ並べて…ほら素敵。うふふグフフくふくふくふ。

で、花の木さんでヒューケラを二つにとどめたのは、実はジョイ本瑞穂店さんでもヒューケラを仕入れていたからに他なりません。

…とか、なんですかこの「いたしかたない」みたいな書き方。謝ります。買っちゃいました。今まで見た中で一番黒いヒューケラだったのでついついついつい。赤黒い葉っぱに本当に弱いんです私。

黒いヒューケラ(クリックで画像が拡大します)

黒いヒューケラ

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でーすーがー
これなんて品種だったのか忘れました。札落ちですわははははh

取りこぼしをもう一つ。フローラさんの記事のときに写真を出していなかったシロタエギク。雪の結晶のような、真っ白な葉っぱが見事です。造形美ですね。ほら私、こう見えてもでざいなーだったりするんでー。そこらへんでなんというかー。

シロタエギク(クリックで画像が拡大します)

シロタエギク

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うっわあ。調べてみて初めて認識した。
そうよねキクってくらいだから、セネシオなのよね。もちろん、似ているからってだけで関係ない属の植物名が付けられたりはするけど。

こいつは割と乾燥を好むようなので、あまり水やりに過敏になる必要は無さそうですね。耐寒性もあってムシにも強い。…ああ、暖かい時期に花期で、しかも黄花なのかあ。やっぱりセネシオなんですねー。

ということで今日の「観葉植物ダイスキ!」楽しんでいただけましたでしょうか。また会う日までごきげんよう。

Re: カクトロコさん主催の多肉植物フェアに行ってきました♪

あー。激しく眠くてちょっと目がシパシパしてるー。
でも更新をしなければ、全国38人の愛読者に怒られてしまいます。そんなゆるい使命感のもとにお届けする今日の緑ブログ。

題しましたのは、どこぞの球根ヲタがひっそりやっておられるブログのエントリ「カクトロコさん主催の多肉植物フェアに行ってきました♪|Experimental operation」より。一般人が出かけても変態的なエッセンスを感じるばかりだと思いますので、無理にお勧めはいたしません。しかしワールドワイドウェブに従事するウェブ屋といたしましては、ハイパーリンクがなんちゃらかんちゃらですよね!

カクト・ロコさんは私も一回訪れたことのある浜松の多肉業者さん。この日はジョイフル本田の瑞穂店に出店するということをTwitterで知り、上のマニヤさんと一緒に訪れたのでございます。

売場はいつもの多肉コーナー。主にベンケイソウメインでして、おそらく一年前の私ならそれほど興味を示すことはなかったのですが、なんだかここに来てエケベリアブームが来ちゃってるんですよね、私。

赤エケなど。(クリックで画像が拡大します)

赤エケなど。

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そんなこんなで、赤いのを中心に購入。札でお分かりの通り、右下が花いかだ。その上がパールフォンニュルンベルグ。左は初恋。この初恋、話せば長くなるのでスン詰まった書き方をしますと、昔カイガラムシでダメにした多肉なんです。リベンジ初恋!(ぉ、何やら青春的な)

で、右上のちょっと小さいツンツクしてるのがこれ。
エケベリアに混じって一つだけ置いてあったパキベリア。

パキベリア・グラウクム(クリックで画像が拡大します)

パキベリア・グラウクム

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これ、「グラウクム」って札が指してあったんだけどさ。
つまるところのPachyphytum compactum var. glaucumってこと? 調べてるとだんだんアタマがチャンプルになってきて、和名が千代田の松? イコールアメジスト? わやだー!

別に名前で買ったのではなく、こいつはさぞや綺麗な色に染まるだろうなー。面白い粉吹き方するなーと持ってきたわけですが、誰かパッキーマニアの人がいたら分かりやすくウェブ屋に教えておくれ。

というわけでロコさん分は終了。
次は、ジョイ本の売場を知り尽くした球根ヲタクによるレクチャーを受けながらの物色で購入したものです。や、ちゃかして書いているけどおそらく自分一人で回っていたら気づかなかったものなのよ。

例えばこの多肉ペペロミア。多肉コーナーではなく、室内観葉の売場にどでんと置かれておりました。ハッピービーン、学名はPeperomia ferreyrae…になるのかな?

Peperomia ferreyrae ハッピービーン(クリックで画像が拡大します)

Peperomia ferreyrae ハッピービーン

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すでによいボリューム感。これ欲しかったんだよね。
ペペはさーでもさー、なまじ数が多いだけに、できればハマりたくなかった…

どうでもいいけどどこぞの観葉サイトさんなど、「学名は Peperomia happy bean です」と書いているところが多いんだけれど、どう考えてもハッピービーンは流通名でねえの? 違うの? それとも園芸交配種で「Peperomia cv. 'happy bean'」みたいなことですか?

それはさておき。
もうひとつのペペロミアは多肉ではありません。室内観葉買うのなんてどのくらいぶりかなあ。基本的に外に置けるものしか買わないんだけれど、今回室内に入れた植物も多いことだし、何よりこの葉色に惚れてしまったのよね。Peperomia metallica

Peperomia metallica(クリックで画像が拡大します)

Peperomia metallica

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葉裏の赤がアクセントになって、なんともえげつない色合い。
こういうの大好き。

そして本日の目玉、Cyclamen coum
これは山野草売場のあたりにあったのだけれど。ついに原種シクラメンに手を出してしまいました。もう後戻りはできません。

可憐ながらもたくましく、たくましくもなんと可愛らしい花よ。

Cyclamen coum(クリックで画像が拡大します)

Cyclamen coum

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サル宅のベランダ、「花は白きなり」という縛りがございます。ですのでシクラメンについても白花しか買いません。「シルバーリーフ」というのは、この光沢のような葉っぱの模様を表しているのかな。

写真には写っていませんが、すぐ近くに同じく白花のガーデンシクラメンが並んでおります。ためつすがめつ、一緒にカメラに収めてウヒウヒ言ってはおりますが、あくまでも一般的ノーマル的な植物愛好家であることを自負しております。誰が変態だよ。おう?

さてさて。最後は今回購入したものではないのですが、以前ザキパークでフェアがあった際に確保してもらっていたチランジア。

Tillandsia capitata 'Domingensis'

Tillandsia capitata 'Domingensis' (クリックで画像が拡大します)

Tillandsia capitata 'Domingensis'

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だってだって。誰かがTwitterで写真上げてて、すっごくすっごく欲しかったんだものー。赤いんだものー。

いやあ、素敵ですよね。この先もチランジアは銀葉か赤いのしか買いませんので、良い出物がありましたらどうぞわたくしめまで。

ということで、特に同行者については触れませんでしたがよいですよね。ね。…こうしたフェアの情報なんかも気軽に交換できたりしまして、あらためてTwitterってよいもんだなーと思いました。

もしやってみたいなーって方がいらっしゃいましたら、適当に登録していただきまして、わたくしのアカウント@botanicalLifeでもフォローしてやってください。Twitterみどりの会、まだまだ募集中ですよ。

氷点下近く下がるベランダから避難せよの巻

こんにちは。褒めれば伸びる子、サルです。
せっかく週刊緑ブログと書いたのに、コメントで嬉しいことを書かれたのでなんと! 中四日で更新しちゃうわけです。こんなことがあっていいのでしょうか。私が更新率を上げると雪が降る台風が来るというデータもあるとかないとか(多分無い)。

それにしても今日はむちゃくちゃ冷えますね。ここまでの今年一番じゃないかなあと思われる寒さで、Twitterでは夜のうちから「うちのベランダは何度」などと会話が流れておりました。その時点でサル宅でも気温3度。さすがにこれやばいかなあといくつかの植物を室内に避難させることにしました。

半ば下書きを書き終えた4時の時点では(早く寝ろ)温度計、2度を指してます。日の出前にはもう1度くらい下がりそうです。寒い。

さて。一見きちゃない、ちゃんと見てもきちゃないこの、錆びだらけのワイヤーシェルフ。処分しようと玄関の外に出しておいたもの(ただし一ヶ月前の話)。

室内に取り込んだ植物たち(クリックで画像が拡大します)

室内に取り込んだ植物たち

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もちろんそれも今日この日のためにあえて留めておいたのであり、決して粗大ゴミシール買ってきてゴミ置き場に持っていく手間が面倒臭かったのではありません。

決して。

そこへ今日放り込んだのは葦サボ(主にハティオラ)、ペペロミアなど。ユーフォやアロマチクスは去年室外越冬しましたが、勢いで入れただけです。アロマチクスはうちではそれほど弱さを感じないので、たぶんあとは外越冬でしょうね。なんで入れたんだかよくわかりません。(ぇ?

ハティオラは、簡易でも温室のようなものがあれば外でも大丈夫だと思いますが、うちのは大きすぎて、上に育ちすぎてもうどれにも入らないんです。毎年外で越冬していましたが、昨年ハティオラのひとつが寒すぎて…なのか春になって半分枯死してしまったので、保険のために入れました。

どう違うのか、そう考えるとリプサリスのほうが寒さに強い気がするんですよね…米粒も外に置いていますし。特にお毛毛のあるタイプは強い気がするなあ。もちろん温室に入れられたら、そのほうが良いとは思うんですけど…まあそれは多肉全般に言えることですね。

いずれにしてもサル宅ベランダ、ハオルチア棚以外は簡易温室のようなものを置くスペースがありません。あとは室外か外で晒し者にするか、という他に選択肢がないのです。

Hatiora sp.(クリックで画像が拡大します)

Hatiora sp.

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Hatiora sp.は寒風にさらされて茎が赤くなっております。こいつ、ハティオラだから…と一緒には入れましたが、多分強いです。様子見で入れただけ。

せっかく中に入れたんだから、と写真撮りました。高解像度の写真、Flickrに上げてあります。

お風呂場に吊り下げたチランジア(クリックで画像が拡大します)

ふつーに風呂だし。

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そして、Twitterでチランジア飼いの方が「一緒にお風呂に入る」とつぶやいていたのを参考に、私もチラをお風呂に持ち込みました。お湯のかからないほわわんとしたところにかけて。お風呂入った後も1、2時間浴槽のフタ開けた上につるさげてます。

これ拡大画像見ても良いですけど、すっげえ所帯じみてますよ。全然かっこよくないですよ。ちゃんと言いましたからね。

室内に入れた・入れない植物の話にちょっと戻ります。
うちにある多肉植物は、冬にもそれほど弱くないヤツらのほうが多いので、基本的には毎年外で越冬します。ちなみにこれ関東の話ね。

ハオルチアこそ、湿度を保ちたいために簡易温室にビニールをかけたもので過ごさせますが(これからだけどな)、エケベリアもセダム・グラプトもアエオも球根もセネシオもぜーんぶ外。元気だもの。

観葉植物部門ですが、これまた耐寒性のあるヤツのほうが多いんですよね。買うときには冬越しのことを考えて買うので、ヒューケラしかり、シクラメンしかりコクリュウしかり。クヌギは葉っぱを落として春に備えます。

さて、一見弱そうなドラセナ(コンシンネ)。これも外。ガジュマルも熱帯の植物ですが、放置しておいても春にはまた生長し始めるのでやたらに過保護にする必要はありません。そしてよく問題にされるのがパキラ。葉っぱをカットして休ませるかどうかまだ悩んでいるんですが、幹を触ってみるとしっかりしているので、今のところは順調に気絶している感じ。ちょっと様子を見ながらやっていってみます。

その他いろいろありますが、昨年におこなった[アンケート結果発表] あなたの多肉植物の冬越し、どーいうの?などを参考にしていただけると。あとは、今と環境やスタンスが若干違いますが2007年に書いたものもございます。おおさめください。

ということで、これだけだとどうにもつまらないので植物の写真を二枚。ペペロミアなどいかがでしょう。

Peperomia sincorana

Peperomia sincorana(クリックで画像が拡大します)

Peperomia sincorana

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

Peperomia nivalis

Peperomia nivalis(クリックで画像が拡大します)

Peperomia nivalis

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

チランジア、住まいを確保の巻

【お断り】手をケガしたため長文が打てません。いただいたコメントへの返信は数日後とさせていただきます。今回のエントリは負傷前に書かれたものです。もろもろご了承ください。

ハオ棚に 鎮座まします チランジアでご紹介した、ハオ棚に押し込まれたチランジア。そして先日、ジョイフル本田に訪れた際に手に入れたチランジアの場所をちょっと作って上げたという話です。

どうしようかなー、板にくくりつけるのもいいし、ラティスにむすんで顔を覗かせるのもいいし、丸太に…と迷って帰りに寄った100円均一庶民の味方ダイソーにて見つけたラダー。これなんかに使えないかな。とにかくチランジアには通風とやーらかい光。通風とやーらかい光。

T. tectorum&T. CottonCandy(クリックで画像が拡大します)

T. tectorum&T. CottonCandy

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高画質の写真はTillandsia 4 on Flickrにて。あーす氏にいただいたT. tectorum、そしてコットンキャンディです。

T. magnusianaとなんだっけ(クリックで画像が拡大します)

T. magnusianaとなんだっけ

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高画質の写真はTillandsia 3 on Flickrにて。向こうに見えるのがT. magnusiana、そしてこちらのが…えーと…うわー! 値札捨てちゃったかも! なんだっけこれ(ダメダメやな

少し赤茶けた葉っぱが格好良くて、氏に選んでもらった一品です。かっこいいなー。こちらのカゴは、とるものもとりあえず買ってきたもの。まーこれでもいいか…麻布など敷いてもいいですが、そうするとハオルチアが影になっちゃうんだよねえ。違うところに置け?

とまあ、ちゃくちゃくと着生植物(ダジャレかよ)の虜になりつつあります。まずはこの4種を上手く育てることから…

ヒューケラ救命病棟17時

ずっとずっとずっとずっとほっぽっておいたヒューケラ。
強い子だからと目をかけなかったのがいけなかったのです。近くにいたアエオニウムから移ったのかどうか、新芽はワタムシに食われ、びっしりとカイガラムシが陣取るそらひでーありさまに。

私は虫、とにかく苦手です。
苦手ですけど、虫が付いたから捨てちゃおー☆ なんてできないくらいには常識を持った園芸人のつもりですし、愛着もあるってことで…

株を分けます。むしります。むしります。うわあ小さいマイマイが。ワタがカイガラが。あたいのヒューケラになにすんのおおおおお!

虫に食われるヒューケラ(クリックで画像が拡大します)

虫に食われるヒューケラ

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わはわは。

丸坊主にした一つの株。フラッシュで飛んでいるのもありますが、株元にびっしりとワタワタが。葉っぱと葉っぱの元、重なっているところを剥がすとカイガラが。

この場合、虫が苦手というよりはただただ、にっくき虫めという思いが私を突き動かし、退治していたのでございます…なんてことは表向きで、「うひい、きんもー☆(泣)」と目を背け背けやっていたことは内緒です。

これでも見かけたときに、ベニカとか噴霧してるんですけどねー…

不幸中の幸いだったのが、根っこは元気だったということ。茎もいじいじしてみましたが、しっかりしています。葉っぱの裏側にもなにかの卵らしきものが付いてますので、そういったものは全部撤去撤去。

…という作業を続けまして。

ヒューケラ殺菌前(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラ殺菌前

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ヒューケラの株分けってどうなるんかなーと思っていましたが、なるほど、多肉のように株がほろほろ分かれます。それぞれ根も出ているしね。こうやって更新していくんですね。

鉢に寄りかかった、茎が長くなった状態のもの。これ、何かに似てると思ってやっていましたが、調べたら見たまま「ワサビ茎」というそうですね。株が古くなるとこうして茎が立ち上がるので、植え替えの際に土を上までかぶせるようにするそうです。

そしてオルトランCを全体的に散布。念のため、オーソサイド1000倍液に鉢ごとドブーンと2時間ほど漬けておきました。明日の朝に植え付けてやろうと思います。

うまいこと新芽が出てくれて、強い株になってくれるといいんだけどな。冬までに軌道に乗ってくれないと、来年の開花に間に合わーん。

…で、観葉はもうあるだけでいいよー…なんて言っていましたが、ついつい新しい園芸種を見かけて…買っちゃったんだなヒューケラ。

実は土曜日にジョイフル本田さんへ遊びに行って、そこでね…。そのことを何か書こうかと思いましたが、なぜかあーす氏の別ブログに網羅されてましたので、そちらの記事「ジョイホー アゲイン|Experimental operation」でお楽しみください。言いたいことは、すごくオーロラが元気だったということと、チランジアを選ぶのに困りましたという話で。なんつー手抜きだ。

ハオ棚に 鎮座まします チランジア

変な時間に眠りこけ、変な時間に起きてしまったので適当に更新します。時刻は3時半。社会人的にはダメダメ人間orz

北区飛鳥山公園植木市&鶴仙園本店コンボで疲れたの巻のときにあーす氏からいただいた、美しい銀葉系チランジアでもいかがでしょう。

チラについては、最近ことに手に入れやすくなったし、節操なくなりそうだからダメ!絶対!なんて思っておりましたが、二つもらうくらいならいいかなエヘエヘエヘ。なんつってね。

銀葉チランジア(クリックで画像が拡大します)

銀葉チランジア

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物干し竿に吊すかどうしようかと思いましたが、まあとりあえずはこんなところでうちに慣れてもらって。と、ハオ棚の空いたスペースにもしゃらもしゃらと。

で、この二つのどちらがなんなのか、札が飛んでしまったのでもう一度おせーてくださいほんとごめんなさいごめんなさい>17歳

まあでも、チランジアに詳しい人がまわりに多ければさ、多い日でも安心というか。ん?

ついでということで書いておきますと、上のチラの隣にいるのはソルディダ、右下の緑の指みたいなのはGreen Thumb、私の指ですよとかけてみたいのですが、あいにくクリーピングアロエの葉っぱです。

自分、携帯もあいほんもEeePCは白、iMacはシルバー、付けるアクセサリーもシルバーオンリー。シルバー系統大好き。…え? 車は黒だろう? 赤はどうした? そりゃちょっと置いといて…

よしんば増やすのでも…あ、いや、その気マンマンじゃねーかとかじゃなくてですね…銀葉縛りで行こうと思っておりますので皆さまどうぞよろしく。(何を

銀葉チランジア(クリックで画像が拡大します)

銀葉チランジア

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ああー。素敵ー。超素敵ー。
透ける銀葉が素敵ー。いえー。ハオにしてみればちょっと邪魔ー。

しかし、チランジアって不思議だよなー。この風貌にして根っこがなくても生きていて、しかもすっとんきょうな花が咲いて。そりゃ、手元に置いて育ち方を見てみたくなるっつーものですよ。そんでできれば着生させたい。ヘゴ材でも買ってくるかなあ…

着生植物っつーのも「多肉植物」と同様、木や岩などに着生して育つ植物という大まかなくくり。葦サボもそのくくりではあるし、前々から興味のあるカテゴリです。昨年、咲くやこの花館へ行った際(緑のウェブ屋多肉の旅「好っきゃねん大阪」(中編))の着生植物ヘブンも心に残っていますし。

チランジアとハオ棚(クリックで画像が拡大します)

チランジアとハオ棚

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ハオ棚に鎮座するチランジア。位置的にはこんな感じのところにおります。カゴとか、もしくはタコ糸で吊すか、どうしようか思案中。

もうちょっと管理に慣れたら、もうちょっとだけ増やしてもいいかな…

ってやっぱ買うんじゃねーか。

今回寂しかったのは、どの写真を使うか選んでいて、デジイチよりも携帯で撮った写真のほうがよほど綺麗だったという…やっぱり光は大切ですよね…。ええ、確かに私の携帯、2500pxオーバーの解像度で撮れるは撮れるんですけれどもね… ってことで一枚目と二枚目は携帯撮りの写真です。

…あ、ブログ村って着生植物もエアープランツも、チランジアでもトラコミュ無いんですね。エアープランツのサブカテはあるけどそれほど記事は多くないし。作っちゃおうかなあ。

桃栗三年土八年 - 用土作りは失敗と成功の果てに

私が植え替えをおっくうがるのは、土の置いてある場所がベランダと真逆の玄関先にあり、用土を作ってからおっこらしょと持ってこないといけないから、なのでしょうか。(しらねーよ?

ってことで本日は、地味だけどサルサがちょー大好きな土の話をイタしたく候。絵ヅラが本当に地味だけどよろしいか各々方。

腐葉土(クリックで画像が拡大します)

腐葉土

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今日はエケベリアの植え替えとガーデンシクラメンの新しいおうちを作ってあげることにしたので、まずはこいつ。

いつもは小さい鉢にも使えるような、細かくなっている腐葉土を買っているんですが、確認違いでふっつーの腐葉土を購入してしまったんですよねー。なので、これを軍手はめた手でもしゃらもしゃらと細かくします。(乾かし済み)私が買うところの土はなかなかに良品で、虫が湧いたりということもございません。

腐葉土+赤玉土、鹿沼土、軽石、くん炭とゼオライト(クリックで画像が拡大します)

腐葉土+赤玉土、鹿沼土、軽石、くん炭とゼオライト

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十分に細かくした腐葉土(あ、なってない)を半分くらい、微粒の赤玉土、鹿沼土、軽石、くん炭とゼオライトをまぜまぜします。

腐葉土+赤玉土、鹿沼土、軽石、くん炭とゼオライト(クリックで画像が拡大します)

用土アップ

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用土のアップがこのくらい。

アフィニス(クリックで画像が拡大します)

アフィニス

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アフィニスもこの通り。(地味なので無理やり植物出してみた)

で、今日は前述の通りガーデンシクラメンを鉢に植えますので、上の用土にもう少々腐葉土を入れようと思います。

腐葉土多目ベースの用土(クリックで画像が拡大します)

腐葉土多目ベースの用土

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ほいっと。

「観葉植物の土」などと売っているような感じを目指せばOKかなっと(実際は石の割合多めですけど)。これが自分でも萌え萌えするほどいい感じのにぎり具合と柔らかさで、にぎっ→ふわっ→ぼろっ→にぎっ…といい加減やっていて植え替え終わるの遅くなりました。しらんがな。

ガーデンシクラメン(クリックで画像が拡大します)

ガーデンシクラメン

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ということでガーデンシクラメンも新しいおうちを手に入れました。お花たくさん付けてねー。

さて。ここまで終わって、まだバケツに土が結構残っていてどうしよう。そりゃ取っておけばいいんですが…。この土、ハオルチアにもいけないかなあ。

いつもは硬質赤玉+軽石メインでくん炭、腐葉土くらいのカラカラ仕様ですが、腐葉土が多目に入ったこのフカフカな土、根張りにいいかもしれない。石もほどよく入っているから排水性も悪くないだろうし、鉢底に大きめの石を敷いておけば乾きも悪くないだろう。プラ鉢だし。

腐葉土ベースで植え替えたハオルチア(クリックで画像が拡大します)

腐葉土ベースで植え替えたハオルチア

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てことでこの三つをやってみました。さすがに左下のボルシー錦については「やろう」「いややめとこ」「でもやろう」「いや…」という葛藤がありましたけど、なんとなくふっくらしてくれる予感もあったので。

腐葉土本来の作用を期待して、元肥は入れていません。そもそもハオルチアについてはあまり肥料を入れる方ではないので、もし不足分があるとすれば置肥や液肥でまかなおうかと。といっても正確に把握できる術を持っているわけではなし、「カリが足りないよー」とか言ってくれると楽なんですけどねー

微生物はともかく、虫が湧いたら…ま、オルトランをばらまきます。行き当たりばったりでこれがまた。

あ、そういえばすみません男爵さん(見てるかな?)、小さい鉢に長いこと押し込めといたのでデケナヒーちょっと形が崩れましたw

とこのように、植物にあった用土作りを目指そうとその時々で試行錯誤するも、いったいどれがいいのかはまだわからずじまいで、この先も続くんだろうなと思います。それは植物を育てるのと同じくらい楽しみであったりもするんですけど。

…とかかっこよさげなことを書きつつ、上で植え替えたハオがくたくたくたになったらどうしよう…なんてビクビクビックル。

用土置き場もベランダーには頭の痛いところで、ブレンドして使ってみたくても土の袋をいくつも置く場所がないという話はよく聞きます。まったくその通りで、私の夢は温室の置ける庭もさることながら、用土や資材を入れる物置と、それらを配合したり植え替えしたりするスペースのあるおうち…

2009年秋 神代「サボテン・多肉植物展」と深大寺散策(後編)

「後編はいつアップされるかわからない、下手すると一生上がらない」というジンクスを打ち破りアップするのでございます。

結局秋は飛鳥山と神代しか行きませんでしたが、残ったのは戦利品とともに、右手人差し指と左手小指の付け根の蚊ぁ刺され痕でした。かいいかいいよー。

どうもべんけー&なんなさん、その節は。(左手はべんけーにプチウナブルー、右手はなんなにプチウナピンクを借りた)

まあそんなこんなでして、一晩経っておうちになじんだ感じの新しい仲間を紹介します。

レインワルディ(クリックで画像が拡大します)

レインワルディ

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硬葉はもういい、もういいといいつつ毎年一つは買っている気がします。極小の、ドーナツ柄を持つレインワルディ。

2.5号鉢にこの大きさで、樹高は5センチあるかなあ? そんな感じなので、模様も細かい細かい。それはそれはもうキュッキュとしています。葉先枯らさないようにがんばろうね。(私が)

エケベリア・Black Rose(クリックで画像が拡大します)

エケベリア・Black Rose

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さてこちら、エケベリアのBlack Rose。もうなんていうか、名前にブラックって付いているだけで買っている気が…というのは言い過ぎか。黒エケだらけになった棚を見つめてぐふぐふ言ってるのですが。うふ。

間違えてブラックレディをもう一つ買ってしまったのはここだけの内緒。名前が複雑なんだよぅ。(べんけー家行き決定)

エケベリア sp.(クリックで画像が拡大します)

エケベリア sp.

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もう一つのエケは木立のエケベリア sp.。色合いは紅稚児のような錦晃星のような、たたずまいはグストのような。

…ああ、一番最初に思ったのは、葉っぱの尖った小人の祭りのようだなーって。並べて置いても面白いかもしれないですね。冬になると葉裏が綺麗に赤く色づくらしい、そんな姿を見たくて。

オキザリス(クリックで画像が拡大します)

独特の芳香があたりに香ります

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そんで、こちら。花の香りが何ともいえぬ芳香を放つオキザリス。花もいいけど、葉がロゼット上に出そろったところが見頃だそうです。オキザリスって球根も塊根もあるんだそうですね。カタバミのくせに(こらこらこら

オキザリスって葦サボに似た葉っぱなんですねーって、それは普通に葦サボが邪魔してるだけです。

オキザリス(クリックで画像が拡大します)

じみーず

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もちろん花が目当てではなく、こちら部分がメイン。かたb・・オキザリスです。今の段階ではあまりフォトジェニックではないんですが。

ガーデンシクラメン(クリックで画像が拡大します)

ガーデンシクラメン

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さてもう一つ。タニサボ展とは関係ありませんが、前編の深大寺前の花屋さんで購入したのが白花のガーデンシクラメン。花弁がとにかく真っ白なものが欲しくて欲しくて…。うふ。

ガーデンシクラメン(クリックで画像が拡大します)

ガーデンシクラメンのむふふ

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下を探れば、ムフフないちもつが。

ガーデンシクラメン(クリックで画像が拡大します)

真っ白な花弁

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ああ、白いよ白いようふふふ。

今回は前までと違って、豪華一点主義というよりはポロポロ買ったなという印象が。それとともに、今まで増やさなかったエケや球根類が増えてきたので、ちょっと置き場所を考えなくちゃなーと思っています。

あとこれは雑談なのですが、アエオにカイガラが、そしてコクリュウにワタムシがかなり付いてました…。カイガラはうちではエケや紫麗殿、銘月などの葉が重なった感じのものによく付くんですが、それにしてはハオルチアなんかは一度も虫の被害に遭ったことがないんですよね。

いずれにしても、タニサボはよく「水遣りも少ないし放置していても管理が楽」と言われたりしますけど、油断しているとふつーに虫害もありますよという。最近涼しく、乾いてきましたしねー。人間が快適なときは虫も快適。

どうも行ったよ買ったよばかりのエントリが続きましたが、そろそろ通常営業に戻そうかと。また、写真ペタン+文章ちょろちょろ的なGreenlog、通称緑の小ブログ(仮)というのも上げておりますので、見たい人は見てください。

ガジュマルはそれでも元気なんです。言い訳か!

どうもこんにちは。
植物Twitterのユーザさんとは日夜楽しくやりとりしておりますが、そう、予想はできたはずでした。直で「今日は更新しないんですか」という激励を受けることになるってことを。

皆さん、今勇気を出してTwitterし始めますと、緑ブログの次の記事のお題を決めることができます(他力本願とも言う)。どうぞよろしくお願いいたします。

今日は南国っぽいもの! と言われたのですが…
たまには観葉植物も記事にしてあげたいですし…

で、今日の主役はガジュマルたん!
植物界被子植物門双子葉植物綱イラクサ目クワ科イチジク属。学名はFicus microcarpa、あのふぃかす・ぷみらタンの仲間。やつらだけ偉そうに学名で呼ばれてるのは許せない、とお怒りのご様子!

2006年8月のガジュマル(クリックで画像が拡大します)

2006年8月のガジュマル

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おっす。
俺ガジュ丸。
ベランダの一番端にいるがゆえ、太陽には当たっていたけど冬は放置、夏も放置、生長期も放置、まったく見向きもされてないおいらガジュ丸!

ちなみに左の写真は、まだちゃんと手入れされてた頃、3年くらい前の俺!

ちなみに俺らガジュマルと申しますのは。

幹は多数分岐して繁茂し、囲から褐色の気根を地面に向けて垂らす。垂れ下がった気根は、徐々に土台や自分の幹に複雑にからみつき派手な姿になっていく。ガジュマルの名の由来は、こうした幹や気根の様子である「絡まる」姿が訛ったという説がある。(ガジュマル - Wikipedia

からまる、かじゃまる、かじゅまる、ガジュマル!
これ無理ねーか!

こうした過程で、土台となる木は枯れていくことから別名「絞め殺しの木」とも呼ばれる。

えーんこわいよー!
お子さまが泣いちゃうだろー?!

で、そんな今の俺っち!

ガジュマル(クリックで画像が拡大します)

ガジュマル

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「乾燥を嫌い多湿気味の環境を好みます」とか書いてあるのと正反対の扱いをされていたりとか!

肥料って何それおいしいの? とか!

幸福をもたらす精霊が宿っている木と言われる俺なのに、サルったらどれだけ放置プレイが好きなんだ。キジムナーも逃げてくよ! 葉っぱとか超ヨレヨレ! バカ!

いやはや本当に全く・・・申し訳ございません。(作者)

ガジュマルの気根(クリックで画像が拡大します)

ガジュマルの気根

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俺っちのラブリーな気根!

ってこらー!
超ホラーじゃねーか!
こわいよー!!

しかも水くれてないから気根がひょろひょろで! わけわからんメタボ多肉野郎ばっか増やしてるヒマがあったら面倒みろサルサのバカ! お前少しずつ観葉植物淘汰してこうとか思ってんだろ!

あいやそんな図星・・じゃなくて本当に申しwk・・・(作者)

(いやでも、ある意味あなたもでっぷり根っこに水を蓄える塊根植物のようなたたずまいといいますか…だって…)

ガジュマルの気根2(クリックで画像が拡大します)

ガジュマルの気根2

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こーわーいーよー!
これじゃ俺っちがツチノコとミミズが合体したキキカイカイ生物に見えるじゃねーか、バカ!

…と、怒らせないためにも、植物の世話はちゃんとしようねって話でした。はい。気根がとっても可愛らしい、夏らしい植物でしたねー。ご満足いただけましたか?

マジメに書きますと、ガジュマルは相当じょうぶな植物だと思います。熱帯原産とはいえ、関東地方くらいの冬の寒さなら十分戸外で越冬できるし(最低は氷点下数度)。葦サボ同様に蒸れ蒸れ気候が好きなんですけど、水をやらんでもなんとか生き延びてるし。うちでは。

…という放置は本来褒められたことではないので、ガジュマルの育て方|ヤサシイエンゲイでも読んでちゃんと世話してあげてください。

ちょうど今が生長期なので、ちょっと植え替えてやって、どれだけ太らせることができるかってとこですね。

…あ、上の写真で葉っぱがヨレヨレだったり黄ばんだりしているのは、今日まで2週間ばかり水をやっていなかったからです(ぉぃ)。たまには悪い見本のエントリーということで!

ワイルドストロベリー、訳してストロベリー野郎の実が採れて

あのねー。このワイルドストロベリーね。
正直何もしなかった。なんの世話もしなかった。だから「わーすごーい」的な感想やコメントは無しにしてください。

むしろ「そんなに放置してても実って付くんですね。ていうか最近ちょっとたるんでません? 植物をなんだと思ってるんだバカ!」とか叱咤してくれるくらいじゃないと、もう快感が得られないところまで来ているのです。ああアタシってダメな女。

実際そんなんが来たら、凹んで凹んで一晩は枕をヨダレで汚すくらいの勢いなのでやめてほしいんですけど。なら書くなよ。

そーいうわけで、このワイルドストロベリー。
昨年ぴかさんと、フローラさんのハーブ寄せ植え教室に参加した際、持ち帰ってきたものです。

いい季節には葉が茂り、冬になったらボロボロになり、かと思ったらまた茂ってきて…調べもしなかったので、この植物がどういう挙動をするのかまったく知らずじまい。それでも春にはやたら花が付きまして…と、いうことは。

ぬおお。やたら実が。大豊作っちゅうわけではありませんが、いつしか赤い実がぐるりと付いていたのだー。

ワイルドストロベリー(クリックで画像が拡大します)

汚い整理されてないとうっさいわ。(言われてない)

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ちょっと前までは晴れが続いてましたから、日照が午前中しかなくても色づいてくれたようです。今なんて12時過ぎたら日ぃ陰っちゃいますからね。

何、ホウキが汚い? 洗濯ばさみが落ちてる? 株元が汚い? うっさいわー。ワイルドなんだからワイルドでいいんじゃー。

しかしこの箱、びっくりしたのが、逆側を見てみたらすっかり枯渇したと思われていたロタンダなんとか(後に検索して「オレガナム・ロタンダフォーリア」)が復活してたんだよね。ハーブはつおい!…ていうか、ちゃんと植え替えしてやろう。この箱。

そんで、少し遅いくらいだったけど、収穫したさ収穫したさ。

ワイルドストロベリー(クリックで画像が拡大します)

真っ赤に色づいたワイルドストロベリー

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実はこぶりで、2センチまでは行かない程度。
ヘタを取る前にまずはキッチンばさみでざくざく切ってきたんですけど、この状態でザルに鼻を近づけると、もーアンタ。まごう事なき、あまあぁぁっぁぁいイチゴの香りがホワワワワンとね。

もう黒くなっちゃっているものもあるんで、それらを除いたらほんの数十個。とりあえず優しく洗って冷凍庫に入れておきました。ジャムを作るったって、この量だとひとすくいあるかどうかだよねー。ワイルドストロベリーは10月くらいまでは収穫できるということなんで、気長に集めていこうと思っております。それまで残ってればな!

まとめると、耐寒性・耐暑性は抜群。日当たりをよく、下葉は整理する、水は上げすぎない、肥料もあげ(過ぎ)ない…というのが育て方のコツのようです。

ああクヌギさんったらご無体な、ブロンズ姫の受難

「よいではあるまいか減るもんではなし」
「ああっ何をなさいますクヌギ様」

…とかいう話のような、たぶん違う話です。

先週、やけに風の強い日があったんですけれども。うちは東南向きで、あまり前から風が吹いてくることはないんですが、その日はとにかくすごかったんですよね…。

出かけるときは気にも留めていかなかったんだけど、帰ってきてカーテンを閉めようと思ったら何か様子が変。…うっ、そういえばその時の写真は撮ってないや。あまりに衝撃的だったもので。

お庭の様子(クリックで画像が拡大します)

お庭の様子

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1ヶ月くらい前の写真ですけど、普段はこんな位置関係。…いやその汚いとか、そういうことを言いたいんではなくて。

クヌギの下にはブロンズ姫とか、なんかとにかくカオスな感じで適当に置いてあるんですけど。

クヌギさん転倒(クリックで画像が拡大します)

クヌギさん転倒

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帰ってきたらね。このクヌギが矢印の方向へ、どさー!っと倒れかかっていてね。もうね。あたしはショックでね。

朝はたっぷり水をやっていて、鉢も重かったはずなんです。それほどに風が強くて、葉っぱも大きくなっていたもんだから煽られたんですねー…。ごめんよぅ…。

ちなみにこれ以外のところにある鉢には、一切被害なかったのが不幸中の幸い。ラティス棚とか倒れていたら被害甚大でしたけど…。ハオ棚とかも背が高いので煽られてはいたんでしょうが、後が壁なのでね。

ブロンズ姫の葉(クリックで画像が拡大します)

あわれ砕け散るブロンズ姫の葉

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そんで、これですよ。

とばっちりを受けたのが、下にいたブロンズ姫。台からすっ飛ばされ、タスケテー、グシャー、ってもがいていて、後に残ったのが…

多肉やる人、グラプトやる人わかるよね。
ウェブ屋さんが何を憂えているのか。

…また増えちまうよどーすんだよバカー!

あのぅ、ありふれたブロンズ姫ではありますが、これ引き取って花壇に蒔きたい人とかいませんか?(笑)

今日のオマケ、パキラッシュ

一枚目の写真で気づいた人もいらっしゃるかもしれない。右端にいる、あれだけ隆盛を誇っていたパキラッシュの葉っぱがやたら少ないってことに。

そうなんです。12月か1月か、えらく寒かった時期があったんですが、そのときに室内に入れる見極めを誤って、ほぼハゲチョビンになっちゃったんですよ。でもね。

パキラ(クリックで画像が拡大します)

パキラッシュー!

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今ではここまで復活しました。幹はしっかりしていましたから、また春になれば…と思っていたのですけれども。

葉っぱはツヤツヤ。元気元気。ハゲチョビン前は葉っぱが広がりすぎて困るくらいの成長っプリだったので、逆にコーデックスのように冬眠させて、わざと葉っぱを更新してやるのも手かもしれません。

サルのベランダ近況・4月

いんやー。どうもどうもどうも。
もうすっかり忘れ去られているとは思いますが、ウェブの片隅でベランダーをしているサルサと申します。もうひとつのブログを手直ししていたりして、長いことお休みを取らせていただきました。

といって、あちらもちゃんと更新したいんで、最盛期ほどコンスタントに記事を更新することはするかどうかは神のミソスープなわけですが、多肉シーズンも始まりますし、ぼちぼちやっていこうと思っております。ドーモドーモ。全国12人の熱狂的なサルサファンのみんな、待たせたな。はっはっ。

ですが、すっかりデジカメで撮りたい欲が減退しているため、まだほとんど撮ってないので今日も総集編で参りたいと思います。皆のものよろしいか。そうですか。では順不同で参るぞ。

あ、先に一つ謝っておきます。
早くにコメントをいただいていて放置されていた方、長いことすんません。自分、次の記事を上げるときにコメントをお返しすることにしているので。

グリーンネックレス(クリックで画像が拡大します)

グリーンネックレス

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うちのミドリノクビワは一冬を外で、しかもベランダ沿いの寒い場所でスパルタンXに過ごしましたが、このようにおばさんパーマのような花を今年もポンポン咲かせてくれています。

カタバミの花(クリックで画像が拡大します)

カタバミの花

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クヌギの株元に、いつからか居座っているカタバミ。毎年ひよわな黄色い花を咲かせています。なんか風情がいいのでこのまま。右奥には去年も咲いた(侵入者、君の名は)スミレも。生きてたんだねー。

ヒューケラの花芽(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラの花芽

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ここ一週間くらいでヒューケラの花芽が上がってきました。全部は見えていませんが、三鉢ともぴょんぴょんです。まあ地味な花ですが、ヒューケラは花期が長いのでゆっくり楽しむことにします。

白タツナミソウの花芽(クリックで画像が拡大します)

白タツナミソウの花芽

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こちらはまだまだだけど、あっという間に伸びる白タツナミソウの花芽。ついこの前までしょげしょげ枯れ枯れだったのに、春になるといつの間にか元気になっているんだよね。

クヌギの芽(クリックで画像が拡大します)

クヌギの芽

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クヌギはもう少し。しかし着実に芽が大きくなってきました。もっともっと芽がふくらんで萌黄色の葉っぱが見えてきて、ぱーっと葉っぱを広げる姿は毎年感涙ものなのであります。(涙もろいんで)

また夏のような姿を見せてくれるのにそう時間はかからないでしょう。

ルビーネックレス(クリックで画像が拡大します)

ルビーネックレス

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ちょっと露出が(汗

去年の10月の時点ではまだ茎だけが赤かったこやつですが(ネックレスの挿し芽はいかにして伸びゆくか)、冬の間も光をたくさん浴びて、きちんとルビー色になって参りました。

ルビーネックレスはいくつか、こうして黄色い花を咲かせてくれましたよー。里親のbisuiさん見てるかー。

コリウス・アロマティクス(クリックで画像が拡大します)

コリウス・アロマティクス

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bisuiさんつながりで、こちらもいただいたアロマティクス。手入れしてないんでちょっと汚いですけど(笑)、茎という茎に脇芽が沸騰中。もう本当に今回は植え替えしてあげちゃいますのでごめんなさい。

コチレドン・子猫の爪と熊童子(クリックで画像が拡大します)

コチレドン・子猫の爪と熊童子

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熊さんは相変わらずです。ごっちゃになっていますけど、手前が子猫さんですね。

まあ、水切れとかさせなければ特に問題なく越冬してくれるつおい子ちゃんたちです、ハイ。

パキラの新芽(クリックで画像が拡大します)

パキラの新芽

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パキラはこの冬結局室内に入れたんですが、その見極め時を失敗して、全体の4分の3の葉っぱを落とすことになってしまいました。それでもこうして新芽を出してくれてるんで、心配はないでしょう。

ブロンズ姫たち(クリックで画像が拡大します)

ブロンズ姫たち

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最後はなんとなく見ばのいい暴れブロンズ姫と、向こうにクヌギの株元と大暴れ銘月+セダムの鉢。なんか格好いいじゃないか。うん。

今回は、前回の近況と違う…といって緑ブログではなじみのものばかりといったセレクトになりましたが、その他も元気にはしております。

ただ、あまりに世話をしなかったので、いくつか観葉植物が復活不可能ですね…はは…。でも多肉はさすがです。暖冬暖冬と言われていたとは言え、自分には十分寒い冬でしたけど、ハオルチアなんかは全員無事に越冬しましたし。

今春もお忍びオーサカ参りをしようと思ってはいたんですけど、考えてみたら今年車検だよ(´Д`;)

iMacも買わなくちゃだしいろいろ支払いもしなくちゃだし。あうー。あうー。誰かお金をください。(もう直球!)

サルのベランダ近況

お久しぶりです。ケチなウェブ屋をやっているサルと申します。
気まぐれにこっそりと、2月最初で最後の投稿を。冬眠中はサイドバーのリンクなどから他二つのブログにも遊びに来ていただいているようで、ありがとうございます。

えと、緑ブログのキャラってこんなんでよかったんかな。

葦サボの花(クリックで画像が拡大します)

葦サボの花

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葦サボの花が咲きました。開花を早めるために今年は室内に入れたんですが、咲き癖が付いてくれたようでこの通り。

ハティオラ全景(クリックで画像が拡大します)

ハティオラ全景

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全景はこんな感じ。上から下までほぼ均等に花が付いています。

綺麗だな。

おまえら今年もありがとう。

ラケナリアの花(クリックで画像が拡大します)

ラケナリアの花

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花といえば、ラケナリアの花も咲きました。つぼみが小さいときは水遣りで水がかかりまくりましたが、特に気にしなくてもよかったみたい。キレイだなー。

ブロンズ姫の近況(クリックで画像が拡大します)

ザクさんはすっかり埋まってしまった。

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花つながりでもうひとつ。ブロンズ姫の近況ですが、真ん中右寄りにまた花芽が付いているの、わかりますか?

2月に入ってからロクな晴れがないので、光を求めてほぼ垂直になっちゃいました。

愁麗(クリックで画像が拡大します)

ピンクの愁麗(別にいやらしくない)

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愁麗です。先っちょが汚いですが、いい色に染まったもんですねー。全然水やってねーわ。

ローズマリー・ギルテッドゴールド(クリックで画像が拡大します)

ローズマリー・ギルテッドゴールド

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ハーブも少しずつ生長し始めました。これは斑入りのローズマリー・ギルテッドゴールド。写ってないけど、ホワイトやレックスは花が咲いてますよ。

カレープラント(クリックで画像が拡大します)

カレープラント

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あ、レックスの花がちょっと写ってました。

こちらはカレープラント。植え替えしてなくて土はこっちこちなんですが、また春に向けて青磁色の葉を伸ばし始めました。

セダム(クリックで画像が拡大します)

落ち着いた緑色が目に優しい

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セダム箱は夏にカラカラ&腐り腐りでいろいろ大変だったんですが、柵のあたりに放置しておいたら勝手に元気になっておりました。これはアルブムかな?

セダムは環境に慣れれば強いんだけど、それまでが難しい。

赤コレクタ(クリックで画像が拡大します)

赤コレクタ

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最近たまの水遣りくらいしか相手してないけど、赤ハオでもどうですか。

コレクタさんは夏も冬も強いや。

赤バディア(クリックで画像が拡大します)

赤バディア

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赤ハオといったら今ノってるのがこの人。赤バディア。スモーキーな葉っぱが超お気に入りの一品です。

多肉とハーブたち(クリックで画像が拡大します)

無造作な構図で一枚

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今日は久しぶりに晴れたから、明るい写真を撮ることができました。植物も喜んでおります。

キャンディみたいな形状のハンメリーは、むしってモシャモシャ頭から喰ってみたいですね。対する虹の玉は最近ボロボロ。

そんな感じでエントリを書いて参りましたが、いかがでしたでしょうか。雑ですみません。冬眠中はムフフだのアレが欲しいだのという植欲も無く、最低限の世話しかしていないのですが、元気なやつは元気だし、そうでないのはそうでもないです。ハイ。

…あ、そんなこと書くと「サルさんは情熱無くしちゃったんですね」とか思われちゃうのかなあ。大丈夫、また春になったら全開MAXでムフフしますぜ! ご心配なく。

植物ブログもごぶさたしてますが、皆さん元気にされてますかね。風邪や花粉症など、体調の優れない方もいらっしゃるでしょうから、どうぞお大事に。

それでは、今度の更新はいつかな。
まだまだ寒いので、また会う日までおやすみなさい。

昨日の最低気温とパキラッシュ

いやー、昨日の夜は冷えました、冷えました。
深夜1時で5度を切っていたので、明け方には3度近くまで下がったはず。今夜も寒いなあムヒー。(蚊に刺されたのではない)

後からウェザーニュースで見た最低気温が約2度。7階ということを加味してプラス1〜2度。こういった気温というものが、地上1メートルくらいの百葉箱みたいなもので測られているとするなら、ですが。

この程度なら、いつも外で冬越ししている植物たちはOK。ヒューケラ、ワイルドストロベリーやローズマリー、普通に水やっていますしね。そろそろへたってくるはずのローズゼラニウムは、葉が黄変しながら緑の元気な新芽を出しているんですが、これはどう受け取ったらよいのやら。

葦サボは…これもいつもどおり失神させればなんとかなるだろうけど、今年は冬越しする宿根とともに、市販のビニール囲いを購入して入れてやろうと思ってはいるのですが。

それというのも去年、いつも葦サボは外だからとタカをくくっていたのが、一種類大打撃を受けて立ち直るのに時間を要したから。去年は去年で寒波といわれた年でしたからねー。今年もそうじゃないとは言い切れないし。温度はともかく、寒風を受けないだけでも効果があるのではなかろうかと。

それとあとは…昨年の同じ時期にはビニールがけしていた軟ハオたち。作業をさぼっていて何も処置していないけど、一昨年前までは丸腰で越冬していたんだし、耐えられるでしょう。週末にでもビニールを引っ張り出しましょう。

えー、長くなってごめんなさいよ。ここからが本題なの。
もうちょっとおトイレ我慢してね。

今日の本題

少し前に話に出た、うちのパキラッシュことパキラ(わかるね)。生育しやすい気温は15度以上、耐寒温度は意外に低くて5度、とよく書いてある。…とはいえ、室外でガマン大会させられるよりは、圧倒的に室内の窓辺でやーらかい光りを浴びながらぬくぬくしているバディが多いはずです。だって本にもネットにもそう書いてあるし。

去年までは10度を切ったあたりで家に入れていたので未知の領域。まだイケるんでしょーか。

…いや、確かになんとかイケてるんですよこれが。昨今の冷え込みにも葉っぱが黄変したりすることなく、あいも変わらずなのです。むしろ、室外に取り込んだとたんに下葉が枯れたりしますがね。

その理由は、これかなあと思うのが

パキラの株元(クリックで画像が拡大します)

めりめりと皮膚が…

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ささ、ヒップを測ってみましょうね。いやーんとか言わないの。えーと、26センチ。

この立派な幹!
やたらデブデブな幹!
これ、コーデックスって言っちゃだめなんですか、というくらい限界までパッツンパッツン。水遣りも少ないから、この中になにかを濃ゆーく溜め込んでいるんでしょうか。

でもさすがに今日は寒そう。葉っぱの色がちょっとだけ変わってきた気もします。えー、部屋に入れるの。マジで。

(※前年よりさらに大きくなり、室内でも日の当たる場所となると、ベランダに出入りする動線上である窓の真ん前にドン! と置かねばならない。ストーブつけたら葉を焦がさないよう右往左往。うちでは冬のパキラほど室内で邪険にされる植物はありません。憧れるなあ、明るい出窓とか。サンルームとか)

パキラはコーデックスじゃないのか?

そもそも、パキラ属するパンヤ科(パンヤ科 - Wikipedia)ってのは、トックリランだったりバオバブだったりとソレっぽい植物が多い。詳しくないので、これらが「コーデックス」として分類されているのかは知らない。

そもそもコーデックスの定義ってなんだろ。caudex plants=日本語だと「塊茎・塊根植物」。茎や根を肥大化させて水分を貯蔵する性質を持つ植物、という定義ならこのパキラッシュも立派なコーデックスではなかろかと…いやちょっと水やりすぎましたか…

要は、パキポやアデニウムなど木の根っこのカタマリみたいなもの(失敬)から青々とした葉っぱを伸ばすコーデックスと、ごんぶとな幹からヤツデのような葉を茂らせるこのパキラ、あまり違いがないような気がするということでございます。(実生じゃなければ幹は太らないという件はこの際無視w)

たぶん、コーデックスという定義って多肉植物同様、シビアな線引きがされているわけではないんだと思うんだけど。あー、とんちんかんなこと書いてるかも知れないから、詳しい方がいらっしゃったらぜひご教示ください。ナニトゾナニトゾ。

今日の「あ♪」〜だから園芸はやめられない

便宜上、今日といってもおとといとか昨日とかのことだったりはするんですが、まあそこはヒートミーを閉ーじてー(@ヒライケン)

お庭なり、ベランダなりで植物と生活していると、いつも見ていたはずなのにあれ? おやまぁ! ってなことが良くあります。そんな、うちのヤツらの姿を4種。

キダチアロエの花芽(クリックで画像が拡大します)

いきなり出てるからびっくりする

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あ♪

アロエのマロちゃんに花芽が。こいつはマロ一号で、毎年花を付けてくれる方。去年はもうちょっと遅かったんじゃないかなあ。ここから先端が驚くほどトウモロコシ状に大きくなっていくのよね。

キダチアロエ(クリックで画像が拡大します)

もはや株分け不能。

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ちなみにね…マロちゃん二つ、正直持て余すほどの大きさになっております。鉢底からはごんぶとな根っこがニョキニョキ出ております。

どなたか関東圏で、スペースに余裕のある方。美容にも健康にもネタにもなるキダチアロエを育ててみたいという方、いらっしゃいませんか…地植えでも鉢植えでもいける口ですよ。

ワイルドストロベリーの花(クリックで画像が拡大します)

イヤほんとに汚くてすみません

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あ♪

この前紹介したワイルドストロベリー、ひっそりと花が咲いていました。花期は春だけと思ったら、秋にも咲くのだね。

え、ちょっと汚いのはカンベンを。手入れしてねー

セダムの玉葉挿し芽(クリックで画像が拡大します)

水遣りで埋まってたんでしょう、石の間から顔を出して。

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あ♪

芽が出てる♪
これは徒長しちゃったセダムの玉葉(徒長する多肉 vs 徒長しない多肉)をバラバラにして、そこらのローズゼラニウムの株元に放り込んだもの。まだ一センチそこらの極小Loveっ子。

今日のペペペペペペペペペペペ

ペペロミア・ファレンテ(クリックで画像が拡大します)

よっく見たら赤い縁取りがあるんですね

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あ♪

むちゃむちゃ綺麗な緑。
ペペペペペペペぺぺぺぺロミアはっくしょんで小さかった脇芽はすっかりオトナに。だんだんと日照が長くなってきたので、色彩が映えてきました。

いかがでしたでしょうか、今日の「あ♪」。
だから園芸はやめられないよね!

ベランダの植物たち、ハーブのツレヅレ

最近、カラッと晴れたいい気候が続きますね。
起床して寝室からリビングに出るとピカーっと明るい光が差しているので、一日の始まりがとても爽やかに感じられます。

「サルさんサルさん」

ん? 語りかける君は誰。

「大枚はたいてハオさんをいっぱい連れてくるのもいいけどさ」

ハイ、すんません。

「たまには僕たちも見てよ。こんなに元気なんだおー」

見ると、明るい太陽に応えるように葉っぱをウーンと伸ばし、気ままにふるまっているベランダの同士。そうだね、君たちも酷暑の中がんばってこらえてきたんだよね。秋は気持ちいいよね。

ラティスラックの上(クリックで画像が拡大します)

一番日照が長く当たる、ラティスラックの上

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右上に見えるローズマリーは夏の異常な暑さが苦手。秋になってこの場所に戻ってきました。左にいるペチュニアはなんと、まだ咲いています。花期長いなあ。

ヒューケラ・晴天(クリックで画像が拡大します)

ヒューケラ三種

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ヒューケラも同様に夏の蒸れは苦手のはずですが、この場所で生きながらえました。

この前、下葉がカサカサになっていたので整理をしてあげて、追肥。これからはこいつらの本領発揮の季節ですね。

ヒューケラ・曇り(クリックで画像が拡大します)

カラフルなものあり、アンバーなものあり

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上の写真では色が分かりにくいので、曇りの時の写真を参考までに。これからだんだん色が映えていきます。

セダム・銘月とレフレクサム(クリックで画像が拡大します)

右下のブロンズ姫もイイ感じに

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気ままにふるまい過ぎなセダムの銘月とレフレクサムの鉢。

暴れ始めたのをそのままにしておいたら、よくわからないことになりました。去年は奥まったところにいたんですが、日照下にいるほうがいいね。少し色づき始めています。

さて、9月始めにベランダで学ぶ自然淘汰で載せたコルディリネ・パープルコンパクタ。暑くなってから本調子になってきたらしく、また生長をし始めました。

コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで画像が拡大します)

コルディリネ・パープルコンパクタ

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今から胴切りはもうキツイだろうからいいか。今年の冬にまたこじれないといいんだけど…

根元にいる子供たちも分けてやりたかったけど、このままにしておきます。

今年は、なんかあったら部屋の中に入れてやるからな! でもできるだけガンバレ。

ドラセナ・コンシンネ(マルギナータ)、白花のムスクマロウ、コクリュウ(クリックで画像が拡大します)

こういう場所って入りたくなるよね

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左がドラセナ・コンシンネ(マルギナータ)、右奥が白花のムスクマロウ、手前がコクリュウ。

マロウは、直射過ぎない日照がちょうど良い感じ。コンシンネは冬にこじれ、ここに置いておいたらいつの間にか復活してました。つおい。

ピンク花のコモンマロウもいましたが(目が離せないハーブ・コモンマロウ)、残念ながら、花をどんどん咲かせて咲かせて咲かせて伸び続けて…力尽きて、びっくりするほど一気に枯れました。南無ー。

その逆で、見るたびに大きくなっているのがワイルドストロベリー。ベランダで学ぶ自然淘汰のときからもさらに生長しているよね。今日知ったのですが、ワイルドストロベリーはキリスト教では正義の象徴とされていたそうです。なじぇ?

ワイルドストロベリー(クリックで画像が拡大します)

どうしたらいいんだ

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なんとまあ、元気なこと。どんどん株元から新芽が出ています。イチゴ採れるかなー。来年あたり、ジャム作ってみたいなー。

育て方などはワイルドストロベリー(ハーブ畑へようこそ)などを参考のこと。

ちょっと脱線しますね。

ワイルドストロベリーはなぜ正義の象徴なのか

「ワイルドストロベリーは正義の象徴とされているそうです」とは書いてあっても、どのサイトにも「なぜそうなのか」が書いてないのね。されるには理由があるだろ? そこが重要なんだ私には。

実に気持ち悪い(@サル川先生)。検索を進めるうち、やっと根拠らしいものが二つ見つかりました。ワイルドストロベリーというより、「いちご」がキーワードだったようです。

キリスト教では、いちごは正義をあらわす象徴とされていましたが、これは、いやな植物と一緒に植えられても、それにめげずに育つので、悪や不正に毒されない正義の土に例えられたからだそうです。(いちご物語

女神フリッグは、死んだ子供を天国に送ると伝えられ、人々は野生のイチゴをささげて信仰していました。 ヨーロッパにキリスト教が広まると、フリッグは、聖母マリアに置き換えられ、イチゴは聖母の実として象徴されました。 中世のイギリスでは、イチゴは、正義の実とされ、貴族たちは好んで冠にイチゴの葉の飾りを付けました。(キッチンハーブで幸せ気分♪ 貴族の王冠にかたどられた果実の葉

いちごがタクマシイ植物だから、もしくは聖母マリアにちなむ果物だから。別に正解がどちらでも両方でも良くて、根拠らしいものが見つかったので気が済みました。どうもお時間取らせてすみませんな。

ローズゼラニウムの挿し木は本当に簡単だった

更新の意味もあり、上をジョキジョキちょんぎったはいいのですが、もったいないので挿し木をしてみたのです。だってローズゼラニウムこそ正義の味方ー。(蚊をのけてくれるからー)

適当な土にドスン!バスン!と差し込んで、ちょっと遮光下へ。植え付けてから二、三週間経ったくらいかな。

挿し木したローズゼラニウム(クリックで画像が拡大します)

香りがただよってくるよう。

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たぶんローズゼラニウムの株の中で、こいつが一番元気かもしれない。香りも一番強いです。

どうしても多肉脳だと、植え付け当初は水をやらない、などとなっちゃう。びっくりしたよ、帰ってきたら鉢の上で総倒れでしおれていたからw

そりゃ普通、観葉植物って水がないと枯れるんだよな(ちょっとズレてる)…と早速土を湿らせて。そこから数日もしないうちかな。発根は確認していませんが、茎や葉っぱがしっかりしてきたので根付いたことを確信。こうなるともう強いです。徐々に光に慣らしながら、あとはこんな感じ。

今日の脱線二個目ね。

前の記事で「自分オニャノコじゃないので、バラの香りとかあんまり興味ない」と書いていましたね。ですが今日、衝撃の事実が発覚したわけです。実は、

…あ、いや、違います。「自分、オニャノコじゃないと思っていたら本当に生えてた(何が)」とか「加齢臭がすると言われた」とかじゃないです。変なモン想像しないでください。

中でも代表種のローズゼラニウムは、バラと同じ香気成分のゲラニオールを多く含み、高価なローズオイルの代用として現在でも広く利用されている。(ガーデニングハーブ 季節のハーブをガーデニング!

ありー。私が大好きなローズゼラニウムは、つまりバラと同じ香りなんだそうです。えっとえっと、サルサ、オニャノコですから!

あー、今日は記事書くのにやたら時間かかったぜw
そんではまたー。

ご近所探訪No.6「多肉美容室へようお越しワンワン」

2008-09-29 Mon “その他
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ジャングルグルグルグルグルグルグルグルだっよーん。
モダンチョキチョキズ1993年のヒット曲「ジャングル日和」から始まりました本日は、大阪遠征の真打ち登場。某基地、芳明園さんと並んで楽しみにしていた、モチョさんの男爵日記でおなじみ「美容室 モダンチョキチョキ」。

おい店長、ホームページ、情報が古いぞ! とかは突っ込まないであげてください。いずれ大リニューアルを敢行するそうです。(ぇ?

いやー、ご近所って、日本も狭いなあ。
日本全国、向こう三軒両隣! 笑う門にはウェブ屋さん!

さ、ごたくはもういいですね。
ウェブ屋さん、モダチョキに降臨するわよ!

モダンチョキチョキ目印(クリックで画像が拡大します)

モダンチョキチョキチョキ(一個多い)

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狭い路地を進んでいくと、緑に覆われた一軒の美容室が現れます。それがこちら、モダンチョキチョキ。なんとこの看板、モチョさん自らペイントされたそうです。牧場みたいでカワイイですね。(褒めてるんですよ?

モダンチョキチョキ外周(クリックで画像が拡大します)

流木もオサレにディスプレイ

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多肉美容室、というイメージでしたが意外にも外周は緑でいっぱい。こちらはおたーさまのご趣味だそうです。

ちなみにおたーさまは一度、駒込オフでご一緒しています。まさか今度はこちらが大阪に来るなんてねえ。

モダンチョキチョキ外周2(クリックで画像が拡大します)

教えてもらったけど植物の名前忘れた

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早く中に入ってモチョさんに挨拶しなくちゃだわ、しかし写真は撮りたいわ…という心の揺れは如実に写真に出るものです。以降、定まり処のない写真が続きます。どーもスンマセン。

店頭のコルディリネとアルボレウム(クリックで画像が拡大します)

店頭のコルディリネとアルボレウム

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入り口のコルディリネとイイ感じのアルボレウム。上の緑とのコントラストが効いていて、配色もセンスあるー。

…と。室内から、ランランと目を輝かせている二つの目。

出迎えてくれるダンくん(クリックで画像が拡大します)

「ダンー!」「アンタ誰やったっけくんくん」

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男爵ー!
ダン隊長!
いやぁー久し振りーん! 相変わらずちっこくてケツがぷりっとしてて、カワイイじゃねーかおめーさんわ!

日曜日、午後のかき入れ時なのでモチョ美容室もかなり忙しそうな様子。あっ、あそこにいるのはモチョさんです。モチョさん発見しました。なんか店長っぽい感じのことをしています!

「いやー、モチョさんお久しぶりー。なんか忙しい時分にごめんなさいね、今回はいろいろとお導きいただいてありがとうね…」なんて会話は後になってメールで交わした挨拶でございまして、実際は一言くらいしかコトバを交わしておりません。スーパーシャイボーイのモチョさん、いつになったら自分と会話してくれるのでしょうか!(笑)

へべれけのダンくん(クリックで画像が拡大します)

もっと撫でれ。

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でもいいんです、だってダンくんが、ダンくんが…わしわしわし。ほらもう私の意のままに、お腹までンゴロンゴロと見せてくれてます!

別に私のことなんざ覚えちゃないんでしょうが、単純に構ってもらっているのがご満悦のご様子! 真の店長、営業力がハンパないっス!

室内の多肉ディスプレイ(クリックで画像が拡大します)

室内の多肉ディスプレイ

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…と、これじゃ「ダンくん探訪」になってしまう。
(今ごろ気づいたのか?

これがブログにも載っていたディスプレイかぁー。鉢がひとつひとつ格好いい。お客さんも思わず見とれちゃいますね。

左に見えている腕はべーやん兄さん。(見切れすぎ!)

そして…

こっちを向いてダンくん(クリックで画像が拡大します)

はよ撮ってーや

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カメラが向いているので自然、目線をくれちゃうダンくん。

あっちを向いてダンくん(クリックで画像が拡大します)

兄さん蚊に喰われすぎと違います?

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でも隣のべーやん兄さんのことも気になっちゃうダンくん。

ここはお気に入りの場所なんだね。

正直、モチョ美容室に足を踏み入れた瞬間から、べーやんさんとモチョさんの存在はモチョっと忘れてます(真打ちじゃ?)。ダンくんをモチョモチョして、そのあとダンくんをモチョモチョして、おたーさまとおしゃべりして合間に写真を撮って。いったい何しに行ったんだか?

肉ディスプレイ(クリックで画像が拡大します)

この構図じゃ肉より観葉のほうが多いな(´・ω・`)シッパイ

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緑一杯のスペースの逆側は、肉なんかがセンスよく野ざらしになっているのです。…って、もうちょっと構図とか撮りようとかあるだろう、ウェブ屋さんよぅ。本当にごめんなさい。

室外機の上の肉(クリックで画像が拡大します)

見えないところもかっこいいんです!

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これは裏の室外機の上。ここらへんが一番長く、よく日が当たるところなのだそうです。割れた鉢? のオサレな使い方に注目。私なら捨ててるw

おたーさま曰く「もうねー、なんだかすごいでしょう(笑)」とおっしゃっていましたが、植物がいっぱいの居心地良いスペースに満足されているご様子。お手入れは大変だろうけど、こんな美容室が地元にあったら行ってみたくなっちゃうなー。

最後は、出していただいた飲み物を一気に吸い込み、「じゃお好み焼き喰ってきます! どうもぅー!」と風のように去っていったのでありました。お客さん、スタッフの皆さん、写真バチバチ撮りまくってお騒がせしてどうもすみませんでした。

と、いうイカしたPlants&Succlents&Dogのモチョ美容室。
お近くにお住まいの方は是非どうぞ。
(あ、美容室っぽい写真ナニ一つ撮ってねーや)

なお、この緑ブログをプリントアウトして持っていき、入り口で「大阪好っきゃねん」と三ベン叫ぶとカット料金が一割引きになるキャンペーンを行っております! …とかいうことは全くないので騙されないようお願いします。

また来てや。(画像は拡大しません)最後に、大阪を離れるときにモチョさんが送ってくれた写真を無断で掲載します(こら

さすが飼い主、ツボを得てますなー。構図が最高。

「また来てや〜」

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緑のウェブ屋多肉の旅「好っきゃねん大阪」(中編)

どうもコンニチハ。
寄る年波には勝てないサルサ@69歳です。…と、いうくらいまで私は多肉やブログをやってるのかなあ。

最近よく考えるんです。今お付き合いしているブロガーさんたちがもうちょっと年取って、そしたらその方たちがサボ会や協会のエライさんになっているとするじゃない。そのときは良い苗を優先して回してくれるよう今から根回しをウヒヒヒヒ

そんなサルサ69歳@不純なオニャノコ(20年前)です。

さて、残業だ休日出勤だと連続アップできないのが歯がゆいですが、こちらはこちらでマッタリ行きましょう。大阪多肉バカツアー二日目は、べーやん部長が咲くやこのはな館 「ハワイアンツアー」として記事にされていた、大阪は鶴見緑地の咲くやこの花館から始まりました。

私も行くまで知らなかったのですが、こちらはエキスポ90、国際花と緑の博覧会でパビリオンとして使われていた建設物だそうです。鶴見緑地はその跡地なのかな。緑が多くて、人でにぎわっていて、とてもよい公園だなあと感じました。(この花館しか歩いてませんけど)

ああっ! 今ホームページ見て思いだした。
ハワイアンツアーでほいほい歩かされたから戻るの忘れてたけど、ラフレシアの標本を展示してたんだった…。うう、失意。

ところで「多肉の旅」と銘打っておきながらあまり多肉とは関係ないのだけど気にしないでください。一度は行ってみたかったところなので、トラベルサービスさんにリクエストしたのです。

咲くやこの花館全景(クリックで画像が拡大します)

確かにパビリオン

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そんな咲くやこの花館温室の全景はこちら。誰ですか、こんな温室があったらなと言っているのは。(私です)

今の保有株では、入り口の数平米を使って終わることでしょう。しょぼい。

入り口で、きれいなおねーさんに「これからハワイアンツアーが始まるんですが、参加されますかー?」と訊かれました。きれいなおねーさんが案内してくれるのかと思いきや、

ハワイアンツアーのはじまり(クリックで画像が拡大します)

おばちゃん瞬間移動の図

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案内人はハワイアンで大阪アンなおばちゃんでしたw

いや失敬。

ハワイを心から愛している、植物にとても詳しい方でした。いつもはあちらに住まわれているらしいです。肌もあらわなドレスを身にまとっていらっしゃいましたが、蚊とかは気にならないのでしょうか。ニンニク食べてるのかな。…そんなことはどーでもいいです。

木と着生植物(クリックで画像が拡大します)

木に絡みついて着生する

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つらつらとおばちゃんの説明が続くわけで、それはそれで興味深く聞いていたのですが、気になったのが着生植物。

木と着生植物2(クリックで画像が拡大します)

素敵すぎる着生植物

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ああ素敵だよ着生植物。
何はなくとも着生植物。

え。なに、この良さがわかりませんか。いつか葦サボだって、こうやって着生させてみせるんだから><

着生植物と寄生植物、混同される方もいるようですけど、例えばラフレシアのように他の植物の養分を採って生きているわけではないんですね。根っこを支えにしてくっついてるだけです。

コルディリネ・テルミナリス(クリックで画像が拡大します)

久し振りだね愛知赤の諸君

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お。どこかで見たような。

これはうちで枯れたコルディリネのアイチアカ。一個ぐらい抜いてもわかんなくね? ってくらいありました。

プルメリア “マルディ・グラ”(クリックで画像が拡大します)

あ、まーい。(古っ

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可憐な黄色い花は、プルメリアのマルディ・グラ。もしこの花館に行かれて、こいつが咲いていたらぜひ、香りを楽しんでください。くちなしのような、甘い芳香を!

なお、今回は特別に、この写真をこすると香りが楽しめるようにしましたのでどうぞご利用ください。コシコシクンクン。

ヒビスクス・クレイ(クリックで画像が拡大します)

原種 ヒビスクス・クレイ

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ハイビスカスの温室もありました。さんさんと光が入ってイイ感じー。暑いー。

派手な園芸品種がある中、こちらはヒビスクス・クレイ。ハイビスカスの原種で絶滅危惧種なのだそうです。やっぱりさ、原種っていうのは地味なもんだよね。いや、地味だからアレだよねーと言っているんじゃないので誤解されないよう。セイヨウアジサイよりもガクアジサイのほうがかっこいいよなぁ。

そうそう、ヒビスクスヒビスクスと聞き慣れない感じだけど、考えてみたら「ハイビスカス」を違う読み方しているだけよね。

奇想天外ほか多肉(クリックで画像が拡大します)

ここまでにも何年かかってんだ

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多肉をやっている方はわかるかな、ウェルウィッチア・奇想天外。鶴仙園さんで子苗を売っていたけど、自分が生きているうちに見られるのは彼らの人生のどれだけなのかという感じですよね(笑)

※参考のためにリンク張っておきます。
ウェルウィッチア - Wikipedia

ハオルチア(クリックで画像が拡大します)

植え替えが必要なさそうでいいな

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その元には、多肉がまあこんな感じで、ハオルチアが適当に植わってます。なかなか水はけの良さそうな土ですな。

アロエ・ディコトマ(クリックで画像が拡大します)

ディトコマかディコトマか紛らわしい

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なにげにディコトマですよ!
アロエのディコトマ。うひょー。かっちょえぇー。

現地ではもっとでっけぇのがたくさんいるんでしょうね。

さて、本日の記事ラストはツアーの最後に紹介された、ハワイ・マウイ島のハレアカラ火山に生息するギンケンソウ。前にハワイ旅行に行ったとき、ハレアカラ山観光の日に熱出して、一人コテージでお留守番だったんだよねえ…(回想)

ハレアカラのギンケンソウ(クリックで画像が拡大します)

指さすおばちゃん

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んなこたどーでもいいです。

セネシオの銀月みたいな白さがありますね。と、思ったのはあながち当てずっぽうでもなくて、これはセネシオと同じキク科なんだそうです。

こちらのギンケンソウ、和名で「銀剣草」と書きまして、学名がArgyroxiphium sandwicense subsp. macrocephalum。英名がこれまたカッコイイですね、Haleakala silversword。ハレアカラのシルバーソード! なんだかゲームの武器みたい。

Wikipediaのキク科ページにはArgyroxiphium属さん、ちょっと載せてもらってないようですが、キク科って多いんですねえ! へー。ではユリ科は…ふむふむ、ではベンケイソウ科は…ふむふむ、被子植物門、植物界、…うわーおもしれー。

(この間五分)

…あ、すみません。
しばらくブログの下書き忘れてWikipedia読んじゃってました。植物の分類って面白いよね。すっかり目が冴えた今、深夜3時です。

そんなこの植物、咲くやこの花館のページ「ギンケンソウが咲きました!」にもありますが、これが見られるのはこちらだけなんだそうです。一文、抜粋してみたのですが…

夏の暑さに弱く、水分は好きなのに湿度には弱いという矛盾をした性質をもつもので、とても栽培が難しいので.....

いやー
絶対育てたくないー

と、いう感じです。
意図してべーやんさんとは違う写真を選んでみましたが、いかがでしたでしょうか。やっぱり、同じところに行っても人によって着眼点が違うから面白いですよね。

結局ハワイアンツアーの話ってほとんど書いていませんし、自分の中では「ギンケンソウすげー」みたいな印象しかなくなってますが、ええと、とにかく楽しかったですこの花館。植物園はたのしーなー。

さて次回はいよいよジャングル突入です。
最終章へ続くっ!

【本日のお詫び】プルメリアの文章の中で、「今回は特別に、この写真をこすると香りが楽しめるようにしました」というのは真っ黄っ黄な嘘だそうです。お詫びして訂正いたします。(だまされたー

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ローズゼラニウムが好きだから

ハーブって、ニオイをくんくんして「くふぅー!」とか「シャキっ」とか「えへへぇ」などとラリっちゃうのがいいんですよねぇ。

ミントはシャキっとなるニオイ。ローズマリーは、嗅ぐだけで健康になりそうなニオイ。レモンバーベナはお菓子のハイレモン喰ってる感じ。そして…

ローズゼラニウム(クリックで画像が拡大します)

モサモサローズゼラニウム

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ローズゼラニウムー。
ザキパークで買って長いことフニャ鉢で過ごさせていた二株も植え付け後、調子を取り戻しつつあります。あーもう、こいつはいくらあってもいいんだぁー。

ちゃんと嗅ぐと、「…アースノーマットのニオイ?」…まあこれ蚊除け植物としても売られているから、同じようなニオイ成分があっても不思議じゃないわね。ちょっと嗅ぐ分にはただの良いニオイですが、本気で嗅ぐとキモチワルイくらい良いニオイです。(褒めてるの?

アロマチクス(クリックで画像が拡大します)

多肉ハーブ、アロマチクス

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ハーブつながりの多肉ハーブ、アロマチクスも。結局冬も夏も置き場所を変えずここにいましたが、元気。夏後半からいきなりモリモリしだしました。

ああ…もっと、うふふふ…もっと大きくなってbisuiさんの親株に近づけ追い越せ〜

虫除けの話ですが、このローズゼラニウム、「蚊連草」という名前でも売られているのはご存じのとおり。調べてみたらこんなページが。

ホームセンターの記述によれば、 まめに枝を落して新芽を出させると蚊を寄せつけない効果がアップするそうです。 また、枝を揺らすと匂いが出るので、 意図的に枝を揺らすか風を送るといいようです。(植物実験室 (蚊避け)

実験と言いつつ残念なことに、このページでは蚊避けの効果までは更新されていないのですが、食用にしろ美容にしろ、ハーブは葉っぱを使って使って更新させていく生き物というイメージがあります。

確かにそのほうが元気なのよね。ローズマリーも、このまま行けば一気に枯れコース…という感じで夏に調子を崩していたので剪定してやったら、今けっこう新芽出してくれているし。

だいたい最近、うちにいるハーブ類の葉っぱ、伸ばしっぱなしなのよね。ちょっと刈り取ってやろう。

さて、そしてローズゼラニウムは何に使ってやろうかな。
少量だとハーブチンキ作るには足りないしなあ…。お菓子とか焼かないしなあ…。

ベランダで学ぶ自然淘汰

サルのベランダの葉の色、弱者必衰のことわりをあらはす
おごれる植物は久しく、ただ夏の夜のゆめのごとし

こんばんは。いつものようにアカデミックに、ベランダーサルサです。昼間は残暑、これこそ残暑なんざんしょ? という大変な暑さとなっておりますが、その暑さが夜まで続かないのがやっぱり9月なのよね。

自然淘汰で弱者必衰、ったってうちは植物同士が喰らい喰われあって生きているサバイバルなベランダというわけではありません。そもそも生きるか死ぬかは自分の世話いかんにかかっているんだし、そもそもコトバの使い方間違ってるだろ? とか言わない。

要は、今日は観葉植物の話ですってことよ。

八重咲きペチュニア(クリックで画像が拡大します)

本当に元気で嬉しい八重咲きペチュニア

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まずは2ヶ月前に八重咲きペチュニア、栄光の奇跡でご紹介した八重咲きペチュニア。

これ、元気元気! しかも意外に花期長いのね、ペチュニアって。まだまだつぼみがわんさか付いてくるよ。

でもなるほどさすがに、二重咲きくらいになってきたかな。夏の直射日光はものともしないし、冬のしょんぼりたれの姿を我慢しさえすればとっても楽しい、そしてたくましい植物かも。今年もうまく冬を越させてあげたいですね。

パープルコンパクタ(クリックで画像が拡大します)

コルディリネらしくなってきた

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赤いヤツ、コルディリネを救え!で記事にしたパープルコンパクタさんの新芽は、陽光を浴びてだんだん赤みを帯びて。

うーんどうしよ、胴をぶったぎらなくちゃいけないのだが…このままでいいか?

パープルコンパクタの株元(クリックで画像が拡大します)

うきゃきゃきゃきゃきゃきゃ

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株元から出ていた一個の脇芽は、あっというまに数個に増殖していました。

あ、前述の記事を見ていない方のために念のため、右の多肉っぽく見えるのはもちろん違う多肉です。

おいおい、これ全部大きくなるのかい。ちったぁベランダのスペースの都合も…。あーよちよちよち。

宿根イベリス(クリックで画像が拡大します)

今こそ緑のモサモサ、宿根イベリス

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サルさん大好き宿根草。宿根草イベリス一周年では白く可憐な花を咲かせていた宿根イベリスの夏の姿。こういうものをベランダの片隅に置いておいても気にならない人にだけ許される宿根草飼いなのであります。

のびのびワイルドストロベリー(クリックで画像が拡大します)

のびのびワイルドストロベリー

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さて。自然淘汰というか弱肉強食というか、そんな今日のタイトルに一番合ったコンテナがこれ。旬を逃して出してませんが、もとはきれいなハーブの寄せ植えでした(ぴかさんなら知っているよねw)

月日は流れ、酷暑が襲い、室外機の温風もちょっと流れてきたりするこの場所で生き残ったのは、ワイルドストロベリー。この増殖かげんはどうだろう。気づけば手前に見えているのは、蒸されて枯れたと思っていたレースラベンダーの葉っぱではないか。写真では見えないが、ストロベリーの裏にはシルバータイムが弱々しい葉っぱを広げ始めている。

実はこの夏、ローズマリーをひとつと白いフレンチラベンダーを蒸れで枯らしちゃったんですが、生き残るものとそうでないものの違いは何か、なんとなく見えたような気がします。

ラセンイ(クリックで画像が拡大します)

水生植物、ラセンイ

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さて、その手前にあるコレ…うん、背景が悪いね。わかりにくいね。枯れっ葉も元気なのもごっちゃくちゃに、豪快さんな風情を見せ始めたのが水生植物、ラセンイです。

ラセンイは夏はつらかったねー。ボウフラが湧くので水を溜めておけないし、大きすぎて物陰に隠れることもできないし。セオリー通りの飼い方はできないけれど、「生きる!」という意志を強く持ったコイツは絶対にへたれない、生長を止めない。今秋こそ、植え替えをしてやるからね。

うちの水生植物は、水性なのに陸生と同じ、いやそれより酷な環境に置かれていて不遇なのよね…。結局残ったのはコイツと、タツナミソウに鉢を乗っ取られて生死が微妙なヒメトクサの二種だけ。

とまぁこのように、盛者必衰どころか強いモノはやっぱり生き残る、これがうちのベランダ物語なのでございます。どっとはらい。

…そうそう。
どっとはらいの後にアレですが、毎日考ブログでYahoo!カテゴリって使ってますか?、アンド…に書いたとおり、当緑ブログはYahoo!カテゴリ(ベランダガーデン)の登録サイトになりました。遅れてきたヒーローと呼んでください。

そんなうちのブログを、多肉ブログ?|本日のヤフーカテゴリー厳選登録サイトにて紹介していただきました。どうもありがとうございます。「脱力系で癒される」…客観的に見るとわからんものですなw

そんなわけで、どっかで見かけたら手でも振ってください。
センキュウ。

あれま、ヒューケラが結実してる。

結果から書けば、結実している写真だけ載せれば気が済むんですが、最近ヒューケラは記事にしてなかったもんでついついダラダラと書いております。まぁ相変わらずなので、お暇な方は読んでってね。

夏は冬ほど強くない、と言われている観葉植物・ヒューケラ。
真夏は日陰に避けてとありますが、葉っぱが汚くなるのを承知なら、場所替えなどせずともそれなりにたくましく生きていてくれます。

写真:ヒューケラモリモリ(クリックで拡大)うちのは、他に置く場所がないのでいつも定位置。寄っているので分かりにくいけど、左二つは保水性がよい鉢なので、水遣りは2週に3回くらいで済んでるかな。

意外に元気そうでしょ?

写真:ヒューケラモリモリ2(クリックで拡大)日の当たり具合ですが、すだれ越しなので日の出から11時くらいまではこんな感じ。そのあと1時間くらいは、真上から直射日光を浴びます。

写真:ヒューケラ・ドルチェ「ピーチパイ」(クリックで拡大)5月半ばくらいの写真ですが、ほどよく光が当たったドルチェ「ピーチパイ」は本当に発色がよいです。もちろん今は地味な色ね。ジンジャーエールと見分けが付かないかも。

さて、時期はずれついでに、記事に上げそびれていたヒューケラの花をちょっとだけご紹介します。同じく5月半ばの写真です。前冬の異常な寒さは、ヒューケラの花が付くには非常に良い条件とあって、ほとんどの株が花を付けてくれました。

写真:ヒューケラ・ドルチェ「ピーチパイ」の花芽(クリックで拡大)これは上のドルチェの花芽。思いっきりショッキングピンクなのよね。女子が好きそうな色です。

写真:ヒューケラ・シルバースクロールの花芽(クリックで拡大)シルバースクロールの花芽。ちょっとつくしに似ています。

ヒューケラたちはこんな感じでそれぞれ花芽を出すと、花茎を樹高の4倍近くも伸ばして虫たちにアピールします。地味な花ならではの知恵というのかな。

そんな茎をからだに引っかけて何本踏んだことか。命の営みを邪魔してごめんなさい。

ヒューケラの花 三色三種

写真:ヒューケラ・ライムリッキーの花(クリックで拡大)たぶんライムリッキーの花。「花は白」と書かれているところもあり、もうちょっと日が当たっていれば白なのか、肥料や土などの条件が違えば白なのか、よくわかりません。

写真:ヒューケラ・バースデーケーキの花(クリックで拡大)うーん、たぶんバースデーケーキの花。サギソウのような、もしくは言うことを聞いてくれない朝の前髪のような感じです。真っ白ね。

写真:ヒューケラ・シルバースクロールの花(クリックで拡大)これはおそらくシルバースクロールの花。梅のような桃のような桜のような、可憐な花を見せてくれました。

何の花かを特定するのに「たぶん」「おそらく」というコトバが付くのは、花茎がその株元から生えているのをちゃんと確認していないから。もう、だってとにかく一気に咲いたものだから、どれがどれって把握してないんですよ。参考にしようとしている方がいたらごめんなさいね。あと、断定できる方はよろしくお願いします。

さてさて、やっと現在です。

こうしたヒューケラの花茎、咲き終わったらほとんど切ってしまっていたのですが、一番最後に咲いてそのまま放置していたものがあったようで…

写真:ヒューケラの種?(クリックで拡大)こうなりました。

うわ。このプックリとしたナニは…け、結実? 種?

(記事タイトルで分かっていても、流れ上いっしょに驚いてください)

写真:ヒューケラの種?2(クリックで拡大)もういっちょ。

うーん、こうなったら採種するしかあるまい。って、いつ採ったらよいのだ。ヒューケラの種って細かいんだよね。どうしたらよがざんしょ。ネットでも張っておくか。それとももう切っていいですか。

上のヒューケラはおそらくジンジャエール。うーん、こうなると知っていたらオブシディアンは茎切らなかったのに。

って、あれ? ヒューケラって自家受粉するんだ?
そもそも花とか受粉とか種とか実とか、植物のことに詳しくないんだな自分。詳しい方がいらっしゃったらよろしくお願いします。

赤いヤツ、コルディリネを救え!

緑ブログの「コルディリネ」カテゴリ。
ウェブ屋のベランダ冬便り(2) 生きる観葉(08.01.19)を最後にめっきり更新しなくなった、そのわけは…

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで拡大)枯れ枯れなの!
アハハハハ!

前述の記事ではまだもっていた背高ノッポのコルディリネ・パープルコンパクタ。ですがその後にかなりの寒波が襲ったことは記憶に新し…くないか。こう暑くっちゃ覚えてないですね、もはや冬のことなんて。

春になって植え替えをしたものの、逆に疲れちゃったんでしょうかね。下から上へと枯れが進み、ついには生長点のわずか数枚しか元気な葉っぱが残らなくなりました。

自分でもちょっと諦めが入ってしまったのと忙しかったのとで水遣りをサボっていたら、それすらも縮んできてしまいました。残された道は根伏せや茎挿しか。とりあえずお水上げとくからね。頭頂部からザブザブザブ。

これが7月くらいのことでした。
と、少し経ったら。

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ 生長点(クリックで拡大)なんとまぁ。
新芽が出てきた。生長点が元気になってきたではないですか。

生きている。
こいつは生きている。

そのときの感動たるや。

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ 茎の新芽(クリックで拡大)気づいたら茎の中間からもこんなに芽が出ています。

確かに根伏せをしておけば茎からも新芽が出るコルディリネだけれど…

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ 株元の新芽(クリックで拡大)さらにさらに。
株元からも新芽が育っていました。

ごめんねごめんね。ハオだなんだっつって、お前のこと本当に見てあげてなかったもんね。一生懸命に生きようとしてるんだねお前は。

号泣かましてよかですか。

写真:ブロンズ挿し芽(クリックで拡大)ちなみに株元には、うっかり蹴飛ばしてバラバラと、心ならずも収穫できちゃったブロンズ姫の葉を文字通りぬっ転がして。ほどなくグラプト弁当のできあがりだよ。

あー嬉しい嬉しいっ。
(ヤケクソ)

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで拡大)そんなわけで現在の全景。
秋になったら半分くらいからぶった切って上は茎挿し、下も小口切りにして根伏せですね。

発根はいいほうだと思うので、徐々にまた調子を取り戻してくれるといいんですけど。

自分の不手際が生んだ悲劇ではあったんですけども。これを教訓に、同じことは繰り返さないようにしないとね。あと皆さん、調子悪そうでかっこ悪くてとても写真を撮る気分になれない株でも、やっぱり記録として残しておくべきだと思うですよ。後でこうして笑い話にするための布石ね。

またいつか、こんな姿を見せてくれると良いな。

写真:最盛期の2007年1月 コルディリネ(クリックで拡大)

(写真は最盛期の2007年1月)

およそ半年ぶりのザキパークレビュー

今日も無駄に長めの記事ですよぅ。
どちら様もおトイレは済ませましたか。

ザキパーク…「Oザキフラワーパーク」と言えば「ハオルチアがいっぱいある、ニシさんの関東支店みたいなもん」というイメージがもう定着しているので、今さら情報を出し惜しみしなくてもいいよね。

ここへ行くと、特に欲しくなくても品揃えと安さでついつい…となってしまいがち。もういい加減にしよう、とザキパーク断ちをしていた私なのですが、昨日たまたまお店のページを見ていたら入荷情報があり、その写真に釘付けになってしまったのです。

…えっ? 球根があるじゃん。
行くしかないでしょう。給料日後だし!(半月前だけど)

来店にあたりまして、一つ決めていたのは「ハオルチアは買わない」ということでした。ザキパークへ行って、ハオを買わないなんてことができるのかっ? …で、「結局買っちゃいました」というオチを期待している方へ先に書いておくと、今回は本当に買ってないです。

というのは、昔よりもハオ以外の多肉植物のラインナップが充実していたんです。前は「ハオルチアはめいっぱい仕入れましたよ、でも多肉はとりあえず申し訳程度」という印象だったのに(失敬)。

写真:球根類売場(クリックで拡大)お目当てだった球根系の多肉。おお、本当にあるぜ。さすがに698円均一ではありませんが、リーズナブルなものも。でも需要的にどうなんだ。

というよりも。
なぜここで球根なんだ。

そんな不思議ラインナップ。後に出てきますが、買った鉢の札を見てみると、仕入れ先は球根で有名な例の方のブツじゃないでしょうかコレ。なんとなく業界内のつながり合いがわかるような感じがしますね。

そうそう、私が高島平で買ったガルピニーも写真左下に見えますが、ミッシリ入って高かったー。

そんで! そんなことより、ビックリよアンタ!

写真:葦サボっ!(クリックで拡大)ザキパークに葦サボ降臨w

まさかここで葦サボに会えるとはねぇ。もちろん葦サボ普及委員会の私としては、4つほどあった鉢を全て手前に並べるという暴挙に。いや、ちょっと葦サボには暗いかなー…なんて…

お店関係者の方すみません。でもあの、そのぅ。

うちの奴ら、ちねって一鉢100円で卸しますので (゚∀゚)

セダム・クラッスラ・エケベリアなどの多肉ですが、ちょっと置いてある場所が暗いんですよね。色が戻ってきている赤系のものとか、日照下ならもっとクッキリした色になるのになあというものも。普段の管理についてはわからないので、何とも言えませんけど。

でも、「ハオルチアとかいうのばっかりで、かわいい“多肉ちゃん”がいなくてつまらない」と思っていた方にも、多少ご満足いただけるのではないでしょうか。って店の人かアンタえらそうに。

そしてそのハオルチア。一応眺めてみたんですが、ものが増えたせいでしょうか、三段め四段めとなると奥の方は光が当たらず、徒長しだしているものが目に付きました。それも食指が動かなかった一因というかなぁ。ウリだと思うので、これはちょっと…

ラインナップとしてはこのほか、リトープスやセンペルが数出ていましたねー。そうそう、最近センペル好きになったらしい、お近くにお住まいのウヘnさん、覗いてみてはいかがでしょうか。(名指しw

さて! 今日のお目当てはもうひとつー。

写真:ローズマリー売場(クリックで拡大)ハーブが充実していて観に行くだけでも楽しい、外の1階売場。ここはローズマリーコーナー。

ほらほら、ローズマリーが気になる某bさんや某pさん、いかがですか? 今ならイキのいいのがいますよ。

写真:ローズゼラニウム(クリックで拡大)一方、私が探していたのは、このローズゼラニウム。ええ、持ってます。持ってますけど、もっと欲しかったんです。他の店に行くとなかなかコレがいなくてねー。安かったので二株購入しました。ラッキー。いい匂いっ。

以下、参考までに購入したものをつらつらと。

写真:ゴールデンラビット Kalanchoe tomentosa f.(クリックで拡大)カランコエのゴールデンラビット。ちょっと毛フサ気味で黄色系のウサ耳仲間。いわゆるゴールデンバニー(黄金月兎耳)と何が違うのか、単なる商品名か、よくわかりません。

でも安かったんだもん。

とにかくカランコエ・トメントーサ、三年ぶりの新入りです。モッサモサに増やしてウサギ畑作るんだー。(←懲りてない)

写真:グラプトベリア・シルバースター Graptoveria 'Silver Star'(クリックで拡大)グラプトベリア・シルバースターがイター。これね、欲しいものの一つだったんですよ、ウヘヘ。実はtetblueさんに、大きくなったらもらおうと思っていた(笑)ブツ。でも、第四種代金くらいで買えたんだもーん。

このGraptoveria 'Silver Star'。これ何と何との交配なんだろうと調べてみたら、Graptopetalum filiferum x Echeveria agavoides var. multifoliaとのこと(multifoliaの情報がないので、なんとなく想像してください)。なるほど、双方の感じが出てますね。

これ、売場にいくつか並んでいたのですが、中心部にワタムシがいるものが多かったです。こむさんのところで「除菌スプレーがワタムシに効いた」というコメントをチラ見したのですが、どんなもんでしょ?

オーラスは本命の球根多肉!

写真:レデボウリア・クーペリー&ドリミオプシス Ledebouria cooperi&Drimiopsis sp. aff. kirkii(クリックで拡大)左がレデボウリア・クーペリー。札はLedebouria cooperi (Broad Leaf)、和名はシマツルボ。レデボウリアの中では、ソシアリス(豹紋)の次にメジャーじゃないかと思われるヤツです。ちょっと気になっていたんだよね。

そして右がですね、ドリミオプシス・キルキー sp.。
札は「Drimiopsis sp. aff. kirkii」となっています。キ、キルキー? これが本当の(※)キルキーさんの一種? と思わず手に取ってしまった一品。表面がビロード状で、ちょっとケバだっていてなめらかで、面白い触り心地なんですよ。こんなんと出会えるとはね。嬉しいな。

(※ 豹紋がよくキルキーと混同されていた、という話)

あ。詳細はまたあとで、球根軍団の記事に書く予定にしていたのに。

いやあ、ザキパーク堪能しました。植物っていいね。
あまり楽しかったので帰り道、

「植物ってなんだろう? 原始地球から人間やケモノや植物に分かれ、一方は脳を持ち言葉を話し、一方はああやってワサワサ風に揺れている、そのワケはなんだろう?」

なんて、ガラにもなくアカデミックなことを考えながら運転していたのだとさ、サルサは。

さあ、トイレに行きたいのを我慢して最後まで読んでくれたみんな、本当にありがとう! 腎臓は大事にね! そんではまたー。

フォトジェニックなパキラッシュの新芽

ぐずぐずしていやな天気だよーと思うと、思い出したかのように晴れてくれて助かります。が、油断していると「うわっ、意外に鉢が乾ききっているっ…?!」みたいな感じになるので、日々の観察は怠らないようにしましょうサルサさん。

このごろまったく写真が撮れていないので、過去のストックから。
最近読み始めた方で、タイトルを見て「パキラッシュって植物の名前?」と思った方は申し訳ないのですが、うちにいる観葉植物のパキラさん(4歳)の名前です。植物の名前には間違いないです。

「また変な名前付けてるよこの人」…って思っても言うなよ。

パキラの新芽

パキラは5月も過ぎると俄然元気に。
ぐんぐん新芽を出して上に上にと活発な生長を始めます。

ある朝カーテンを開けたら…

写真:パキラの新芽(クリックで拡大)

鬼太郎の前髪のように垂れている新芽たちがおりました。

ところでこれは約20日前の写真。今はもう…お化けでモッサモサです。パキラの新芽はあっという間にオトナになりますね。

いたしかたなく早朝ガーデニング

私ってぇ、低血圧だしぃ、たまに寝付けない夜とかもあったりしてぇ、そんなときは植物に癒してもらうのが日課になってるんですぅ。早朝の空気って大好きなんですわたし☆

ということは全くなくて、いったん寝たら目覚ましが鳴るまでまず起きない、目覚ましが鳴ってもまだ寝てるといった超健康的な一面を持つウェブ屋ですが、今日は別。

ちょっとしたことがあって頭が冴えてしまったので、焦点の定まらない眼でボーッとベランダを眺めつつ、タバコを吸っておりました。そうしたら気になるものがありまして…

写真:ペチュニア(クリックで拡大)これ。この前紹介したばかりのペチュニア。だんだんだらしなくなってきてしまいました。

えっ、別にちゃんと起きてからでいいんじゃないの? 本当にいまやるの? と自分に問いましたが…

写真:シザーハンズ降臨(クリックで拡大)シザーハンズ降臨。

鉢まわりをバッサリ。やっぱり、朝は気持ちいいわぁー(違

ついでにベランダ観察。

写真:エケベリア(ミニマ)のお花(クリックで拡大)エケベリア(ミニマ)のお花は本当にかわいいねー…。

いや別に、東錦の花が地味だと言ってるんじゃなくて。

とか独り言を言いながら、マロウの開いている花を収穫。

写真:マロウのつぼみ(クリックで拡大)開花秒読みのマロウのつぼみ。

ドリルみたいだねー。
えへらえへら。

と、早朝に似合わない気持ち悪い笑みを浮かべながら。

ウェブ屋はまた、何事もなかったかのように床につくのでした。

※そして寝坊しますた><

八重咲きペチュニア、栄光の奇跡

どぅーもどぅーも。
今日は超深夜にEUROのオランダ×フランス戦があるので、頑張って起きているためにブログを書く…わけじゃないんですがまぁ、明日休みだし。こうして夜更かしになるんだなあ。お肌に悪いわっ。

さて、ぴかさんがペチュニアを切り戻して復活の練習中という記事でペチュニアの話をされておりまして、私のほうも機が熟してきたので記事にしようと思います。

八重咲きペチュニア 購入時何を思ったか、「八重咲きペチュニア」という植物を買ったのは昨年の夏でした。そう、白い花が好きというそれだけで。

まさか、花を咲かせるのに多少手をかけなくちゃいけない植物だなんて知らなかったわよぅ。この後、秋につぼみをたくさん付けてくれるのかなー? なんて思っていたらそのまま終わってしまったので、ウデがないんだとがっかりした覚えがあります。

通常、ペチュニアは一年草だそうですが、関東以南では冬越しも可と書いてあるところが多いので、適当に置いておいたら…

八重咲きペチュニア 2008年1月枯れないけど嫌な感じー。これは今年の1月です。ちょっとかっこわるいんだけど、この時点で切り戻してもまだ寒いだろうと思い、やっぱり放っておきました。極寒でしたものね。

このあと、素人判断だけど、生長期が来る前には切り戻しするほうがいいんだろうな…と、鉢からはみ出た部分をザックザックとシザーハンズしました。切るのってちょっと楽しいよね。

八重咲きペチュニア 2008年4月切り戻しの後、ちょっと伸びてきた4月の状態。

「切り戻しするとこんなんなりますよ」というペチュニアの参考サイトを見ては、マジでー、うっそーんとヨダレ垂らしていたのもこの頃です。そんな大株を夢見ての一枚。

はなからこんな大きめの鉢でいいの? と不安でしたが、後から考えると全然でした。1号2号大きめでよかったよね。ほら、ハオなんかはあまり大きすぎると根回りがどうとか鉢内の乾きが、とかさ…

時は流れて一ヶ月。
何度か花芽が付いたのですが、スルーして涙を呑んでシザーハンズ。ごめんね、株を大きくミッシリにするにはしかたがないの。だめな母さんを許してね…なんつってね。

何回目かなあ、ちょうどミニバラのももさんとお会いする機会がありまして。その際に「一度くらいは咲くの見たいんだけどねー」と愚痴ったら、「別にいいんじゃない? 咲かせてあげれば」と神の言葉をいただきまして(笑)。そうだよねー、コンテストに出品するわけじゃなし、我慢する必要はないよねーと切り戻しをやめ、花を楽しむことにしました。

八重咲きペチュニア 2008年5月とはいえ、数回の切り戻しの成果があって、葉っぱは更新され、株元も密集してきてつぼみがいっぱい。うれしーなー。あっ、ひとつ咲いたよ…とヨロコビの一枚です。

さて、そこからはもう早いです。
そうだよね、ずっと咲きたかったんだもんねー。

「八重咲きペチュニア ホワイトバニラ」降臨

ああ、八重咲きペチュニアってこういう感じなんだ。
花満載の株もいいけど、自分はつぼみも好きなんだな。

写真:八重咲きペチュニア(クリックで拡大)

八重咲き、の花弁はこんな感じ。フリフリドレスだね。

写真:八重咲きペチュニアの花弁(クリックで拡大)

花期が終わりに近づくにつれ、一重になっていくそうです。

ペチュニア、ペタペタしているのがちょっとねw
水好き・肥料食いというのは有名な話なので、この私がなんとか気を遣ってお世話申し上げ、ちゃんとオルトランも撒いてあります。お花がいっぱいあるおうちは、こういう世話をいっぱいしなくちゃいけないんだねー。

ケツ

最後はベランダらしい、多肉やハーブにまみれての一枚。
あらきれいでした、で終わりたかったのにこの後がまずかった。

写真:八重咲きペチュニアとベランダ(クリックで拡大)

数日前、起きたら嵐。しかも珍しく東南から雨風が吹き込んで、ベランダの床の半分までがべっちょり。マジか!

ほとんどの植物は多少ずぶ濡れでも大丈夫なんですが、こいつにはきつかったようで、激しい雨風で思いっきり首が曲がってしまった。濡らすの良くないのになー。

今見てみたら、花は重たそうですが、なんか元気っぽいです。
よかったよかった。

意外に可憐なコクリュウの…

今さらですが、6月です。
ベランダへの太陽の照射角がかなりキツくなってきて、ハオ棚の日照時間が4時間取れなくなってきました。それだけに植物たちの好光的行動も顕著になってきて、いくつか見事に首を傾けちゃったのよーん。

太陽が必ずしも上から当たるとは限らない環境で育てている皆さん、くれぐれも鉢回しハ、ワースレーズニー。

さて。

ジャノヒゲ、別名リュウノヒゲ。
公園や軒下などで見かけるヒュンヒュンとした葉っぱが特徴の植物。そのお仲間で、よく寄せ植え材料として使われる園芸品種がコクリュウです。

Ophiopogon planiscapus

学名は「オオバジャノヒゲ」のものです。Ophiopogon、イコールそのまま「ジャノヒゲ属」。これ第一のポイント。

写真:コクリュウ(クリックで拡大)当初はそれこそヒューケラの脇役に、と購入したこれ。見ているうちに漆黒の葉色がとてもかっこよく思えてきてしまったので、鉢を一つ与えることにしたのです。

写真:コクリュウのつぼみ(クリックで拡大)2、3週間前くらいでしょうか。花芽を付けているのを発見しました。へえ、こういう時期にお花咲くんだね。ちょっと紫がかった感じ。咲くのが楽しみ。

写真:コクリュウのつぼみ2(クリックで拡大)二本の花芽があがりました。つぼみを増やしながら伸びていきます。色がだんだん冴えてきました。かわいいね。

そして、数日前。
姿に似合わず可憐なお花が。Loveだよ、Love。

写真:コクリュウの花(クリックで拡大)

コクリュウの花は下から咲いていきます。
紫色の筋と白い花弁のコントラストが綺麗だなー。どうやってもピントが合わないのが気に入らないけど。そしてこの、下から咲くというのが第二のポイントです。

これを撮っているとき、どこからか良い香りがしてくるのに気がつきました。うちのベランダ、地味にいくつか花が咲いているのでそのどれかかなあ? それにしてはやけに近い気がする。

もしかしてこいつ?

写真:コクリュウの花2(クリックで拡大)ビンゴ。

写真、またしてもピントが合っていなくて申し訳ないのですが、「良い香り」はこの花が発していたものだったんです。うわー。もう、お花って感じのよい香り。意外性がぐっと来ます。くんくんくんくんくんくん。

くんくんと嗅ぎつつ…
この香りはどこかで嗅いだことがあるぞ。なにかに似てる。
百合? まさかなあ。こいつがユリ科なわけが無いし…

ご存じの方はご存じのことなのでしょうが、私は驚きました。
このジャノヒゲ属って、ユリ科だったんです。「下から咲くというのが第二のポイント」と書きましたが、ハオルチアをやる方ならよく目にしていますよね。花が下から咲いていく様子。

確か、植物の分類って花の構造で分けたりするんじゃなかったかな。そうか、ユリ科か。ユリ科ねワッハッハ、と一人納得した日曜日の午後、ベランダで怪しくうずくまり、いつまでもクフンクフンしているサルサだったのでした。

どっとはらい。

目が離せないハーブ・コモンマロウ

こんにちは。
背中を寝違えで痛めて、長いことマシンの前に座っていられないサルサです。ちょっと動くのでもね、こう、ロボットアクション的な。

そんな私を、植物たちが風に吹かれて柔らかな動きを見せつつバカにしているような気がいたします今日のブログは、ハーブのマロウさんです。

写真:マロウちゃんズ。コモンマロウとムスクマロウ(クリックで拡大)ほぼ二ヶ月前。ずっと探していたコモンマロウ(左)とムスクマロウ(右)を買ってウホウホしていたのでした。

が。

写真:コモンマロウとムスクマロウ(クリックで拡大)まさかこんなに大きくなるとはね…。上と下では順番が入れ違っていますが、右がコモン。左がムスク。コモンマロウって伸びますね。メートル単位で茎立ちするそうです。マジか。

で、ピンクのモノが見えます。

そう、コモンマロウの花が咲きました。

写真:コモンマロウの花(クリックで拡大)

以下の記事を見ると、だいたい花を5つくらいでハーブティーにできるようなので、ぜひ挑戦してみたいと思います。葉っぱも湯がいてサラダにできるとのこと。これは将来有望な食用・美容・薬用ハーブになりそうですよ。

写真:コモンマロウの花2(クリックで拡大)この開いた二つはすでに収穫済み。あといくつか咲いてくれそうです。

ハーブティーにするのは生でもいいけど、乾燥させるとさらにブルー度がきれいなんだそうですよ。もちろんレモンを垂らした後のピンクもきれいでしょうね…ってうちにはレモンがないので、明日買ってこなければ。


今日のヘタヘタシャキーン

多肉や乾燥に耐えられる観葉の多い私のベランダ。
…ではいささか辛いです。水遣り属性なんてとっくのとうに無くしてしまったわよ私。こいつ水好きなんだよー。

写真:コモンマロウ(クリックで拡大)本当に、ごめんなさいって思うよね。今の気候では2日あげないとだめですね。…て、これ土が排水良すぎるのもあるかも。

もうさ、こんなにしょげることないだろ。やるよ。水やるから。

写真:コモンマロウ2(クリックで拡大)あっはー。
おみずサイコー。

ゆーてますコイツ。

この間、二時間くらいです。ミントよりさらに水好きですね。


珍奇でポン!なエスキナンサスの花

さて。仕事が佳境に入っているため、めっきり更新時間が遅くなっていますが、そうまでしてなぜ更新するのかというと…。そうね、素の自分に戻りたいから、っていうのかな。ふっ。

…とかっこよさげな自分を気取っているアホは放っておいて、こちらは昨年の9月の記事で紹介したエスキナンツス(エスキナンサス)・ツイスター。

葉っぱだけの写真を最近撮っていなかったので使い回しですけれども、こんな植物です。くるくるっ。

写真:2007年9月のエスキナンツス・ツイスター(クリックで拡大)

こちらがですね。変なものを付けたな、と思ったのが一ヶ月前。

写真:エスキナンツス・ツイスターの花?(クリックで拡大)花…かな。
花にしてはスカスカだな。こいつはこういう地味な花が咲くのだな、と独り合点していたのですが、今思えば非常に失礼な話で。

写真:エスキナンツス・ツイスターの実?(クリックで拡大)中からなんか出てきたー。

実? え?

写真:エスキナンツス・ツイスターの何か(クリックで拡大)もっと出てきたー。

うっ、ちょっとグロいぞ。

キミは、もしかして…

写真:エスキナンツス・ツイスターの花(クリックで拡大)なんと、スカスカだ実だ、といっていたのはこんな大げさな花でしたー。

さて、正面から見てみましょう。

写真:エスキナンツス・ツイスターの花2(クリックで拡大)あーんぐり。

そんな擬音が似合う大口開けたお花、これがエスキナンツスの花だったんですねー。うーんびっくり。

そして!
カップリングされていたもう一つの花も開いて…

写真:エスキナンツス・ツイスターの花ダブル(クリックで拡大)

ダブルあーんぐりw
なんと表現したらいいのか、とにかく珍奇ナリー!

学名のAeschynanthusは、「赤面した花」という意味だそうです。原産はインドネシアで、空中湿度の高いほうを好みますが、土の過湿には弱いようです。直射日光にも強いほうではありません。「夏は50%遮光」と書いてあるところもあります。しかし、光が弱いと花が咲かない…という誠にムズカシイ生き物(笑)。

写真:エスキナンツス・ツイスターの花3(クリックで拡大)小さい方の花は多少簡略化された構造になっております。
これはおしべとめしべなのかなあ?
自家受粉するのかしら。花とか植物の構造については無知なので、どなたかお分かりの方がいたらご教示願いたいです。

このエスキナンツス・ツイスターは「イワタバコ科ナガミカズラ(Aeschynanthus)属」に属する植物。育て方についてはイワタバコ科、とかエスキナンツス(エスキナンサス)で検索すると有益な情報が得られるかと思います。ひとつ挙げると、世界のイワタバコ科植物の「育て方・殖やし方」というページがわかりやすいでしょうか。

写真:エスキナンツス・ツイスター(クリックで拡大)

ま、そんなわけで現在。
冬の過ごさせ方があまりにガサツだったので、葉っぱを減らしてしまいましたよ。一本、また一本と枯れていくの。すまんかったなツイスター。

挿し木も可能とのことで、ちょん切って埋めてみています。来たときはワサワサだったので、同じくらいに復活できるといいな。サイクルはだいたいわかったので、頑張って育てるぞ。

水挿しローズマリーの発根

どうも、ハーブなベランダーのウェブ屋です。
半月ほど前、ウェブ屋はシザーハンズという記事で、間引きしたローズマリーを水に挿したという話を書きました。

そのときのサルサさん、「水耕でも根が出るのかな? ローズマリーは」と言っています。

ローズマリー

なかなか絵になります。

根元の葉っぱは腐るとアレなんで少しむさぼって、茎の3分の2くらいが水につかるようにしておきました。ガラス越しの明るい場所に置きます。2日に1度くらい、水を換えるときに全身シャワー。いい香り。

これで根っこが出れば御の字だし、出なければ香りを楽しんで適当に土に挿しちゃえと思っていたのです。

ローズマリーの発根あれ、新芽が出てる? と思ったとおなじくらいに、ほら。

根っこも元気に出てきました。

「水挿し発根させた植物は、土に根付きにくい(なじみにくい)」とか見かけた気がするのですが、早々に植え付ければ大丈夫なんじゃないでしょうかね。どうなんだろ。そうそう、ハーブは水挿しできる種類が多いのですが、ローズゼラニウムは土に挿さないとだめ、という記事もありました。花が終わったら切り戻ししよう。

さて、これ、週末にでも土に返してあげよう。
やっぱりローズマリーは外でお日様浴びなくちゃね。

白い花はお好きですか? 2008バージョン

さて、昨年のほぼ一年前に白い花はお好きですか?という記事を書いたのですが、今日はその今年バージョン。くどいほど白、白、シロと似たような画像が続くので、お暇な方はまあ見ていってくださいというかな。

タツナミソウの花タツナミソウの花が今年も満開に咲いてくれました。なんでこうも、忘れずに咲くものですかねあなた達は。

タツナミソウの花2白い花はいろいろあれど、この透けるような、抜けるような白い花弁はやはりお気に入り。

そう、それはまるで私のように邪気のない、清廉潔白な(黙れ

荒れ狂う、立つ波の様を表している、なるほどと思われる命名ですね。立浪草。ちなみに今実家では、紫のタツナミソウが満開です。

タツナミソウと朧月そのタツナミソウと朧月の寄り添う感じが可愛らしくて一枚。少し白めの朧月とマッチしてますねー。

朧月も開花秒読みです。グラプト軍団、カエルレア銀紅蓮と愁麗も開花準備をしています。

白花のフレンチラベンダーさらに増えます。

白花のフレンチラベンダーも開花しました。4月初めくらいの、暖かくなった頃から猛烈な勢いでつぼみが生長していたんですよ。

白花ガーデン白くて白くて白くて、まあ白いですねという感じの画像。ガーデンチックな雰囲気出てます?(笑)

と、ここまで撮って、そういえばもうひとつ白い花があったのを忘れていた…と加えたのが「白い花はお好きですか? 2008バージョン」です。いや、こういうものは過程が重要なのよね。うん。


白い花はお好きですか? 2008バージョン

白い花はお好きですか? 2008バージョン

断っておくと、うちのベランダで華々しいのはここだけで、しかもこのコーナーは部屋の中から見えないのでございます。まあいいがな。

今日の間違い探し

白い花はお好きですか? 2008バージョンプラスαところで春に咲く白い花、といって忘れちゃいけないですよね。ハオルチア好きとしては。

ということで、ハオルチア・セタータとスコットコレクタにご協力いただいて。…え? どこに? とか言わない。だから違う、間違い探しじゃないっつーの。


ところで白い花は曇りに撮るべし

白い花はお好きですか? お日様バージョン白い花に限ったことではないんですけども。

これは上の写真を、午前中、日の当たっている時間に撮ったものです。肉眼で見ている分にはどちらもきれいなんですけど、白い部分は飛んじゃうし、明るいからかえって花が浮いてくれないんですよね。

そんな感じでいかがだったでしょうか今日の白ずくめ。
くどくて申し訳ない。自分はもうおなかいっぱいです。

ところで今、ローズマリーの鉢、硬ハオの鉢、グラプトの鉢、とあらゆるところにタツナミソウの葉っぱの幻影が見えるのですが、気のせいでしょうか。…なんでっ。なんでこんなに増えるのっ。もう、山野草界の不死鳥と呼んでやろうかしら。

ヒューケラ三種盛りモリモリ

週末からは晴れですよ♪ とか言いやがって天気予報。
むちゃくちゃ寒くてベランダ出る気がしねーぜコノヤロウ。

さて、春になって購入したマイラブ、ヒューケラを寄せた鉢が、二週間ほど経ってやっと鉢らしくなってきたので…

ヒューケラ盛り(クリックで拡大)

ご紹介するわけです。
葉色がバリエーション豊かなヒューケラは、寄せの組み合わせを考えるのが楽しくて迷う。のだが。だが、しかしだ。

ヒューケラ・オブシディアン&シルバースクロール(クリックで拡大)問題は、三倍赤いヒューケラの新芽でたった一ヶ月前に出したばかりのヒューケラ・オブシディアンとシルバースクロール。

春になって置き肥をしたのですが、ちょっとその、手が滑って、量が多すぎたようで。

二週間で立派なヒューケラお化けになってた。
ずこーんびよーん。

ヒューケラ・オブシディアン&シルバースクロール(クリックで拡大)

肥料を均等に置かなかったせいで、シルバースクロール側の葉っぱが肥大。シルバースクロールは好きだからいいんですけどね。クッキリ、シルバーシルバー。お化けになっても、この鉢が一番のお気に入りですね。色合いが大好き。

それにしても、こんなに肥料が効きやすい植物とは思わなかった。以後使い方に気をつけよう。ラブなオブシディアンがかなり押され気味ー。

そして下は、新入りのやつら。上から時計回りでドルチェ「ピーチパイ」、バースデーケーキ(ヒューケレラ)、ディールズストレイン。

ヒューケラ・ドルチェ「ピーチパイ」、バースデーケーキ(ヒューケレラ)、ディールズストレイン(クリックで拡大)

シルバーっぽい葉に、同系の濃い色を合わせるのが好みかな。あとは差し色の赤(ピーチパイ)なんですが、購入当初は鮮やかな真っ赤だったのに、少し色が引きました。

ヒューケラって、うちだと午前中いっぱいの直射でもへたるし、遮光しすぎると色が鮮やかに出てくれない。そこそこは直射で良いと思うんだけど、水遣りや場所をもうちょっと考えてやるようだなあ。植え付けてまだ日の浅いヒューケラは、水切れに弱い印象です。とたんにしおれるから。

ヒューケラ・ライムリッキー(クリックで拡大)こちらの鉢はまだ落ち着いてないのでこれだけ。ヒューケラ・ライムリッキー。知らなければ新しいサラダ菜かと思ってしまうくらい、鮮やかな黄緑色。

ヒューケラさんは今、花芽盛り。
買ってきたばかりの株が花芽を伸ばしてくれるのはもちろん嬉しいけれど、やっぱり冬を越えたオブシディアンの鉢かな、一番嬉しいのは。

マロちゃん二号&クヌギのクヌルプ(誰

デジカメを持ってベランダをうろついていると、
「今! 今! 今あたしを撮ってー!」
と植物がアピールしてくることがあります。今日は珍しくハオルチアたちとモチベーションが合ったので「さて撮ろうかい」と構えたところ

ジジー。
「電池残量がありません」
チャッ。(レンズカバーが閉じる音)

うおおお。ひどいですデジカメの神様。

そんな、へたへたとベランダにひざまずいた私を、マッチョな体で優しく見下ろすマロちゃんなのでした。どっからどういうふうに仔が生えてるんだかわかりません。今年はひどい管理で、二号のほうは花を咲かせることがなかったけれど、真っ赤になりながらも無事越冬しました。

キダチアロエ&クヌギ

なんていうかな。キダチアロエって安産祈願にいいよね。

そして、左に見えている作り物のような緑色の葉っぱが、今年も冬眠より目覚めた我らがシンボルツリー、クヌギです。

クヌギ毎度毎度、本当によく目覚めてくれるものだと感心してしまいます。葉っぱが大きくなると、うまいこと日陰を作ってくれるんだよね。

そんな彼に愛を込めて名づけました。クヌギのクヌルプ。「かまいたちの夜」と関係があるとか無いとか語呂合わせとか。

クヌギ3そんなクヌギ、わずか一週間前にはスカスカだった。上の写真では見えないアロエが見えていますよね。今さらながら、木の萌え方ってすごい。この変化が毎年ベランダで観察できるのは嬉しい限りです。


今日のラブリーさん

クヌギの芽すまん、ピントが合いきらんかった。木の芽が萌ゆる新緑の季節。元気をもらえる気がするよ。


侵入者、君の名は

前の記事のコメントでbisuiさんが「青紫が好きです」とおっしゃるので、心優しいウェブ屋は早速記事にするのでした。ってなわけではなく、たまたまです。たまたまですからね!(何を必死

サルベランダの暴れん坊春将軍であるタツナミソウ。
春になってだいぶ茂ってきたねえウヘヘと眺めていたら。

写真:侵入者(クリックで拡大)目に慣れない、紫色のナニカを見つけました。えーと、どこかからお菓子の包み紙でも飛んできたかな。

じゃない。あからさまに違う、ツヤツヤした葉っぱが混じっているではないか。あんた誰。

写真:侵入者2(クリックで拡大)「こ、こんぬつわ…(照)」

いやんっ。
萌えっ(違

写真:侵入者3(クリックで拡大)後を追ってつぼみが三つか四つ。この垂れようはスミレっぽいんだけど、なんでこんなところに? 鳥が種を落としに来たとか? 去年はいなかったはずなのだが。

困ったときはお花の師匠である母に訊け。

写真付きで問うたところ、「ニオイスミレ。うちにいっぱいあった花」とのお答え。そう、そもそもタツナミソウは実家からクヌギをもらったときに、株元にカバーとして生えていたもの。その中にいつの間にか紛れていたのが、今年になって咲いたというわけです。

そのニオイスミレも、もともとは母が隣家のおばーちゃんからいただいた株。「初めは一株だったのに、いつの間にかほうぼうに増えて、増えて、増えてね…」だ、そう。宿根草の意地を見せられた気分です。最近、自分の中で宿根草がアツいです。

いやそんなことより今、増えて増えて困っちゃう、略してFFKとか言ってなかったか? 増えるのか? 増えるんですか?(汗

あ、ちなみに「強い芳香が特徴」とあるのでクンカクンカ嗅ごうとしたんですけど、クヌギの枝に阻まれて(´Д`;)を近づけることができませんでした。残念無念。

08.04.12 追記
コメント欄にて、これはニオイスミレではなく「ビオラ・ソロリア(Viola sororia)」と教えていただきました。ありがとうございます。ハハにも早速教えてやります。Plants at East-PineDoorさんのページで見ると、確かに花中心部の剛毛の特徴が。

ところで、母の写メールより

今、うちは花盛りよー♪ と来た写真をご紹介。
このサイズで送ってきたので拡大しやしませんが。

母も割と、冬はガーデニングのモチベーションが下がる人。「最近疲れちゃったんでちょっとずつ整理はしてるのよ」なんて寂しいことをいうくせに、春になると花がどっと増えている。子としては嬉しいですけどね。そうだ、今年もバラとなんとかショー行かなくちゃ。

写真:宿根草これも宿根草だそうです。
「名前? 忘れた」。お師匠。

写真:ビオラこれはおなじみのパンジー、いやちょっと小さめだしビオラかな? 母はパンジーとビオラが大好きで、冬から春は実家にはてんこもり。

私も前はパンジーやってたんですけど(2005年4月の画像白パン、赤パン、紫パンジー 2006.03.25)、一年草というのがどうもなーとか、花摘みがちょっと面倒臭いなーとか、アブラムシの恐怖がなー、なんて最近はやっていないです。

そうそう、冬を越したヒューケラも花芽が伸びてきました。
春は楽しい季節ですね。

参考:ニオイスミレ

一応このまま残しておきます(笑)。

宿根草イベリス一周年

多肉の記事を楽しみにしている方にはアレですが、春は観葉植物の生長が楽しい季節なので申し訳ナイ。クヌギも冬を越え、小さい葉が萌えてきました。タツナミソウは空を飛ぶのタツナミソウは、もうそろそろヒメトクサの鉢を占領しそうです。ああ楽しい。そんな観葉植物の人、サルサです。

さてこのイベリス。ひさびさにお花買いましたで購入した、のはちょうど一年前だったんですね。なんとなく母から勧められて買っちゃった白い花。

写真:宿根草イベリス(クリックで拡大)

このたび越冬し、無事、また花を付けてくれました。
宿根草マジすげぇ。なんで枯れていたのにまた復活するんだ。

写真:宿根草イベリス(クリックで拡大)冬の姿はこちら(左)。12月か1月くらいのもので、完全に地上部が枯れているわけではないけれど、ポヤポヤとはかなーい、さもしい感じで越冬。もしこれで枯れたらまあ、しょうがないかくらいの気持ちで、乾いたら水は施していました。

写真:宿根草イベリス(クリックで拡大)3月に入ってからかな。あれ、なんか緑が増えてないかい? と鉢を覗いたら、こっちに向かって花芽がたくさんコンニチワ。

おほっほほぅ。
(↑喜んで思わず変な声が出た

写真:宿根草イベリス(クリックで拡大)そんなこんなで現在。
よい感じで暴れております。

お花の師匠である母に「切り戻ししなあかんねー」と写真付きでメールを送ったら、まず花が咲いたことを褒められ、そして「切り戻しせずにおくと主幹が木化してなかなかいい風情に」とのこと。

えへ。褒められちった。
じゃあ、切り戻しは木化してない部分まででやっておくか。よく見ると既に木化してます。こんもり大きくするのも良いし、暴れ鉢を育てるのもまた一興か。

観葉も面白いね。水遣り、虫、花摘み、液肥、切り戻し摘芯…など手がかかるのはしようがないけれど…。それでもできるだけ、管理に振り回されないものをチョイスしているんですけどね。

でも、花の少ない我がベランダ。
このイベリスのふわっと爽やかな白い花は、心を和ませてくれます。花たちもどことなく誇らしげで。Loveだね。

この週末は観葉メインでガシガシと植え替えを行いました。
多肉と違って土をよーけ使うから大変なのよねー。すぐ土が足りなくなって、そうかと思うといつの間にか多肉用の土も足りなくなっていて、もう、いっそのこと私はホームセンターに住みたい。

観葉植物

そうそう。
観葉植物含め、フォトアルバムを少し更新しましたので、暇つぶしにどうぞ。ブログに掲載されている写真が主となりますが。

» 緑のPhotoアルバム


月刊「ベランダ de ハーブ」4月号

どーもども。時としてハーブの人、サルサです。
月刊「You、あたいのハーブ見ちゃいなよ」のお時間がやって参りました。考えてみたら、うちに来たハーブはようやっと一年、ワンサイクルしたところ。春になっての変わり様を見るのはウキウキウッキーです。

写真も余計に撮ってしまったので今日はクソ重いわ、記事がクソ長いわ、もう最悪です。一枚目の画像は緑ブログ始まっての最重量、200KBを超えてしまいました、クソ申し訳ない。

なお、この前にハーブが集合した記事は冬のハーブ、気遣い無用(07.12.09)となります。合わせて読んでいただければ、生長の具合もより楽しめると思いますので参考までに。

写真:ハーブの皆さん ほか(クリックで拡大)

っつーわけでハーブの皆さんです。中央に並んでいる5個が、右からカレープラント、フレンチラベンダー、ローズマリー・レックス、ローズマリー・ホワイト、ローズマリー・ギルテッドゴールド。同じシソ科としてコリウス・アロマチクスも見えております。他、多肉の皆さんにも出演いただいております。

写真:カレープラント(クリックで拡大)購入したてのころ、よく虫に襲撃されたカレープラント(こ、このかほりは…「カレープラント」 07.06.17)。シルバーリーフをぐいんぐいん伸ばし、新鮮なカレー粉のニオイをまき散らす。

不幸中の幸い? 切り戻しのおかげで良い感じにワサワサ。

写真:フレンチラベンダー(クリックで拡大)3月後半からですかね、フレンチラベンダーの先っちょがモクモクしてきました。モクモクをそっと開いてみると…花芽だワッチョイ!

去年は花が二つくらいで終わってしまいましたが(ハーブの花 二種)、今年は満開の白いラベンダーが見られるかな?

左下にちょっと写っているのは、少し大きめの葉っぱを持つローズマリー・レックス。左上は…多肉ですハイ。立田とシレイデンさんも元気にしております。

写真:ローズマリー・ホワイト(クリックで拡大)ほんの一ヶ月前にご紹介したローズマリー・ホワイト(妖精が舞い降りたローズマリー・ホワイト)。

いつの間にか、その妖精さんが鈴なりになっていました。花芽はまだまだ付き続けています。すごいな。

写真:ローズマリー・ギルテッドゴールド(クリックで拡大)ローズマリー・ギルテッドゴールド。斑入りの葉を持つローズマリー。

ゴールドという名前にふさわしく、新芽の輝く様子はまさに金色(ぽい)。

写真:ローズマリー・ギルテッドゴールド2(クリックで拡大)斑入りの種を買いながらアレなんだけど、斑をなくしちゃうの得意なのよねー。

と思っていましたが、無事斑入りの新芽が出てくれているようです。よーく日光当てないと戻っちゃうんですよね、コレ。

ひさびさにお花買いました(07.04.07)という記事によると、

数あるローズマリーの種の中でも、ほとんど開花しない、唯一の斑入り種とのこと

と書いているんですが、あれ、花芽付いてる。えーと、ここからが難しいのかな? などと思いながら今、こいつを部屋の中でじっくり見ていたら、爆笑。いつの間にやら株元に幼いグラプトがおりますがな。

これはブロンズ姫かな? さすがプトプト星人。どっから落ちてきたんだ、って私が掃除中に落ちてた芽を放り込んだ可能性もあるな。この程度ならハーブとグラプトの組み合わせもアリなのかしらん。とりあえずいいやこのままで。

さてこちら、ちょうど一年前に実家から降臨したローズマリー(ローズマリーが里子にやってきた 07.04.09)。

写真:ローズマリー(クリックで拡大)取って喰い、取って喰いしているのでそれほど大きくなったというイメージはないけれど。

でも明らかに冬と違って新芽の伸びようが違う。この柔らかそうな新芽がまた良い香りなのよね。いつもトマトソースなので、今度は香草焼きにでもしてみるかな。

写真:サンタバーバラ・ローズマリー(クリックで拡大)半年ほど前にご紹介した、相変わらずウニャララしているサンタバーバラ・ローズマリー。

「本当はホフクしたいんですけど、どうしましょうワタシ」と、どうしようもなくて鉢の周りをグルグル回っている感じですね(笑)。

ここまで紹介した強健なローズマリーたちと違い、冬にかなり力を落としていたのがローズゼラニウム。レモンバーベナもそうなんですが、葉っぱをどんどん枯らしていきました。

写真:ローズゼラニウム(クリックで拡大)ところがどっこい、また葉っぱを出し始めたゼラニウム。宿根草のようなイメージかなあ。冬には嗅いでもほとんどニオイのしなかった葉っぱが、驚くほどかぐわしい香りに。

あら、ちょっとセネシオさんたちが写真の邪魔をしておりますねw


来年の冬に向けての覚え書きと管理

ローズマリーとその仲間たちは冬でも日照が一番長い場所に置き、乾いたら少し置いて普通に水をやること。ただしゼラニウムやレモンなんとかについては、外なら多少遮光して、水分には気をつけて冬越しさせるべし。以上。あ、植え替えの土はアルカリ寄りで(これ本当に覚え書き)。

管理が楽かどうかって言われれば、特にローズマリーなんかはすこぶる楽なほうだと思います。特に、多肉管理に慣れているワタシのようなズボラものには最適。カレープラントやラベンダーは、水切れたらヨレるからわかりやすいしね。

虫が付いた覚えもないっスね。うちにいるハーブは基本的に飲食用か美容用途で選んでいるので、口から入れたり直接付けたりするわけ。だから緊急時を除いては、薬剤のたぐいは一切使わない。竹酢液オンリーです。

あと、ハーブは特に切り取って使ったりするので、それがウマイ具合に切り戻しの役割を果たしてくれます。私はそういった「切り戻し、摘芯などを施して株を元気にさせ、かつ形良く作っていく」という植物がいなかったのでイメージわかなかったんですが、こういうことだったんですね。花か…イベリスもペチュニアもやらなくちゃいかんのだなあ。手がかかるの買ってしまった(笑)。

そういえば新入りです。

欲しかったのだけどなかなか見つからなかった、マロウというハーブを二種類買いました。マロちゃん(キダチアロエ)、フマロちゃん(斑入りキダチアロエ)に続く、本当に名前がそのままのマロ、ちゃんズ。

写真:マロウちゃんズ。コモンマロウとムスクマロウ(クリックで拡大)コモンマロウとムスクマロウ。葉っぱも花も、いろいろに使えるハーブです。けっこう大きくなるものらしいのですが、ワシワシ収穫して使うんだー。わっはっはー。

マロウについてはコモンマロウとブルーマロウの違い&効能についてほかGoogle先生参照。

似た名前で「ヤロウ」というのもありますが別物です。

ええと、本当に長くなりましたが。

写真:いろんな葉っぱ(とガラクタ)が見えている、なんとなく良い感じの写真(クリックで拡大)

いろんな葉っぱ(とガラクタ)が見えている、なんとなく良い感じの写真でお別れしましょう。次回の予定は未定! ほならー!

なんとなく園芸店をブラついたら

こんばんは。よゐこの観葉植物ブログです。
明日は寒くなるようですね。ヤバい、簡易ビニ温室のビニール、取っ払って捨てちゃったよ(ファスナーぶっ壊した)。てなわけで、ちょいとサルさんのガーデナー日記でも読んでいかないかい。

今日はガーデニングデー。仔吹いているハオをちょちょいと外し、先週買ってきた植物を植える鉢でも探しに行きましょうかねぇ…、ついでにあそこのパンを買って、と。そういえばあそこの大通り沿いに、前から気になっていた園芸ショップがあったんだよな。

思案しつつ、愛車を駆ってブオブオと出発。
そして当の園芸ショップに到着。うぬぅ、不覚。巨大に見えた店舗、三分の二はディスカウントスーパーやーん。いやーんやーん。鉢とかも全然無いしー。ま、これも出会いかと植物を吟味。

ミニ苗でもハーブが105円てのはお買い得かも。あ、これもいい。えへえへ。と取りかけた手を、脳内天使サルサ子ちゃんがペチっと叩いて言うのです。「サルサちゃん、違うでしょ。それ目的じゃないでしょっ!」

はい、すんませーん。シオシオ。とお店を後に。
しょうがないから、この近くのドイトでも覗いてみるかな。いつも行く店に鉢があるのは知ってるけど、飽きちゃったんだよなー。なんて思いながらドイトの駐車場に到着すると、のぼりに「園芸セール」の文字。あっ、非常に危険。舌なめずり。

やっぱり植物売場は楽しいなあ。うひうひ。私ね、絶対に顔が気持ち悪くゆるんでいたと思うのよ。

そして見つけたよ。こいつらを。
ヒューケラヒューケラ、ヒューケレラ。

写真:ヒューケラコーナー(クリックで拡大)ハーブに気を取られてる場合かっていうの。求めていたのはこれだよ。やべえ。もう止まらねーぞ。止まってたまるか。
(多肉ファンの方は、ザキパークや即売会で自分の好きな肉がズラズラ並んでるところを考えよう。内心ヨダレが止まらんだろ?)

「ちょっとサルちゃん、今日は鉢を買うh」と言いかける天使サルサ子をべちーんと払って追いやり、吟味を始める自分。

ざっと見て、10種類ちょっとは並んでいたかな。よく見かける名札のjardin(ハルディン)というのは、ヒューケラで有名な生産業者さんみたいですね。

自分が欲しかったモカがないので、適当なシルバーリーフと、ライムっぽいのと、そうだなもう一つはちょっと赤めのヤツを。なんて、カゴに出しては入れ、出しては入れ。あー! 一種類ずつ全部買い占めてぇー!

試行錯誤して、3個をカゴに入れまして。
これをこんもり寄せればとてもシヤワセ、うっしっし。

さて、パンを買って帰ろうか。あー、桜が綺麗だなー。最近はちょっと車で走ると桜、ちょっと走ると桜。日本って桜が本当に多いんだよね、普段は意識しないけど。見事な桜だなー。あははははー。

このときの私が最高潮に気持ち悪かったと思う。
皆々様、車を運転しながらニタつく女がいたとしたら、それはすごくシヤワセだからなのです。本当に気にしないで欲しいのです。おしまい。

おしまいのつづき
とあるブログさんを見ていたら明日もショップに行きたくなって、道順を調べていたときに現れた脳内天使サルサ子あらため閻魔サルサ子。

「ちょっとアンタね、痛いじゃないのよ。アタシがどこまで飛んでっちゃったと思ってんの。第一なに? 明日も店に行く? そんなことよりいい加減、花粉だらけの車を洗ってやりなさいよ。それから新しい植物増やす前に、アレとかコレとかの植え替えを済ませたらどうなの。ベランダだって、きちゃないものは脇に追いやっただけで根本的に綺麗になって無いじゃないの。まったく、いっつもいっつも…」

母親の口調に似ているのは気のせいだろうか…

三倍赤いヒューケラの新芽

4日ほど前から、桃色、黄緑、グリーンと色彩に富んだ記事をたまたま更新している当ブログですが、本日はショッキングピンク。うひょぉ。

写真:ヒューケラの株元(クリックで拡大)

さあこれはなんでしょう! ワクワクしますね!
でもタイトルに「ヒューケラ」と書いてるんだから、これでヒューケラじゃなかったら詐欺です。オレオレならぬケラケラ詐欺ですよ。

我ながらくだらない。次行きます。

写真:ヒューケラの株元2(クリックで拡大)もうちょっと引いてみると。
ヒューケラの株元はこんなにも極彩色なんですね。そして後から後から、赤ん坊葉っぱが生まれてくるのが見えます。

写真:ヒューケラ・オブシディアンとシルバースクロールの鉢(クリックで拡大)ヒューケラ・オブシディアンとシルバースクロール。昨年の10月末に植え付けたものですが、ひと冬越えてこんもりと鉢らしくなってくれました。

強い強いと聞いてはいましたが、本当にこいつらは強かった。寒かろうが日が無かろうが、多少水が切れようが。日光の下よりもこんな、ちょっとした木陰が似合う植物です。濃い紫、シルバーの葉色、綺麗だなあ。ヒューケラは葉色のバリエーションが豊かなので、二色三色、混ぜて寄せると面白いですね。

と、知ったらもっと欲しくなってしまうじゃないですか。なのになのに、ヒューケラって安くない。そしてあまり出ていない。出ていてもあまり管理の良くないのがヘロヘロと並んでいたりするんですよねー。自分好みの葉色が揃っていることも少ないし。

ネットのほうが選べそうだし、買っちゃおうか。
・・・て、楽天でも売り切れ続出。そんなに人気あるのかヒューケラ。

妖精が舞い降りたローズマリー・ホワイト

・・・えー。
どうしちゃったのそのロマンティックなタイトルは、などとほくそ笑まないでください。私だって恥ずかしいんです。違うんです。私が書いてるんじゃないんです。私の中の妖精が(早く書けば

写真:ローズマリー・ホワイト(クリックで拡大)

さて、緑町のウヘヘ屋がお送りする今回の植物はハーブのローズマリー。昨年の12月、冬のハーブ、気遣い無用で二枚目に写っていたローズマリー・ホワイトです。まだまだ小さい苗ですが、3月に入ってからかな。白い花が観たいなーという私の期待通り、かわいい花を咲かせてくれました。

写真:ローズマリー・ホワイトの花(クリックで拡大)ほら、妖精さんこっち向いてー。

写真:ローズマリー・ホワイトの花2(クリックで拡大)はぁーい。

写真:ローズマリー・ホワイトの花3(クリックで拡大)ウサギが袴はいて手を広げているようではないですか? 面白い形をしていますねー。

試しに普通のローズマリーと比較してみましょう。

写真:サンタバーバラ・ローズマリーの花(クリックで拡大)こちらがサンタバーバラ・ローズマリーの花。うんうん、基本的な形は一緒ですね、当たり前だけど。ホワイトのほうがもう少し乙女チックなヒラヒラ加減で、それはもうサルさんにぴったり。

ピッタリだってば。

幸いにも芽はたわわに付いているので、しばらくはこのプリチーなお花を楽しむことができそうです。

さあ、暖かくなりました。緑濃く萌ゆる春がやってきます。
園芸生活の、サイクルの始まりともいえる季節。

植物を育てる難しさ切なさ、なにより植物を育てる楽しさ。
決して構えず、決して気負わない、植物と過ごす生活。
今年も緑町からお届けできればと思います。

緑町のウヘヘ屋もといウェブ屋より

追伸。今春より、「ウヘヘ園芸(植物を観てウヘヘ、となっちゃうこと)」を推奨されているnabeさんのブログは「ベランダウヘヘ園芸」、サルさんのブログは「緑町のウヘヘ屋」にタイトル変更。
さらに数多くのブログが「空中ウヘヘ園」「○○のウヘヘTime」「ウヘヘと遊ぼう!」「猫の額のウヘヘヘヘ」など、続々改名の意向を示しているというのは真っ赤な嘘である。

ウェブ屋のベランダ冬便り(2) 生きる観葉

うひゃーもったいないことしたー。寝ぼうしたー。
午前中は日が当たって暖かかったのに。うぇーんごめんよ。とりあえず申し訳程度におしめりおしめり…でも今日の夜は雪マークとか付いてるけど。まあいいか、凍りそうなら一晩、室内待避だ。大きい鉢は頑張れ。

などと、アタマが植物主体の観点になっている(身体はなっていない)今日この頃、北海道では異常な寒さを観測したそうですね。北海道の方、生きてますかー?! 家の中は意外に暖かいとは聞きましたが、といって外に出ないわけに行かないですもんね。

さて今日の冬便りは、観葉植物メインで。
基本的には夏も冬も同じ場所にいてへたれない、を前提に選んでいるのでグズグズになっているものはあまりないんですが。

写真:ハーブたち(クリックで拡大)トップバッターはハーブ。寒ければ寒いほど活き活きしてくる…のは気のせいかな?

冬に入った頃から、新芽がまた出始めました。フレンチラベンダーは春にはまた咲いてくれるかな?

写真:ローズマリー・ホワイト(クリックで拡大)これはその中のローズマリー・ホワイト。花芽がいくつもできています。白い花が見られるのももうすぐ? 楽しみです。

写真:クヌギ(クリックで拡大)去年は葉っぱ全てが落葉しましたが、今回は葉っぱが付いたまま固まってしまったクヌギです。鉢植えも限界があるので、そろそろ実家の植え込みに戻そうかなあと思っています。

写真:キダチアロエ・マロちゃん二号(クリックで拡大)上の写真で奥に見えているアロエのマロちゃん二号。まあ綺麗な紅葉。…じゃなく、こちらはまったく水遣りを忘れていたので、ハオルチアと同じ論理で葉焼け。痛々しい感じだけど、地植えの野性味溢れるアロエみたいでいいですね。

写真:ハートカズラとブロンズ姫(クリックで拡大)その右側に放置してあるのはハートカズラとブロンズ姫。ここ一ヶ月ほど観ていなかったんですが、生きてました。

あ、洗濯ばさみ。あ、スコップ。とか周りがきちゃないのは見なかったことに。

写真:ラセンイ、ヒメトクサ(クリックで拡大)うちの水生植物に水は無し。葉っぱの枯れこみがすごいことになっているラセンイと、もはや姫じゃないヒメトクサ。しかしこいつらも強いんです。枯れこむけど、決して枯れないんです。春になったらもうちょっと整理してやろう…。

写真:ヘデラ・グレーシャー、白雪姫(クリックで拡大)ヘデラ二種。
強いからと放置しておいたら、いくらなんでも水を切りすぎて縮こまって枯れてきてしまいました。あー失敗失敗。(反省してるのか?

葉のウラや茎が寒さで赤く色づいた様子はなかなか綺麗だし、ちゃんと管理できれば外で越冬できる植物なんですが、外にあると目が届かなくて水遣りできない。しょうもないんで室内に入れました。これ知らなかったけど、葉に毒性があるので動物を飼っている方にはよくない植物らしいですね。

写真:レモンバーベナ、ローズゼラニウム、八重咲きペチュニア、宿根イベリス(クリックで拡大)ここらは、ちょっと弱めの植物たち。冬は軒下で過ごさせる…とかなんとか書いてある、左側からレモンバーベナ、ローズゼラニウム。そして八重咲きペチュニア、奥が宿根イベリス。青々とはしてますが、皆さん仲良く失神中。

とはいっても、レモンバーベナなんかは普通に生きている感じなのですが。ペチュニアも、お正月のあたりに暖かい日が続いて水遣りしたあたりで花芽とか作ってますからね(水遣りしなくて枯れたけど)。いずれにしても、うまく冬越えしてくれれば御の字です。

写真:ヒューケラ(ツボサンゴ)(クリックで拡大)上の写真で右に見えていたのはヒューケラ(ツボサンゴ)。もう、こいつ最強。葉っぱがだんだん大きくなってきました。新芽も盛んです。今年はヒューケラをいくつか集めようかなー。グランドカバーにも使える強健種。そういうの大好き。

写真:コルディリネ・ハワイアンコンパクタ(クリックで拡大)その向こうにいるのがコルディリネのハワイアンコンパクタ。これまた強いです。だんだん色味が冴えてきました。

ヒューケラの葉色とマッチしていい感じ。やっぱりこの手の色合いはいいねえ。好きだわあ。

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで拡大)コルディリネつながりで最後は、うちの出世頭であるコルディリネ・パープルコンパクタ。無茎のノッポなガタイを風にユラユラさせながら。

ドラセナの赤ちゃん(05.08.15)という記事で「3ヶ月前は…」という記述があるので、少なくとも2005年の春にはうちにいたと思われます。ってことはもうすぐ4年目に突入ですね。ところで去年の最初にコルディリネは戸外が正解か(07.01.14)という記事を書いていますが、コルディリネは戸外が正解でした。まる。

そんな感じの観葉さん(+α)たちでした!
次回に続く!

冬のハーブ、気遣い無用

最近続けて夜に外気温を見てみているんですが、今日は22時の時点で9度。24時を過ぎると1度から2度下がります。してみると明け方は5度くらいか。

室内は暖房を入れないと16度くらい、入れると22度くらい。根出し鉢とか、買った直後で環境に慣らし中のやつがぬくぬくしております。さすがに、強いヤツだってお店で20度加温下にいたのを昼夜寒風に晒せば寒がるでしょうからね。ちょっとずつちょっとずつ。

て、それは多肉の話なんですが今日はハーブ。
前の記事の写真を、向かって左から写したものです。相変わらずハーブと多肉混じってますけど適当に類推してください。

写真:ベランダハーブ(クリックで拡大)

多肉は多少気を遣いますが、ここらはまったく気を遣わない強健種。
乾かし気味に管理できるところも、寒がりズボラなウェブ屋にはありがたい。うちに多いローズマリーは、本来は午前から午後にかけてじっくり日照が欲しいところですが、いたしかたありません。それなりに育ってくれるところもハーブクォリティ。

写真:ローズマリーホワイト&ローズマリーレックス(クリックで拡大)某パークに行った際、思わず仕入れちゃった二株がこれ。左がローズマリーホワイト。白い花、見たいです。右はレックスという、幅広の葉を持つローズマリーです。

見てくれはそう他のローズマリーと変わらないので、なんだっつー感じですけど。

そうそう、ほんの一ヶ月前にサンタバーバラ・ローズマリーの…で紹介していた株が、少し前から開花しています。一番上の写真の左脇でウネウネしているヤツです。

写真:ハーブの花(クリックで拡大)実際咲いてみたら、青紫というより淡い紫色をした花弁でした。

いっぺんにいくつかつぼみを付けるので、けっこう長い間咲き続けている感じで楽しめます。

このほか、今回写真に収まらなかったローズゼラニウムは多少枯れつつも越冬中だし、レモンバーベナはいたって健康。フレンチラベンダーは寒がっているけど元気。カレープラントは相変わらずスパイシーな香り。

皆さん寒いと思いますけどがんばってください。
室内にあなた方の居場所はありませんごめんなさい。

某Oフラワーパーク潜入レポ

(07.12.02 文末に追記しました)

地元(ちょっと広域だけど)多肉仲間のあきさんに情報をいただいた某東京のOフラワーパーク。すごいよ! いっぱいあるよ! とアオラれたんですが、けっこう今期はお金使ったし、どうしようかなうーんどうしようかな、えーっとどうしようかなウームウームと悩んだ結果(迷いすぎ)…

ああっ、身体が勝手に! カラダが勝手に車に乗ってる! せめてもの抵抗として新青梅と青梅街道を間違えてみたりしたんですが…うん、地元なのにね…なんかボーッとしてたんだよね…ものすごい引力により着いちゃった某店。

写真:屋外売場(クリックで拡大)スーパーのサミットと併設しているここは、とにかく広い! この明るい屋外売場、のっけから驚かせてくれます。草も花も木も、とにかく品揃えがすごいんです。春になったらまた来たいな。

写真:ハーブ売場(クリックで拡大)ハーブが揃っていました。秋くらいに来たかったなー。でも、ついついローズマリー二つ買っちゃいましたよ(笑)。ま、丈夫ですからね。安かったです。

写真:2階の温室(クリックで拡大)多肉は室内2階にあるということだったので、ちょっとした室内観葉の脇にドテっと置いてあるだけかと思ったら、その室内温室がまたすごかった。巨大な温室が外側にひとつ。日照を必要とする観葉植物だとか、あとはエケグラクラっぽい多肉が置いてありました。

写真:2階室内の温室(クリックで拡大)建物側にもうひとつ温室売場。もう、バカじゃないかってくらいガーデニングに力が入りまくってますこちらのお店。バカってのはもちろん良い意味ですけど。

そして中央にちょいと見えているモノがー!


ハオラーはバターになる。

写真:ハオタワー(クリックで拡大)見ろ!
これが噂のハオタワー!

上段には小さめのサボテンの鉢もありましたが、8割以上がハオルチア。下の段には玉扇と万象がプリプリプリ。コンプト、ピグマエア、コレクタ、えーと、えーと、とにかくなぜこれが698円均一?

まるでハオルチア界の価格破壊やー♪(まんまだよ

どうしたことかわかりませんが、いわゆるホームセンターにこういう場所が存在するのが不思議で、最初のハオタワー1、2周はとまどってましたね。あきさんもフラワーパークで大人買いされてますけど(笑)。プチプチ系というよりは、割と渋めのものが多かったように思います。

なにせ、玉扇や万象が多かったのが驚きだったのよね。もちろん逸品というわけではないけど、そこそこ紋の入ったものがあったりして、まずは玉扇・万象を飼ってみたいという導入部としては、リーズナブルなお値段だと思います。高いものねギョクマン。

しかしこれ、例えば私が吟味している最中に寄ってきた主婦二人の会話「(玉扇を見て)あらやだ! なにこれ! えー?」みたいな感じに普通はなると思うんですけど、どういうターゲットに向けて並べているのかが謎w(それは私らのような…?

そんなわけで、ハオタワーを10周くらい回って、冷静になってきたところで4つほど買い求めました。店内のカメラで早回しに観られていたら、すっごく変な人だったと思う。それでもアンダー3ナツメ。そのブツたちについては養生後にでも、個々にお披露目します。とりあえずすっごく満足で、人にしたら例によってすっごく地味だと言っておこう。

逆にハオ以外の多肉の品揃えはそこそこで、担当者の好みなのでしょうか。そういった多肉好きの方はあれーと思うかもしれない。セダムとかはもしかしたら屋外売場とかにあったのかなあ?

多肉と言うことで訪れたこちらですが、多肉以外の売場も楽しめてよかったです。はおるっちゃショックで細かい資材の品揃えは見ていないんですが、売場がとにかく広大なので、ほとんどのものはここで揃うと思います。お近くの方、多肉好きの方のみならず観葉好きの方もぜひぜひ。(どこだか書いてないっつのねw


07.12.02 追記
こちらを匿名でも紹介した手前、書く義務があるかと思い追記します。

こちらは我々シロートに安価で良い株を提供してくれ、ただでさえ手に入りにくい株を揃えてくれる数少ないお店です。業者さんが買われる場合はなんとも口出しできませんし、個々でも事情があるとは思いますが、本来は末永く大切にしたい一株と出会う場所。

某オークション売買などが普通になるのはお店の方も本意ではなく寂しいでしょうし、このままいけば最悪、今の品揃えを維持していただけるのかどうかという話にもなってしまいます。また、電話予約などが殺到して、店舗で買えないというクレームなどもでてきてしまったそうです。

安いから買いたいのはみんな一緒。
でもどうか、節度を持って利用しましょうね…。

サンタバーバラ・ローズマリーの…

こんにちは。20%ほどに遮光した明るめのハオルチア棚の内側から、植物を覗くのが好きな私です。小型アロエの花芽が付いたからと中に入れていたら(棚が低くてぶつけて芯を折っちゃうので)、カラカラになっているの気づかなくて外葉がどっと枯れました。うわー。うわー。

…ずいぶん乾いてきたので、植物を中に入れている方、水分管理には気を遣ってあげてくださいね。(お前だよ

さて、宅のハーブたちですが。
伸びすぎたので少し前にバッシバッシと切り戻しをしましたが、依然として元気元気なハーブ。

img: ハーブと…(クリックで拡大)いろいろ写っていますがハーブは適当に見繕ってください。あれとそれとこれとこれです。玉石混淆…と言っちゃ失礼か、陰になっているものも含めておよそ14属26種類がごっちゃになっておりますが。

これら全部、同じ葉っぱや茎なのだから、植物って不思議。

img: 着生されるハーブ(クリックで拡大)こちらではハーブが葦サボテンに着生? されていたりする。葦サボテンハーブの誕生も間近です。

(うまくすればそのうち本当に根っこ出して着生するんじゃないだろか)

img: サンタバーバラ・ローズマリー(クリックで拡大)その中で一番元気なのがこいつ。サンタバーバラ・ローズマリー。ずいぶん大きくなりました。半匍匐性ですが、今のところウニャララ、ウニャララと分枝して太陽を目指しております。

img: コケが生えていたローズマリー(クリックで拡大)株元にはいつの間にかコケが生えていたローズマリー。いいのか?(変なサカナは気にしないように)

で。ちょい観察をしていたらこんなものを見つけました。

img: サンタバーバラ・ローズマリーの花芽?(クリックで拡大)花芽? …に見えますが、花芽でしょうか。

このローズマリーは四季咲きで、淡い青紫の小さい花を咲かせてくれるそうです。まだ来て1年経っていませんが、鉢植えの方が若干咲きやすいらしいです。花芽は今のところひとつ。楽しみです。


ヒューケラさん二種

日がかなり低くなって、ベランダにじっくり日光が当たるようになりました今日この頃。空気が乾いてきて、なんかノドがカラカラします。

昔から園芸をやる方にとっては「ツボサンゴ」の和名の方が慣れ親しんでいるらしいこのヒューケラ。私の母も前に「あら、ツボサンゴ」といってこれを買っていましたが、その丈夫な様子がすごく頭に残っていて。

Heuchera 'Silver Scrolls' & 'Obsidian'

先に書いた川口のガーデンセンターで、冬に向けてでしょうか、イキのいいのが品揃えもよく並んでいたので、どんなやつかもわからずに手に取ってしまいました。まだ植え付けたてなので鉢としてフワフワしていますが、これから良い具合におさまってくれるはずです。

写真:ヒューケラ(クリックで拡大)

葉脈がよく見えている、メタリック感のあるシルバースクロール、そして濃い紫色の葉っぱが美しいオブシディアン。やるなら平ぺったい鉢に二種類くらい寄せてあげようと、紫色で様子が違うものを選びました。緑色はうちに溢れているし、なんたって私、赤紫色の植物好きですから。

img: ヒューケラ(クリックで拡大)葉っぱの裏はあざやかな紫!
写ってないけど、株元のあたりはもっと、もーっと美しい紫のグラデーション。見ていて飽きません。やっぱり観葉植物も好きなのだ。

しかもこのヒューケラ、耐寒性が強くなんとマイナス15度くらいまで耐えられるという驚異の植物。ネットを調べると、霜をかぶったこいつの画像が出てきたりします。しかも、そこまで寒くないと初夏に花が咲いてくれないらしい。すげー。お前、強いんだなー。見直したよー。

そんなヒューケラさんは、日照ばっちりとはいかないベランダーの味方。らしい。調べると「シェードプランツ」「シェードガーデンリーフ」などのキーワードが出てきます。ところで、シェードプランツという言葉はたいてい、日陰でも育つ耐陰性のある植物という意味で書かれているけど、日陰を「作る」植物という書かれ方をしているところもあるのよね(緑化計画とか)。二つとも意味としては合っているんでしょうか。

ヒューケラも他の植物同様、かなり種類があって集めだしたらキリがないらしい(笑)。もちろんうちにはそんなに置くスペースはないのですけど。



川口緑化センター「樹里安」秋の大感謝祭

やー、今日は、ほんっ!とに良い天気でしたねー。
雲一つ無い晴天で、うちのような田舎郊外では関東平野を囲む山並みがはっきりと見え、すこぶる綺麗でした。富士山もその山並みの上から大きく姿を見せていました。しかし、富士山でけー! もうね、レベルが違うよ。うん。綺麗というより荘厳だよね。

この週末、埼玉県の川口市、川口緑化センター「樹里安」という施設で秋の大感謝祭なるものが行われていたのでございます。早速わたくし、行って参りました。うちからは車で1時間かからないくらいです。

埼玉県川口市の安行という場所。
やたら植物のお店や施設が多い印象はあったんですが、かなり古くから植木の里として有名な場所、なのは皆さんご存じでした? なんとその歴史は300年も400年もさかのぼるそうです。キューポラだけではないんですね! …と私が知ったのは最近。そうか、「樹里安」って…なぜジュリアン? 誰? と思っていたけど「樹の里、安行」って意味なのね。(たぶん)

img: 川口緑化センター外観(クリックで拡大)川口緑化センター外観。道の駅・あんぎょうと併設という形を取っています。今日は感謝祭のため、そして昨日が雨だったためか、人出がすごかったです。

img: 売場(クリックで拡大)あ。指が。

この写真だと人が少ないな(笑)、でもレジには長蛇の列です。ちょっとしたお花も多かったですが、やはり庭に植える草木のたぐいが多かったですねー。木の剪定の実演などをやっていました。

img: 売場2(クリックで拡大)色とりどりの秋の花がいっぱい並びます。やっぱりパンジー・ビオラやガーデンシクラメンなどが人気でしたね。これは、感謝祭でなくても普通に販売しているのかな? 販売はセンター直ではなく、「協同組合川口園芸販売」というショップが行っているようです。

img: 温室内(クリックで拡大)ガラスの温室部分は吹き抜けになっていて、上の方を散歩することもできます。えと…1階部分は写真撮影禁止と言うことで…まあそのいわゆる自主規制と言いますかごにょごにょ。

ああ、こんな温室がうちにあったならー!(無理だ)

温室内では室内の観葉植物が揃えられています。多肉関係で言えば、カランコエ(お花ね)やシャコバサボテン、花月、サンシモンなどが元気でしたね。あとはまあ、適当な扱いでしたけど(笑)。こちらでの自分のお買い上げは、部屋の中で冬を過ごすパキラさん用の鉢カゴや、白いシャコバサボテンなど。なぜか今までシャコバサボテンはうちになかったんですよね。

そんなわけで1時間くらい、ブラブラと緑化な感じを楽しみました。で、第二駐車場には農産物の直売所があったり、その奥に市営の植物取引センターという、競りをしている施設があったり。大きな倉庫の中に大きな植木が並んでいる様子は、日本を代表する流通拠点としてのすごみというのかな、そんなものを感じました。

img: もう一つの植木市(クリックで拡大)その隣の敷地では樹里安と別に、これまた植木市をやっておりました。大きな木から小さな草まで。美味しそうなみかんもたわわになっており、しかしこちらはいたってゆっくりとした人出。のほほんとした感じです。

img: ココスヤシ(クリックで拡大)なにこれ! 何号鉢これ!
でっかいすっげぇ!
(写真だと普通?

お値段52ユキチのココスヤシでした。どこに植えるんですかねこれ。

img: 温室(クリックで拡大)温室もありました。いわゆる温室な感じの品揃えです。(他に言いようがないし)

あ、クロホウシ見っけた。
200円でした。

img: 温室入り口(クリックで拡大)その温室の入り口付近のお花、コレ全部100円。あらまあ。樹里安より安いんでねーの?

お店のお花はよく綺麗に咲かせますよねー。樹里安の温室にいた花月も、全部花芽が出ていました。うちのは夏場、辛い管理していたのにちっとも気配無し。

そんな感じで、都合2時間くらいはゆっくりしましたかね。道の駅・あんぎょうという施設としては、食べるところとかお土産やさんもそれほど…休憩所としては微妙な感じで、がっかりしたという道の駅ファンの方もいたようですが(笑)。

とりあえず、シャコバのほかには観葉のツボサンゴ(ヒューケラ)などを買ってみたりして、ホクホクと帰って参りました。帰ってきて植え付けたら暗くなっちゃったんで、今度また写真撮ってご紹介します。あー、楽しかった。緑最高。

ミニミニハイレモンバーベナ

ハーブの強健な性格、基本的に日なた放置、どうぶった切っても新芽が出てくるところなんかは、すこぶる多肉好き向けじゃないかと思う植物です。

img: レモンバーベナ(クリックで拡大)宅のレモンバーベナちゃん。夏場の様子ですが、この後、上だけを目指しニョキニョキと意味なく暴れだし、下は黄色く枯れるという困ったちゃん状態に突入。栄養が行き届いていなかったんだねえ。下から20センチくらいのところでジョッキンジョッキンしました。


Aloysia tripylla (lemon verbena)

すると、だいたい20日くらいでこんな感じに。

写真:レモンバーベナ(クリックで拡大)

当初は丸太ん棒でしたが、茎の至る所から新芽が吹き出しました。こうやって枝分かれさせなくちゃいけなかったんだよなー…

レモン、と名前につくどのハーブより、レモンチックな香りが爽やかなこの人。5ミリほどしかない葉っぱでも、指先でこするとしっかり香るお菓子の「ハイレモン」の香り!

…なんて香りに酔っていたら…調べたらこれ、落葉低木って書いてあるよ。しかも半耐寒性と来た。あらやだ、剪定する時期を間違えたか…寒くないですか新芽の皆さんごめんなさいね素人で。せっかく出た赤ちゃん芽が枯れちゃうのは、切ないけどいたしかたないか。もう少し頑張ってくれればドライハーブという手もあるんだけど。ま、うちのベランダでは室内には入れないので、乾かして脇の方に放っておきます。

他の方のレモンバーベナを見ると、やっぱり盛んに枝分かれしてワサワサになるものなんだね。ずいぶん放っておいたから、三本の枝がそのまま伸びただけだったんだよね、枝も細いままだったし。今度からはもうちょっと気を遣って剪定して増やそうっと。

ハロウィンサプライズのコウモリとチラと糸

まいどー。サルサです。やっと明日から晴れが続くようですね。
これでやっと水遣りができる…おなかを空かせているのでしょう、日照組のハオたちが凹んでいるのが気になりますが(笑)

今回の放出相手であるkacekiさんから、素敵なハロウィンのサプライズプレゼントをいただきました。そのうえきっちりと放出苗の送料も送っていただいて、申し訳なさ過ぎー。どうしたものか。そうだ、お礼の心をリンクで表してみよう。

キューティーな美猫クリちゃんが大暴れしているkacekiさんのブログ、TENTEN DIARY をどうぞよろしくっ! 今だと最新記事が当ウェブ屋便の件なんで、アレなんですがw

img: kacekiさんより(クリックで拡大)右上が着生植物のコウモリラン! うはー、私着生植物と言われると弱いんですよー(といってランには手を出しませんが)。すごい、コウモリっぽい。バットマン1号と名づけてもよござんすか。

左は、お初のチランジア。Tillandsia ionanthascaposaとのことです。手に入れる機会はあったものの、買うまでは至らなかったチランジア。いきなり調子崩さないようにがんばります。ドキドキしますな。

手前に見えるのは、kacekiさん曰く「お店に5年放置されていた」という糸葦です。ところどころ枯れておりますが…とりあえず今ある葦サボ鉢にぶっ挿しておきました。もう大丈夫だよー、はやく元気におなりー。

コウモリランは水苔が一般的だそうなので、早速明日あたりにぐるぐる巻きにしてやろうと思います。だいぶ強い種類らしいので、これからの生長が楽しみです。植物バンザイ!

タツナミソウは空を飛ぶ

植え替えシーズンも後半戦ですねえ。
皆さん、多肉も観葉植物も面倒見てますかー。私は見てませーん。冬になるまでにはがんばりますー。

img: ヒメトクサ(クリックで拡大)これは、ひ、ひめ、ヒメトクサ…姫の面影は全然ないけど、昔は可愛かった(二年前の画像)ヒメトクサと申しますです…。自分と同じ、すっかりおばちゃんになってしまいましたがなー。

水生植物のくせに、水遣りもいい加減で放ったらかしておいたため、上の方は見るも無惨に枯れ野っぱらになっちゃってわはははははは笑うしかねーな(ごめん

で、夏くらいからかな、株元から雑草が生えてきてしまって。いい加減植え替えしてきれいにしてやらなきゃねーと思っていたのです。

img: ヒメトクサの株元に生える…(クリックで拡大)ん…。雑草。
じゃ、ない!

これ…タツナミソウだわ! こぼれ種がここまで飛んだんだ。よく見ると閉鎖花が咲いている…のかこれは。(閉鎖花についてはこちら。→野草の閉鎖花

すげー。親株とは2メートルくらい離れてるんだよ? その間にある鉢は、条件が合わなかったんだねえ。心地よかったんだねえここが。

しかしこれ植え替えしづらいなー。とりあえずもう少し住みやすくしてやるか。繁殖力旺盛だから、多少ぶっちぎれても大丈夫。春になれば、緑のヒメトクサと白いタツナミソウの花が良いコントラストになるでしょう。こりゃ植物同士の連係プレーですね、意図せず寄せ植えができちゃった。

それにしても本当、よく飛んでうまく着生したものだわ。雑草だぁと、すぐに抜かなくてよかった。やはりズボラこそ最強(違

しかし、植物ってスゴイよね。
自分から「もういいや十分だよ…」って営みを止める植物っていない。路上のコンクリートの亀裂に生えた植物。ベランダの床に落ちたまま発根している多肉の芽。鳥に種を媒介してもらうクヌギ。みんな、ひとかけらでも生に対する執着を忘れないよね。見習わなければいかんよ。

img: タツナミソウ親株(クリックで拡大)さて、こちらがクヌギ鉢の根元にいるタツナミソウ親株。いたって元気に枯れ始め、来年に向けて冬眠の準備を進めています。

こぼれ種を捲き散らかした犯人は、この閉鎖花ではないかと思われますが、依然として黙秘を続けている模様。

写真:タツナミソウの花、春の様子…とか悪者扱いに書いてますけど、タツナミソウは大好きな植物なんですよー。耐寒性多年草なので、何度でも何度でも咲いてくれるし丈夫だし。

汚名挽回のために、左は過去ログ白い花はお好きですか?からお花の様子をぺたりっと。



ヘデラ、垂れてます。

すみません。いきなりですが自分、アイビーとヘデラと呼び方がごっちゃでよくわからないので、先に整理させてもらっていいですか。それはどうもありがとう。

結果を先に言ってしまうと、今園芸屋さんで出回っている観葉植物のヘデラは、ヘデラと呼んでも、アイビーと呼んでもいいということなんだけど。

じゃあヘデラって、アイビーって何者かというと。

ヘデラ(ウコギ科キヅタ属)
属名は「Hedera」、代表的なのはHedera helix(和名:セイヨウキヅタ、英名:English Ivy)。いわゆる、アイビー。helixには、ほとんどナントカアイビーと英名が付いているようなので、アイビーと呼んでもヘデラと呼んでも変わらないわけ。
向島百花園花だより─ツタのリスト 参照

アイビーでないHederaはこちら。
宮崎と周辺の植物|Hedera rhombea 参照

ツタ(ブドウ科ツタ属。属名は「Parthenocissus」だけど、ヘデラのように学名では呼ばれるのは一般的でない)
日本に生息する、よく壁に伝っているツタ、ナツヅタは学名「Parthenocissus tricuspidata」。英名がBoston ivyのため、これもアイビーと呼んでも差し支えはないわけだ。

ヘデラはアイビーと呼んでもいいけど、アイビーがヘデラを指すのではないと書いてあるのは、そういうことだったのか。ただし、通常ショップで売っているアイビーと言えばそれはウコギ科のHederaだし、ブドウ科のアイビーについてはただ「ツタ」と称するのが一般的なのだろう。

このふたつ、似ているけど、目(もく)からして全く違う植物なんですね。冬になって枯れるか・枯れないかとか、ぴろんと広がるか・ウンショウンショと地道に塀などを上るかなどの違いがあるそうです。もちろん、もっと生物学的な違いはあるのでしょうけど。

…はい!
(自分だけが)スッキリしたところで、当のヘデラです。

基本的にうちのベランダに導入する観葉植物というのは、戸外でも越冬できるか、そして半日くらいの日照下でも多すぎず少なすぎず大丈夫かを前提に選ばれます。(えらそうだ

写真:ヘデラ・グレーシャー&白雪姫(クリックで拡大)

左:グレーシャー Hedera helix 'Glacier'
右:白雪姫 Hedera helix 'Shirayukihime'
よし、ヘデラ王子とヘデラ姫と名づk…(やめぃ)

左が今回買ってきたものです。これ、棚の多肉をうまいこと遮光してくれてます。トピアリー仕立てもいいけど、どうもそういう、ガーデナー的欲求が無くてね(笑)。べろーんって垂れて。べろーんと。

グレーシャーはスモーキーな色合いが特徴の、ベーシックなヘデラ。小さい株で良かったんだけど、このくらいの大きさしかなかったんです。

写真:半年前のヘデラ・白雪姫(クリックで拡大)半年前に買った、こんな短さだった白雪姫も、ずいぶん立派に育ってくれていました。夏過ぎると緑葉が増えるんで、切り戻したりしてやるといいそうです。

この姫さま、観察していて気づいたのが。

写真:ヘデラ・白雪姫の付着根(着生根)(クリックで拡大)これ。ブツブツ。触ってみるとちょっと堅い感じ。ぶつぶつと言えば、卵…

も、ももももしかしてこれは何かの卵っ?! とゾワゾワしながら半泣きで調べたところ。(虫の画像は極力見たくないっス…)

これは、こういった蔓性の植物が這って伸びるための「付着根(着生根)」であることがわかりました。これで、ウンショウンショと言いながらとっかかりに掴まって伝っていくんですね。ツルの先端近いところにできるんですが、一つできるとその前の古いものは枯れていくようです。木に押しつけてみたら、少し濡れたものが付きました。

なるほどねー。あーよかった虫じゃなくて…。

おいでよパキラの森

すかっとして爽やかで、良い季候ですね。気持ちいい。
できればこれくらいのがずっと続いてくれると…ってなわけにゃいきませんね。これから、つらーいさむーい木枯らしが吹いて、冬がやってきます。うー。冬きらーい。

更新が順調に続いている我が緑ブログですが、合わせるように更新率も寒い感じになります。2月とか3回って、なあ。そんなときは毎日考の方でも読みに来てください(笑)。

img: パキラ(クリックで拡大)夏を元気に乗り切ったパキラは、この季節に急成長を見せます。一番大きな葉っぱは、計ってみたらなんと35センチくらいになっていました。でっかい!

コーナーの一角をこんもりと陣取るまでに、上にも横にも大きくなったパキラッシュ。
わん。

img: 9月初めのパキラ(クリックで拡大)これは上の、たった一ヶ月前の写真。ズンズンドコドコと新芽を出し続け、一日、一日と樹形が変わります。上を見てからだとスカスカに見えるくらいです。さらに5ヶ月前(三年目のパキラッシュ)だとちゃんちゃら可笑しい感じにw

何をそんなに急いでいるのかねえ。お暇な方は拡大画像を比べてみてください。

img: パキラの新芽(クリックで拡大)パキラの幼芽。上の9月初め写真のように、もう少し大きくなると頂上部でピンピンと立ち始めます。可愛いんだなあこれが。一週間たらずで10センチ以上もあるごっつい葉っぱに生長します。

img: 見上げたパキラ(クリックで拡大)内部から見上げると、長細い小判型の葉っぱが幾重にも重なっているのが分かります。パキラッシュはこちらから霧吹きをしてあげると喜ぶのです。
わん。

img: 遮光するパキラ(クリックで拡大)そんな葉っぱの重なりが、硬ハオを絶妙すぎる良い具合で遮光してくれます。

鉢も大きくなったので、あまり頻繁に水遣りをしなくて済んでいます。といっても、こんな生長期の季節は、新芽が正常に水を吸えるくらいの水遣りを。

わんわん。


パープルコンパクタの鮮やかさ

そういえば昨日、ネットのブロガーさんと待ち合わせをして「えーと…○○さん、ですよね…?」とか自信なげにおどおどと話しかけている私。敵は三人。超緊張するー!

…ってな夢を見ました。
最近、多肉関連の催しが多いからでしょうか?

今、ちょうど池袋西武で多肉の聖典中なんですよね。
後にイベントを控えているし…ちょっと考えているんですが、他の多肉ブロガーさんがいろいろ記事を上げているのを見ると、やっぱり行きたくなってしまうわ。どうしよう。

ってなわけで多肉だハオルチアだ葦サボだと騒いでおりますが、たまにはコルディリネの人、サルサです。

Cordyline terminalis 'Purple Compacta'

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで拡大)

うちの高級車用ハタキ、パープルコンパクタです。
うちのブログでも、検索エンジン経由で地味に人気のあるコルディリネ。夏から今くらいが一番良い季節。ツルツルで元気そうでしょ。頭頂部の新芽なんて本当、ヤワヤワで気持ちいいんですよ。もう私の腰くらいまで背が伸びたんですけど、どうもこの「うわ! 高くなったなあ!」という感じを写真で伝えられないのがとても残念。

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで拡大)比較のために、三ヶ月ほど前にベランダの赤いヤツで隣に並んでいる、黒法師さんを配してみました。

二年前(2005年11月の画像)はこうだったと思うと、感慨深いものがありますなあ。一年前の天高く、パープルコンパクタでは47センチと書いていますが、すでに高さは80センチを超えています。すげえ。

写真:コルディリネ・パープルコンパクタの茎部分(クリックで拡大)ぶっとい芯があるわけではなく、平べったい葉っぱの茎が重なり合って中心部を作っています。だから、これだけの高さになると風が吹いたらすっごくヨレヨレするのね。

写真:コルディリネ・パープルコンパクタの葉(クリックで拡大)美しく鮮やかな斑。この色を出すには、とにかく陽に当てる必要があります。梅雨の時期なんかは、すぐに緑というか、ちょっと汚い感じの色に戻ってしまうのです。

鮮やかな葉っぱをもつ観葉植物というとコリウスなんかが思い浮かびますが、どうも手が伸びないのよね(笑)。この赤い葉っぱ、強健な性格が私のベランダに合うみたいです。

過去ログについては、観葉・その他のコルディリネ・ドラセナカテゴリをご覧ください。

朝日とクヌギ

えー、もういっぽうのブログのツレヅレ9.17に書いたようなわけで、ですね。貴重な休日、無駄に早起きしておりますベランダーです。そこでブログを更新しようと思うあたりがブログジャンキーというか。アホというか。

こちらはクヌギ。前回はクヌギの鉢植えって大変なんですで植え替えをしたときの様子をご紹介していました。

写真:朝日とクヌギ(クリックで拡大)

朝日に照らされた葉っぱの様子が綺麗だったので一枚。
葉脈がきれいに透けていますね。

植え替え後、とにかく変わったのはこのように大きくてきれいな葉っぱが出てくるようになったこと。狭いベランダで、精一杯に枝を伸ばし、「木」を主張しています。やっぱり、根っこって重要なんですね。とはいえ、鉢植えで楽しめるのは数年も無いでしょう。寂しいけれど。

あと少しすれば落葉してしまうクヌギ。
それまではこの緑で楽しませてもらおうと思っています。

エスキナンツス・ツイスター

昨日ベランダで植え替えをしていたら、いい加減、オレっちもブログで紹介してくれないのかね? と言われたので紹介します。根はハオルチアのゴボウ根のようにまっすぐで素直なわたくしです。
(…多肉ジョーク?)

Aeschynanthus Twister

エスキナンツス交配 エスキナンツス・ツイスター。
割と最近に作出された、イワタバコ科エスキナンツス属の新しい交配種らしいです(日本語の読みはエスキナンサスとも)。オークション経由で、一ヶ月半ほど前にうちに来ました。すぐに枯れたらアレなんで、紹介するのを躊躇していたんですw。

写真:エスキナンツス・ツイスター(クリックで拡大)

クルクルクルクルとした葉が特徴的な植物。
ちょっと葉っぱが多肉質だし、葦サボテンと同じ感覚かな? と思いましたが、もうちょっとお水好きみたい。その点、すぐに葉がしおれるのでわかりやすいヤツです。ええ、ちょうど真ん中の茎がしおれていますね…。それ以外は、今夏の猛暑を経て、元気に生長してくれています。暖かい時期が好きなんですね。

img: エスキナンツス・ツイスター 葉っぱの表面(クリックで拡大)よーく見ると、葉っぱの表面に細かいおけけがみっしりと生えています。なんつーか、不思議な葉っぱですね。

img: エスキナンツス・ツイスター 生長点(クリックで拡大)これは茎の生長点。まだクルクルしていませんし、おけけもないですね。

だんだん垂れていく植物なんで、もう少し伸びたら場所を替えてあげようと思います。

なんでこんなんを手に入れたかというと、いつもお世話になる出品者さんなので完全にウィンドウショッピング(文字通りウィンドウだわな)、衝動買いだったんです。得体の知れない株だったから面白そうだったんですよぅ。けど珍品扱いに付き、多少お値段張りました(笑)。

最後に、出品者さんが、出品時に付けていた文章を転載します。

木や岩に着生して育つ常緑多年草です。春から秋まで日当たりよいところで育てます。もともと熱帯性の植物で生育温度は20度以上からです。生育期は乾いたら水やりしてください。葉水も良い方法です。(日照必要)真夏の直射日光はすこし遮光します。晩秋から水切りし、10度くらいに気温が下がると花芽を分化します。初冬までに水を切り少し10度くらいの寒さに合わせ、のち室内で育てます。開花も10度以上ないと咲きにくいので、冬は室内で育ててください。徐々に慣らしていけば最低気温5度くらいまで耐えます。心配な方は最低気温10度をきる頃室内に入れます。

八重咲きペチュニアと熊童子

えー、今すっごくすっごく外がすごいです。(何
とてもすごいのに、これからが台風の本番てことで、風向きの変わるあと5時間くらいが勝負。飛ばされないだろうか、折れないだろうか、もつんだろうか。あ、今マロちゃんがふわっと浮いたよ。…植物をやるようになって本格的に台風が直撃するのは初めてなので、気になって気になって。なんだか眠れないので(嘘。変な時間にうたたねしちゃったんです)、何か更新します。

あ、今、神奈川県の小田原に上陸したとのニュースが入りました。
遅いんだよ。遅いよー。1時間に20キロって遅すぎるでしょ。

何を思ったか、珍しくお花というものを買いました。
園芸センターの片隅にあるお買い得多肉を目当てに行ったらまだいい出物がなく、といって手ぶらで帰る気分ではなかった。思わず、目に付いた白い花、ペチュニアを手に取ってしまいました。

写真:八重咲きペチュニアと多肉・熊童子(クリックで拡大)

八重咲きペチュニア バニラゴールド ホワイトだそうです。

熊童子も、ちょっと徒長してますけどおおむね元気です。
新芽のお手手が良い感じに伸びてきたので、かわいげに並んだ姑息な感じを撮りました。(椅子の脚が写っているのは台風の避難中だから)

調べてみるとペチュニアというものは、管理は開花・花摘み・切り戻し・生長・摘心・剪定などという繰り返し。いやむしろ泥沼で、そうしないと花をどんどん付けてくれないのだといいます。

花ものはそういうの多いけど、それにしてもどこかで聞いたような。
そうだ。パンジー&ビオラだ。あれも、咲いている期間は果てしなく続くんだよな。私は面倒くさくて花摘みしかしなかったけど、開花期間がバカみたいに長いから疲れること疲れること…春はアブラムシにも気をつけなくちゃだし…

みたいな、感じになるんですかね。こやつは。
一年草と書いてありましたが、環境さえ良ければ冬越しもできるらしいので、あまり大きな鉢に植えず、様子を見ようと思います。まずは秋にしっかり咲いてもらおう。白い花、好きなんだよね。

うひー。(←台風の暴風におののき中)

コルディリネに…家族?

連日暑いですねー。暑すぎて、ベランダに出られなくてかなり床や植物が荒れております。まあ、汚いの見るのは私だけだからいいんだけどね。でも、そのせいでちょっとした植物の変化に気づかなかったりするんですよ。

というわけでこんばんは。
たまにはコルディリネの人、サルサです。
検索キーワードで「愛知赤(アイチアカ)」がけっこう多いので申し訳ないんですが、うちのはあまりに水をやらなさすぎてついに枯れてしまいました。ごめんよ。

気を取り直しまして。

写真:コルディリネ・ハワイアンコンパクタ(クリックで拡大)ホームセンターで、コルディリネ「ハワイアンコンパクタ」として売られていたこれ。前述の通り、最近目も手もかけていないので、どこがコンパクトやねんという感じでワイルドなチョイ悪コルディリネに。

今日、ちょっと目をやったときに、根元に緑色を発見したんですね。ああ、また雑草が根付いちゃったかと。たまにはちゃんと抜いてやろう…

写真:コルディリネの脇芽(クリックで拡大)え。
ええっ。雑草じゃない。

こんなところから脇芽が出てくるのコルディリネって?! しかもけっこう育ってコルディリネ色になってる! なんで気づかなかったかなあ…

写真:コルディリネの脇芽2(クリックで拡大)裏から見ても、完全に芽です。ていうかもうコルディリネ。三本の茎が立派に生長しています。

ちっこい葉っぱがやわやわモッチリしていてすごく触り心地がいいこと。あー、かーわいーいなー。

写真:コルディリネ・ハワイアンコンパクタ2(クリックで拡大)まあ、そんな感じで…
めでたくこのたび家族の増えたコルディリネです。

枯れた下葉も取ってあげて一安心。それにしても、基本日なたに放置という感じなのに、春夏秋冬問わず強いなあこいつらは。


クヌギの鉢植えって大変なんです

春になって、青々とした葉っぱを伸ばしてくれたはいいが、その後の生長があまり芳しくなかったベランダのクヌギ。葉脈のあたりが白っぽくなっているというか、なんというか。新芽も枯れ気味。で、母に病気なのかな? と見せてみたところ。

「これ、植え替えしてないから根詰まりしてるんじゃない? 葉っぱも小さいもん」…うーんなるほど見事な相関関係。というか私のせいです。

写真:クヌギの植え替え開始(クリックで拡大)重い重い、重い腰を上げて…。鉢から出てくれないんだよコンチクショウ。根元のタツナミソウがびっしり根を広げてしまっているので、まずはこれをほぐしてシャベルでエイヤー!と取り出します。クヌギの根っこを傷つけないよう、慎重に…。

一つの束は取れましたが、もう一つはどうしても外れてくれず、エイエイとやっていたらクヌギ本体ごとカポっと外れてくれました。ラッキー。

実は前回は、土が硬すぎて何もできず、まるっと大きい鉢に移植しただけ。でもそれはどうやら、土が乾きすぎていたせいみたいです。もちろん湿りすぎでもやりにくいだろうし、今回はその中間の誠によい乾き加減だったので、うまく根をほぐすことができました。土自体はあまり疲れていなくて、柔らかモフモフした非常に良い具合でございました。

写真:クヌギの根(クリックで拡大)よーく見ると、コブ状の塊根がありました。でかい!

水だけやって放置していたこいつですが、虫さんとご対面!とか根腐れとかいうこともなく、そこそこ元気な良い状態でございました。

写真:用土山(クリックで拡大)で、用土の山。
富士山を作ってみたりして。

取り出した土に土壌改良材や赤玉・鹿沼土などを足しました。元は実家の土で、なぜかひまわりの種の殻(鳥にやっている)までも…これも、そのまま入れました。このほうがクヌギも安心してくれる感じがするんですよね。

また、今回からは取り回しを考えてプラ鉢にしました。安い印象のプラ鉢も、径が30センチを越えると1,000円とかするのよねえ。これ以上大きくなったらどないしょ。

写真:クヌギの植え替え終了(クリックで拡大)鉢底ネットが絡んだ根っこの整理やら土の準備やら、なんだかんだと都合1時間半を要しての植え替えも、たっぷりお水を上げて無事終了。タツナミソウも元通り、根もとに植え込んであげました。

自分の都合で植え替えが延び延びになってしまってごめんよクヌギたん。肥料もたっぷりだよ。土も柔らかいし広くなったでしょ。新しい家、気に入ってくれると良いんだけどな。

普通なら家にあるとしてもお庭だろうから、こんな植え替えは必要ないと思います。もう少し大きくなったら地植えにしてあげないと酷でしょう。まだ小さいし、自分のエゴでこういう大きくなる植物をベランダ鉢植えにしているのだから、腰が重いだ面倒くさいだ言っても、飼い主としての責任があるのです。

さーて…次は、このクヌギの植え替えを恨めしそーに眺めていた、アロエのマロちゃん二株だ。だ、大丈夫。鉢はもう買ってあるのよ。次の休みにね。いや本当にやってあげるってばさ…

梅雨の合間のぐんにゃりハーブ

いやー、こんなに良い天気になるとは思いませんでした。
二つ前の記事で「日照プリーズ!」と吠えたのが良かったんでしょうか、今日は湿度も低く夕方まで晴天が続いてくれました。おかげで、いつまでも乾かないままだったハオルチア鉢が一気に乾きましたよ。いやーよかった。

乾いて欲しい植物もいる。
そして、乾くとへにゃるヤツもいるのであった。

写真:セージふにゃー(クリックで拡大)なんじゃこのお化けはー。
そう、セージです。

セージの誠二くんはとてもお水好き。隣のローズゼラニウムは文句一つ垂れないというのに、ちょっと水が足りないとこの通り。しかし、植物というのは強い。

写真:セージしゃきーん(クリックで拡大)およそ一時間後。
ちょっと水を遣っただけでこれだ。今にも「ボクもうダメです枯れそうですー」てな顔をしていたのに。まだ復活しきっていないけど、明日の朝にはピンピンしていることでしょう。

写真:フレンチラベンダーとカレープラントふにゃー(クリックで拡大)続いてのお水好きハーブは、フレンチラベンダーとカレープラント。カレープラントには今、花芽が4つほどついているんだけど、…なによ! そんなに垂れなくてもいいじゃない! 水をあげればいいんでしょあげれば!

写真:フレンチラベンダーとカレープラントしゃきーん(クリックで拡大)…同じく一時間後。
なんなのアンタたち。

今わたしが恐れているのは、デパートの福引きで当たってしまうであろう世界一周の旅、そして給水制限である。

セージは今、生長点からさかんに新芽を伸ばし始めています。これ、触ってみるとフワフワしていてラムズイヤーみたいで、とっても気持ちいい。調味料(スパイス)だとちょっときつめのニオイだけど、実際のセージは柔らかくてとてもよい香りなんですよ。購入当初(image)からは想像もできないくらい、大きくなったね。嬉しいぞ誠二くん。(誰)

こ、このかほりは…「カレープラント」

特に興味はなかったものの、カレーのニオイなんて変なのという意識はあって、そしていつしか居るコイツです。

写真:カレープラント(クリックで拡大)カレー本体のニオイというよりはカレー粉のそれといった方が正しいかな。それとも、ガキの頃に流行ったカレー消しゴムのような感じかな。もし園芸屋さんで見かけたら嗅いでみてください。ローズマリーのように葉を食用するのには適さないけれど、スープや汁物の香り出しなどに使えるようです。

カレープラントは、指先でこすらずとも微妙に香りを発します。香る条件というの、特に調べたわけではないんですが、午前中ギンギンに陽光を浴びていたときには部屋の中までニオイが漂ってきておりました。そのときご丁寧に指先でも触ったがため、出先でもコイツにまとわりつかれている錯覚が(笑)。微妙に霧吹きの水がかかっても、プーンと香ります。

園芸屋さんですでに付かれていたのか、うちに来てからなのかわかりませんが、一時期アブラムシが葉先でパーティパーティをしていたり、根元に白いもや(巣?)がかかっていたり、イヤーなことになっておりました。好きそうな香りじゃないのになー。当分は体内に摂取する予定がないので、ベニカでベタベタにしてやりました。

その後、何事もなかったかのようにすくすく成長し、今はいくつも花芽を付けてくれています。カレープラントらしく、花芽も黄色でした。どんな花が咲くのかな。(見るまで調べない)

…などと考える前に、そろそろ鉢上げしてあげよう。
(すでに一ヶ月以上経過)

ハーブ

ちなみに、このハーブを始め、セダムやその他多肉など、4つほどのカテゴリのアルバムをギャラリーに追加しています。よろしければご覧ください。

salsa@Web屋の公開ギャラリーへ


6月のあじさい in 大船植物園

今日は梅雨入りに一足早く、雨を彩るあじさいをお届けします。
大船植物園で撮影してきたものです。ま、わざわざ植物園まで行かずとも、皆さんのお庭や近所のお宅、公園なんかで綺麗に色づきはじめていることでしょう。

写真:西洋アジサイ(クリックで拡大)いわゆる西洋アジサイ(というらしい)、の一種。
こんもりと咲く様子もさることながら、だんだんとガクの色が変わっていくのが楽しい6月の花です。葉っぱの緑とのコントラストも美しい。

写真:隅田の花火(クリックで拡大)有名らしい「がくあじさい」。来園者が、「あーこれこれ! これ隅田の花火っていうのよねー!」と言っていたので、有名なんでしょうね。っていい加減な説明でゴメンナサイ。

学名、長っ!

写真:隅田の花火2(クリックで拡大)確かに、群生していると夜空に打ち上げられた花火のよう! そしてどこか風流な感じがジャパネスクですね。

写真:くろひめあじさい(クリックで拡大)これは山あじさいの趣きでしょうか。くろひめあじさい、とあります。色合いの優しい、園芸種とはまた違った良さのあるあじさいでした。

写真:西洋アジサイのつぼみ(クリックで拡大)おまけ。たぶん、西洋アジサイのつぼみの状態。ちっちゃい手まりみたいですね。こういう、昔ながらのあめ玉もあったような気が。口に含んでみたくなります。

写真:あじさいの説明板(クリックで拡大)あじさいの属名はHydrangeaっていうんですね。今さらながら、普通のあじさいとがくあじさいの違いも知らず、単に花が開ききってないのかなーと思っていたあじさいオンチです。

各種あじさいの違いはMarilyn's Hydrangeaの冒頭を参照のこと。

ちなみに、属名のHydrangeaの意味は「水の容器」という意味。「あじさい」の名は「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったものと言われる、そうです。さらなる詳細はアジサイ - Wikipediaをご覧くださいまし。普段あまり気にしたことのないものを調べるというのは、発見があって面白いですね。

ベランダの赤いヤツ

葉っぱが赤い植物、なぜか好きなんです。
コルディリネとか、濃いピンクに葉焼けさせたハオルチアとか。

そんなんが井戸端会議をしていたので写真を撮ってみました。赤い。
と思ったら観葉のほうが赤すぎてハオルチアの赤さが全然目立たん!

写真:ベランダの赤いヤツ(クリックで拡大)奥の一番高い塔がコルディリネ・パープルコンパクタ、その右手前が黒法師&グラプト、一番手前が少し枯れ部分の目立つコルディリネ・ハワイアンコンパクタ。左の丸椅子に座っているのがハオルチアたちです。

ダイソー生まれのコルディリネも、暖かくなるとわっさわっさと育ってくる、というかいつも成長期に見える、みっしりした生長点部分がセクシー(か?)。新芽はとってもツルツルピカピカして手ざわり最高。

ああ、素敵だよ君たち。うふふふふ…

写真:ハオルチアの赤いヤツ(クリックで拡大)そしてハオルチアのザ・赤いヤツ。真ん中の小さいのが昨日の記事のバディア。左上がピクタ、右上がピリフェラ錦、右下がマジョール、左下がスコットコレクタ。ピリフェラはもと、赤くはないんですけど、焼いてたら赤みを帯びてきたのでこのグループへ。

スコットコレクタも、多少遮光しておけば緑なんですけどね。焼いておいたら条理がピンクに染まってきたのがきれいだったのでグループ入り。またちょっとしたら記事にしますが、スコットコレクタの特徴である白いもやが出てきつつあるのが嬉しい。見えるかなあ。手前の二枚の葉っぱです。

マジョールはだいぶ血が通ってしっかりしてきました。
異国の地からサルサのベランダへ、このまま朽ち果てたらどうしようと内心思っていたけどちゃんと根付いてくれたのね。意外に透明感があるのが素敵なのよね。

そういえばこのグループには十二の巻もいましたなあ(硬ハオ 赤十二の巻、の巻)、春に脱退しましたけど。次のグループ入りを狙っているのは、やはりハオルチアのアラバディアですかねぇ。今は花芽が付いているので、ちょっとだけ避けてあるんです。…ってサルとしたことが、結局赤というよりハオルチアの話になってしまったにゃー。

ちなみに、もともと赤い葉の植物というのは、赤い色素が強いだけでちゃんと葉緑素は存在しているのだそうで、通常の光合成にはまったく支障がないそうです。

とりあえず外へ出ろドラセナ・コンシンネ

えーと…調べてみたらちゃんと記事にしてなかったのか。
一年前にうちに来た観葉植物「ドラセナ・コンシンネ」…が元の学名ですが、変更があったらしく今はDracaena marginata(ドラセナ・マルギナータ/マジナータ)だそうです。とはいえ流通名としては「コンシンネ」「コンシンナ」がまだ使われていくと思うので便宜上、ここではコンシンネと言っておきます。

さてこのコンシンネさん。
一見、ありふれたフツーのコンシンネに見えますがなんと!

どこにでもあるフツーのコンシンネなんですねー。
あははーひっかかったー(ひっかかってない)。
ただしこちらは学名に'Veranda'がつきます。Dracaena marginata 'Veranda'。…て、嘘を書くな嘘を。

おそらく、もう少し背が高くてぐねぐねと幹が曲げられたやつを、皆さんもどこかで目にしていると思います。

写真:ドラセナ・コンシンネ(クリックで拡大)コルディリネしかり、パキラしかり。インテリアグリーンとして、ハイドロとして店内で売られていた株は、うちに来るとほとんどがベランダに出されます。室内で緑を飼うのがどうも苦手で、ベランダに比べて室内はとっても質素。緑の「み」のじもありません。

うまいこと南側の窓辺というのも家の中にないですし…、それに、やっぱり植物は外の空気を吸え! みたいなね。バカの一つ覚えですよ。室内や温室じゃないとへたれるグリーンは買ったことないですしね。

冬の間はさすがに家の中に入れており、白プラ鉢でしたが、春になって外に追ん出して土鉢に変えたらかなり元気になり、どんどん葉を重ねています。お外気持ちいーのー。あらそーよかったわねー。てなもんです。

できれば直射日光は控えたいんですけど、うちのベランダではまだいい場所を作れてやってなくて。まだ真夏でもなし、当たるといっても午前中の数時間なんで、体力を付けるためにがんばってもらうことにしました。多少ワイルドさが出てきたかな。

日照をしっかり当てると、フチ取り部分が鮮明になっていくからきれいなんですよ。さあ、この調子で今年は冬越えもベランダでしてもらおうか。
(ヒィィー。 ←コンパクタの声)

地味に立派な観葉アボカド

ダンベル運動で疲れた体は緑で癒さないと。
最近ベランダの隅っこで水だけ与えられてほこりをかぶっていたので、葉の両面にシリンジをしてみました。まーきれいきれい。

写真:アボカド(クリックで拡大)栄養を上に行かせるために、二本立てだった幹を剪定しました。相変わらず、冬は微動だにすらしねーぞといった感じで固まっていましたが、今は成長期ですね。ぐいんぐいん伸びます。

そろそろ植え替えしなくちゃなあ。ああっ、鉢が足りない。こいつもけっこうベランダ歴が長いので、そろそろかっこいい家を与えてあげたいところだけど…。

写真:アボカド(クリックで拡大)ひそかに木になりつつあります。アボカドの実も、崩れつつではありますがまだ実体がありますね。

写真:アボカド(クリックで拡大)ちょうどいい写真がなかったのですが、アボカドの生まれたばかりの葉っぱは、少しメタリック調に赤色じみていて美しいです。植栽などに用いられるベニカナメモチの新芽が赤いのは、紫外線から若芽を守るためだそうですが、これもそうなのかな。

虫食いに見えるのは、数日前水やりを怠ってしおれさせすぎて、カリカリになってしまったところです。アボカドにはこの二年、虫が付いたことはありません。お水はちゃんとあげましょう。

大きくなったからと言ってそれがどうした、あとは伸びていくだけのアボカドではありますが、大きい葉っぱは十分に観葉植物としての用を果たしてくれます。実生に興味のある方は過去ログ参照。

ハーブの花 二種

最近、植え替えをしようと思うその絶好のタイミングで、隣の住人がスプレー塗りを始めます。缶スプレーをカラカラカラカラとしつこいほど振っているその音がそろそろ耐えられない…っていうか、ベランダでやるならせめてハケで塗ってくれないかな。植え替えどころではありません。風向きがこっちなんで、毎度毎度、すっっごく臭くてぶっ倒れそうなんですけど! いったいどんなデカさの家具を塗ってんだ。いい加減終わってくれ。以上グチ終了。

気分を変えて、たまにはかーいらしいお花の写真でも。

写真:フレンチラベンダーの花(クリックで拡大)少し前(ザ・ガーデン横浜 多摩店)に買ってきた、フレンチラベンダーの花が咲きました。まだ小さいのでウサギ耳…というわけにはいかないか。特徴的なお花の形をしていますよね。

このハーブはお水好きのようで、少し切らすとヘニャっとなります。

…写真をじっと見ていると、宇宙人に見えてくるな。

写真:ゼラニウムの花(クリックで拡大)こちらは、ベゴニア…じゃなく、ベネズエラ…でもなく、ゼラニウム(一発で「ゼラニウム」と言えない)。輪っかのようにぐるりと咲きます。

花弁が不思議な模様ですね。上の方は手ブレではなく、本当にこういう風に見えています。自然ってすごいわ。


三年目のパキラッシュ

緑ブログを見て植物始めたよーとか、最近では緑ブログを見て多肉展に行ったよーなどというコメントやお便りをいただきます。わざわざ、毎日考ブログから記事を読みに来てくださる方もいらっしゃる。皆さんが想像する以上に、本当に本当に嬉しいんです。アーンド、してやったりです。珍しいものは特にありませんが、緑が元気な季節は淡々と更新していきますので今後ともひとつよろしく。まずはお礼とご挨拶まで。

うちにいるパキラ、名前をパキラッシュといいます。
何度か出しているので、見知っている方もいらっしゃるかと。こいつが、五月で三年目に突入します。

写真:2007年5月のパキラッシュ冬のあいだは室内に入れて、暖かく晴れた週末には外で日光浴と水遣りと霧吹きという管理でした。この前鉢上げをしてやって、そのまま外に出しておいたところ、くすんでいた緑がだんだん色濃くなってきました。これくらいがベストかな。真夏はまた置き場所を考えなくてはいけないけれど、基本的に冬以外は外におりますパキラッシュ。

こういう植え替えは、本当に嬉しいなあ。ねえ、鉢と土は心地いい?

写真:2006年5月のパキラ時は一年前にさかのぼりまして、二年めのパキラッシュ。パキラッシュ、疲れたろう…?のあたりです。管理についてはこの記事で書いています。

これと今年のは変わりがないように見えますが、さらに幹が太って木化が進み、鉢も大きくなりました。

ところで今回の植え替えの土は、赤玉土+鹿沼土+バーミキュライト+石+根腐れ防止剤+マグアンプ。家の中に入れることも考えて、腐葉土は使っていません。

写真:2005年5月のパキラさらに一年さかのぼりまして、購入時のパキラッシュ。葦サボマニアックスの一番下です。やあ、もう草ですね。

緑ブログでこうした比較の記事が多いのは、自分自身への備忘録とか、生長日記という意味合いもあります。(同じ株で毎回比較をしてたりしますけど…)

多肉もいいけれど、こういう観葉植物も目が癒されて良いですね。みたいなことも毎回書いているわけですが。特にどうということはないアレですが、皆さまのベランダにもおひとついかがでしょうか。かわいいヤツです。

ラセンイを繕う休日

ハーブハーブ多肉と、派手めの記事が並んだので今日はしっとりとラセンイをご紹介。

写真:ラセンイ重い腰を上げて、やっとベランダの二回目の植え替え。なのですが。

ラセンイの枯れ草がかなり目立ち、荒れ放題になってきていたので、ちょいと毛繕いをしてやりました。前回の冬と違い、今年の冬は本当に水遣りをしてあげていなくって、かわいそうなことをしました。「水生植物は、水がなかったら死んじゃうのよ!」そんなノリピーのセリフが聞こえるような気がします。ほんと済みません。

茎をかき分け、枯れ草を指に絡ませてムシッ。ムシッ。と繕っているとなにやら、毛をより分けて猫のノミを探しているような錯覚に陥ります。無心になれるから、こういう作業は意外と好きです。

ラセンイはめったに虫が食わないので、株元をかき分けてもナニカにびっくりご対面!ということはないのですが、前にいっぺんだけ葉に沿って虫がたかっていたことがありました。近くのハオルチアの花を目当てにしたアブラムシが飛び火したっぽいのですが、普通ならあまり無いことです。

若き日のラセンイ(クリックで拡大)何回か過去にも書いておりますがね。いいですか、たった二年前はこんなんですからね。なんてかわいいんですか。ずっとこういう感じかと思うじゃないですか。

植え替え前(クリックで拡大)半年後ですでにこれですよ。
サルさんびっくりですよ。

これからラセンイの購入を考えている方、こけ玉を作ろうと考えている方、実際根張りがハンパじゃない植物なんで、できればあるがままに生かしてあげてください。ご参考までに、過去記事からラセンイ関係を抜粋。

ザ・ガーデン横浜 多摩店(ラ・フェット多摩南大沢内)

休みに入り、順調にお店探訪が続いております。
この調子で毎回植物を増やしていったらベランダはどうなるのかと…うすら寒くなりましたが、そんときはそんときだ! わははははは。

昨日は、ラ・フェット多摩南大沢というアウトレットモールにあるガーデンセンターに寄ってきました。友達と一緒だったのでメインはアウトレットのほうだったんですが、緑なウェブ屋がこちらを見逃すわけはありません。何を隠そうここは、アロエを買いました。名前は…にもあるように、キダチアロエのマロちゃんを買った場所なんですねー。うれし恥ずかし二年半前。

写真:ザ・ガーデン横浜 多摩店外観ガーデンセンターはやはり店舗の端の一角。スペース的には普通のホームセンター並みですが、逆にぎゅっと濃縮されていて、宝探しをする感覚で植物を見つけるような。ちなみにペットショップは建物二階。ボリュームはそこそこです。

写真:ザ・ガーデン横浜 多摩店 ハーブ売場本日、というかこの季節? おすすめはこれっ! 丸々4列使って、これ全部ハーブですよ。圧巻です。上の写真でも、外にラベンダーがずらっと並べられております。フェアみたいな感じなのでしょうか。

とにかく品揃えが素晴らしくて、薬用、食用、ありとあらゆるハーブが並んでいます。ミント系はもちろん、ローズマリーやラベンダーまでもが数種類ずつ取りそろえられているほか、普段あまり見かけないハーブや日本のハーブも揃っていたので、ここでなら欲しかったハーブも手に入るかもしれません。いやー、楽しかった。駐車場選びに40分、駐車場行列に30分かけた甲斐がありました。(改装したらしく、今まで見たことないほど混んでいたんです…)

写真:ラ・フェット多摩南大沢そんなラ・フェットさんはこんな感じ。ちょっと西洋調の建物が並んでおります。店舗が増えて広くなっていたり、かと思うとまだ増築中だったり、いまだ発展を続けるアウトレット。人出が多くて、お店が並ぶ通りは混雑度150%という感じでした。

そうそう。
上記の多肉売場ですが、こちらは室内の棚に並べられております。量もそんなにはありません。そして値段がけっこう高い。必ずしもリーズナブルとも言えず環境的にも微妙…なのですが…

写真:コチレドン 熊童子白斑こんなやつもいたり。
んわー!
会いたかったよシロクマ!

…な、熊童子白斑です。ちょっと弱々しいね。1,000円オーバーの鉢が並ぶ中、なぜか700円で売っていたので5秒逡巡して手に取りました。

そして、買うだけ買って管理しきれなくなるとかわいそうなので、買い控えようと思っているのですが…

写真:レモンバーベナとフレンチ系ラベンダーまたしてもハーブ。
うん、そろそろ打ち止めにしましょう。あとはしっかり管理を勉強して…

左はレモンバーベナ。レモンバームやレモングラスと比較すると、青臭くない、圧倒的なレモンのさわやかな香り。一度こすったら指から抜けないくらいの強烈な芳香。「ハイレモン」というタブレット菓子にそっくりな香りです。

薬用、飲用、美容などに利用できるハーブで、ドライにしても香りが抜けないという性質はなるほど頷けます。耐寒性が少し無いようですが、まあなんとかなるでしょう。

右はフレンチ系のラベンダー。売り場には名前が書いてありましたが失念。白い花が咲くラベンダーということで手に取ってしまいました(写真の株は花芽が付いています)。芳香は少なく、そもそも観賞用のハーブとのこと。まあ、たまにはこんなのもいいでしょう。ウサギ耳状の花が可愛いんですよ。うまく育てられるかな。

そんな感じで、大満足のお店でした。
近隣の方、おでかけになってみてはいかがでしょうか。

ザ・ガーデン横浜 ★★★★☆(多肉の分で星4つ)

ジョイフル本田瑞穂店 ガーデンセンター

植物でない毎日考編はジョイフル本田瑞穂店の中途半端なレビューをどうぞ。かなり中途半端にレビューをしています。

今年の1月だか2月だかにオープンした、多摩初のジョイフル本田、そのガーデンセンターに行ってきました。すごい、広い、という情報もありましたが、ここはひとつ緑町のウェブ屋としての厳しい鑑定眼で望みたいところ。(ウェブは関係ありませんが…)

写真:ジョイフル本田瑞穂店 ガーデンセンター外観店舗の一番端に位置するガーデンセンター。まずその広大感に圧倒されてしまいました。店内は撮影禁止なので、駐車場のクルマの間からコソコソ撮影する怪しいウェブ屋です。以降、店内の写真はないのでご了承ください。

品揃えは可もなく不可もなくです。大きく分けて野菜やハーブゾーン、お花ゾーン、木ゾーン、観葉植物が並ぶ二つの室内という感じ。ガーデンファニチャーや雑貨もありましたが、鉢のラインナップがちょっと少なかったかなー。植え替えで鉢を所望していたんですが、これは期待はずれでした。

多肉の方には気になるタニサボゾーン。こちらは室内の一角にありました。黒いプラ鉢のハオルチアやら、150円多肉やサボテンもあるにはありましたが、絶対量が少なかったですね。これほどの規模なのだから、もう少しあっても、と…。コーナー自体はオサレなインテリアっぽい感じに仕立てられていて、人はけっこういましたね。

室内の売り場については、カートで通れるように通路を広く取ってあるのを差し引いても、置かれ方にちょっと間延びした感じがありました。コンセプト的にどこに何が集まっているというのが散漫な感じで、目的の観葉を見つけるのに迷うんではないかという印象。慣れもあるのかもしれませんが。

写真:焼配合粒土ひとつ特出するとしたら、土や肥料のたぐいですね。かなり充実していました。その中で、これはいいかも?と思ったのが写真の焼配合粒土。焼軽石+焼赤玉土+焼富士砂が80%、15%、5%の割合で配合されており、タニサボや蘭をやる人には重宝するのではないでしょうか。お値段はそれなり(600円か700円)。単体で持っている方には必要ないかもしれませんが、焼土ブレンドがこれくらいの値段で買えるならお得かもしれません。

ガーデンセンターに置いてある土はいずれも大袋なので、小さいのが入り用の方は1階生活館のガーデン資材コーナーへどうぞ。って、同じカテゴリなのに売り場が分かれているのは改善していただきたいポイントですね。以上、売り場レビューでした。

てなことで、私が今日購入した植物は下の二つ。

写真:ローズゼラニウムエッセンシャルオイルで購入してから気になっていたゼラニウム。これは「ローズゼラニウム」です。観葉として楽しむゼラニウムと区別して、ハーブゼラニウムとかニオイゼラニウムとも呼ばれるようです。葉をちょっとこすって香りをかぐと、なんとも素晴らしい、かぐわしい香り! 香りに一目惚れ(嗅ぎ?)でした。ピンクの可愛い花なんですが、風で揺れてボケました(泣)。

検索したら、ローズゼラニウムの匂いの成分って蚊が嫌うらしいですね。蚊連草とも言うらしいです。いろいろ名前があるのね。「蚊を寄せ付けない驚異の植物!」とかって、楽天で売られていましたよ。知りませんでした。

写真:ユーフォルビア 白樺キリンこちらは多肉です。何か面白そうな抜き苗はないかなと、白い肌にそそられて白樺キリンを手に取りました。前からちょっと興味はあったんですよね。これはユーフォルビアのお勉強用。夏冬の管理がいまいちわからないんですよねー。


今日はこのほか、焼鹿沼土や軽石、古木のボックス、霧吹き(生活館)なんかを購入しました。結果、10段階評価で言うとまあ、7くらいでしょうかねえ…。もちろん、私の植物的嗜好が大いに関与していることはご了承ください。いずれにせよ、こういう風にいろいろ揃っている場所は嬉しいです。またひとつ、巡回場所が増えました。

ジョイフル本田 瑞穂店 ★★★☆☆(星3つ)

白い花はお好きですか?

クヌギの下に生えているタツナミソウが満開です。

写真:タツナミソウタツナミソウ(立浪草)はシソ科の植物で、山野や野に自生する山野草です。「花の様子が次々と寄せては砕ける波を連想させるから」という意味のタツナミソウ。確かに、こんな感じでワサワサと群生します。タツナミソウの種類は多く、花の色もさまざま。家には紫のタツナミソウがおりました。

冬の間は地上部が枯れる宿根の多年草で、上がクヌギなので水遣りの頻度もちょうどよかったらしく、新芽が出てきたと思ったらいきなり花を咲かせました。人間で言えば、起き抜けに100メートル走をしてる感じでしょうか。

写真:タツナミソウ朝日に照らされたタツナミソウの花。あまりにきれいだったので撮ってしまいました。少し透き通った感じのある花弁ですね。

写真:タツナミソウと宿根イベリス夜のベランダにも映えるのは、白い花ならでは。この前買った、宿根イベリスと一緒に。ここだけ見ると、いつものタニタニサボサボした緑ブログとは大違いですね(笑)。こうしてみると、いいなあ白って。

イベリスも鉢上げされて、購入当初よりのびのびしている感じです。ウニャラウニャラしている茎が特徴的。

ところで、タツナミソウの花はだいたいが紫とか青紫で、白というのは珍しいらしいですね。ということで、タツナミソウの清楚感があってさわやかな白い花をご堪能あれ。

地元の園芸センターにて

植え替えがしたくでもできない、そんな日は…
そう。植狩りに行くしかありません。(なぜ)

写真:地元の園芸センター(クリックで拡大)今回訪れたのは地元の園芸センター。大きいお花屋さんといった風情です。

やっぱり専門店だけあって、どの花も活き活きしているんです。花摘み専用のスタッフさんがいるなど、管理にも気を遣われています。私もお気に入りのお店です。お客さんは自然とこういうところに集まるんですよね。道路まで駐車車両が溢れていましたよ。で、お店の場所は…とご紹介したいところなんですが、そうすると私がどこの緑町に生息しているのか一発でバレてしまうので内緒ね(笑)。

写真:多肉・サボテンコーナー(クリックで拡大)私がお気に入りなのはもう一つ。ちゃんと多肉・サボテンのコーナーがあって、結構いい場所で管理されているんです。たまに珍品が入ったりするのでチェックが欠かせません。

写真:150円多肉棚(クリックで拡大)これは上の写真の、向かって右にある棚。奥の小さい方が150円多肉で、軟ハオもいくつかありました。これはお買い得なのではっ!

写真:セダムやグラプト棚(クリックで拡大)これは一番奥にある棚。セダムやグラプト、クラッスラなんかが満載です。

写真:珍品多肉コーナー(クリックで拡大)向かって左の棚。こちらはサボテンとかユーフォルビアとか、「珍品多肉」コーナー。手前には立派に仔吹きしているディフューサもいます。こちらはそれ相応のいい値段、さすが相場は抑えているなといった感じ(笑)。

実はこの棚に、熊童子の白斑が二匹いたんですよ。今回のお目当てはそれだったんですけど、きれいな株だったのですでにお買い上げされた後。見かけたときが買い時なんだねママン…。

orz .....

無理やり多肉を買うこともないので、今日は目に付いた他の植物を買うことで気持ちをなだめることにしました。

写真:ローズマリーとヘデラ(クリックで拡大)ええ。またローズマリーですとも。サンタバーバラとありますが、もしかして、母からもらったのと同じかもしれない…。ニオイも習性も花の色も一緒くさい。まあ、ローズマリーは本当にいっぱい品種があるからわからないけど。

右はヘデラの白雪姫(Hedera helix 'Shirayukihime')。ちゃんと種苗登録されているものです。新芽がこのように、白に緑の散り斑になる種らしいです。涼しげで良いでしょ。

こちらの園芸センターは、写真には写りきらないほど(ワイドで写したいくらい)広い販売スペースを有した、とても気持ちいい場所です。皆さまも、お気に入りのお店で植物狩りをされてはいかがでしょうか。

ホームセンターの園芸コーナーにて

観葉植物の植え替え用の土を仕入れに、少し遠めのホームセンターに足を伸ばしました。ええ、あわよくば…あわよくばです。

写真:お花屋さん(クリックで拡大)あら、うまいことグラデーションになってるわ。春のお花屋さんはいいですね。たくさんのお客さん、花を見るその顔はみんな笑顔。意外だったのが、野菜苗のコーナーの盛況っぷり。これから苗を育てて収穫するにはいい時期ですものね。

写真:紅茶と烏龍茶の木(クリックで拡大)こんなものもありましたよ。紅茶と、そしてなんと烏龍茶の木。説明読んだんですが、なにやら難しそうなのでやめました。(買う気だったのかい)

行く前はサクっと土を買って、帰ったらすぐに植え替えするぞと思っていたんですが、なにせ起きたのが遅かった。そして一番の誤算は、これらの植物を物色し始めてしまったことなんですよね。わかっていたんですけどね。結局1時間以上いましたよ。

写真:黄麗錦と東錦(クリックで拡大)やっぱりどうしても多肉のコーナーは見てしまうのよね。しかも、いつも趣味にないモン買ってくるのよね。まあ一応いいわけとしては、家で植え替える宝珠や銘月と一緒に寄せ植えしてあげようかなという…

右がセダムの黄麗錦、左が…東錦と書いてあったんですがこれ、エケベリアなのよね。私が昔全滅させたエケ。茎立ちするエケなのか、徒長しているのかわからないんだけど、てっきりセダムかと思っていたよ。けど言われてみれば、確かに…。まあいいか。

写真:ミルクブッシュとセージ(クリックで拡大)右は、なんとハイドロとして売られていたミルクブッシュ。いくつかの鉢は、幹が腐っていましたよ…。らしくないから、観葉植物にカテゴライズされちゃったんでしょうなあ。新芽に葉緑素がー! ううう。不憫なことよ。

左はハーブのセージ。ハーブはもう少し増やそうと思っていて、何にしようか迷ったのですが、なんとなく強そうだし何より香りがすごくいいのよ。うまく収穫できたら、料理に使おうかなと。

写真:土(クリックで拡大)で、これが本題の土。うちに切れているもの中心です。場所を取るんだよな…どこにしまおう。

「挿し芽・種まきの土」…横着しました。だって挿し芽用に土ふるうの疲れるんだもん…。

てことで植え替えは明日!
やるぞ! がんばるぞ! 待ってろ植物!

ローズマリーが里子にやってきた

花月クヌギに続いて、実家からローズマリーの大株がやってきました。かつてはオリーブ、パンジー、アガパンサスなど様々な植物が里子に出されてきましたが、ハーブは初めて。「鉢に植え替えしとくわよ」とは言われたものの、まさかこういう大きさとは思いもしませんで…。

写真:ローズマリー(クリックで拡大)でかいー。
キダチアロエばりに場所とる(笑)。
横から見たら、スネ夫か花形満かってなくらい。ちょっとこすった指をかぐと、かぐわしきローズマリーの香り。

ドライハーブをいちいち買うのがめんどくさいし、フレッシュなほうがよかろうと、自分の苗が欲しかったんですよね。通勤時に通りかかる植え込みに大量に群生していたんで、「業者さんが剪定するときには連絡ください!」などと、電話しちゃおうかと思ったくらいなんです。(どうせ剪定時には捨てるだけだろうし…)

ローズマリーはシソ科のハーブで、ポリフェノールを多く含み、消化促進や神経安定、防腐や老化防止など様々な効能を持つハーブ。

これからの季節、新芽をわんさかと出してくれるらしいので、もっさり収穫できるようになるかな? うちのベランダは、ローズマリーには日照時間が足りるかどうか微妙なところなんですが、まずは元気に育ってくれることを祈って。

母は私なんかよりずっと前から植物好きなんですけど、残念ながら多肉植物やアロエのツンツンしたのなんかは苦手らしい。うちから逆輸入されていったのは、今いるグリーンネックレスから挿し芽をして増やした子株くらいなんですが、同じ趣味を持って相談し合えたり、株を行き来させられたりするのは、なんとも心強く楽しいものですね。

このローズマリー、収穫してドライハーブを作ることができたら、母に化粧水でもプレゼントしようかと思っています。

ひさびさにお花買いました

毎日考ブログのほうで桜のある風景という記事を書いたんですが、その花見の公園では今日「市民フェア」というのをやっておりまして、とある敷地でちょっとした植木市が開店しておりました。

写真:植木市の様子(クリックで拡大)冷やかし半分で訪れたハハと私。お花方面は特に関心あるほうではないんですが、なんとなしに白い花が欲しいかなと物色しておりまして…そんな私を見て、本当に買う気の無かったハハまでが株を抱えておりまして…

あ、青もまばゆい着物を着た方が多いのは、近くで民踊まつりをやっていたせいです(笑)。

活き活きとした良い株が多かったのでお会計の時に訊いてみたら、市内のお花の生産業者さんが持ち寄りで出店しているとのことでした。…そうそう、エケベリアやパキフィツムなどの株も20鉢ほど並べてありました。そのどれもがとても形良く作られた、径10センチくらいのいい株だったんですよー。お花を見に来たお客さんも、思わず手を伸ばしていました。

写真:イベリアとローズマリー(クリックで拡大)まあそんなわけでして、買ったのはこの二株。左の白い花がアブラナ科の宿根イベリス(Iberis sempervirens)。イベリコ豚とよく間違えます。まあ由来は同じ(イベリア半島)ですけど…。

虫も付かず、うまく増やすととっても可愛くてきれいなのよーと、白花好きのハハおすすめです。Garden Schopさんの宿根イベリスを拝見すると、乾き気味の管理で行けそう。検索してみると少し夏が弱そうなので、ちょい気をつけねば。こんもりと仕立てたいですね。

右は、ローズマリー ギルテッドゴールド(Rosmarinus officinalis ‘Guilded’)。数あるローズマリーの種の中でも、ほとんど開花しない、唯一の斑入り種とのこと。

ローズマリーはいろいろに使えるので欲しいなと思っていたところ、ラッキーなことに実家の植え込みにドカドカと生えており(笑)、タイムも欲しいなと言ったら「それもあるわよ」…。ワンダーワールドな実家です。恐るべしハハ。そんなわけで、ちょっと珍しい黄斑のローズマリーを買ってみました。

観賞用に買ったわけではないからいいんですが、斑入りはちょっと気を遣いますね…。二株とも、うまく管理できるといいのですが。

ベランダでクヌギ萌ゆる春の訪れ

なんか俳句みたいになっちゃったな。
♪ベランダでー、クヌギも萌ゆる、春の訪れぇぇぇー。

ちょうど、東京で桜の開花宣言が出た頃でしょうか。
それまで、芽はふくらむもののいっこうに音沙汰の無かったうちのクヌギも、一気に新芽を出し始めました。これがあと二ヶ月もすると、葉っぱがバサバサと生えるんですかねえ。樹ってすげーぜ。

写真:クヌギの新芽(クリックで拡大)このように、対に互い違いに淡緑色の新芽を出すのがクヌギの特徴。白っぽい新芽を一つの点から出すのがコナラだそうです。受け売りですけど。

写真:クヌギの新芽2(クリックで拡大)小さいながらも、ちゃーんと葉脈が細かくできていて、立派なクヌギの葉っぱの形をしてるんですよ。その様がなんともかわいい!

写真:タツナミソウ(クリックで拡大)これはクヌギの下に植わっているタツナミソウ。ずっと寒くてなかなか水遣りをしてあげられなかったんですが、ちょうどうまいことに冬の間は地上部を枯らすタイプの植物だったらしく、クヌギと同じくらいの時期に一気に萌え始めました。

新芽の、ポヤポヤっとした…これは花芽かな? とっても触り心地がいいのです。も、もうちょっと整理してあげねばなあ。

【クヌギ関連の過去ログ】

カクト・ロコさん探訪 in 浜松(前編)

なんとわたくし、ゆえありまして、ですね。
ブログでお世話になっているサボちゅうさん勤務のお店、静岡にある「カクト・ロコ」さんへ、お邪魔してきましたよー!

♪はーるばるー来たぜ、はーままつー。
(元ネタを知っている方は私と同年代以上のはずだ)

とはいえ結局、スケジュールの都合上サボちゅうさんご本人にはお会いできなかったのが残念でしたが(また今度!)、カクト・ロコさんの全貌をパシャパシャと撮って参りました。調子に乗ったモノだからあまりに画像点数が多すぎて、画像補整はほとんどしてないです(笑)。

これさえ読めばカクト・ロコさんは制覇したも同然。
しかと見よー! そして行けー!

写真:(クリックで拡大)国道からそれて、お山をくねくねと上り下りすると現れるカクト・ロコさん。お店のまわりはとてものどかで静かな風景。

写真:(クリックで拡大)入り口前のテラスはこんな感じ。はなやかな感じの多肉さんたちがきれいにイロドリを。クマのオーナメントがカワイイです。いいなあ。こういうテラスでお茶のみたい。


いざ入場。

写真:(クリックで拡大)お邪魔しますよー…。
うわー。なんつう巨大な温室であることですかー! サボがー!サボサボがー!

写真:(クリックで拡大)逆から見たところをもう一枚。「お店は温室がひとつで」と説明するのは簡単ですが、まるで巨大な植物園の一角にいるよう。わたくし少し、侮っておりました…。

写真:(クリックで拡大)入り口脇にはアガベさんたちがお出迎え。どうもこんにちは。No.1や屈原の舞扇など、リーズナブルな値段で並んでいます。トゲ黒の屈原の舞扇を探してみたんですが見つからず…。

写真:(クリックで拡大)チランジアもありました。ひとつくらい買っても良かったかなー。と帰ってきてから思っても遅い。

写真:(クリックで拡大)温室内には大きめのリュウゼツランが無造作にズドーン!ドカーン!といたりするんですが、その中でもかなり大型のやつ。お肌はひんやりしてすべすべ。作り物みたいですね。素敵だわ。


めくるめくサボサボ

写真:(クリックで拡大)夜な夜な酒盛りしている感じのサボテンさんたち。「だるまさんがころんだ」で止まった瞬間にも見えますね。「うわー!お前倒れてくるなよ痛いだろー!」みたいな。

写真:(クリックで拡大)ムーミンに出てくるおばけみたい(名前知らない)。紐状のサボテンが縦横無尽に這っていて、なんだか無性にドキワクしてしまうのでした。ヒモサボ!ヒモサボ!

写真:(クリックで拡大)つうか、天井こんなですもの。もう何がなんだか。

写真:(クリックで拡大)大型ではないですが、子だくさんになりつつある金シャチさん。ああおばあちゃん、背中にイボが。イボイボが。

写真:(クリックで拡大)サボテンの販売コーナーの一角。よく見ると掘り出し物があったりなかったり。(や、わたくしサボテンのことはよくわからないのですけども)


めくるめく葦サボ

写真:(クリックで拡大)さりげなくリプサリス。このタイプのは持っていないんですよねぇ。あー、一節ちぎってくれば良かった。(冗談ですってば)

写真:(クリックで拡大)ヤブの中にはこれまた着生植物が着生しまくってます。萌えるぜ。

写真:(クリックで拡大)出たー。Hatioraです。やっぱりここまで乾かして放置しないと、きれいな花は咲きづらいのかなー。うちのなんて外にあるけど水をやっちゃうものだから、きれーな緑色。ううう。


前編はサボテンさんメインの画像でしたが、後編はそのほかの多肉と、私が購入した子たちをご紹介いたします。まだまだ続くぞー!

パキラッシュ冬を越えて

「パキラッシュ」と「冬」と続けて書くと、どうしてもあのアニメの名シーンが脳裏に浮かんでしまう…

♪らんらんらー、らんらんらー、じんぐるじんぐるなんちゃらかんちゃら…

しくしくしく。
という話ではなくて、定期的にご報告しているサル宅のパキラ(通称パキラッシュ)です。外での冬越しを余儀なくされる植物の多い中、奇跡的に難を逃れて室外に入れてもらえた植物のうちの一人です。

写真:パキラ(クリックで拡大)ストーブの近くにいるので、熱気にやられて葉先がちょい焦げたりしているんですが(ひどい)、全般的には元気元気。冬で乾き気味の室内でも、あんまり水切れしないように、なおかつ鉢に虫のわかないように、微妙な世話が要求されます。ときには午前中だけ外に出して日光浴。

写真:パキラの樹液(クリックで拡大)見てみたら、じゅわっと樹液を出していました。冬になると出るようですがこれは、戸外にいるパキラの場合、ありなどが誘われてワシワシとやってきて、蛾の卵や虫などを運んでいってもらえるという役割をするものらしいです。

詳しくはこちら。→葉にある蜜腺は何の役割?

いつも見ているとあまり意識しないんですが、一年近く前のパキラッシュ、疲れたろう…?のころから比較すると、格段に幹がはち切れているのがわかります。それより後、ベランダ晒しますアゲイン 2006秋の一番下の写真が半年前なのですが、やっぱり肥えておりますね。

コルディリネは戸外が正解か

緑ブログはちゃくちゃくと、スパルタ教育を施されている植物の陳列が続くわけでありますが。今回は、一度は室内に入れるも再度お外に放り出された観葉植物、コルディリネです。

写真:コルディリネ・アイチアカ、コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで拡大)やっぱりね、丈夫なんですよこの植物も。室内に入れておくより、よっぽど野趣溢れるつくりになってきました。現地では外でバッサバッサと生えているハタキのような感じですものね。(まあ、気候はもう少し暖かいけどね…)

写真:コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで拡大)コルディリネ・パープルコンパクタの生長点部分を拡大してみました。どんどん新芽が重なって、こりゃ見事。徒長の「と」の字もありません。寒いせいなのか、色がくっきりしてきたような感じがします。とにかく赤い、赤い。キレイなんです。

実は室内観葉のドラセナ・サンデリアナも、外に放置してあったりします。こちらは元気と言うよりは、固まっている感じですが…。季節感のないうちのベランダ。

つるっぱげになったクヌギ

写真:クヌギ(クリックで拡大)夏にはおいしげっていたクヌギ(クヌギが里子にやってきた)もこの通り。常緑樹かと思っていたんですよクヌギって。秋も深まるころでしょうか、葉が、まん中の方からカビたように茶色になっていって。病気かと思って、ヤクをふりかけたのもいい思い出です。あれは落葉だったんですねえ。

山や林の中の様子がベランダで見られるなんて、なんか風流でいいですねー。(当時は気が気でなかったわけですが…)

写真:クヌギの新芽予定(クリックで拡大)でも、ほら。
ちゃんと春の準備をしているんですよ。けなげで可愛いと思いませんか?


2006年12月のベランダ

個々の植物の写真は撮ってはいるんですが、それでも春や秋に比べると圧倒的に量が少ない。まあ、しょうがないです。本当に寒いんですもの(笑)。なのでこのような更新頻度になるわけですが…。

先週よく晴れていたときに撮影した、植物たちの虫干しの様子です。午前中はよーけ光が当たるので、ちょっと飛んじゃってますけど。

写真:2006年12月のベランダ(クリックで拡大)一番手前にいるのは、マロちゃん二号です。一号に遅れること一週間くらいかな、やっと満開になりました。二号はちょっと小振りな仕上がりとなっております。

元気なように見えますが、朝の水やりが非常にまちまちなので、水生植物なんかは少し枯れ気味です。いや、だって、今は朝が早いものですから、水をやる時間が7時前とかですよ。寒いんですよあーた。植物だってさむいでしょーよ。といって帰ってきてからやったのでは、それこそ拷問になってしまうし。

棚のせいで見えていませんが、去年は室内に入れていた葦サボもお外です。小さいのは格納するとしても、ある程度大きな株になったので、思いっきり水を切っておけば大丈夫かなあと。

コルディリネの冬越し

下の記事で室内に入れていたコルディリネも、お外に出してしまいました。コルディリネの耐寒温度については「5度以上なので、室内なら問題ない」とあるものと、「耐寒性はあって丈夫なので、0度以上で霜さえあたらなければ大丈夫」というものと、情報が二通りあります。種類によっても違うでしょうけれども。今のところ、ここらへんの最低気温は2度から5度くらいで、葉っぱはよれてはいますが普通に生きているように見受けられます。


ということで、今年は「冬眠させる」方向で、なんとか持ちこたえていただきたいなと。私は耐寒性全くありませんが、植物のみなさん本当にがんばってください。冬来たりなば春遠からじ。

お部屋に入ったコルディリネ

ベランダー、ガーデナーのみなさーん。
冬越しの準備は進んでいますかー?

やっとのことで室内に格納した、コルディリネたちです。

葉っぱが少しよれているのが合図。さるたーん、寒いよー、と室内の私にちらちら視線を送っておりました。ま、とはいってもコルディリネは強いので、もうちょっといける気もするのですが、自分的に室内で植物を飼うという状況にも慣れておかねばなりません。土鉢だからカビには気をつけないといけないし、コルディリネのような葉を重ねるタイプの観葉植物の場合は、乾きにも気をつけなくてはいけません。

写真:コルディリネ(クリックで拡大)右から、コルディリネ・アイチアカ、コルディリネ・ハワイアンコンパクタ、コルディリネ・パープルコンパクタ。そして左にちょっと映っているのが、ドラセナ・コンシンネです。

いやー、このねー、パープルコンパクタがデカいのよなんたって。外にいるとそれほど意識しないんだけど、部屋の中に入れてみると、本当に高級車ハタキみたいなのよ。普通に100均とか園芸屋さんにいるのは割とかわいいサイズなんですが、だんだん野性味が増してきましたね。

でも、管理は大変なんですが、家の中に植物があるのってやっぱりいいですねー。なんか豊かになる気がして。

復活のセイヨウオキナグサ

いい天気です。知り合いからメールが届きました。
「こういい天気だと仕事する気にならんねー」
いやホントホント。(仕事してないけど)

うちには山野草に属するヤツが二種類おります。
ひとつはクヌギの根元に生えているタツナミソウ、もうひとつが新聞屋さんの懸賞でもらったセイヨウオキナグサ。通常のオキナグサは絶滅種に指定されているそうですが、セイヨウ…のほうは輸入園芸種でそこそこ流通しているようです。

で、このセイヨウオキナグサ。
ムラサキのはかなげな花をちらっと見せてくれたかと思うとすぐに枯れくさってしまって、どーしたものかと夏の間、棚の下で放置されていたのです。(ただしその間も、棚上の植物の水遣り時に垂れてくる水が鉢にドバドバかかっていた状態)

この前、そういえばこの鉢どうしよう…と棚の下から引き出したところ。

写真:復活のセイヨウオキナグサ(クリックで拡大)や。ややや。
複葉が。
復活の複葉がっ!

後で母に訊くと、このような山野草は、夏の間は地上部が完全に枯れてしまい、秋になるとまた葉っぱを出して、春の開花に備えるのだそうです。宿根草ですね。
花期は3月から5月。無事に越冬し、育ってくれることを願っています。捨てないでよかったぜ。

参考:セイヨウオキナグサ(西洋翁草) Pulsatilla vulgaris

ベランダ晒しますアゲイン 2006秋

ちょうど、今から1年前。
ちまきさん主導の、「オイラのベランダ晒します」キャンペーンで晒したサル宅のベランダ。今見ると、それはまるでコーヒーの入っていないクリープのように、いや逆だクリープの入っていないコーヒーのように味気ないものに見えるほど、ジャングル状態になってきた今のベランダ。

写真:サル宅のベランダ(クリックで拡大)明るすぎて白く飛んじゃってますが、絶好調に太陽の当たる時間のベランダ。明るくていいですね。植物たちも喜んでいます(たぶん)。エアコンラック代用の棚の上には、一番太陽の好きな連中を。下には、葦サボやサボテンたちを。

写真:サル宅のベランダ2(クリックで拡大)一番モサモサに見える角度がこれ。前回のベランダ晒しますの二枚目の画像と、角度的には一緒なんですがね…。あんなに広く見えたベランダもこの通り。
画像真ん中がごちゃついているのは、クヌギとガジュマルの葉が重なって見えているだけで、上の写真の通りもう少しすっきりしてるんですけど。いずれにせよ収拾付かなくなってきました。もう少し整理せねば…。奥に見えるのが多肉シェルフです。

写真:サル宅のベランダ3・水生植物(クリックで拡大)部屋の中から見た状態。左がイグサに非ず、シマフトイで紹介したシマフトイ。右が、初出のトクサとシラサギソウです。いずれも水生植物として流通しているものです。フトイは、日照が少ないのか、斑がほとんど無くなっちゃいましたけどね…。べろんべろんと伸びるので、ついにビニールヒモで括られてしまうという暴挙に凹み気味。右の鉢のサビレ感は、好きですね。とても気に入っています。トクサ、分枝するの初めて知りましたよ…。

写真:サル宅のベランダ4・パキラ(クリックで拡大)ところでいっぽう、こちらは5ヶ月前に紹介(パキラッシュ、疲れたろう…?)したパキラなんですが。なんですかこれ。もうはちきれそうですパンパンです。いつ爆発するんでしょう。戦々恐々のこの頃です。

さあ…これらの冬越し、どうしたもんだろう。
多肉は鉢が小さいからまだいいんですが、問題はコルディリネとかパキラとか、葦サボとかなんだよね…。うーむ。

ありがたいことに、DTNのもじゃさんが便乗してくれました。
ハーブの香りが画面から溢れてきそうなベランダガーデンへれっつごー。
ベランダ晒しますアゲイン 2006秋(DIGITAL-TIPS.NET BLOG)

天高く、パープルコンパクタ

ある時は葦サボの人、またある時は硬ハオの人。
そして今回はコルディリネの人、サルサです。

うちの観葉植物コルディリネ、パープルコンパクタ。
たまたま水をやるのに床に置いて見下ろしてみて初めて、背の伸びように気付きました。とにかく元気がいいのです。前回コルディリネを記事にしたときからまた伸びて、伸びて伸びまくっているのです。徒長しているという感じもありませんから、まあ、元気なのでしょう。

写真:パープルコンパクタ(クリックで拡大)比較になるのかどうか、ハイポネクスを置いてみました。赤々とした葉が映えてきれいです。

ここ1ヶ月半でゆうに5センチ以上伸びました。ちなみに、うちのアボカドが高さ50センチ。対するこいつが47センチ。抜き去るのも時間の問題かと思われます。

大きさも色形も、高級車を掃除する鳥の毛のハタキみたいですよね。

そういえばこの写真、いろんな葉っぱが写っています。上からパキラ、右からアガパンサス、コルディリネの後ろにチラっとセダムの宝珠、右上にアガベの屈原の舞扇。それぞれ様相は違うけど、生物学的にはどれも葉っぱ。面白いですよねえ。

「乾燥、ハダニに注意」とよく書いてありますが、うちのは水をやるとき、頭上から(生長点には注意ですが)全体に水が伝うように手荒におこない、気が付けば手荒にシリンジもしています。これが功を奏してか、いまだ虫が付いているのを見たことがありません。まあちょっと、ワイルドな印象はありますが…。もうそんじょそこらのパープルコンパクタには負けねーぜ。わっはっは。(と言っております)

ドラセナの親子丼

今日はうってかわって寒いですね。
皆さま、体調には気を付けられて。

さて、こいつは観葉植物に見えますが、ハオルチア・ドラセナサンデリアナオイデスといいまして、21世紀初頭に交配された新種でございます。よく見ればユリ科独特の、アロエのような葉の広がりが特徴的ですね…という嘘八百はこれくらいにしておきまして、昔無印良品で購入した普通のドラセナ・サンデリアーナです。普通の。

写真:ドラセナの親子(クリックで拡大)Dracaena sanderiana
珍しく、園芸名ではなくフル学名で呼ばれているサンデリアーナ。意外に丈夫で、慣らせば直射日光もなんのその。茎刺ししてもしっかり根が生えるんで増やしやすいのよね。徒長するたびに胴切りして挿しています。
…そろそろ親がアレな感じかな?(シャキーン)

ドラセナ子は2段目くらいでしばらく生長が止まっていたんですが、ここ1ヶ月で急激に生長しました。

写真:ドラセナの子(クリックで拡大)ドラセナ子アップ。
当初、写真のように斑が親と逆になっていたので面白いなあと思っていたのですが、3段目くらいから元に戻りました。

写真:1年前のドラセナの子(クリックで拡大)ドラセナ子の、1年前の様子です。かーわいーですねー。このときの様子はドラセナの赤ちゃんを読んでいただければと思います。枯れた茎からはもう命なんて生まれっこないと思ってしまいますよねえ。人間、やればできる。(植物だっちゅうの)

植物屋さん以外で購入した植物って弱いイメージがありますが、特別なことはないですから、ちゃんと育ててやれば5年でも10年でもそれ以上でも生きてくれます。自分は植物を、ペットやパートナーのような存在と思っていますから、そう考えれば弱っているときに必死に世話するのも当たり前。こいつも、何度マズいことになったか。けど、にゃんこが病気になって、「あーもうだめかも。ポイっ」てゴミ袋に捨てませんよね。そういうことです。

そんなこと書いて、全部が全部うまく育てば神様なんだけれども、そういうことはなくて(笑)。でもこうやってまた、きれいな緑を見せてくれるやつもいる。もちろんそれは私に見せるためではないんだけど、その生命の神秘をこうして身近で感じられるのが、とても嬉しいのです。

ワッサワッサとガジュマルが

夏です。暑いです。
仕事で帰ってくるのが遅いので、私の水遣りは深夜1時2時を過ぎてから、なんてのも普通のことなんですが、夜風に吹かれながらの水遣りは悪くないですね。気持ちいいです。

写真:ガジュマル(クリックで拡大)最近のガジュマルさんです。なんかこう…えらくでっかくなった気が…いたしますがそれは気のせいなのでガジュマルさん? それとも徒長でやたらに枝が伸びているだけ?

いずれにしても、最近の陽光、やっとオレの季節が来たぜ!みたいな感じでしょうねー。元気でいいさねー。

写真:ガジュマルの気根(クリックで拡大)気根出しまくり。
知らなきゃナニゴトと思います。

写真:3ヶ月前のガジュマル(クリックで拡大)これ、たった3ヶ月前のガジュさん。ここらへんから仕事が忙しくなってきたので、ほとんど相手をしてやれていず、久しぶりに見たら上の状態だったときは、それはもう本当にびっくりたまげたものさ…。

確かこれは去年購入したものなんですが、去年の夏はここまで大胆に伸びていたかなあ。伸びたと思ったら葉を落としたりして、ペースがイマイチだったような気がします。春夏秋冬外に出しっぱなしだし。まーとにかく大胆に伸びてしまいましたが、剪定とかは本意ではないので、あるがままなすがパパに育っていってちょーだい。こうなると秋もまた植え替えだろうなあ…。

夏、コルディリネはますますたくましく。

さてもう一本上げておくか。
室内観葉として売られているものも、うちではたくましく外で育っています。その筆頭がコルディリネ。

写真:コルディリネ群(クリックで拡大)左がアイチアカ、右がパープルコンパクタ、真ん中がハワイアンコンパクタ。赤色の葉が、梅雨明けの強光に映えます。ここは隣に黒法師さんもいるので、赤ゾーンですね。

アイチアカはツンツン上を向いているし(多少下の葉が葉ヤケしたけどおかまいなし)、パープルコンパクタはこれまた…伸びたよねえホント…。もう100円観葉だったころの影はみじんもありません。どこまで伸びるんだろう。

写真:コルディリネ・ハワイアンコンパクタ(クリックで拡大)今まではどうも弱っちぃ印象だったハワイアンコンパクタですが、ここに来て葉っぱを伸ばし始めました。こうなると強いです。これからぐんぐん伸びていきますよ。

実は室内に一匹だけ、ハイドロのドラセナ・コンシンネがいるんですが、これも土植えにして外に出しちゃおうかなあ。なんか元気ないんです。(そもそも水をロクにあげてないというウワサも)

イグサに非ず、シマフトイ

それは、前述の改良園さんにて。
母親が覗いていたので、私も何の気なしに回りをふらついていたところ、「あら」と出会ってしまった植物。これまた、バラにも多肉にも全く見事に関係の無い植物。いいじゃないか、欲しくなっちゃったんだもん。っていうか欲しかったんだもん。

適当な鉢が無かったのでしばらく購入時のプラ鉢におりましたがこのたび、無事パンジーの鉢を乗っ取って鉢上げが完了いたした次第です。
パンジーはどうしたか?…それはもう、壮絶な最期を遂げました。ずっと楽しませてくれてありがとう。

シマフトイ
Schoenoplectus lacustris ssp.tabernaemontani ’Zebrinus'

写真:シマフトイ(クリックで拡大)サル宅、3つめの水生植物。
名前が「イ」なので混同しやすいんですが、イグサ科ではなくカヤツリグサ科の植物です(ラセンイはイグサ科)。驚くべきことに、このながーいアサツキのような茎に見えるもの、これは茎ではなくて花茎なんですね。カヤツリグサ科の他の植物には、紙の起源の話で知られる「パピルス」なんかがあります。(モロ調べたまんまだけど)

触った感じや見ばはあさつきや小ネギにそっくりですが、これまた科が違うし、あちらさんは「葉」なんだそうです。…なんだか難しくなってきたのでこれはこれでヨシとして、ま、面白いからいいじゃないかと。

写真:シマフトイのシマ(クリックで拡大)面白いですよねえ。
これは縞が横ですが、「タテシマフトイ」というのもあるそうです。自然て不思議だ。

土:水場に生える植物なので、ラセンイやトクサ同様、鉢を常に湿らせておきます。土も今回は、かなーり重くしましたよ。培養土+赤玉土+ピートモス+黒土という水はけのわるーい感じで、水をやった後の状態は、まんま水辺のあの土のよう。泥のようなものを想像してもらえればいいでしょうかね。

植え方:ジャストサイズの鉢に株を詰めるのではなく、深さはなくてもよいので、少し広めの鉢にスカスカっと植えてあげると良いようですよ。外側からぴょこぴょこと新茎が顔を出します。

肥料:あまり必要としない…わけではないんですが、そこまで過敏にならなくてもよい種です。気が付いたときに、固形肥料を土に押し込んでおくような感じで。花を咲かせる品種についてはそれ相応の肥料があるようですが、このシマフトイについては植え込み時に肥料はあげていません。

注意するのは夏場。
水を鉢皿に溜めておくので、ボウフラなどを発生させて、隣近所に迷惑かけないようにいたしましょうね。

水生植物、うちにあるのはその中でもラセンイ・ヒメトクサなど「湿性植物」と呼ばれる区分ですが、やはり涼しげなところがいいですね。あ、ヒメトクサはちょうどシマフトイの左後ろに写っています。モサっとしすぎて、もう「姫」じゃないです。こいつも植え替えてあげないとな。

これら、日本に生息する種が多いので、冬に強いのもステキ。和の雰囲気が作れて、とにかく見ていて落ち着くところもいいかなあ。ハスとか睡蓮とか浮いている系は今のところやりませんが…いや、やったら確実にサカナが飼いたくなるし…

ってもう、自分が何の人だかわからなくなってきました。あっはっは。(自称、葦サボの人なんですが…)

クヌギが里子にやってきた

実家から、クヌギをもらってきました。
少し前に、母とこんな会話をしていたんです。

「なにかベランダで飼える、木っぽいものない? こう、木陰になるような、モサモサした…」
「んんん。そんな手ごろな…。あ、うちのクヌギもってかない?」
「く、クヌギぃ? クヌギってあのクヌギ?」

写真:クヌギ(クリックで拡大)まさにそのクヌギ。
♪ねえ、くぬーぎー。と歌いだしたくなるくらいクヌギ。
クヌギってあまり店頭に並ぶような植物ではないですよね。公園とか、林にあるようなイメージ。

樹高は1.2メートルくらいかな。まだまだ幼苗の段階です。ていうか回りがごちゃついていてお恥ずかしい。週末に、もうすこしきれいにしてやる予定です。天気も悪くないようだしね。

実家ではよくスズメやハト三郎用にエサを置いてあげているんですが、その中のどいつかの糞に、種が混じっていたんじゃないかと母は推測しています。いつの日からかベランダの鉢に生えていたそうなんです。

写真:クヌギの葉っぱ(クリックで拡大)葉っぱはこんな形をしています。葉脈がくっきりなのね。

写真:クヌギの木陰(クリックで拡大)木陰…というまでには行きませんが、こっちから見るとちょっとしたオアシスみたいでしょう? ただし、虫好きの気があるように思うので、いろいろ対策が必要かも。

飼いかたとかよくわからないんですけど、適当に水を上げればいいんだろうなー。鉢植えだから、適当に肥料あげて、と。よく日に当てて、と。

写真:立浪草(クリックで拡大)根元には、山野草の立浪草(たつなみそう)が植えてあります。なかなか可愛い花を咲かせてくれるんですよ。かあちゃんシブいセレクトだね。

この鉢はこれから鉢上げ予定。土の乾き具合が見えないのが嫌で、こういうふうに寄せて植えるのは本来あまり好きではないんです。というか寄せて植えるのがあまり得意ではないんです。でも相性がよさそうなので、やっぱり一緒に植えてあげようかな。

クヌギとの別れの時、母は「大きくなった娘を嫁に出す心境だ」としみじみ語っておりました。ええ、そうでしょうとも。リアルな娘はこんなんですしね。あっはっは。笑っている場合ではないので、クヌギを立派に育ててあげようではありませんか。

へにゃぴん!のアボカド

全国の植物バカベランダー、ガーデナーのみなさまお元気ですか。
サルサです。
画像加工するのが疲れたので、本日はかるーく1本参ります。

アボカドはとってもお水好き。
だからこんな風になってしまうのです。

写真:へにゃ〜アボカド(クリックで拡大)へにゃー
水くれー

そして水遣りするとあら不思議。

写真:ぴん!アボカド(クリックで拡大)ぴん!

(スクロールしてお楽しみください)

この間、わずか30分弱。
人間も植物も一緒ですね。

最近のような、湿って鉢が乾かないような日でもこうなので、よほどの水好きですよね。多肉の水遣りに慣れていると、すぐに1枚目の写真みたいになっちゃう。

無事に冬越しして、芽が出てキターと騒いでいたのが約1ヶ月前。上の方は丸坊主だったのに、生長早いや。

【アボカド関連の過去ログ】

2006春・ラセンイの植え替えと鉢選び

植え替えのタイミングって難しい。
だって、この前春になったと思ったらもう5月の半ば。
いーかげん終わってなきゃいけない時期だとゆーのに、アレを買おうこれを買おうとやっていたら既存種の植え替えがおろそかになってしまいました。

写真:ラセンイ(クリックで拡大)と、いうのもうちのラセンイですよ。半年ごとに植え替えをしているのに、それでもものすごい勢いで根が伸び続け、今回も今回で鉢穴から気持ち悪いほどに根が飛び出しておりました。

写真:ラセンイの根(クリックで拡大)これですよ、これ。
見るたび、「ラーメン大好き小池さんの唄」が頭をよぎります。これでも鉢穴から出ていた部分は手でぶっちぎっております。今回は春なんで、これをかなり大胆に整理。根ぐされしている様子もなく、肩のあたりからは新芽がどんどん生まれているようです。元気だねおぬし。

写真:ラセンイの根の整理(クリックで拡大)普通にやっていても解けないので、水の中でちゃぷちゃぷやりながら根をほぐし、鉢底ネットをむしり取り、屈強に巻き込まれた鉢底石をひっぺがし、さらに大胆に根をカット。生育は少しにぶるでしょうが、また盛り返すはずですコイツなら。

冬は凍るのであまり腰水に付けておけず、生長期ではないせいもあるのでしょう、かなり枯れ葉が目立ってきたので一気に整理しました。かなりむしったので、一回り小さくなった印象かな。

写真:ラセンイ植え替え終了(クリックで拡大)やっと終了ー。
で、今回はいつもの駄鉢ではなく、それっぽい鉢をあてがってみました。駄鉢より雰囲気があって素敵です。ちなみに白い鉢受けは、常に水を張っておくためです。

さ、またクルクルクルクルと盛大にやっといで。

土は、通常の観葉植物用の培養土に、赤玉土・鹿沼土・黒土・軽石をさらに足しました。排水性よりは保水性重視です。根ぐされ防止剤を混ぜ込もうとしたのですが無かったので断念。けど、今回の根の状態を見るに、心配は不要のようです。

鉢を選ぶ

基本、多肉をひとつずつ植えるときには70円から100円くらいの素焼きや朱温鉢なんですけど、今回のように大きく育ってきた植物については多少お高めの鉢を振る舞うことにしております。

けど、鉢選びって難しいですねえ。今日行った園芸屋さんでも、どこぞの奥さまが植物を入れてみてはこっち、やっぱりあっちとダンナさんを引きずり回しておりました。「ねえ、どう思う?やっぱりこっちかしらねえ?」と話しかけてはいるけど、本気では訊いていないような、自分への確認をしているような奥さま。疲れているけどそうは言い出せず、その場を離れられないダンナさん。微笑ましい図ですね。

植物との相性もあるし、和風か洋風かによって全体の雰囲気が違ってしまう。既存の植物や鉢、ベランダとの相性も重要。もちろん通気の良いの悪いの、熱くなりそうなのそうでないの、と植物の特性や置く場所によっても選べる鉢が違います。テラコッタみたいのは安くて手頃で見ばもいいんだけど、意外とカビが生えたり衝撃に弱かったりするんですよね。

今回のラセンイの鉢は、500円くらいで売っていたもの。
大きさで言うと、7号くらいかな。
やっぱり和風の植物なんで雰囲気を生かす形で、ちょっと暗い色を選びました。居心地はいかがでしょうか。

そうそう、レッツ植え替え第三弾:ケツに火がつくというのが昨年の秋、10月の記事なんですが、ここに参考として今から一年前のラセンイの写真が載っています。いやー…。すごいですね、植物って。

観葉の赤いヤツ、コルディリネ・アイチアカ

今回はうちに陣取る観葉植物、コルディリネさんの様子。
前回コルディリネ3種と冬の足音にてご紹介した、コルディリネ・ターミナリス“アイチアカ”さんです。うちには色とりどりの花やカラフルな多肉…といったものがベランダにないので、コルディリネとか黒法師のような葉色の植物がよく映えるんですね。赤くて渋い植物、大好きです。

前回の時点ではもう秋も深かったので、外で陽光を浴びることが少なかったアイチアカ。記事中にて

愛知赤は「鮮やかな赤が特徴」ということで、こちらも暖かくなってきたら太陽に当てて、本来のきれいな色を出してあげたいところ。

と書いているように、本来は部屋の中でなく、外で買ってあげるのが喜ばしい。で。

アイチアカ(クリックで拡大)おー、見事な葉っぷり。
背丈は、伸びたという感じはあまりしないけれども、中心から新芽を次々出しております。頑張ってます。

アイチアカの葉(クリックで拡大)ほーれどうだまっかっかだ。
葉のフチが微妙にピンクの蛍光色なのが、コントラスト効いてて鮮やかでいいですね。斑は入っていなくて、ベタ一色ですが、大きくなるほど発色が良くなるようなので楽しみです。

コルディリネの説明に「ドラセナと似ているが、地下茎のあるのが特徴」とあるように、育っていくと土の下の根っこ部分がモッコリ肥大化。みそつけて食べるしょうがみたいな感じです。

半年前のアイチアカ(クリックで拡大)こういう記事になるとどうしても前の写真を見せたくなってしまうんですが、これが半年前の状態。

買ったときは「なんでこれがアイチ“赤”?」と思ったものですが、見事に化けるんですね。緑もきれいだけど、やっぱり赤い方がかっこいいかな。

コルディリネの飼い方については前の記事でも書いておりますが、今の季節はすぐに土が乾くのでお水やりを忘れずに。気付いたら葉水も裏側から、もしくは葉の付け根の重なっているあたりにたっぷりと。コルディリネも喜ぶし、虫も付きにくいしで一石二鳥。

【アイチアカ関連の参考URL】

パキラッシュ、疲れたろう…?

あくまでも観葉植物のパキラのお話です。
パキラが天使のお迎えでクルクルと空へ旅立っていったりしません。
したら困ります。

このブログも、公開から20日ほど経ち、検索エンジンに徐々にヒットするようになってきました。ちなみに4月末時点で一番多かった検索キーワードってなんだと思われます? ハオルチア? グリーンネックレス? アロエ? コルディリネ?

確かにいずれも多いんですが、一番は「パキラ 植え替え」だったんです。なので本日はパキラにズームイン。

Pachira glabra
パンヤ科、南米原産の非耐寒性常緑植物。
耐陰性はあるけど、明るい場所が好きですね。
カイエンナッツと呼ばれる果実は、食しても美味しくいただけるそうです。生育期に水遣りを怠らなければ、どんどん幹を伸ばしていきます。切り戻してコンパクトに育てるもよし。インテリア用としては、幹を編んだものが売られていたりしますよね。あ、花言葉は「快活」だそうです。

と、いうことでうちのパキラ。
ほぼ一年前の記事葦サボマニアックスの中で、一番下に紹介しておりました、まだまだ幼苗といった風情のパキラッシュは…

写真:現在のパキラ(クリックで拡大)こうなりました。
いやー、でかくなったなあ。幹もぶりっと肥大化しているのがわかるし、二つの腕も下から木化してきました。安く売っていたし挿し木のパキラかと思うんですが、実生な感じも受けますね。いや、実生ならもっと根元が太るか。(幹が短く見えるのは深植えにしたせい)

うちでの生育状況を少し。
こいつはこの春植え替えをしたばかりで、根詰まりの二歩くらい手前でした。土は、観葉植物用の培養土に鹿沼土、肥料などを混ぜて。今はまだ室内にいまして、水遣りは2〜3日にいっぺんくらいかな。もうそろそろ、頻度を多くしてあげなくては。

半年近く室内にいたので、たまに終日外に出しておくと葉が微妙に黄色く、焼けた感じになります。昨年は半日なたに置いておりましたので、今年も徐々に慣らしていこうかと。ま、直射日光でも午前中数時間であればまったく問題ないんですけどね。逆に耐寒性は微妙なところで、うちでは最低8度〜10度くらいで室内に取り込みました。

虫がつきやすいとありますが、こまめに葉の裏から霧吹きをしているせいかうちでは見受けられません。今の時期は、生育が盛んになると出るという、ペッタラペッタラした樹液が葉を濡らしています。舐めると甘く苦いです。樹液のように見えても虫による場合もあるので、ちゃーんと下から観察してあげてくださいね。

【パキラ関連の参考URL】

検索キーワードの話に戻りますが。
「緑町の サルサ」っつーのは、断片的に覚えててぐぐってくれたんでしょうか。それとも、どこぞの緑町にあるはずのサルサ教室を探したかったんでしょうか。だったらごめんなさい。

見習いたいハーブの生命力

なんですか、今日の日中は23度ですって奥さま。
まあ、自分はエアコン漬けのビルの中なんですけどね…。
いてもたってもいられなくなり(よーけ乾くだろうという意味で)、アロエのマロちゃんにたっぷりと追肥入りのお水をあげました。ごくりごくりと呑んで…いや、飲んでおりました。今ごろはあさつきをサカナに、くだを巻いていることでしょう。

写真:レモンバームとラムズイヤー(クリックで拡大)こちら、宅のハーブですの。
本当は数ヶ月前の、さらにぼろぼろの姿を比較として載せようと思ったんですけど、どーしてもどーしても画像がないんですよ。この画像もぼろぼろですが、真冬の様子はこの比ではありませんでした。これはもうイっちゃったなってくらい茎は短く、葉は極限まで小さく、カサカサになって枯れていて。もはやレモンバームらしい特徴もない、ただの雑草でした。

ハーブって一年草なのか宿根なのかという知識もなく、そうなると自然サルサに目をかけてもらえる回数も少なくなるもんですから、ベランダの隅っこでたまーにお水をもらって細々と暮らしておりましたとさ。

そしたらもうね。
アンタたち、アンタたちったら…
なんてこんもりと。なんて青々と。
泣くぞコラ。バカ。

コンテナやプランタや缶など、インテリア雑誌に出てくるハーブはしゃれた感じで生けられているイメージがありますが、イングリッシュガーデンなんかでは庭のそこいらに自生して、勝手に生えているというくらいのハーブ。要は雑草です。根張りがすごいんです。決定的に生命力が強いのです。さらに、レモンバームはミント系より虫や病害に強いのでおすすめでございます。

ハーブという種自体にすごーく思い入れがあるわけではないけど、とにかく実用的だし、葉っぱのグラデーションも楽しめる。刈り取ってやることでさらに生長する。まずは、今の小汚いコンテナを整理してやってから、強い種を他にも増やしてみるかな。

今年の夏も、冷たいハーブティーが楽しめそう。

【ハーブ関連の過去記事】


【ハーブ関連の参考記事】

復活のアボカド

ども。
少し暖かくなってきたので、観葉植物を全部外に出したんです。たいがいはなんとか平静を保っていてくれてますが、環境の変化に思いっきり動揺したのがパキラ。パキラだけは、おととい帰ってきたら手をぎゅーっとちぢこませ、ほほを黄色く染めながら「もうだめ〜。ヒー」と寒がっておりました。パキラって確かそこまで弱くはなかったはずなんだけどな。過保護になってしまったかしら。

写真:アボカド(クリックで拡大)で、うちのアボカドです。
結局、耐寒性があるのかないのかわからないままに、冬の間も寒風にさらしたまま過ごさせました。へたるでもなく、伸びるでもなく、冬眠しているようだったので、二週にいっぺんくらい少量の水を与えておりましたら。

写真:アボカドの新芽(クリックで拡大)なんて感動的。
ここんところの暖かさで、一気に新芽を吹き出しているではありませんか。

ありがとうありがとう。
サルサっちもがんばるよ。

【アボカド関連の過去ログ】

白パン、赤パン、紫パンジー

まいど。サルサです。
今日の2006世界フィギュアは、やっぱり荒川さんが出ていたらもっと視聴率あがったんでしょうかね。

荒川さんは昨日金スマにゲストで出ていて、トリノ五輪フリー演技の映像が少し流れたんですけど、私アレ見るとなぜか条件反射で涙が出て来ちゃうんですわ。イナバウアーのあたりで、もうぶわっと。それはもちろんドラマチックな音楽のせいもあると思うんですが(嘉門達夫だったらおそらく泣けない)、イナバウアーで拍手ですよ。ジャンプなら分かりますけど、それほどは得点にならないイナバウアーで、異国の地で、満場の拍手ですよ。国を越えて美しいものは美しいんだと、そういうものを美しいと感じる心は万国共通なんだなと、荒川選手よかったねと考えただけで(ここまで0.3秒)ぶわっと。年とると涙もろくなってきていけねぇ。

美しいと言えば、うちのパンジー。(強引に結びつけたな)
春の声を聞き、ますます盛りを迎えました。

写真:パンジー背景が整頓されてないのでなんとも雑然とした感じになってしまいましたが、ご容赦いただいて。アガベやカランコエやマロちゃんも端に写っていますが、あまり気にしない。今回の主役は君たちではない。

上のが去年の11月に購入した(今日はアレしたコレした日記)白・赤パンジー。赤より、実際はエンジに近いですかね。今私が一番好きな色。寄せ植えにしたかったので2色選んだんですが、組み合わせって難しいですねぇ。また、赤と一口に言っても微妙に色合いが違い、どの子を持って帰ろうか、店先で座り込んで30分ほど悩んでいた覚えがあります。絶対私怪しまれてました。

また今は、品種改良や交配などでさまざまな色のパンジーやビオラがお店に並ぶのでどの色にしようか迷ってしまいますが、うちのベランダは色が少ないのでなるべく映える色を選びました。そういう意味では黄色やオレンジ系がいいっちゃいいんですけど、虫が好くので無し、と。お庭ならまったく問題ないんですが、ベランダ鉢植えとなると小虫は即、明るい部屋を直撃しますから。

下は、Webベランダーの12月:新顔・花芽他一挙公開でご紹介した、母からもらった紫パンジー。ご紹介したときより株が充実して、こちらもモッサモッサに花が咲くようになりました。居心地いいのかい。嬉しいな。(これだけでちょっと涙ぐむ)

白・赤パンジーは鉢上げ当初…そう、1ヶ月か2ヶ月くらいですかねぇ、あまり花付きが良くなかったんです。けれど冬の寒風にさらされ、たくましく育った株はここに来て具だくさんに花芽をたずさえ、まーよく咲くこと咲くこと。紫パンジーは、上より強い種なのか、花の保ちが少し長いです。

パンジーの世話

前にも数回書いていますが、要はふたつ。
水やりと、花摘み。これだけしていればあとは放置。実にラク。花を摘むとき、たまに開き具合が一緒で「新しい花芽なのか終わった花芽なのか」に悩むときがありますが、終わってへたれたものは首を力無くガクっとしている感じなので見極めるように。

たまに水やりを怠って驚くほど、笑っちゃうほどクタっとしちゃうときもありますが、パンジーはとても丈夫。あわてて水をやると、30分から1〜2時間で見事に再生します。(枯れきってしまった花は摘み取りますが)

もう少し暖かくなってくると、アブラムシ対策や小虫対策も考えねばいけませんが、そしたら遠慮無く防虫剤をぶっかけます(花弁は避けてね)。いずれにせよそのころには、花が小ぶりになってきて終わりかけます。秋から梅雨くらいまでは元気でいてくれるので、一年草とはいってもかなり長いこと楽しめるのが特長。

一家に一花、いかがですか。
そいではまた〜

★本日のTackBackPeople(節操なく発射したな…)

Webベランダーの12月:新顔・花芽他一挙公開

どうもぅ。サルサ子です。
ベランダーのみなさんお待たせしました。
しばらくWeb屋のフリをして記事を書いていたんで、植物ネタは久しぶり。なので今日は大放出で行きますよ。これを見て、実際にサル宅のベランダを覗いているような気分になっていただけたら幸いです。

そんじゃ、行くぜタカ!
サル宅の植物、(ほぼ)一挙公開の巻ー。

ベランダ(クリックで拡大)現在の様子。
前(11月27日の記事)より少しだけ華やかなようだけど、これは水やりのために総出で外に出しているため。

寒いのと、朝は時間がないのとであまりゆっくり観察してあげられないけど、会社にいても「日はちゃんと当たっているだろうか、寒くないだろうか、あさつきは食べ頃になっただろうか」といつも気にしています。ビニールの中の上段は、いくら早く起きようと少し蒸れ状態なのがたまにキズ。といって日の出とともに起きるのは不可能。開けておいたら温室の意味がなく。

さーてここからは一挙公開。
拡大画像は重いものもあるので、ご了承。

観葉植物部門

アカリファ(クリックで拡大)アカリファ
上の画像で赤い彩りを添えているのが、キャットテールとも呼ばれるこのアカリファ。見ばも手ざわりも、赤いねこじゃらしみたいな感じでかわいいですよ。
太陽は大好きだけどかなり寒がり、けれどお水大好きな困り者。水をやろうと室外に出しておいても、10度を切るともうしおしおになってしまいます。冬は室内が基本です。

私は秋になってから買ったんだけど、本当は暖かい時期に買って丈夫な株にするのがGood。
解説:植物園へようこそ!|キャットテイル

パンジー(クリックで拡大)パンジー
対照的にこちらは紫。
母親が寄せてくれたものです。
やっぱり花があると色彩が豊かになっていいですねえ。花摘みなんかの管理はちょっとめんどくさいけど。

ラセンイとヒメトクサ(クリックで拡大)ラセンイとヒメトクサ
日本産は強い。なんなんでしょうこの強さ。
なんか涼し気なのが憎たらしい。
基本、腰水で育てるのですが、冬はさすがに多少湿るくらいの感じで。最悪、多少凍ってしまったとしても持ち直せると思うのですが…

アボカド(クリックで拡大)アボカド
どっこい生きてます。
3ヶ月前、9月4日の記事から後に植え替えで見事にへたってしまったので上をパツンと切ってから動きがありません。が、枯れたわけではなく休眠しているといった感じ。

コルディリネとか。(クリックで拡大)室内のコルディリネとか葦サボとか。
貴重な、朝の東向きの日照はかならずカーテンを開けて浴びさせるようにしています。室内なので乾き気味、葉水が欠かせません。でもなんとか、ゆっくり生長しているようです。あ、汚い部屋の中は見ないで。

葦サボもすこぶる元気で、とにかく新芽を伸ばし続けています。こうなるともう今年も、花咲かないかな…。まあそれはそれでいいや。

多肉部門

すでに外にいるものは、一部を除いて水を切っている状態です。
現在の夜の室外気温は、だいたい5度から7度くらいかな。

ハオルチア寄せ植え鉢(クリックで拡大)ハオルチア寄せ植え鉢
前(9月19日の記事)に寄せ植えしたハオルチアやアロエたち。十二の巻に、ニグラ、レインワルディ他、特に動きもなく元気です。(変な日本語だけど)

アガベ NO.1と屈原の舞扇(クリックで拡大)アガベ NO.1と屈原の舞扇
こちらも強健。
そしてかっこいい。野武士の気合いすら感じさせる。男気がたまらんです。

黒法師(クリックで拡大)黒法師
冬になってますます元気な黒法師。
もうびよんびよん茎から根が出ているけど気にするものか。
次の水やりの時に液肥でもやるからね。

冬に生長するとは聞いていたけれど、2ヶ月前がこれ(9月29日の記事)だから。すごいですね。

熊童子とかハオルチアとか(クリックで拡大)熊童子とかハオルチアとか。
熊童子、熊童子錦、兎童子、アロエ・千代田錦、ハオルチア五重の塔・竜鱗・オブツーサ・玉扇。熊童子は蒸れで下の葉をやられました。基本、元気なんだけどね…。ちょっと置き場所考えます。オブや玉扇は予想通りまたへたってきましたね。

アロエ・デンティティとハオルチア・十二の巻(クリックで拡大)アロエ・デンティティとハオルチア・十二の巻
温室の中で動き無し。
水を切っているので、すこーし日焼け気味です。寒いけど、なんとかもっておくれ。

アストロロバ sp.(クリックで拡大)アストロロバ sp.
珍しく新顔。
ガーデンセンターの、2個500円のカゴにちんまりといた鉢。
ハオルチア・五重の塔のミニチュアみたいな感じで、「おっ、硬葉のハオルチアか」と思って買ったら、札の通りアストロロバ(Astroloba)という種なのだそう。確かに葉の形が少し違い、反り返る感じ。塔状に伸びていくのが特徴で、ハオルチアより強健だそうです。

葦サボと黒兎耳・月兎耳挿し芽(クリックで拡大)葦サボと黒兎耳・月兎耳挿し芽
小さい鉢は室内に移そうと思いつつ、なかなか元気なのでビニールハウスの中。温度の上下が激しい中、よく育ってくれています。

うさぎの挿し芽前回(クリックで拡大)そう、そのうさぎちゃんたちの挿し芽。
左は前回ご紹介したとき(11月26日の記事)の様子なんですが…

うさぎの挿し芽(クリックで拡大)これ今回よ。
ちょっと見てよーん。
小さいながらえらそーに茎ができてるのよーん。
ね?たまらないでしょ?かわいいでしょ?かわいいっていえこのヤロウ。
(私って親バカになるタイプだろうな…)

月兎耳と福兎耳(クリックで拡大)月兎耳と福兎耳
そういうわけでその親もやっぱり元気。
月兎耳なんてすでにウサギではなく、カニのハサミみたいになっちゃっているけど気にしない気にしない。本人たちの良いようにしてやるのだ…

って、あれ?
右の福兎耳に、変なものが伸びていませんか?
まったく気が付かなかった。観察してない証拠だわ…

福兎耳花芽?(クリックで拡大)福兎耳花芽?
ろくろくびになった猫のようなフォルム。
これはおそらく花芽…だよな…
ここから春に向けてゆっくりゆっくり花芯を伸ばし、そしてピンクの花が咲くらしい。…ってことが先に分かってしまうのは、ネットの功罪でもあるな。産む前からオスメスを産婦人科で教わってしまったような感じ?(なら調べるなよって話なんだけど…)
いずれにせよ、楽しみが一つ増えました。

画像加工はめんどいです。
会社でも家でも同じことやってます。
なのでスピード勝負の画像処理は得意です。いいことだ。
そいではまた〜

コルディリネ3種と冬の足音

いくらタメ口で有名な宇多田ヒカルといえども、さだまさし師匠にはさすがに敬語なんだなあ。や、タメ口叩かれたらかなり引くけど。

あ、ちなみにわたくし、サルサです。
「寝違えには針が一番効くよ」と教えられたんですが、まずもって勇気が出ません。

と、いうことでコルディリネ。
ドラセナほどではないが、室内に飾る観葉としては割とメジャーな植物のひとつであぁる。現地(東南アジアやハワイ)では何メートルにもなるような種もあるが、ちんまり置いておく観葉的には、赤い葉を持つものが多いターミナリスがよく知られる。まぁとりあえず、ガン●ム好きで植物好きの方は、「観葉の赤いヤツ」とでも覚えておけばよろしい。

なんだか私はこの観葉に縁があるようで、気づけば同じようなのばかり、3つも買っていたりする。

パープルコンパクタ(クリックで拡大)コルディリネ・ターミナリス“パープルコンパクタ”
Cordyline terminalis 'Purple Compacta'
もういいよというくらい、直近にも記事に書いているが、ダイソーで100円で購入。呼び名が店によってコーディリネだったりコルジリネやコルディラインだったり、ターミナリスだったりテルミナリスだったりするのは、カタカナ英語だからしょうがないところ。

上から見たパープルコンパクタ(クリックで拡大)上から見た図。一番色彩が美しい。
上記の直近の記事のほうが、もう少し葉がのびのびしている。日照が多いほど、赤の色が濃くなっていく。
これも家に連れてきたころは下のハワコン(略すな)のように小さかったんだよなあと考えると、非常に感慨深い。

ハワイアンコンパクタ(クリックで拡大)コルディリネ・ターミナリス“ハワイアンコンパクタ”
Cordyline terminalis 'Hawaiian Compacta'
2週間ほど前、ホームセンター付のガーデンセンターにて198円で購入。
名前で検索しても出てこないのは、園芸種が多く存在するターミナリスだからしょうがないとしよう。コルディリネったらハワイアンだし、ちょっと小さめだからコンパクタなのだ…っていう名前の付けられ方なのだろうか。小さめといってもそれは今の段階のことで、上のパーコン(だから略すな)の例もあるから油断はできない。

上から見たハワイアンコンパクタ(クリックで拡大)上から見た図。色的には下のアイチアカにそっくり。アイチアカには、小型のコンパクタもあるようだが、うーん果たして。これも育て方によっては、赤々としていくのだろうか。

アイチアカ(クリックで拡大)コルディリネ・ターミナリス“アイチアカ”
Cordyline terminalis 'Aichiaka'
先週末、園芸ショップにて200円で購入。
「アイチアカ」はハワイ語でなんとかという意味…かと思ったら何のことはない、「愛知赤」なんだそうだ。愛知県にて品種が育成されたために付いたのだという。伸びやかな葉のフォルムが美しい。

上から見たアイチアカ(クリックで拡大)上から見た図。おそらくずっと室内で販売されていたので、葉の縁がわずかに赤に染まっている程度だ。愛知赤は「鮮やかな赤が特徴」ということで、こちらも暖かくなってきたら太陽に当てて、本来のきれいな色を出してあげたいところ。

上の写真はいずれも葉水を与えた後なのだが、水道水でのシリンジは乾いたあとに葉の表面に白くカルキ分が残るため、あまり見ばが良くない。気にする人は気にしてちょうだい。

コルディリネについて書かれているところ。ご参考までに。

ということで、11月に入ってもずーっと室外でがんばってきたコルディリネさんだが、パープルコンパクタの葉がさすがによれ気味になってきたので、室内退避の第一号となった。そうなると、うちでは室外ならぎりぎり10度以上はOKというところかな。

徐々に室内を植物が浸食し始めた感のある冬の始まり。

葦サボさんは、まだ外でがんばっている。
っていうかまだ伸びている。
水をあげちゃっているからだろうか、そろそろ切って室外かなあ。
でも、仲間であるシャコバなんかは、よく外にいたりするよなあ…

スノコラックに、とりあえずビニールを巻いてみた。
だがしかし、中の気温12度、ベランダも12度。
うーむ、風が当たらないだけでもいいのか、それとももう少しちゃんと作ってやるべきなのか。めんどくさいから全部中入れちゃうのか。まあ、温室無しなら室内に入れないと…という種は、みなさんのように多くはないんですけどね。

あっ、そういえば忘れてた。パキラも外にいた。確か元気。

そんな感じで、植物をちゃんと育てるようになってから初めての冬越しなのでアレですが、なんとか乗り切ってちょーだい。ていうか強く生きろ。がんばれ植物サン。

いや、それよりあたしだ。
いつホットカーペットやストーブを出すか。
…いや、まだだ、出したら負けだ。ストイックに生きろ!

というわけで、部屋の中で上着を着ながら更新作業。
そいではまた〜

レッツ植え替え第四弾:駆け足で。

みなさん、昨日はちゃんと文化しましたかー?
文化とはまったく関係ありませんが、昨日、昔の同僚のおばさんにいきなり

「この、毎日考ブログってのが面白いのよ〜」

とトップページをプリントアウトしたモノを見せられ。ぅっ…と、なんとか狼狽を見せずにいたところ、違う人が寄ってきて、やはり私に毎日考のプリントアウトを見せ、ニヤリ…

という夢を見ました。うーん夢で良かった。

…と、私が自意識過剰かどうかもこれまた関係なく、来週あたりから本格的に冬へ向かって冷えこんでいくらしいですね。関東では最低気温が10度に近づいてきます。植え替えが残っている方は明日の晴天が勝負、冬支度をするなら今ですぜダンナ。

今の夜の気温は15度。あと5度下がったら、そろそろ寒がるヤツが出て…くる様子がいっこうにないのは、まだ…寒くないからだよね…

パキラもガジュマルも室内観葉のパープルコンパクタも、相変わらずベランダで新芽を出し続けているし、そろそろ元気が無くなってくるはずの月兎耳群もピンピンしている。挿し芽も生長した。なにより元気なのが葦サボ群だ。えーと…こんなに乾いてきて寒いのに、まだまだ生長期だ。うーん、いままで甘やかし過ぎだったんだな。こうなったら限界を突き止めてやる。目指せ氷点下の壁だ。凍った葦サボで釘を打ってやるぞ。

そういうわけでですね、今さらという感じですが、駆け足でその後の植え替えの様子を見てみましょう。

キダチアロエ(9月4日に植え替え)

キダチアロエ(クリックで拡大)キダチアロエの根(クリックで拡大)言わずと知れたマロちゃん。
一緒の鉢だったのだが、もともと2本が一緒に植わっていたため、そのまま鉢分けをした。子株はそのままに。どっちかを玄関前におこうと思ったんだけど、どうにも離すのが可哀想になってしまって一緒にベランダへ。手が伸びるから邪魔なんだけどさ…はは…。現在は、ノギも硬くて丈夫で痛いし、葉もむっちむちして気持ちいい〜。
右は、鉢からすっぽ抜いたときの様子。子株の具合が面白い。

孔雀丸枝綴化(10月8日に植え替え)

10月8日の孔雀丸枝綴化(クリックで拡大)6月25日の孔雀丸枝綴化(クリックで拡大)過去記事「孔雀丸枝綴化(くじゃくまるえだせっか)」で触れた、タコ物ユーフォルビアの綴化種。手前はタコっぽい本来の姿なので、ひと鉢で二度楽しめて良いのである。右は、買ってきてまだ1ヶ月ほどの状態。プラ鉢から溢れそうになっていたので、ちょい大きめの駄鉢にランクアップ。綴化してようがしてまいが、ユーフォルビアなので少しでも茎を傷つけると白いカブレ液が痛々しい。こちらも軍手で完全防備。けれどやっぱり、2〜3箇所傷つけてしまった。ごめんちゃい。

そうそう、これの植え替えの途中に写真を撮ったんだけど…マイタケみたい

ハートカズラ(10月16日に植え替え)

ハートカズラ植え替え後(クリックで拡大)ハートカズラ植え替え前(クリックで拡大)右のように、モッサモサとよく肥えてしまい、鉢が小さめになってきたので植え替え、左が植え替え後。ムカゴもちゃんと肥えていたが、今回は株分けをせずにそのまま。駄鉢から、ちょっとオサレなテラコッタぽいのに変えてあげた。釣れるようなところがあれば、ハンギングしてやりたいんだけどねえ。気が付けばまた枝先に山ほど花を付けていた。ほとんど手入れもしてないのにごめんなさい。

コルディリネ・パープルコンパクタ

コルディリネ・パープルコンパクタ(クリックで拡大)4ヶ月前のパープルコンパクタ(クリックで拡大)えーと、これは特に植え替えはしていなくって、同じ鉢で土だけ入れ替えたと思うんだけど、もじゃさんやちまきさんのブログで、100均から植物を救出せよ!という寄り合い(?)をやっていたもので…、便乗するために記事にしたというか…ははは…。

お二人にはとらっくばーっく。
緊急指令「ガジュマルを救出せよ!」(もじゃさん)
緊急指令「100均より植物を救出せよ!」(ちまきさん)

現在の左の画像を上から撮っているのでわかりにくいけど、高さは2倍以上に…というかまだ伸び続けて伸び続けて…。そう、これのことは過去にも私、触れてたね。
ドラセナの赤ちゃん

100均に置いてあったときは、本当のロウ細工かと思うくらい生気がなかったんだけど、なかなか生物してるじゃないの〜。もう100均出身とは言わせない。孤児院生まれ、馬小屋育ちなんて言わせないわイライザ!ぷんすか!

とりあえず、明日はスノコラックを、簡易ビニール温室に仕立てようと思っています。と宣言しておかないと昼寝して終わりそうだからさ〜。
そいではまた〜

レッツ植え替え第三弾:ケツに火がつく

どーもー。
なにがびっくりって、最近のニュースのびっくりサプライズはこれですよ。

“半草半獣”の新種微生物、その名は「ハテナ」(So-netニュース)
半分動物、半分植物=不思議な微生物、和歌山で発見(BIGLOBEニュース)

ブログで情報収集!Blog-Headlineで、この話題について触れているブログ記事をまとめているので、興味のある方は読んでみてください。

植え替え前さてと、そういうわけでうちにはそのようなキキカイカイな植物はおりませんが、植え替えを待ってぶーたれてる植物ならぼちぼちおります。はやくしろー。ぶー。ごめんなさいごめんなさい。早くせねば冬が来る。植え替えのシーズンは過ぎつつある。ケツに火が!火がアツイ!

植え替え前(クリックで拡大)まずは、ボンバーヘッドになってしまったラセンイから。夏くらいに鉢穴から根が出ているのは知っていたんですが、植え替え時期まで待ったほうがいいということで…そして植え替え時期に入ったらデカいからということで、後回しに…

やー、すげーでしょ。ラーメンみたい。
根は細くともしっかりしているけど、この季節ではあまり根は整理しないほうがいいということもあって、ほとんど土も崩さずに鉢上げ。もう、鉢底ネットも巻き込んで根が伸びてるので、そのままにしました。株分けしようかと思ったら、これがもうすごい勢いで根元も巻いていてままならず。見ているとこっちまで頭がくるくる。くるくる。あははははー。いいやこれでもう。

ラセンイを作業しているとき、ついでにヒメトクサも見てみたら、やっぱり鉢底から根が。しょうがない、ついでだから鉢上げだ。

ラセンイは4月、ヒメトクサは7月始めにうちにやってきた。
来たときは、ああ、二人ともこんなにかわいかったのに。
こんにちは初めまして、ボクくるくるしてますけど変なやつじゃないんで、ちょっとみなさん失礼しますよ。って感じだったのに。

若き日のラセンイ(クリックで拡大)若き日のヒメトクサ(クリックで拡大)左:ラセンイ
右:ヒメトクサ

ラセンイとヒメトクサ(クリックで拡大)むははははー。
いつの間にか、ベランダでもかなりの存在感を主張してしまうくらいおデカくお育ちになりました…。2号鉢が6号鉢ですよ。いったいどこまでのびるんだ。っていうか、なんて丈夫なんだ君たちは。

豹紋タンとミルクブッシュ(クリックで拡大)まあ、これは植え替えというほどでもないんだけど。
どっかから持ってきて葦サボの鉢に挿しておいたミルクブッシュが、なんと2ヶ月ぶりに芽を出したので、豹紋タンの鉢に同棲。この豹紋タンは、当初からいろいろな植物と共生しては生き死にを見届けてきた。自らもサルサの不注意による鉢落下で全身打撲を負うが、果敢に熱血挑戦中。目下恋人募集中。

ハティオラ(クリックで拡大)君はもう覚えたかな?
言うまでもなく、サルサがフェチっている葦サボである。プラ鉢がきつくなってきたので、珍しく土鉢に鉢上げしてみた。部屋の中に入れることを考えると土鉢は考え物なんだけど、これからは乾く季節なので大丈夫だろう。

この葦サボに限らず、涼しくなってから外に出している葦サボ群がすこぶる順調だ。それはもう、まんもすプチプチムチムチプリンでドリミンパ、って感じだ。
さるぴー、まんもすうれぴー。

っていうか今日は、午前中早くに起きてガーデンセンター行って鉢と土買って、あわよくば売れ残っているナニカを…むふふ…なんて思っていたんだけど…
起きたら14時だってさ。へっ。
そいではまた〜

夏のアボカド…ていうかさ。

夕方から、ビカビカドンドンと雷神がお怒りのご様子。
ニュースで、自分の地元の降水量が(多いと)テロップが出たのは初めてでした、サルサです。こうやってパソコンを扱っているのもビクビクものです。

まあそのぶっちゃけ記事を更新と言うよりも、生きてるよってな生存報告であって、といって大したネタを書ける気力は今日はないので、アボカドを載っけて取り繕うとしている次第。(あー言っちゃった)

夏のアボカド(クリックで拡大)どーだのびたろアボカドだ。
背丈は50センチくらい。
一時期は斑入りだかおばけだかとその生長があやぶまれたアボ太郎だが、世間一般のアボカドに負けず劣らずな生長っぷりではないか。

ところどころ葉っぱが破けたりしているのはなにも虫にやられたとかじゃなくて、台風の時にアロエのマロちゃんの隣に置いたとき、マロちゃんの立派なナニでブスっとガリっとやっちゃったらしいのだ。あっはっは。わーっはっはっは。

orz ごめんよ.....

しかしこいつ、かなりお水好きなんだよな。
…普通なのか。
多肉やサボテンに慣れてると、一日二日水をやらなかっただけじゃない…となっちゃうのが怖い。

【アボカド関連の過去ログ】

ドラセナの赤ちゃん

サルサは別に、いつもいつもアロエだ葦サボだハウォルチアだグリーンネックレスだ…と多肉多肉サボテンサボテンしているわけではない。いわゆるフツーの観葉植物も育てている。

ドラセナ&コルディリネ(クリックで拡大)左上&下:ドラセナ・サンデリアーナ
右上:コルディリネ・パープルコンパクタ

サンデリはおそらく、割と見かける観葉植物のうちのひとつ。
ドラセナ・コンシンネやマッサンゲアナ(幸福の木)などもよく知られている。上のサンデリはその昔無印良品で購入し、そろそろ3年くらい経つだろうか。ハイドロにしたり水苔にしたりといろいろな土壌を経験し、もうダメー、ヒーとひょろひょろの葉っぱが枯れるようになってきてしまったので、徒長気味だった茎部分をちょん切って挿したもの。

コルディリネはドラセナほどはメジャーではないが、ホームセンターでも見かけるようになった。ドラセナ類と混同されやすいが、見ば的には太い地下茎を有するのが大きな違い。コルジリネとか、コルディラインとか札が付いていることもある。上のはダイソーで購入したもの。

いずれも、イメージ的に室内の観葉植物だからとカーテン越しの日照をあてていたのだが、イヤこれじゃイカン、もともと南方の植物なんだから冬までは外でもいいはずだ…と外に出して日に当てて育てるようにしたら、とたん生長し始めた。生長期ってこともあるけど、やっぱり植物って、基本お日サマ大好きなのよね。といって、ずーっと室内で慣れていたのをいきなり朝から晩まで直射日光に当てたらイカンじょ!

3ヶ月前のコルディリネ(クリックで拡大)ちなみに3ヶ月前のコルディリネ。
室内にあれば外ほどは光合成しないから、紫のツヤのある葉色が楽しめるはずだけど。でも、上ののほうがよっぽど生き生きしていると思うのは我だけか。

でさ。
ちょっとかわいいからクローズアップ。
ドラセナの、ちょん切った元株の脇っちょから、このたびめでたく赤ちゃんが生えてきたのだ。

ドラセナの赤ちゃん(クリックで拡大)こんなとこから新芽って出るんだね。
上も下も、特別何もせず水をあげていただけなのだ。

触ると、意外にしっかりした葉っぱ。
いっぱい根を伸ばして、早く茎立ちしておくれ。


自給自足でGo!ネギとハーブの巻

近所の花屋さんで、3個189円の宿根アサガオを買った。
後から調べたらアサガオは日照時間が長いほうが望ましく、夏至を越えて日照時間が短くなったのを感知して開花の準備をする(短日植物)らしい。へえ。初めて知った。東南向きでせいぜい3〜4時間しか日照のないサル宅のベランダじゃあすぐ咲いちゃうんじゃないのか。
…ま、なんとかなるか。なんとかなってくれ。

小ネギとハーブ(クリックで拡大)サルの備蓄倉庫。

手前:小ネギ
奥:レモンバームとベルガモット、ラムズイヤーの寄せ植え。

■小ネギ
2週間ほど前に買ってきた根っこ部分をブッ挿したもの。とにかく挿しときゃいいんだろうと、他の植え替えで余った土を鉢に入れて挿し、てきとーに水をあげて。そしたら、もう薬味にできるくらいは伸びちゃった。やったやったー。とりあえずもう一束くらい買ってくれば、次からは買わなくて済みそうだ。

■ハーブ
半月ほど前かなー。
元々あったレモンバームが、あまり手をかけなくなったせいかひどい状態になっていたので切り戻しをし、一人じゃ寂しかろうと園芸屋で買ってきた他の種類と一緒に植えてみた。水やりやら葉水やら気を遣ってやったら見事復活。植え替え直後はこんなで、だめならだめでしょうがないと思っていたんだけど…恐るべしレモンバームの生命力。

そうそう、レモンバームの根張りはハンパでなく、小さい鉢なんかに植えてるとすぐに根詰まって排水が悪くなるので気を付けてやろう。寄せ植えするときも、他の種類とは少し離して植えるなどの配慮が必要だそうだ。

実はハーブのプランタはもっとこんもりこんもりしていて、あまりに生長しちゃったのでハーブティでも作るかとザクザク収穫。これでも切った後なんだよね、すごいよハーブ。ハーブをいつも生き生きとさせておくには、水やりも日照もそうだけど、適度に収穫して使ってやることじゃないかな。

ところでこの、寄せ植えするときに肥料を使ったんだけど、最初は水をやるたび臭くてね〜。よくある、牛舎のニオイがたまらんかったなァ(泣)。

…というわけで淹れてみたアイスハーブティ。ハーブだけだと草くさいので、紅茶に足す形でバッサリ入れて。レモンバームがいい感じでレモンティーのような味わいを出していて清涼感たっぷり。いやー美味かった。もちろん、牛のニオイはしなかったのでご安心を。

ちなみに普通のネギも挿してみたけどさすがにだめだった(笑)。
そいでは、また〜

うちのアボカド変なんです

みなさん、アボカドがブームなんですか?
検索エンジンからいらっしゃる方でも、アボカド関連のキーワードは上位10位をくだらないし、ブログでもあちらこちらでアボカドの記事を見かけます。

アボカド発芽(すかむさんとこ)
アボカド観察 出っ葉(黒法師さんとこ)

にょきにょきとおてんとさん目指して伸びてますね。
けど、これらと見比べるとうちのアボカド、なんか様子が違うんスよ。さあ見てコレ!と画像を出したいところですが、ちょっともったい付けようかな。(待てない人はスクロールしてくれ)

5月3日のアボカド(クリックで拡大)5月3日
芽っこが出てきたときの様子。
ここまでで3ヶ月。これより約1ヶ月前のアボカドの根が出たナリという記事にもあるけど、根っこはとにかくうじゃうじゃら伸びる。土耕ならともかく、この時点では水を清潔に保ち、乾かさないように気を付けたり。

5月14日のアボカド(クリックで拡大)5月14日
つーわけでこんな感じになりましてな。
これを土植えにしたのがゴッグさん。おつかれでした。実はこのときの記事も書いていたんだけど、画像を作るのがめんどうでやめました。(こら

5月14日のゴッグさん(クリックで拡大)モノクローム写真館。
仕事を終えて一息。
ライターはジッポ、コーヒーはブラックで。
渋いねえゴッグさん。
(どーでもええがな)

5月19日のアボカド(クリックで拡大)5月19日
芽がのびてきた。
あれ、白いぞ。

6月14日のアボカド(クリックで拡大)6月14日
そして一ヶ月。
とにかく生長が遅い。
葉っぱが緑になっていかない。
なんか違わない?と人に言われて気が付いた。端っこに少しだけ緑色が見えるけど、斑入り?…っていうか斑だらけなんですか?

言われてみれば確かに、他の方ののようにひょろろっと茎が伸びて葉っぱがぴろっと出て…って感じにならない。茎も異常に太い。なんか変だ。と思って調べたら。

全部色素が抜けた「うぶ斑」と呼ばれる斑で、通称「おばけ」とか「ゆーれい」とも呼ばれるようです。大変綺麗なのですが、この全部が斑になった物は葉緑素が無く光合成できないので種子内の養分を使い切ったところで枯れてしまう場合が多いようです。少しでも色素が残っていれば良いのですが。
(moi cafe 画像upload 掲示板さんより。特に注意書きなどが見あたらないので、引用させて頂きました)

あたりというか、はずれというか。
はかない命だなんていややんいややん。
なんとかならんものかと、念のため点滴施術。
水遣りは毎日、芽には霧吹きを施し、ほかの鉢の陰に微妙に隠れるところに置いた。

そして…

6月25日のアボカド(クリックで拡大)6月25日
枯れるどころか…
まんなかから、違う葉がデテキター!
なんだこれ。
それともこれもまだ珍種の変化のうちか。
このあと枯れてしまうのか。

6月27日のアボカド(クリックで拡大)6月27日
なんだかわかんないけど変なのー!
葉っぱが二段重ねになってしまった。
「違う葉がデテキター!」…あたりから、見るたびに葉っぱが伸びて増えていく。点滴が功を奏したか。

とりあえずこの先どうなるかわからないんだけど、心持ち肥料に気を配ってやる気持ちで、心持ち遮光ぎみにして見守っていこうと思います。

我が家のアボカド、いかがでしたでしょうか。
画像だ文章だで、結局この記事2時間もかかったよ。
オイラ疲れた。寝ます。

そいではまた〜

アボカドの根が出たナリ

アボカドの根以前、SCUM'S BLOGさんでアボカドを観葉植物にというエントリがあり、周辺でアボカドまぐろ丼が流行ったっぽくて、自分も記事にこそしなかったがそれを喰らい、ひそかにアボカドを水耕していたのである。

それから2ヶ月。
早いのか遅いのかはわからないが、我が家のアボたんもこんなに立派に根が張りました。

アボカドの発芽については、SCUM'S BLOGさんにもあるように、こちらが詳しいです。
アボガドの栽培(アボガド好き)

手順についてはこっそりSCUMさんに教えて頂いて、食べた後の種をゴシゴシときれいに洗い、あとは写真のように楊枝を3本突き刺してコップに固定し、種半分くらいが水に浸かるようにして、毎日水を換えてやっていました。ここらの調整については、上記のサイトの「水に浸けて発芽させる」の項に詳しく書いてありますのでご参考までに。

時期的にはちゃんと覚えてないのですが、自分が包丁で付けた傷以外の割れ目がいつしかできていて、1ヶ月くらい経ってちょろっと根ができているのが確認できました。根が出てきたら、根が少し空気にも触れるよう、水の量を少なめとのことで。

ここ1週間くらい、ぐんぐんと根が伸びてます。
根がとぐろ巻きそうに伸びたら、鉢植えにしてやろうかな。

大根葉観察日記

うちの母は、葉付き大根の頭部分をちょんぎって水につけておくってなことをよくする。すると次から次から葉っぱが生えてきて、お料理に使えるのだ。これ、再生栽培とか言う。

私も葉付き大根を買うと同じことをするのだが、問題は少し前に使った大根の葉だ。少し前、というのはあの洋風大根ベーコン煮を作ったときなので、優に10日以上は生きていることになる。途中までは料理に使っていたのだが、気が付くと背が伸び始めて…

大根葉
こんなんなっちゃった。
なにこれ。

高さはだいたい25センチくらい。
頭部に咲くか咲かないかわからんつぼみモドキ。
途中の茎からも、きゃわゆい葉っぱモドキがお目見えなのだ。…という携帯で撮った詳細写真もあったのだが、今この瞬間にカードリーダが壊れてしまったため、読み込み不能。ぐおー。

それはさておき、このまま土に埋めたら育つのではないかと思ったのだが、母曰く「土に埋めるとダメよ」なのだそうで、といって、オイラはまだまだ伸びてやるゼみたいな気合だけは十分の大根葉、どうしたらいいのだろう。誰か知っていたら教えてね。

ちなみに再生栽培の方法は以下。

【大根葉の再生栽培の手順】
(1) 頭部から2〜3センチくらいのところで切って、水につけておく。大根の身部分が浸かるくらいの水量。
(2) 水は、できれば毎日換えてやり、その際本体のヌメヌメ部分を指でしごいてやると長生きする。
(3) 外の茎から広がって落ちていくので、悪くなったものは捨てる。同様、使うときは外からむしって使う。じゃこと油で炒めたり、パスタのトマトソースに入れたり…。どんなにしても、歯ごたえが残るのが良いですな。

そいではまた〜

精一杯

精一杯生きているのです。
けなげに少しずつ少しずつアスファルトを割って、生きているのです。こんなの見たら、切なくなると同時に前を向けない自分に渇を入れたくなります。

ちなみにこの雑草は、撮影した次の日に引っこ抜かれていました。

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